アクション・バトルマンガの感想・レビュー4913件<<155156157158159>>「生きる意志」とは何か?サンクチュアリ 池上遼一 史村翔ヒロシ(漫学)圧倒的な熱量を持って「生きる意志」を徹底的に問うてくる人生のバイブル。フランクルの「夜と霧」に「人生というのは結局、人生の意味の問題に正しく答えること、人生が各人に課する使命を果たすこと、日々の務めを行うことに対する責任を担うことに他ならない」という一文があるが、まさにそれを体現した漢達の物語と言える。文部科学省は一刻も早く同作を高校の教科書に採択してください。読者の年齢層を引き上げる白血球さんはたらく細胞 清水茜ぱにゃにゃんだー赤血球ちゃんのかわいさにほのぼのしていたら、誰よりも真っ赤に鮮血に染まる白血球さん。彼の不器用な優しさが垣間見えるたびにほのぼのと癒されるのですが、題材である細胞のシステマチックな無情さを損なわないレベルで、つまりは思い切りよく、細菌や細菌の餌食になった細胞たちを殺す姿は、「子供に読ませようかなと思ったけど、もうちょっと大人になってからだな」と踏みとどまらせるだけの迫力があります。(褒めています) 体の仕組みについて勉強になるだけじゃなくて、不摂生や迂闊な怪我で、あの可愛らしい細胞たちを困らせてしまうと思うと、健康に気をつけようと戒められる不思議な読後感もありました。 再開すると嬉しいです。シティーハンターファンもニヤリとさせるCITY HUNTER外伝 伊集院隼人氏の平穏ならぬ日常 北条司 えすとえむたこやきまさかえすとえむ先生がシティーハンターのスピンオフ作品を描かれるとは。 しかも信じられないほど上手い…。 もちろんこの話は海坊主こと伊集院隼人氏が主役で、彼が営む喫茶店「キャッツアイ」を訪れる客の悩みや困りごとを、持ち前の器用さと優しさで解決へ導く、心温まるお話が多いです。 また奥さんの美樹にべた惚れなところや、猫にビビり過ぎだったり、可愛らしい海坊主が満載です。 姿は出てきませんが、獠や冴子が話題に出てきたりとファンには嬉しいポイントも。悟り世代っぽいスマートさ紺田照の合法レシピ 馬田イスケやむちゃグルメ漫画がブームということで、様々な趣向のおいしい漫画がありますが、このマンガはしつこくないレシピ解説が読みやすかったです。 主人公紺田のスマートな振る舞いと、食事中のギャップも面白いです。 短時間で何も考えずにさくっと読める感じ。 いつまでもフォーエバーオニクキン肉マン ゆでたまご38歳の人のマネージャーあの頃からずっと楽しませてくれるキン肉マン。 現在も30年経ってもなお、今、この超人をピックアップするのかと胸が高鳴る。 今から、キン肉マンを読み始められる人が羨ましい。 僕の30年を一瞬で味わえるだなんてねづこが可愛い鬼滅の刃 吾峠呼世晴名無し最初数巻読み始めですが面白い。 何をどうやったらこんなのがかけるのか、漫画の会話テンポも独特ですごいなと思ってます。 何よりねづこが可愛い!主人公と張るくらいいいキャラ。めちゃくちゃ面白い六道の悪女たち 中村勇志いい漫画読みkindle版3巻まで無料期間だったので読了 めちゃくちゃ面白い 続きを買わざるを得ない 柴田ヨクサル好きな人好きそう 感情むき出しの恋愛モノ恋と弾丸 箕野希望名無しこんなヤクザいない、こんな大学生いない…とごにょごにょ思う感情を開始一話で吹っ飛ばしてくれる。 たまにこんな清々しいほどに好き合ってる少女漫画も読みたくなってくる。 と言うかこれ少女漫画…? 作者が一切恥ずかしがってない漫画はかっこいい そんな感じ完全な横山光輝エンターテイメント作品ウイグル無頼 横山光輝starstarstarstarstarマンガトリツカレ男旅人・ヘロデが大ウイグル帝国を建国するまでの話。多分実際の歴史とはかなり違うので歴史を学ぶというよりも「横山光輝が書く物語の楽しむ」のがメインの作品だと思う。 