生きものマンガの感想・レビュー876件<<1920212223>>読むと意識が変わるツヅキくんと犬部のこと 片野ゆか 衿沢世衣子nyae犬を飼ってる身としては全く他人事ではない話でした。もちろん、里親募集している犬猫がたくさんいることは知ってましたが、こういった活動を援助するくらいでいないとダメだなと思いました。動物たちの不幸な境遇に、かわいそうと泣いてる場合じゃない。無理にやらなくてもいいかもしれないけど、ツヅキくんをはじめとした犬部の子たちはみんな動物が真剣に好きで、どんな子でも良い里親の元に渡せるように手を抜くことなく世話をしてるのを見ると、やっぱり意識を変えずにはいられませんでした。 少しでも、里親について知ろう、活動を援助をしよう、という方に向かう人が増えれば、世の中の不幸な犬猫が減らせるはず。鳥人と一緒に喫茶店を切り盛りするマンガとりきっさ! ノブヨシ侍starstarstarstarstarひさぴよ空き物件の喫茶店を引き継ぎ、立派なお店を目指して頑張るリンとスズのトリビト(ハーピーのような亜人)姉妹と、偶然出会った冴えないサラリーマン・ヒロカズとの交流を描いた、ほのぼの4コマ漫画。 トリビトって何なの?とか、ヒロカズは人間社会に戻らなくて大丈夫なの?などの疑問はいったん取っ払って読むといいと思います。 とにかく、みんなで良い喫茶店にしよう!という雰囲気が素敵で、健気に頑張るスズたちの姿を見てるとほっこりします。可愛いさとギャグだけの4コマでなく、心あたたまるエピソードを経て、物語は少しずつ進んでいきます。 表紙を見てもらうと分かりやすいですが、巻を重ねるたびに常連のお客さんが増えて、どんどんにぎやかになっていきます。 喫茶店が好き、鳥が好きという方へ「とりきっさ」オススメです。 恐竜と暮らす恐竜の飼いかた いしがきのぼるnyae恐竜が猫と同じように、飼われていたり野良としてそこら辺に居たりするのが普通の世界。 とある姉妹が住む家に、父親の隠し子の少女・よりかと恐竜のびわがやってきて唐突に同居生活が始まります。恐竜はデカいという以外にとくに飼いづらさはなさそうで、基本は大人しいし、ましてや人間を襲うなんてことは絶対にない。犬みたいに散歩も行くし、恐竜の獣医さんもいます。よりかとびわと一緒に住み始めても、とくに動じない人々。いたって平和?な日々が続きます。恐竜の顔がみんな点目なのがいい。これひとつで恐竜から獰猛さが消滅します。 これはあくまでも偶然だそうなんですが、物語の終わりに、長女が連載を待っている漫画誌「コミックリュウ(恐竜漫画専門)」が休刊してしまいます。くしくも、実際にこの「恐竜の飼い方」を連載していたコミックリュウも休刊するタイミングでした。これ偶然ではなく、奇跡なのでは…。それが読んでていちばんびっくりしたところ。報われなさが切な可愛いペンとハウス~ペンは飼い主が好き~ 家田明歩名無し家事全般が得意で、主人の身の回りの世話を焼く健気なペンギンのペン。 飼い主の大学生・早川と仲良く?暮らしているが、早川がペンの気持ちを度々踏みにじる。笑 報われないはぐちさんという感じ。 ステーキの焼き方はめちゃめちゃ参考になりました。 ホラーとギャグは紙一重という名言伊藤潤二の猫日記 よん&むー 伊藤潤二starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男ホラー漫画家 伊藤潤二の猫漫画エッセイ。 伊藤潤二は好きで他のはほとんど読んでいるがこれは読んでいなかったので今回読んだ。伊藤潤二と同居人と猫の共同生活のエッセイで猫の可愛さと不気味さを十二分にでていた 個人的には伊藤潤二が寝る際に猫を撫でていたと思ったら毛布だった話が最高だった。終わり方が双一シリーズの感じがしたドチャクソ可愛くて笑えるオラミの恋!愛しのアニマリア 岡田卓也nyae漫画家志望で、普通のオランウータンの女の子、オラミ。 最近お隣に引っ越してきた、話したこともないOJISAMA(人間)に恋! 