アニメ化もされて大人気だった、スニーカーを履いた謎のトリと飼い主の半平太くんを中心に繰り広げられる大江戸町(だっけ)のコメディ作品。

細野不二彦は割と大人向けな作品ばかりだと思っていたのでGU-GUガンモさすがの猿飛が細野不二彦だと知ったのは大人になってからで、その時も驚いたというより信じられなくて改めて読み返して色々と思い出した。
1巻を開いてもこれだけの画力があることに素直に感心するし、それでもコメディを描く時代だったんだとしみじみ思う。マンガの門戸が劇画orコメディが入りやすかったのかな。

GU-GUガンモといえばコメディなのだけど、最終話が印象的であった。
内容は伏せるけど、何話か前からのわかりやすーい伏線をしっかり回収して衝撃的に弾けて飛んだあのコマの絵としての迫力(ショックもあるかもだけど)はインパクトがあった。最後の最後を引っ張らないのもまた時代かもしれない。
大人になった半平太たちを見てみたいものだなーと思った。

このコマは1巻の最初の方だけどリンダも姉ちゃんも可愛くて流石です。

アニメ化もされて大人気だった、スニーカーを履いた謎のトリと飼い主の半平太くんを中心に繰り広げら...
読みたい
アニメ化もされて大人気だった、スニーカーを履いた謎のトリと飼い主の半平太くんを中心に繰り広げら...
BLUE GIANT SUPREME

ジャズは深くて難しくてカッコいい

BLUE GIANT SUPREME
さいろく
さいろく

まず主人公のダイはすごくすごく熱がある。 周りのメンバーもそれぞれ真っ直ぐで、熱量が高い。 で、出会うその他のジャズやる人達も同様に熱い。 向き先は少し違えども、ジャズに対する熱量の高い人達を描いているんだけど、やり続けるとどういう葛藤があるのか想像もつかない。 ※もちろんコレだけが正解じゃないし特殊なんだけど 前作「ブルージャイアント」で感動と、落胆に近い憤りとを感じた人がほとんどだと思う。シュプリームではさすがに同じことにはならないと信じたい(今でもアレは本当にハッキリ憶えてるぐらいツラく、「ふざけんなーー」と口に出たぐらい熱中というか没入していた) 前作からそうだけど、途中途中で後にダイのことを語る人々(恐らくインタビューを受けている)が出てくる。 そこからは当然、未来がある程度想像できるワードがいくつも含まれており、それを踏まえて読む事でまた口角が上がってしまうのを抑えきれずに先を楽しみにして待とうと思えるそんな漫画。 ジャズが苦手であろうとわからなかろうとそんな事はどうでもいいぐらいに、五感を揺さぶってくるすごい漫画なので絶対読んだほうがいいし出来ればネタバレは見ないほうがいい。 ググると「ブルージャイアント ひどい」が一番上にサジェストされて笑ったけど、シュプリームがなかったら本当にただひどかったかもしれない。 ただ、ひどかった(と私含む多くの読者が思っている)のは本当に後半の、割と最後の方の展開の一部でしかなく、それは本当に衝撃的だったけど、その衝撃が大きい人ほどこの作品をちゃんと読んだ人であるのは間違いない。 大好きなので是非多くの人に読んでもらいたい。

本棚に追加
本棚から外す
読みたい
積読
読んでる
読んだ
フォローする
メモを登録
メモ(非公開)
保存する
お気に入り度を登録
また読みたい
ギャラリーフェイク セレクション

ギャラリーフェイク セレクション

伝説のアートコミック、新装傑作選が登場! 累計1000万部突破!! 傑作の呼び声高く、今なお新シリーズが連載中のアートコミック『ギャラリーフェイク』。2005年に完結した第1シリーズの単行本・全32巻の中から「美術品」に焦点を当てて傑作エピソードを選び抜いたセレクションが登場です。第1集は、アメリカの美術館に収蔵された美術品に迫る「アメリカ編」!! 厳選した全8エピソードを収録しました。-ART.1「贋作画廊」(単行本第1集所収) -ART.2「質屋とマティス」(単行本第3集所収) -ART.3 「山水の星」(単行本第10集所収) -ART.4 「八点鐘」(単行本第11集所収) -ART.5「連立不当方程式」(単行本第13集所収) -ART.6「from the North Hotel」(単行本第20集所収) -ART.7「SWEET TRAP」(単行本第23集所収) -ART.8「美しきことは…」(単行本第30集所収) いざ、闇のアートディーラー・フジタと行く世界美術周遊の旅へ!!

バブル・ザムライ

バブル・ザムライ

最強大学生がバブル日本の悪を斬る! キラタケトはちょっと変わり者の大学生だが、その正体は不明…人並み外れた嗅覚を持ち特殊な武術の使い手で、とある人物の紹介で探偵・高平と組まされ様々な事件に挑むことに…日本がギラギラしていたアノ時代、その輝きの陰で跋扈する「悪」と戦う男たちがいた―――

思い出は夢のごとくにコメントする
※ご自身のコメントに返信しようとしていますが、よろしいですか?最近、自作自演行為に関する報告が増えておりますため、訂正や補足コメントを除き、そのような行為はお控えいただくようお願いしております。
※コミュニティ運営およびシステム負荷の制限のため、1日の投稿数を制限しております。ご理解とご協力をお願いいたします。また、複数の環境からの制限以上の投稿も禁止しており、確認次第ブロック対応を行いますので、ご了承ください。