横山光輝の作品に登場する主人公にある「割り切り」「合理性」「一貫した行動理念」が溢れていてラストも含め最高だった。 ただ読む順番がよくなかったのか、同じ横山光輝の「長征」を読んだ後だったので同じようなネタを見ることになってしまったのが残念掲載雑誌休刊で続きが読めないのが残念竜神伝説 横山光輝starstarstarstarstarマンガトリツカレ男横山光輝の作品が好きだから「これほど面白そうなところで終わった漫画も少ないんじゃない?」と思ってしまう。 時代背景は応仁あたりの戦国時代で落ち武者狩りに主人公が追われるところが始まる。琵琶湖を根城とする龍神組の頭目 幻也斉と水に潜れる亀甲船のようなものでこれから天下統一を始めようというところで終わる。最後は亀甲船で水に潜るところで終わってるせいか、成功せずに沈んで完結という見方もできてしまうがせっかく面白いので続いて欲しかった。またはリメイクとかして欲しい ゴールデンカムイゴールデンカムイ 野田サトルおかか囚人の話から始まってすごく引き込まれました。早く次読みたい泣ける鬼滅の刃 吾峠呼世晴おかかさびととまこもの話すごく好き、 グッとくるよ戦国時代好きにおススメセンゴク権兵衛 宮下英樹名無し通説を否定して歴史考証をアレンジしたシナリオ展開が面白い。 マイナー武将の活躍が描かれるところも面白い。 GODDESS RE-BORN TO BE DEATH特蝶 死局特殊蝶犯罪対策室 安堂維子里ナベテツ※ネタバレを含むクチコミです。ロマンありますね~特蝶 死局特殊蝶犯罪対策室 安堂維子里名無し前作(?)のバタフライ・ストレージを読んでいなくてもスムーズに物語に引き込まれる感じがして読みやすいですよ。 死局の人が使う武器も、「殺さない」のが前提に作られている感じでユニークです。威嚇・警告無しでOKなんだから実際に警察でも使ってほしい。武蔵刃牙道 板垣恵介名無し剣道やって武蔵みたいになりたいな😊 ベイルアウト設計がもたらした描写の幅ワールドトリガー 葦原大介ぱにゃにゃんだーワートリの設定で一番よいなと思うのは、ベイルアウト(など)です。実体としての体をトリオン体に換装したら、戦いでどれだけ傷ついても、本物の体はまったくの無傷という安心設計。 重火器や刀剣などダメージが深刻であればあるほど描写としてのテンポやかっこよさが増す類のストーリーにおいては、何回でも死ねる、何回でも腕や足を切り落とせる、自切すらアリという素晴らしい設定だと思います。おかげで、バトルはいつも派手派手でかっこいい。 中高生がキャラクターの主な年齢層ながら、ぶった斬りぶっ放しを部活的に楽しそうにしてるのも、トリガーシステムの安心設計ありきですね。 ただ、玉狛支部の旧メンバーには多数死者も出ているようで、今後の遠征編では、安心安全とはいかなそう。葦原先生は読み切り時代から世界観が好きなので、今後の展開も楽しみです。 野人が野人に転生?開き直りサバイバル生活野人転生 小林嵩人 野人名無し野崎人志、34歳独身、あだ名は野人。 事故死ののち、神から転生を命じられる(拒否権なし)。転生先は森の中!? しかし転生と言っても、全裸で放り出されただけ。唯一スキルとして身につけられたのは「空手」のみ。 野人は取り乱すことなく、自分の状況を冷静に判断し、サバイバル生活をはじめる……!!慣れた手付きで腰蓑を作り、水場を探し当て、住処を決めて、火をおこす。そんな事ができるのもすべて「ディス○バリーチャンネル」を観ていたから! そんなときついに定番モンスターのゴブリンさんに遭遇!果たして野人は最初の危機を乗り越えられるのか!? 個人的にはイケメンの神様がもう一回出てきてほしいです!!!!!近未来の東京が舞台の"忍法"アクションが開幕トーキョー忍スクワッド 松浦健人 田中勇輝mampukuオリジナリティはあまり感じない一方、好きな物のごった煮といった類の面白さのある新連載。 独特のリズムと言葉選びのセンスがあるので、洗練されてくればチェンソーマンや呪術廻戦に次ぐ「ジャンプの次世代」を思わせる作品になりうるポテンシャルは感じます。 