生きものマンガの感想・レビュー876件<<1819202122>>文鳥を飼っているので…すぴすぴ事情 ~白文鳥偏愛日記~ 立花晶大トロ文鳥を飼っているので読んでみました。 鳥さんあるあるがたくさんで癒されます!宇宙から来た猫とJDの話!侵略ニャッ! 渡辺慎一ベッケンバウアー※ネタバレを含むクチコミです。「きんぎょ注意報!」を読んでわかったこと。きんぎょ注意報! 猫部ねこまるまるアニメの印象が強いので、きんぎょ注意報!といえば「わぴこ」と「ぎょぴちゃん」がメインキャラクターだった記憶でしたが、漫画はどんなんだろうと思って読んでみると、案外ふたりともそこまで前に出てくる感じではないんですね。わぴこが主人公であることには違いないですけど、少女漫画のヒロインとしての役割を果たしているかというと、全く果たしていません(それがダメという事はない)。田舎者の自然児、動物と遊ぶことしか頭にないおバカだけど、千歳を思う気持ちは人一倍強く、ここぞというときに驚異的な記憶力を発揮する。そんないい設定がありながら、全体的に千歳が目立つ話が多い。ヒロインと呼ぶには千歳の方が相応しい気もしてくる。 ぎょぴちゃんも、その辺にただ浮遊していることが多いです。むしろ牛とかの方が目立ってますね。これは意外でした。 なかよしを代表する作品だと思ってましたが、当時の評判としてはどうだったんでしょう?葵と秀ちゃんは不良と優等生という対照的で魅力的なかっこいい男子。読者には人気も高かったんじゃないでしょうか。そういうキャラクターもちゃんと居るけど、恋愛模様はほぼほぼないに等しい。終わり方も、最終話らしい最終話でもなかったし、きんぎょ注意報としてはそれで良しなのか、それとももう少し続く予定だったけど終わってしまったのか。気になってしまいました。ゴマちゃんもかわいいけどヒトシくんかわいい少年アシベ 森下裕美野愛いつ読んでも変わらない面白さがあるんだよなあ、なんて言いたいところだけど、大人になって読んでみると新たな発見があってまた違った面白さがあるんだよなあ。 ゴマちゃんかわいいほのぼの漫画だと思ってたけどなかなか攻めてたり尖ってたりすることに気づく。 子どもの頃に少年アシベを読み、大人になって記憶がおぼろげなまま青少年アシベを読み、えーこんな感じだったっけ!?という状態で少年アシベを読んでいるのですがこれがまた味わい深い。 アシベとスガオくんとまおちゃん、なるほどたしかにわかるかもしれないユミコちゃん…と思ってしまったので思春期の頃に少年アシベを読み返さなくてよかったかもしれないなあ、と甘酸っぱい気持ちになった。 大人になった今、いちばん可愛いのはヒトシくんだと思っている。 ワニとうさぎの食べ歩きコメディワニ男爵 岡田卓也nyae愛しのアニマリアが好きなのでこっちはどうかなと思って読んだら、やっぱり最高に面白い!ワードセンスがピカイチ。紳士なワニのドンソンさんに対し、彼といつも一緒にいるラビットボーイがいい具合にクズなのも流石だなと。タダ飯を食うためならなんでもする奴です。たまについ野生の頃を思い出してまわりをヒヤッとさせるドンソンさんもいいキャラしてます。 表向きはハートフルに見せつつも随所で絶対にのほほんとはさせないという信念を感じられました。ドンソンさんの食べ歩きがメインですが、出てくるものがそれほど食べたくなるわけではないところが特徴。子供の夢には、もう留まれない。Lily lily rose 紺野キタあうしぃ@カワイイマンガ母を亡くして心を閉ざした9歳の凛々(りり)は、叔母・のばらの元に預けられる。不思議な感覚の中に住む凛々が、周囲の理解によって心を開いていく過程を描きながら、次第に物語は、叔母・のばらの過去と内面を描き始める。 凛々の母・ゆりかは、のばらの双子の姉妹。感覚も感情も共有していた二人の幼少期の安心感・楽しさ……それを抱き続けたまま大人になったのばらの、ゆりかへの愛着は重い執着となり、痛々しい。 のばらの想念が捻じ曲がって凛々に向かう、息苦しい後半。