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トリであってトリでなく、人語を解すれどヒトでもなし。平凡な家庭にまいこんだニワトリモドキの居候、その名はガンモ！飼い主であるやんちゃな小学生３年生・半平太（はんぺーた）くんと、ちゃっかり者の中学生・つくねちゃんのよきペットになろうとただいま悪戦苦闘中！さて、ガンモの活躍はいかに…!?
隣に住んでいるカラスのデジャブー、シベリア育ちだが寒さに弱い渡世鶴の鶴太郎、全国漫遊しているフクロウのご隠居さま。ガンモのまわりには変わったトリがたくさんいて…!?
半平太くんの通う小学校の近くには、「あかずのオバン」と呼ばれている緑のオバサンがいる。このオバンのせいで遅刻してしまう人が続出しているというのだが…!?
あゆみちゃんの夏休みの宿題のために、あき缶を100本集めなくてはいけなくなってしまった半平太とガンモ。ガンモは捨ててあるコーヒーのあき缶を見つけて…!?
夏休みの宿題ができなかったため、あゆみちゃんが半平太くんたちの小学校に転入してきた。ガンモは女の子たちの間で勃発した、「ブリッコ大戦争」に巻き込まれてしまい…!?
あゆみちゃんのことが大好きな半平太くん。ところが、あゆみちゃんの好きな男の子はサイゴーくん。この３人に恐怖の怪力娘・おしんがからんで、バレンタインデーは大騒ぎ！
羽鶴くんとカシオくんのジグソーパズルの一騎打ちは、秘技を使った羽鶴くんの大勝利！屈辱を味わったカシオくんは、「禁断のジグソーパズル」で特訓を開始するが…!?
半平太くんの家にきて、ちょうど１年が経った。最近では高所恐怖症もなおって、空高く飛べるようになったガンモ。そして、ガンモの正体がついに明かされるときが…!?涙あふれる感動の完結巻!!
アニメ化もされて大人気だった、スニーカーを履いた謎のトリと飼い主の半平太くんを中心に繰り広げられる大江戸町（だっけ）のコメディ作品。 細野不二彦は割と大人向けな作品ばかりだと思っていたのでGU-GUガンモやさすがの猿飛が細野不二彦だと知ったのは大人になってからで、その時も驚いたというより信じられなくて改めて読み返して色々と思い出した。 １巻を開いてもこれだけの画力があることに素直に感心するし、それでもコメディを描く時代だったんだとしみじみ思う。マンガの門戸が劇画orコメディが入りやすかったのかな。 GU-GUガンモといえばコメディなのだけど、最終話が印象的であった。 内容は伏せるけど、何話か前からのわかりやすーい伏線をしっかり回収して衝撃的に弾けて飛んだあのコマの絵としての迫力（ショックもあるかもだけど）はインパクトがあった。最後の最後を引っ張らないのもまた時代かもしれない。 大人になった半平太たちを見てみたいものだなーと思った。 このコマは１巻の最初の方だけどリンダも姉ちゃんも可愛くて流石です。