生きものマンガの感想・レビュー871件<<1617181920>>猫も人間も愛らしい! #推しを3行で推す怪奇千万!猫町商店街 金魚鉢でめ天沢聖司※ネタバレを含むクチコミです。競馬漫画というより動物漫画、ジャンプ漫画みどりのマキバオー つの丸ピサ朗※ネタバレを含むクチコミです。今年を代表する怪物、外伝までも面白いウマ娘 シンデレラグレイ Cygames 久住太陽 杉浦理史 伊藤隼之介 伊藤隼之介(原作:Cygames)mampuku一巻読了。めちゃめちゃ面白い! ウマ娘とかいうコンテンツ、全てが面白いですね。メディアミックスで外伝まで含めてこれほど隙がない作品は見たことがないですね。 本作はアプリ版ストーリーの前日譚にあたるオグリキャップの地方競馬時代が描かれており、そのタイトルが示す通り、他の誰もが想像しえなかった胸熱シンデレラストーリーとなっています。 アニメやアプリ版にも共通して言えることですが、ユーフォとか好きな人はハマるかもです。熱血スポ根百合2巻からが面白いπニャン 東和広starstarstarstarstarひさぴよとあるきっかけにより、顔がキンタマのような見た目に変わってしまい、その代償として人間たちの心が見えるようになってしまった主人公・π(パイ)ニャン。 人(ニャン)生に疑問を抱き、この世の「真実」を見つけるための旅に出た一匹のネコの物語です。 「ユキポンのお仕事」のようなゆる〜い猫マンガに見えて、随所で哲学的な問いかけをしてくる深さがあります。 1巻は、やや導入が長くて作品のテーマが掴みづらかったのですが、2巻からはテンポ良く面白い展開が続きます。自分はその辺からハマり出しました。 さまざまな人生の悩みを抱えた人間と出会い、それぞれの心の風景を、この漫画でしか表現できない描き方をされている、唯一無二のネコ漫画だと思います。 中東シリアでヤマザキ一家と出会った猫ゴルムアラビア猫のゴルム ヤマザキマリnyaeものすごい数の国境を超えた引っ越しを繰り返すヤマザキマリとその家族。 この漫画の舞台である中東シリアの首都ダマスカスには、旦那さんのベッピーノの希望により移住することとなり、そして再びイタリアへ引っ越す2ヶ月まえに出会う猫・ゴルムとの日々を描く。というよりゴルムの目線で物語は語られる。 世界中いろんな場所でいろんな猫とともに生きてきた著者が言うには、シリアに住む猫は肝が座っていておおらかなのが多いらしい。ゴルムの目から見たヤマザキマリ一家の滑稽な日常描写もさることながら、このシリアという場所がこのあととんでもないことになるという事実が、読んでいて頭によぎる。 あとがきによればイタリアに引っ越す前の時点ですでに平和とは言えない状況だったらしいけど、それでもあそこまで長引いて、歴史的な建造物や遺産がなくなってしまうとは思いもよらなかっただろうなと思います。猫が主役の愉快な猫マンガですが、いろんな背景を思うとゴルムはとても不思議な運を持った猫だなと感じます。 ぜひイタリア引っ越し以降のゴルムの生活を描いた続編も読んでみたいものです。 ちなみにゴルムの名前はロード・オブ・ザ・リングからとっている。 日本では「ゴラム」と発音してたけどここでは違うのが国の違いを感じて面白いですね。ウマ娘からきました馬なり1ハロン劇場 よしだみほ名無しご多分に漏れず私もウマの世界の奥深さにずぶずぶとハマってしまい、Wikipediaの閲覧履歴が競走馬のページで埋まったわけですが、そんな人に届いて欲しいマンガです。 最初の10巻あたりがちょうどウマ娘でもフィーチャーされてる時代なので、まずは順番に読んでいけば「あ!これウマ娘でやったやつだ!」が出来るので楽しいです。あらすじを眺めてお気に入りの馬が出てくる巻をつまみ読みしてみるのもよいかも。 https://manba.co.jp/boards/11555/books/1 やっぱり競走馬ってエピソードに富んでいて、それをどのように捉えて描くのかがキモのコンテンツなんやなと本作を読んでても感じます。色々なものに触れれば触れるだけウマ娘のことはもちろん競馬についても解像度が上がっていきますね。 