恋した相手にはついついラリアットをかましてしまう、ドジなところもあるケド… 意外と女子力も高いんです! オラミの親近感がわくイマドキ女子らしいパーソナリティと、不器用に恋する乙女な姿が、少女漫画を読んでいるのかと錯覚してしまいそう。 オラミの種族を超えた恋は成就するのか… 人類も霊長類も必読! それをメルヘンと呼ぼうふわふわ三昧 猫十字社野愛幼い頃にファンシーショップ(という概念)で見たような、おばあちゃんが持ってた刺繍の本に描いてあったような、なんとも古くさくて幻想的です。ノスタルジーを呼び起こすような、誰もが懐かしく思う世界観が広がります。 登場する動物たちはとても愛らしいのですが、どんくさかったりお喋りすぎたりちょっと意地悪だったりどこか一癖あるのがまた魅力的です。ファンタジックな世界観でひたすら所帯染みたことをやるのが、かわいくてちょっと滑稽で心癒されます。宮沢賢治的と言えなくもないかもしれません。 幻想的なのに誰もが懐かしくなるような原風景が描かれた作品です。あるはずのない、野うさぎだった頃の記憶が蘇ります。 岩飛猫さんのほんわかヲタネタギャグ4コマそいね屋本舗 岩飛猫さいろく他作品が好きだったので読んでみたところ非常にオタク向けで非常にpixivっぽいノリで割と好きだった。 用語やボケがある程度知識がないとそもそもわからないかもしれないけど(腐ってるとか狩人の宴とか比喩にまで想像が必要で少しハードル高いかも?)わかる人にはすごく「馴染む」作品だと思う。孤独を抱えて生きるキャラクターたちなのな フォト ゴロー 森下裕美nyae工場勤めの冴えない青年・ゴローと、彼の唯一の癒しである猫のフォトがきっかけで知り合う女性・なのなの2人を中心にした群像劇。可愛らしくてほのぼのした表紙のイメージとは少し違い、誰もが心の奥で燻らせている不満や不安と折り合いをつけようと頑張って生きている様を描いています。 森下裕美先生の漫画の好きなところは、見た目や美醜の違いによる差別を描かないところ。キャラクターひとりひとり、どんなに不運でも性格が悪くても、誰かの心には刺さるキャラクターがいるはず。エピソードによっては、今後の生き方を考え直すきっかけになるものもあると思う。 なのなが盗撮されているのを助けた青年の話はすごかった。目を逸らしたくなることが多い世の中、赤の他人にあそこまで寄り添えるなんて痺れる。思い出は夢のごとくGU-GUガンモ 細野不二彦さいろくアニメ化もされて大人気だった、スニーカーを履いた謎のトリと飼い主の半平太くんを中心に繰り広げられる大江戸町(だっけ)のコメディ作品。 細野不二彦は割と大人向けな作品ばかりだと思っていたのでGU-GUガンモやさすがの猿飛が細野不二彦だと知ったのは大人になってからで、その時も驚いたというより信じられなくて改めて読み返して色々と思い出した。 1巻を開いてもこれだけの画力があることに素直に感心するし、それでもコメディを描く時代だったんだとしみじみ思う。マンガの門戸が劇画orコメディが入りやすかったのかな。 GU-GUガンモといえばコメディなのだけど、最終話が印象的であった。 内容は伏せるけど、何話か前からのわかりやすーい伏線をしっかり回収して衝撃的に弾けて飛んだあのコマの絵としての迫力(ショックもあるかもだけど)はインパクトがあった。最後の最後を引っ張らないのもまた時代かもしれない。 大人になった半平太たちを見てみたいものだなーと思った。 このコマは1巻の最初の方だけどリンダも姉ちゃんも可愛くて流石です。 めちゃくちゃ可愛い小さな猫のものがたりこびとねこ 相原コージstarstarstarstarstarひさぴよ親指ほどの小さな小さな猫が自然の中でほのぼのと暮らす漫画。セリフのない4コマ漫画で、どこか絵本のような雰囲気が漂っている作品です。 小さい生き物ってやたらと可愛く見えてしまうものですが、元から可愛い生き物がちっこくなると、これはもう反則級のカワイさになります。 