同居人の麻耶との、まるで時間のかかる認知行動療法を一気に行うような対話。のばらの感情の起伏に、心を揺さぶられる。 童話、魔女の家、幽霊、不思議な双子語……子供の為の世界をふんだんに描きながら、いつまでもそこにはいられない、という現実を残酷に描く物語。それでも何回も読みたくなってしまうのは、そこに沢山の優しさと美しさがあるからだろう。 (本作は百合作品枠で紹介されることがありますが、のばらと麻耶の関係よりは、双子の強すぎる絆と、そこへの囚われという『双子百合』と捉えると良いと思います。甘いのはありません)ホストクラブ(猫)が爆誕ネコホスト 卯月よう名無しwebアクションの連載ページより先に手の込んだホストクラブ風の特設サイトの方を開いてしまってたまげました。メチャクチャ力入ってるな〜! https://www.futabasha.co.jp/introduction/2018/nekohost/index.html https://comic-action.com/episode/13933686331772647244 石油ストーブにこたつとみかん、そして大量のネコちゃん・・・ !クリスマスのVIPルーム最高すぎますね・・・!一生ここにいたい。 ちょっと心温まる(極端に泣けるとは言わん)ショート・ショート集大きい犬 スケラッコさいろくこういう単行本こそ単体での価値を高く評価したい。 ほっこりするショート・ショートがいっぱい入っていてとても好き。 最初の数話(タイトルの「大きい犬」も含めて)は好みがわかれるかなと思ってたが、全部読んだ頃にはスケラッコ先生のファンになれる。 「クリスマス幸子」や「梅・桃・桜」ではショート・ショートとしてのレベルも上がったように感じる。 単に私が好きな感じなだけかもしれないけど。 あと犬を描くのが下手でかわいいwどっか行きたい旅は猫連れ 前田ともナベテツ時間があってもどこにも行けない。今年はそんな鬱々とした感情を抱えてる方も多いのではないかと思います。 気鬱な日々をマンガが救ってくれることが多くて助かるのですが、この作品も気分をほっこりさせてくれました。 まず、圧倒的に猫が可愛い。作者の前田先生の猫への深い愛情が感じられます。 少女漫画には決して明るくないのですが、白泉社の少女漫画の系譜にあるのかなあとも思ったりもします。整った絵柄の登場人物と丁寧な背景もとても魅力的でした。 暖かくなったらどこかに行きたいなあ。そんな気持ちにさせてくれる温かい短編集でした。進化ってワクワクする始祖鳥ちゃん マツダユカnyae図鑑より(言いすぎ?)楽しいかも。自分は恐竜というかジュラ紀に詳しくないので、詳しくなってからまた読みたいと思った。ちゃんと参考にした恐竜の名前も明記されてるから、検索して(もしくは図鑑を見て)、実際のと比べてみたりして、知識がどんどん広がってく感じがなんだか嬉しい。ちょっと子どもに戻った気分。 猫と純喫茶の組み合わせは勝ちですね純喫茶ねこ 杉崎ゆきる名無しなんか見たことある絵柄…と思ったらD・N・ANGELの人の漫画なんですね。 関西→函館!猫!純喫茶! 純喫茶漫画を読み漁っている自分からしたらあまり純喫茶みが少ない気がしたのですがでもまあ癒されるのでヨシ。 猫が人間の姿に見える主人公がひょんなことから猫いっぱいいる喫茶店で働く話。 う〜ん癒し。 ファンタジー要素もあって猫可愛いです。よくわからんかったけどすごかったリボリューション 矢島正雄 はやせ淳hysyskキリスト教やオカルト的な話を混ぜ込んだ話で、大まかには現代文明に対する批判があるのだと思うけど、意味も教訓めいたものも受け取れずに読み終わった。部分部分ではいい話もあったりするし、元になる聖書や神話を知っているともっと楽しめるのかも知れない。絵には気合が入っている。 生命を超越した存在ではあるものの、猫の虐待シーンがその必然性ある?ってくらいにきついので、苦手な人は注意して欲しい。