本作は1話4pと読みやすいので、好きなペースで自分なりのウマ世界を広げるのにぴったりだと思いますし、読んでるうちになんとなーく知識が広がっていったり当時の話題や雰囲気が味わえるのが面白いです。 というわけで最後に一番ウマ娘っぽかったオグリキャップ貼っておきます。タバコ吸ってる!(1巻)長寿アニメのような面白さ!かきのたね 太田基之かしこ柿野家の一人っ子、小学生の実子ちゃんは町内で犬を飼ってる家を四十七ヶ所巡るほど大の犬好き。そんな実子ちゃんが迷子犬を拾ってタネと名付けて飼うことになりますが、実はその犬の正体は宇宙人だったのです…! とはいえ、あんまり宇宙人的SF要素はありません。どちらかというと実子ちゃんの売れない漫画家の叔父さんの方が活躍してます。でも単行本の帯コメント「長寿アニメのような面白さ!」は本当でした。太田基之作品ってハマるとクセになりますね。 サモエドの画像検索したらかわいかったワンルームワンコ 正田しろくま野愛でっかい犬こわいんですけど、ぽてまるはさすがにかわいい。 まあ絵だからそりゃかわいいでしょと思ってサモエド画像検索したらかわいかった。ぽてまるかわいいけどそもそもサモエドがかわいかった。絵のまんまだった。 ぽてまるもふもふしたい。人間くさい虫たちの極限サバイバルサバイビー つの丸nyae読むと色んな作品が頭に浮かびます。みなしごハッチとかガンバの冒険とか。 2巻まではなんとなくで読んでましたが3巻から急に面白くなりますね。 キャラはみんな二足歩行で怪我すると血?が出るところとか虫っぽくないんですけどスズメバチだけはリアルに描いてておそろしい。ああやってスズメバチが他の虫を襲ったりコロニーを破壊したりって実際あるんだろうか? キャラが多いので名前を覚えるところまではいかなかったですけど(主人公すら危うい)久々に人間が出てこない漫画読みました。面白かったです。一巻の表紙がお洒落絶滅酒場 黒丸名無し天地創造デザイン部にハマったらAmazonが勧めてきたのがこれ。一巻の表紙がお洒落だから一巻だけ読んでみたけど……世界観が自分には早すぎた。 天デ部と異世界居酒屋「のぶ」を混ぜてその二つからユーモアを抜いたみたいなカオス……。 何故絶滅した古代生物が人間のような言動を…?幻覚を見せられているのか? 古代生物の為に作る手の込んだ料理は見てる分にはおもしろいけど、幼稚園児がおままごとで作った料理みたいに食えるわけじゃないので食欲が一切わかない。 酒場なのに食えない料理ばっかり見せられる新鮮な漫画である意味面白かった。 まだ続刊中ということは人気があるということで……そのうちアニメとかになったらまた観てみるかもしれない。 癒しの陰に悲しみがある?はぐちさん くらっぺ名無し※ネタバレを含むクチコミです。亡くなった母の故郷、スペイン・グラナダで始まる新しい生活あかねさす柘榴の都 福浪優子名無し日本人の少年・夏樹がひとりで飛行機に乗り、スペイン・グラナダへ訪れるところから始まる物語。どうやら母親が亡くなってしまい、母の故郷で叔母・アルバの世話になり暮らすことになった様子です。いろいろ違うけど、無愛想な叔母と親を亡くした14歳の少年が世話になるという話なので違国日記を思い出しますね。 地球に実在する場所なのに日本と違いすぎて非現実感があります。 なんかわからないけどワクワクする事が起こりそうな予感がする。楽しみな新連載。疲れている人が集まるお店吾輩は猫である、職業はバリスタ。 舞嶋大starstarstarstarstar干し芋知人には話せないけど、他人になら気軽に話せる悩みってありますよね。 それが、人間でないなら尚更話しやすい♪ そんな方にもってこいの猫のマスターが話を聞いてくれて、その人に合ったおすすめのメニューを提供してくれるお店があります。 でも、疲れた人しかたどり着けないのです。 『いつでも猫は人のそばにいますよ。』 エビちゅかわいいよエビちゅおるちゅばんエビちゅ 伊藤理佐野愛けなげだけどちょっとおろかですごく下品なえびちゅがかわいい。 ご主人ちゃまによろこんでほしくてがんばるけど全部裏目に出ちゃうのが不憫でかわいい。