それと、ここ最近の新連載のなかでは飛び抜けて絵が洗練されてます(必殺技「反発の右手」「雷撃」の構図からは若干の既視感) 少年漫画らしく「仲間」という言葉が主人公の口から出てきますが、「面子を大事にする」ところから読み取るに、どちらかというとマフィアとかの"ファミリー"というニュアンスが感じられます。穿ち過ぎかもしれませんが、ワンピース以降少年誌で闇雲に使われてきた「仲間」という言葉に、初めて一本芯が通ったような気がしました。 今読むべきバトルロイヤルアクション地獄楽 賀来ゆうじANAGUMA謎の生命体が跋扈する孤島に送り込まれたのは大量の死刑囚とそれを監視する処刑人! 幕府の恩赦を勝ち取るために、島に眠る不老不死の秘薬を巡って待ったなしのデス・レースがスタート!! 2,3巻くらいで島の状況が大まかに分かってバトルロイヤルの勢力図が定まってくるんですが、とにかくテンポが良くて展開の出し惜しみがないです。 その辺りで一度落ち着くかと思ったら圧倒的なボス敵が出たり、新キャラを大量投入したりと緊張感を持続させる仕掛けが絶妙。 主人公コンビも魅力的です。 死刑囚と処刑人という立場を超えて共闘する最強の忍・画眉丸と凄腕剣士・佐切…完璧な組み合わせだ! 画眉丸の戦う理由も少年マンガとしては珍しい気がするんですが、これもまた渋い…。 アクションよし・群像劇よし・テンポよしの快作だと思います。 ドンドン次が読みたくなる!世界よ、これがお色気サスペンス(男同士)だ!艶漢 尚月地たかとにかく表紙が全部良すぎる…!画力と色使いの暴力(褒め言葉) 何事にもゆるくて美貌の主人公と、真面目熱血警察官のスリルたっぷりアクションサスペンスで、なんと主人公(男)がお色気を担当します! 耽美な絵、幻想的な怪奇事件、暗器を用いた迫力あるアクション…。この3つが一体となった他にはない唯一の読み味。 読めば高い画力で緻密に描かれるアジア風の世界観に魅了されること間違いなし…!本当にうっとりしてしまいます🤤 (画像は2巻8話より。主人公・詩郎が自ら作って売る花傘)アルペン・ロマンの最高峰K 谷口ジロー 遠崎史朗starstarstarstarstarマンガトリツカレ男単行本の帯に書いてあるけど確かにその通りだと思うけどどうよ? いいよいいよーレイリ 岩明均 室井大資いつもの名無しすごい面白かった~ 岩明均原作の時点で高まったハードルも余裕で超えていく面白さ。テンポの良さ。 悪意あるとしか思えない信長の顔も最高。鬼畜感が出てる。MTGやったことないけど面白い! 青春のマエストロ横田卓馬新作すべての人類を破壊する。それらは再生できない。 横田卓馬 伊瀬勝良mampuku「オナニーマスター黒沢」以来横田卓馬先生のファンなので、マジック・ザ・ギャザリングやったこと無いけど読みました。 時は98年、「中二病」という言葉がまだ無い時代。オタクで秀才の主人公の少年と、隠れオタクで才色兼備のヒロインの少女が、MTGを通じてクラスメイト達には秘密の交流をする話です。 あらすじからして既に尊みで胸いっぱいなのですが、冒頭の意味深長な彼女のセリフに始まり、放課後の神社、夕暮れをバックに自転車の二人乗り、などなどベタなシチュエーションにいちいちグッとくる。90年代懐かしのネタも豊富にぶっ込んでくるので、30~40代のとくにMTGにハマってた人なんかにはたまらないのではないでしょうか。<<155156157158159>>
圧倒的な熱量を持って「生きる意志」を徹底的に問うてくる人生のバイブル。フランクルの「夜と霧」に「人生というのは結局、人生の意味の問題に正しく答えること、人生が各人に課する使命を果たすこと、日々の務めを行うことに対する責任を担うことに他ならない」という一文があるが、まさにそれを体現した漢達の物語と言える。文部科学省は一刻も早く同作を高校の教科書に採択してください。