紙版と電子版で、表紙の印象が全然違う…僕はお肉じゃない 伊藤一角名無し紙版と電子版で、表紙の印象が違いすぎてビックリした…周りの目が気になるなら紙版をおすすめする。 ラッコと暮らす、癒やしの日々。 #1巻応援OL、ラッコを飼う。 井上知之sogor25会社勤めの普通の OL・時庭ゆとりさんと彼女が飼っている"ラッコ"との生活を描いた作品。 ラッコといっても、例えば表紙にもあるように時庭さんと一緒にゲームをしたり、ほかにも水族館やイチゴ狩りに一緒に出かけたり、家では一緒にお酒を飲んだりとほとんど人間と同じような振る舞いをしています。 かと思えば ベランダに積もった雪を見てはしゃいだり、遊びたいと駄々をこねたりと、幼い仕草を見せることもあります。 この、恋人でもなければ友達でもない、大人な付き合いもできれば子供っぽいところがある、そんなラッコとの共同生活のなかには、ゆったりとした癒やしの時間、そして忙しなく生きていたら素通りしてたかもしれない日常の様々な気づきで溢れています。 日々忙しく働いていてプライベートでの癒やしを求めている、そんな人にこそ読んでみてほしい作品です。 1巻まで読了表紙詐欺に注意ささひと 花月仁名無し※ネタバレを含むクチコミです。さすがに可愛いうちのトイプーがアイドルすぎる。 道雪葵野愛トイプードルが可愛いなんて何を当たり前のことを、と思うけどトイプーさん可愛すぎる。 道行く女性には懐くのに犬同士では仲良くなれなかったり、こたつでぬくぬくしたり、すぐ疲れたり、表現はおかしいけどとても人間味があって可愛いのです。というか愛おしいのです。 お家帰ってこんな可愛いトイプーさんがいたら幸せだよなあ。一緒にこたつ入りたい。 アニメの方を見たので…しろくまカフェ bis ヒガアロハ大トロアニメの方を見たので読んでみました。 動物たちがかわいいです! 私はペンギンくんが好き。いとしのムーコ完結いとしのムーコ みずしな孝之さいろくいやぁ寂しい。 うちにも犬がいるんですが、ムーコを見て「うちの子もこういう気持ちだったりするのかな」と思って見てると本当に心が癒やされるんですよね。 ムーコは実際の写真とかも出てたりしてめっちゃ可愛いですが普通に柴犬で、特段変わったワンちゃんではないのだけど、漫画の中で描かれる彼女の小松さん大好きっぷりや一喜一憂っぷりが「犬ってこうだよねえ」と共感しか無いです。 そして共感するたびに犬を好きになる。 みずしな先生だったかイブニング編集部だったか忘れちゃいましたが、Twitterでも定期的にムーコの関連ツイートが発信されていて、それらを見るのも大好きでした。 どこまでノンフィクションかわかりませんが、最終巻もとてもハッピーな気持ちで終われたので良かったです。 本作を読んで柴犬を飼いたいと思った人も少なくないのではないかな? タイトルのとおり「いとしのムーコ」でした。 みずしな孝之先生、素晴らしい作品を本当にありがとうございました。新たなる西村ツチカ漫画の世界に感動! #完結応援北極百貨店のコンシェルジュさん 西村ツチカnyaeこういう話だったのか…と全2巻読み終わって「ふぉ〜」とため息が出ました。 著者のファンからすると、あらすじにある"王道のファンタジー"って引きにならないというか、う〜ん?と思ってしまい、今まで1ページも読んでませんでしたが、完結を機に読みました。絶滅動物があつまる百貨店を舞台に人間が奉仕するような設定のこの漫画の、存在意義(メッセージ?)みたいなものが分かった気がするので、読まず嫌いも甚だしかった。東堂さんみたいな変な人もちゃんといて「これこれ!」という嬉しさも有り、高級百貨店のコンシェルジュという仕事の奥深さもしっかり描いて勉強になる。秋乃ちゃんの成長も自分のことのように嬉しい。 9話「嘘のお客様」がいちばん好きです。 なにより、この方の漫画をA5判で読むととても贅沢な気持ちになる。本っっっ当に絵が上手い…。(漫勉に出てほしい) まだ通して1回しか読んでませんが、読めば読むほど味わいが深まるスルメ漫画だと思います。 