小さな目に映る世界は、不思議と広い世界にいるかのように感じて、たくさんの動植物と出会いがあり、読んでいて飽きません。大人だけでなく、小さな子どもが読んでも楽しめる作品ではないでしょうか。なによりも自由奔放に生きるねこの暮らしを眺めているだけで、誰もがほっこりとした気持ちになってしまうと思うのです。 補足:「ふたまん」というサイトで連載されていましたが今でも全話が公開されてます。試し読みするのにどうぞ。 https://futabanet.jp/list/futaman/tag/%E3%81%93%E3%81%B3%E3%81%A8%E3%81%AD%E3%81%93学ぶ機会を貰えた作品ZOOKEEPER 青木幸子ナベテツ実家にいた頃から動物を飼ったことがなく、生態に対して疎い人間なのですが、この作品は勉強になりました。 主人公は特殊能力を持っていますが、決してそれに頼る訳ではなく、知恵と愛情で動物に接しています。 作中には様々な動物が登場しますが、キシリトールが動物にとって毒になる可能性があることは知りませんでした(猫に与えていけない食べ物がある、くらいしか知りませんでした)。 自分が動物を飼う日が来るかは分かりませんが、人間と異なる生態に対して意識を持つきっかけになりました。犬vs熊の名作シロベ 矢口高雄マンガトリツカレ男20年くらい前に古本屋で見かけた時はプレミアがついていて買えなかったがkindle unlimitedで読めるのを知って読んだ。マタギ犬の子として生まれたシロベが狸育てられて最終的に仇である熊のコブダワラを倒す。これ単体で読むよりも矢口高雄の「マタギ」とかを読んでから読むとより楽しめると思う 読まなきゃ損する超ハイテンション狸婚活コメディ!!ラブ・ミー・ぽんぽこ! 赤瓦もどむ天沢聖司初めてこの作品に出会ったときから、表紙の上手さを見て「あーこれ絶対面白いだろうな」と思っていたけど、読んでみたら想像を軽々超える面白さだった!読むと無茶苦茶元気が出る…!! https://youtu.be/U9Io0ExsVj8 主人公は一族の生き残りをかけて、人間の男と結婚するため学園に通うメスタヌキのぽんこ。人間の女の子に化けた姿はなかなか可愛いけど、いかんせん本性がタヌキなのでオツムはかなりアホ…だがそこがいい…!! この動物らしい単純な思考にキュンキュンしてしまう。自分は哺乳類飼ったことないのですが、おそらく犬を飼っている人はこういうキュンを毎日味わっているんだろうな〜と、読んでいてホッコリします。 この動物っぽいアホっぽさがいい味を出しているという点で、千年狐にかなり近いものがありますが、根底がシリアスな向こうの話と比べるとこちらはバリバリの学園コメディなので心の底から安心して笑って楽しめます。動画工房にアニメ化して欲しさ2000%。 さらにコメディとして最高だなと思うのが、この作品のイケメンヒーローである二ノ宮兄弟もガッツリボケてギャグに参加して畳み掛けてくれるところ! ただクール気取ってないところが好感度高いし、イケメン2人による勢いのあるボケと鋭いツッコミが面白さを加速させててたまりません。 https://twitter.com/modomutu/status/1184788511276158976?s=20 もうホントにとにかく絵が上手くて…マジで眼福です…かわいい…ニチアサになってほしい…かわいい…🥺 人間の姿も可愛いんですけど、タヌキ姿のときもまるで人間のようなポーズをとったりして全身表情豊かで超可愛いんですよ…! これは絵がうまくなきゃ描けないよなぁと、毎回しみじみ思います。 ぽんこと二ノ宮兄弟の、ラブに発展する気配の全くない飼い主とおバカなペットのようなほのぼのしたプラトニック関係が最高な一方で、動物園のペンギンのぎん(♂)と飼育員のぎんじろー(男性)の2人の“““愛”””に満ちた関係にはトキメキで胸がねじ切れそうになります。 現実でもたまにいて話題になりますよね、飼育員さんに求愛するペンギンって。