かいしょうなちのことをボロクソ言いつつ2人と一緒に遊びたいのがかわいい。 子どもの頃に読んだ記憶がうっすらあったけど、大人になって読んでみたら9割下ネタで結構びっくりした。9割どころか12割かも。子どものわたしなんで読んだんだろう。 かわいいハムスターに騙されて子どもに買い与えないように気をつけていただきたい。英才教育という意味で早めに読ませるのもアリかもしれない。 あまりの下品さに検索してはいけないワードとして有名になっていたり、韓国ではハム太郎より人気者になっていたり逸話も含めておもしろい漫画だと思います!全一巻で描かれる競走馬との暮らしサラブレッドと暮らしています。 田村正一なかやま現役厩務員の作者 田村正一 さんが厩務員の仕事をしながら描きあげた一作 馬の世話をする厩務員の目線で生き生きとかつ人間臭く描かれる競走馬たち。 物語を面白くするためのギミックとして人間臭く描かれるのでは無く、馬たちと一番多くの時間一緒にいる厩務員だからこそ自然的にこの様な表現になったのでは?と思っています。 わずか一巻ながら、競走馬たちの人生(馬生)が濃縮されて、非常に濃い作品 馬好きだけど、馬作品は大作が多いので躊躇している方は是非!「左中間」でジュース屋を営む犬犬のジュース屋さん おおひなたごうnyae続編?のZ(ぞね)の方は読んでいるんですけど、こっちを読んでいませんでした(読んでなくても問題ないですが)。今更ながらどちらもヤンジャンで連載していたと知りびっくりしました。いまのバス江的な立ち位置だったんだろうか。 全1巻のようですがすごいところで終わってるので単行本未収録の話があるんですかね。でもあれで完結と言われれば、まあそうかぁ、という終わりかたです。 パッと見コロコロとかで連載してそうな空気を出しながら実際はわりと邪悪なんですけど、どこか生活感のある描写がたまらないギャグ漫画です。 おおひなたごう先生の漫画といえば小ネタの多さが特徴ですが、その点で言うと週チャン連載のフェイスガード虜の方がこれでもか感がありました。電子化してほしいなあ。 やさしい超能力作品ヘレンesp 木々津克久なかやま木々津克久先生の作品は捻った落とし方が多いですが、この作品は頭のテッペンから爪先までやさしいです。 見えない、聴こえない、話せないの三重苦の主人公ヘレンが、愛犬のヴィクターと共に周りに起きた不思議な出来事を、「超能力」と言うよりも彼女のやさしい心で解決していく一話完結型の作品 物悲しい終わり方もする話もありますが、作品全体の雰囲気が非常に心地いい 残念ながら二巻で完結の作品ですが、だからこそ人にオススメしやすい作品です。 木々津克久先生の作品を未読であれば、ぜひこの作品から ※先生の作品はクロスオーバーも多いので、他の作品でヘレンがチョロっと顔を出すことも!転生したら豚でした豚のレバーは加熱しろ 遠坂あさぎ みなみ 逆井卓馬異世界スキータイトル一発勝負って感じの異世界もの、私は好きです。さまざまな理由で異世界転生しまくっている我々現代人ですが本作の主人公は豚のレバーを生食したことで異世界に転生し、あろうことか豚になってしまっていました。どう考えても豚の生は絶対ダメだろ! どうも当人はオタクだったらしく思考のノリとシモネタは多少厳しいものがありますが、見た目が豚さんなのでギリ許されている感あり。 豚さんの面倒を見てくれる女の子ジェスはどうも被差別階級のようで、我々が日々「萌え豚」といった文脈で豚を小馬鹿にしていることにも目を向けさせたり、もしかしたらそういう鋭いテーマに切り込んでいくのかもしれない。全然わかんないですが。とにかくこんないい子がひどい目に合ってるのは許せねえよという点は意見が合うでしょう。豚とね。 かわいい女の子と豚さんの微笑ましい交流、本格化するのは2巻以降ですかね。あの漫画家さんとこの職場の話だったよ職場の猫 たきりょうこさいろく猫マンガだ!と思って手を伸ばし、フルカラーにワクワクしながら開きが逆なのもうふふと思いながら読み始めたら 大東京トイボックスなどでおなじみの、うめ先生のとこのアシさん?が著者の様子。 