うめざわ先生が遂にダーウィン事変 うめざわしゅんhysyskもともとクリエイティブ・コモンズや、哲学、宗教、社会問題、サブカルチャーなど「よくこんなこと知ってるなぁ」と思うような話題(「えれほん」に顕著)を取り入れ、見過ごされがちな細かい現象や感情を描ける素晴らしい作家だと思っていたけど、それゆえにキツい表現も多く、好き嫌いが分かれて沢山の人に読まれるイメージが湧きませんでした。 『ピンキーは二度ベルを鳴らす』も、ど真ん中のエンターテインメントだと思っていたけど、ここまで誰が読んでも楽しめる広がりがあって、考えさせられる内容のある作品に結実するとは!担当の編集者は大学院まで生物学を研究していたらしく、科学的な考証もしっかりしてそう。 続きを楽しみにしています。#1巻応援Instagramでも人気の鴨居さんちのマルティくん鴨居家のマルちんは猫です 鴨居まさねかしこ「にれこスケッチ」をきっかけに鴨居まさね先生のファンになりました。ねこねこ横丁で猫エッセイマンガを連載していたことは知っていたのですが、先生が猫のマルティくんメインのInstagramをされていて、フォロワーさんが一万人いることは知りませんでした…!先生ネコスタグラマーだったんですね!!そしてマルティくん大人気!!すごい!! マルティくんはスコティッシュフォールドの男の子ですが、よく犬に間違えられるらしいです。鴨居先生と一日でも離れると不安になっちゃうくらい甘えん坊で、先生も目に入れても痛くないほど溺愛されています。現在14歳を超えて高齢になったマルティくんのお世話は心配なことも多いようですが、先生が愛情と責任をもってお世話されてるからマルティちゃんも幸せそうです。誤植から生まれる植物の優しくて不思議なお話誤植の弟 新國みなみぺそ※ネタバレを含むクチコミです。 清原なつの先生の猫マンガであり自伝マンガでもあるじゃあまたね 完全版 清原なつのかしこ金沢大学の薬学部に通いながら少女マンガにSFを描いていた清原なつの先生。『じゃあまたね 完全版』は、編集者さんからの「猫のマンガ描きませんか?」という提案をきっかけに描かれたそうで、猫のタイガーを飼い始めた少女時代からタイガーが亡くなる大学卒業までを回想した自伝マンガになっています。 読んでみてオリジナリティに溢れた作品がどうして生み出されたのか少しだけ分かったような気がしました。りぼんでデビューしたのが偶然だったのには驚いたし、ペンネームにまつわるエピソードも面白かったです。就職ではなくマンガ家を専業に選ばれた理由も先生らしいと思いました。 大学生の頃にはすでに花岡ちゃんシリーズも描き始めていたそうで、これから先の清原なつの先生のまんが道も知りたい!というのが正直なところですが、タイガーが亡くなってから40年ペットロスだと語られていたので、これはこれで完結するべき作品なのでしょう。でも気が向いたらぜひ続きを描いてくださいね! ちなみに紙版の単行本には収めきれなかった複数のエピソードが電子版には収録されています。なので電子版はタイトルが『完全版』となっています。猫好き&子育て中の親に贈りたい新編 性悪猫 やまだ紫nyae作者のやまだ紫先生、きっとものすごい猫好きなんでしょうね。猫の表情とかポーズや動作の切り取り方からそれが溢れ出てる気がします。横向きで手足を伸ばして寝てるとき、胴体が平べったくなってる絵とかとくにそう感じました。 漫画というよりは詩集に近いです。人間が生きてて日々思うことを猫に代弁してもらっているのかな、と個人的には受け取れました。それにより説教くさくならないのかなと。 なかでも母親目線の話がいくつかあって、妊娠中の人とか、子育て中の人が読んだらものすごく響くだろうなと思いました(もちろんいい意味で)。そういう精神的に安定してないときとかに、楽な気持ちで読んでほしい一冊。 これデビューコミックスなんですか…そういう意味ではすごいインパクトある。<<1819202122>>
文鳥を飼っているので読んでみました。 鳥さんあるあるがたくさんで癒されます!