こうやってマンガで描かれちゃうと、ものすごい健気さで見てるこっちがおかしくなりそう。破壊力すごい。 ペンギン姿でも充分すぎるくらいキュンキュンしてたのに、ぽんこの力で人間に化けるとかも〜〜〜ね。動物マジやば…最高…。 4巻では男装のボクっ娘(イタチ)まで登場してもう全方位敵なしだな…という感想。この優しくておかしい世界をいつまでも見ていたい。 未読の方はいま1巻無料なので読んで笑顔になってください!!イカダに乗って新大陸を目指すペンギンの旅路PENGUIE MAN マツダユカANAGUMA「いや、泳がんのかい」とツッコミかけましたが読んでいると「長距離航海には危険も一杯だし疲れるし、そりゃイカダにも乗るよな」と思いを新たにします。 なぜなら主人公の少年とおじさんが目指すのはどこにあるかもわからない新大陸。いつ終わるとも知れぬ果てしない旅にその身一つとほんのちょっとの道具を頼りに乗り出していくのです。 あとがきによれば本作は2015年夏ごろDモーニングに掲載された作品とのこと。そういう理由でフルカラーだったんでしょうか。次々変わる情景が鮮やかでどのコマを眺めていても楽しいです。 50ページのなかに多くのスペクタクルと、少年とおじさんが過ごした時間がぎゅっと閉じ込められています。スケール抜群のクライマックス…からのラストページも素敵でした。冒険気分を味わいたいときにぜひ!好きだったのに終わってしまった作品ガウちゃんといっしょ 河上大志郎 河上だいしろう六文銭同著者『シガレット&チェリー』と同時期くらいに連載開始していたが、こっは先に終わってしまった作品。 どっちも好きだっただけに・・・正直いえば、こちらのほうが好きだっただけにちょっと残念な作品。 内容は、ガウチョ侍というガウチョズボンをはいた侍(もうマンマ)のようなキモカワな生物ガウちゃんと過ごす日常系漫画。 ガウちゃんは、宇宙からやってきたとか、主人公にしか見えないとかそういう特別な生物ではなく、漫画内では犬猫のようにごく当たり前に生息している設定。 主人公以外も、飼っている人がいて、またガウチョ侍の種類も手が長いとか姫タイプとか色んな種類がいる感じ。 これが、妙にかわいいんです。 外見はちっちゃいおっさん風味なんで、ちょっとイラッとするところもありますが、それも含めて不思議と愛嬌があって、みていて飽きないんです。 また、生態系が微妙に謎なので、何しでかすかわからない危うさもありますが、まぁ人類を滅ぼすとかそんな大層なこともなく、ゆるゆると日常を過ごす感じは癒やし系ともいえます。 好きだったのに4巻で終了。 さくっと読めるので、ガウちゃんに会いたくなって、たまに読み返してます。 あと『シガレット&チェリー』のキャラが巻末のおまけに登場するなど、同時連載ならでは試みもありますので『シガレット&チェリー』が好きな方はこちらも必見かもです。 コレはいいキッカケざつ旅-That’s Journey- 石坂ケンタさいろく各所に行きたくなる…! うどん県とか気になってたのを思い出すしうどんも美味そうだし、表現が的確かもしれない。 割と旅レポ漫画は多かった事を先日自由広場のスレで教えてもらったけど、個人的には読みやすい手軽さと気になるポイントを押さえたレポが刺さった。国玉は天からの贈り物だ愛しの国玉 アッチあいnyae※ネタバレを含むクチコミです。完全版は紙で買って、こっちを電子書籍のバックアップとして買う歩くひと 谷口ジローhysysk風景がたまらなく愛おしい。体験したことがないはずなのに、何となくこんな日があったような気持ちになる。僕らが歴史的な風俗画を眺めて昔の人ってこうだったんだなぁとしみじみ思うように、200年後の人が読んでも面白いんじゃないだろうか。 いぬの心。#1巻応援こんにちは、いぬです じゅんPom 癒し漫画です。 出てくるワンちゃんが皆かわいい。 私も離れてますが犬がいて、この行動とるとる!って頷く所もあり、会いたくなりました。 