江戸時代初頭、天下の法に反して駿河城内で挙行された真剣御前試合で対峙したのは、片腕の若武者と盲目の天才剣士だった!!残酷無惨時代劇!!
謎の美少女・ふらんのメスが光る時、生み出されるのは奇跡か悪夢か!?新感覚メディカル・ホラー登場!!コミックス用完全新作も収録!!
覇府の威によって戦国乱世を支配した治国平天下大君・家康。その意に従わぬ民は軍神・吉備津彦命に誅戮される運命だ。だが見よ! 惨酷なる人界を跋扈する七つの影。人か獣か風か花片か、いや、衛府の刃・怨身忍者だ!
謎の現象“ファントム”により、人類が消えた世界に残された4人の少年少女。再会を信じ、力を合わせて生きていくが…!?
信州・松本の中学を卒業したヒトミは、高校からは憧れの湘南に引っ越し、藤沢の高校に通うことに。引っ越し早々迷子になったヒトミだが、地元のJK・ホーコに助けられる。お腹を減らしたヒトミをホーコはらーめん屋さんに誘い…。彼女らの湘南の美味なるらーめんを巡る日々が始まった!
突如東京に出現した特異空間、通称“24区”。そこでは一切の常識も物理法則も通用せず、危険地帯として封鎖されていた。行方不明の弟を捜すため、24区に潜入した幸介は、謎の少女“花子さん”に出会う。つかみどころがない不思議な花子さんに最初は反発するが、次第に幸介は24区の謎と花子さんに惹かれていく…!? 巨匠が挑む、ボーイ・ミーツ・ガール・ファンタジー開幕!
聖ミハイロフ学園に通う織部まふゆが拾った銀髪の少年。彼は聖乳を吸うことで特定元素を自在に操ることができる、クェイサーと呼ばれる存在だった。そして今、2千年におよぶイコンの謎を巡り、学園を舞台にクェイサーたちの闘いが始まった!!
クラスメイトの美少女ミスミさんは不思議が大好き。そんな彼女が興味を持ったのは、僕の制御できない超能力。放課後の天文部で繰り広げられる、ちょっとドキドキな検証実験で明かされていく僕の透視能力で、色々と恥ずかしいものが見えてしまって…。こんな幸せすぎる学生生活、いいのでしょうか!?
大富豪に買われるため、男であることを隠してメイド女子高に通う井上成美が、週末実習で派遣された先はメイド嫌いのお嬢様!世界に誇れる「おもてなしの心」を胸に、日本のメイド=メイドインジャパン・成美の闘いが始まる……!?
謎の美少女がもたらす死と再生のデス・ゲーム。修練の果てに道を究めし超越者(エキスパート)と、異能の力を開眼させた覚醒者(エスパー)が、命をかけた死闘を繰り広げる!!生き残るのは一人だけ…。
少年の名は、草間大作。殺人事件に巻き込まれ、何も分からないままなかば誘拐のような形で国際警察連合に連行される。そこへ、BF団のあの男が現れ…!?
青森の新聞社に新卒で入社した東京っ娘・飯美。先輩のきつ~い津軽弁に戸惑いつつも、青森の美味しい物、温かい人々に、どんどんはまって!? 海の幸、山の幸、青森グルメが超~満載!!
人の“怨”を結びて“縁”を切る……。そんな呪いを人に与える神、その者の名は蛇(くちなわ)。彼女が結ぶ呪いの代償は少女たちには、あまりにも重く……。少女たちの愛と哀が紡ぐ、憂愁のエロティシズム。
私立朝葵高校には、一つの伝説があった。中庭の女神像に処女の脱ぎたてパンティを捧げると、女神が救いの手を差し伸べるという。そして、女神に代わって正義を実行する者がいた。その名はミスティック・ハート、またの名をドM仮面という。羞恥心のパラメーターがMAXに達すると、変態の血が覚醒し、人間の潜在能力を極限まで引き出した究極変態超人「ドS仮面」へと変身するのであった。<新感覚>学園変態ヒロイン、ここに誕生!!
スカールは「黒い幽霊団」の復活を画策し、ナイト・デーモン博士と結託して世界を支配しようとしていた! その策謀の中で世界最速のスピードスターである8マンと009が戦うことに…。衝撃の超バトルの行方は!?
一癖も二癖もある殺し屋たちが、密室に閉じ込められた…。ここを抜け出すには、殺し合いをしなければならないようだ。俺、マーク・カミヤマは両親を殺した憎き殺し屋・紅蜥蜴に復讐するために、こんな所で時間が過ぎるのを待っているわけにはいかない。惨劇の夜が始まる…。
冴えない営業リーマンだけど人の好い日田彦は、ある日、金髪Jカップのギャルに捕まる。ちょっと怖そうな彼女…ミオだけど、鉄道のことになると、目を輝かせて無垢な少女に。二人の鉄道をめぐる不思議な道中が展開!
山口貴由は、常に戦い続ける。 その戦いは、常に不毛である。 ヒーローはなんのために戦うのか、という問いの無意味さを、山口貴由は作家生命を賭けて描き続けているように思われる。 畢生の傑作『シグルイ』も、徹頭徹尾「不毛なるもの」としての戦いであるが(すべての戦いを命じた徳川忠長は、物語の開巻でそれにより罰せられ切腹する)、そこにはまだ武士道や階級社会のようなシステムによる動機付けが存在していた。 だが、本作にはそうしたエクスキューズすら存在しない。 『エクゾスカル零』は、出世作にして時代を圧倒する快作『覚悟のススメ』の続篇であり、明らかな「仮面ライダー」オマージュなのだが、主人公がなんのために、誰を救うために戦うのか、という本質的クエスチョンを、すべての解の可能性を叩き潰した徹底的にエクストリームな設定の上で、敢えて問い直そうとしている。 闘争は人の宿痾だ。 望むと望まざるとに関わらず、人は戦う。 だからこそ、人はその理由を探し求める。 だが、そんな理由など、どこにもない。 それでも、ヒーローは正義のために戦わねばならないのだ。 「正義」とはなんなのか分からないとしても。 この作品を失敗作という人はいるだろう。 ヒーロー漫画という意味での喜びは、ここにはほとんど感じられないのだから。 だが、絵の硬度は作者史上最強、物語はほぼ理解不能なまでに研ぎ澄まされている。 まるでカフカかバルトークの弦楽四重奏曲のようだ。 現代日本漫画の極北のひとつであると思う。 以下は余談。 上記に「徳川忠長は切腹する」と書いたが、『シグルイ』では扇腹として描かれている。 打ち首は罪人に対する処罰だが、切腹は違う。介錯人は断頭をしてはならず、首の皮一枚を残して斬らねばならない。その困難さ故、介錯人には真に腕の立つ者が選ばれた。 『シグルイ』でも、正確に首の皮がわずかに残った形で描かれてる。(マンバの試し読みで確認できます) そこに、公儀介錯人や斬首役を主人公に名作を描いた師・小池一夫への、著者リスペクトを感じるのだが、どうなのだろう。