著者のたきりょうこ先生もいい絵と雰囲気があって…猫マンガとしてもいいけどエッセイ系とかこの絵でいっぱい世の中に溢れてたら和むなぁとか勝手に妄想しました。 一冊の「本」としても良いですよ! 王島家にやってきた犬、彼女の名は“こずえ”横須賀こずえ 小田扉名無し小さいおばさん(おじさん?)に見えなくもない一匹の犬が、ペットに縁がない王島家へやってきた。 最初は飼うのではなく預かるつもりだったものの、あっという間に正式な一家の一員になり“こずえ”(母命名)といういい名前をもらう。 実はこずえ、脱走して高台から海を見渡したり、相手によって振る舞いを変えたり(母には絶対逆らわない)、うんちを坂の上から転がしたいがためにわざわざ数日間我慢して硬いコロコロうんちをするような、天才犬でした。 いわゆる犬の愛らしさは殆どないけど、人生何回目?的な落ち着きがある。 そんな雰囲気が王島家にぴったりだと思う。種族の違いを超えたオムニバス連載BEAST COMPLEX 板垣巴留名無しBEASTARSが終わって早速新作が読めて嬉しいですね。いつまで連載するかわからないですけどまた単行本が出るくらいは続きますよねきっと。 1話目「ブタとクジャク」はちょっとBLっぽくて良かったです。ウマ娘の波がきている〜!ウマ娘 シンデレラグレイ Cygames 久住太陽 杉浦理史 伊藤隼之介 伊藤隼之介(原作:Cygames)名無しゲームもいいが漫画はどうなんだ、と言う感じで一巻読了。 ゲームやっててもそう思うんですが元のウマがどういう馬だったか知ってると尚更面白いんですけどね。 オグリなんて有名も有名、もう大元も大元の馬なので風格バリバリ合って当然なんですが何も知らない読者的には見開きで名前言うのどう感じるんだろう…。 元ネタはさておき、漫画の感想としてはスポ根ものでファンタジー要素入りつつ学園、競馬…(というより馬体の注目ポイント)みたいな感じですね! コマ割りと描写はスポーツなんですがスポーツの技名とか技術が出てくる訳でもないので描くの、む、難しそう! 自分的には牡馬の方が好きなんですが、女の子になってもその馬の魅力はちゃんと反映してくれているので純粋に応援できます。 Twitterで人気の猫マンガ、キュルガちゃん夜は猫といっしょ キュルZさいろく可愛すぎる。LINEスタンプも購入済だしTwitterでよく見ていたけど、気づいたら単行本化されていた! そして初めて知る名前の由来。。。 猫を飼いたい人には幻想を抱くのに向いているし、大変な一面とかは視点を変えないと見えないような、愛に満ちた描かれ方をされているので万人にオススメ。 長足マンチカンっていうところがまた良い。 ネコ好きにはマンチカンは有名な猫種だけど、実は足が短いの優位性突然変異というもので生まれてくるマンチカンの中には普通に脚が長い子もいまして、ブリーダーサイトなぞを眺めているといつも安い価格で売れ残ってしまっているのを知ると不憫で仕方がない、そんな存在。 でも立派に可愛いし立派な猫だし何も問題はないんですよ(むしろ短足の子より身体能力は優れている) そんな長足マンチカンのキュルガちゃんとフータくんの日常が描かれている本作は早く2巻をください。犬一匹、お伊勢参りへ! #完結応援ハチ参る 遠藤淑子ぺそ江戸の野良犬ハチは犬好きの九吉に拾われてご飯を与えられ、次第に人の言葉と暮らしのルールを理解するようになる。あるとき九吉が仕事で足の骨を折ると、なんとハチは九吉の友人のところからお伊勢参りの札を持ってきて足にスリスリ…。その姿に心を打たれた友人が、「参宮犬(※お伊勢参りする犬のこと)」の手配をしてやり、ハチは人間と共にお伊勢を目指すことに。 「参宮犬(おかげ犬)」の存在を知らなかったのでこのテーマにはさ驚きました。すごく面白い! 正直、初めは犬に行かせるとかあまりにも現実離れしててらちょっと胡散臭いな…と思ったのですが、当時のお伊勢参りブームの熱狂ぶりを思えば犬にくらい行かせるかもと思い直しました。 ハチの賢くって飼い主思いなところにキュンとします。点のようなまんまるお目目が可愛くて、一巻ではまだ江戸を出れていないところがまた可愛い。頑張れハチ…!<<1617181920>>
※ネタバレを含むクチコミです。