犬とか動物って言葉を喋らないからこそ想像が膨らんで、楽しさ倍増するのかも。 とっても穏やかな気持ちにさせてもらいました。心優しき人狼人狼への転生、魔王の副官 はじまりの章 西E田 瑚澄遊智 漂月 漂月・西E田ナベテツ所謂「なろう系」という物を全く読まないまま生きてきたのですが、作画の瑚澄先生の前作(ディアエミリー)を読み、良かったので試しに買ってみました。 異世界転生物ですが、主人公は前世の人間のとしての知識(や考え方)と、現在の魔族としての立場を両立させ、魔王の副官として手腕を振るい、時に中間管理職としての悩みも見せます。 瑚澄先生の柔らかなタッチが、ファンタジーの世界を魅力的に描いている良作です。保護猫カフェなら行きたい派珈琲と猫の隠れ家 相澤いくえ無用ノスケ子商業的な猫カフェには抵抗感があって足が向かないのですが、この本で描かれているような保護猫活動されているお店は、断固支持する派です。作中に登場するカフェは、横浜にある猫カフェ ミーシスさんというお店をモデルにしているそうで、保護猫たちがのびのび暮らしている所へ、お客さんが珈琲を飲みに来て猫とふれあい、出会い次第では新しい家族として迎え入れることができます。お店とお客、それぞれの交流を描いており、1巻と短い作品ですが、それぞれの心情がバランス良く丁寧に描かれていて、読んだ後は何だかすごく気持ちがスッキリしました。たまに人物にフォーカスが当たりすぎて、猫ちゃんの存在感はやや少ない印象もありましたが。でも、話の中心には猫がいるのは間違いなくて、それはぶっきらぼうな店長さんの態度一つとっても、伝わってくるのです。 猫が猫として生きているからこそウォーキング・キャット 北岡朋野愛凄い作品に出会ってしまった。 ゾンビの脅威に怯える世界で、猫が猫として生きている。 人が人として生きることが困難に世界で、猫の存在が人と人の想いを繋いでいく。 猫は猫としてそこにいるだけなのに、共に生きた人の思い出を纏って、ささやかな幸せや優しさを与えている。どんな世界でも猫は可愛いし、人はひとりでは生きられないし、愛した人をそう簡単にあきらめられない。 猫じゃなくても成り立つストーリーかもしれないけれど、自由気ままな猫が自分で選んでそこにいるからこそ素晴らしい作品になっていると感じた。可愛い可愛いかしこみかしこみ 幌倉さと野愛可愛くて癒されて読んでいると自然に頬がゆるみます。可愛い。ムクが可愛い山椒が可愛い奏衣様が可愛い。可愛い可愛い。 少女の姿の神様に仕えるタヌキとキツネっていう設定でまずキュンときちゃいます。和の設定ってよいじゃないですか。惹かれちゃうじゃないですか。 のんびりしたタヌキとしっかり者のキツネというのがまたよいじゃないですか。ベタな設定ってやっぱりよいじゃないですか。 そんなタヌキのムクとキツネの山椒が町の人達の願いを叶えるべくおつかいやお留守番、代わりに学校に通ったりと奮闘する四コマ漫画です。 町の人達も読者と同じように「ムク可愛い♡山椒可愛い♡」という視点で描かれるのでそこもまたほっこりしちゃうところなんです。 疲れたときはムクと山椒をむぎゅむぎゅ抱きしめたい…願いを叶えて奏衣様!! 生きてくのってなかなか大変ですから、こんな可愛い漫画読んでたまには癒されましょうよ<<1920212223>>
犬を飼ってる身としては全く他人事ではない話でした。もちろん、里親募集している犬猫がたくさんいることは知ってましたが、こういった活動を援助するくらいでいないとダメだなと思いました。動物たちの不幸な境遇に、かわいそうと泣いてる場合じゃない。無理にやらなくてもいいかもしれないけど、ツヅキくんをはじめとした犬部の子たちはみんな動物が真剣に好きで、どんな子でも良い里親の元に渡せるように手を抜くことなく世話をしてるのを見ると、やっぱり意識を変えずにはいられませんでした。 少しでも、里親について知ろう、活動を援助をしよう、という方に向かう人が増えれば、世の中の不幸な犬猫が減らせるはず。