うわさの姫子
桜の季節、厳格な祖父とふたり暮らしの梅宮姫子が明星学園に転校してきた。姫子は持ち前の明るさと行動力で、たちまちクラスの人気者になる。おなじみの仲間とともに、姫子の縦横無尽の大活躍が始まる!臨海学校で海に遊びにきていた姫子は、そこで若くて素敵な女性と出会う。ひょんなことから仲良くなった二人だったが、その女性は姫子が幼いときに別れた母親で……!?
のらガキ
前作『少年フライデー』がいつの間にやら『のらガキ』になって始まったこの作品は、捨て子の「のらガキ」と育ての親・ネコの「かあちゃん」が仲良く、そしてたくましく生きる様を、赤塚ギャグにほんのちょっぴり涙ポロリの人情を加えて描いた異色作!!かあちゃんとともに新しい町へとやってきたのらガキ。町の悪ガキにかあちゃんがいじめられ、小学校では「母親がネコだから」と入学を拒否されてしまう。でも何を言われようとのらガキはかあちゃんのことが大好き!今日もたくましく生きるのだ!!全14編収録。
常に酔いどれの私立探偵・十文字元(ともんじげん)は、元・警視庁の敏腕刑事。二度と外せぬ鉄面を装着され、人並の幸福を諦めた男──。ある日、元は大学時代の恩師の依頼を受ける。超心理学の研究対象者・白神魔二郎という青年が、密室で殺害された。事件解明の為、元は恩師と共に、長野県の白神の実家を訪れるが、白神家の人々が次々に殺害されてゆき……!?『酔いどれ探偵鉄面クロス』の続編にあたるサスペンスの名作!
少林寺拳法道場主の息子・海城ツヨシ。ある日、彼は父の元に届いたコスチュームを身に着けろと命じられる。超人的な力を発揮できる、そのコスチュームを身に着け仲間と戦え、と言い遺し、父は殺される!敵は国際的な死の商人「黒十字軍」。そして、世界各国が手を結び、対「黒十字軍」として組織された影の軍隊が「EGL(イーグル)」だった。EGL日本ブロック・関東支部所属部隊「ゴレンジャー」よ、今、立ち上がれ!!
等々力リュウは、ケンカでは負け知らず。だが、余りにも多勢に無勢の状況に追い込まれ、身を隠すことに。逃げ込んだ稲荷の大木の穴に隠れようとするが、思いのほか深かった。慌てて這い上がったリュウだったが、外の様子がおかしい。落ちた時は昼だったのに、這い上がってみると夜になっていた。違和感を覚えながらも、取り敢えず家路に着くリュウ。だが、その途上で警察官が酔っ払いを射殺する現場を目撃してしまい……!?
かつて「週刊少年ジャンプ」で連載され、破壊力抜群のギャグで大人気を呼んだ傑作ギャグマンガがイーブックで復活。――友情学園野球部はトンデモ野球部。いまだかつて試合で勝ったことがなく、部員も老人監督とキャプテン定岡の二人のみ。この最強の極楽コンビが驚天動地の大騒動を巻き起こす!
江戸の遊郭・吉原の大門前にあるおもちゃ屋は、店番の男「とんぼ」が削る竹とんぼで子供達から大人気。しかしこの店の本業は、吉原での借金を取り立てる「始末屋」だった……!図体がでかくて頼りなげなとんぼが、色事がらみ、金がらみ、親子の情愛がらみなど、吉原の様々な厄介事を、“粋”に巧みに解決する!情緒あふれる庶民の生活を活写し、1975年の「ビッグコミック」連載開始から好評を博した、人情時代劇の傑作!
ジェミニ
【美形兄弟の豪邸に住みついたやせっぽち女子の運命は!】バイトに忙しい貧乏女学生のジェミニ。ある日学校で車の事故にあい、その運転者が女子たちの憧れの的のシェルフィーさまだったことから生活が大きく変わる! 車好き女子の純愛満タンラブストーリー。 【同時収録】ふたりだけの星/かもめの城/マドモアゼル由美
こいきな奴ら
【愛する両親に捧げる双子たちの冒険!】グラッセ伯爵家の子息ジュデェと令嬢ジュディは、花のパリで評判の美しい双子兄妹。両親の突然の事故死に疑問を持った2人は、仲間のスリ・クリームや元殺し屋・パイの力を借りて真相究明に乗り出すが…! スリルありサスペンスありのおしゃれな大人気コミックが満を持して登場!
花も嵐も
青春を空手に打ち込む高校生、白鳥純也。ある日、彼はカメラマンであり尊敬する自分の父がベトナム戦争中、アメリカ兵の銃撃で殺されたことを知る。アメリカ兵への怒りを募らせる中、所属する空手部がアメリカン・スクールと対抗試合を行うことが決定!! 怒りに燃え、対戦相手を次々に叩きのめす純也だったが…。
ペンテウス
▼「ペンテウス」▼第1話/エウロペの誘拐▼第2話/アクタエオン▼第3話/セメレ▼第4話/スパルトイの後裔▼第5話/バッコス▼第6話/キタイロンの惨劇 ▼「カイネウス」<ギリシア編> ●あらすじ/神々の国・オリンポス。下界の様子を眺めていた、世界の支配者である神・ゼウスは、ポエニケの王・アゲノルの治める土地で大蛇ピュトンが暴れていることに気付いた。ゼウスは息子・ヘルメスを蜂に変身させ、下界へと送る。ヘルメスは、一匹の牛に入り込み、アゲノルの娘・エウロペを連れ去る。アゲノルは息子であり、エウロペの兄であるカドモスに探索を命じ、「見つけ出せなかったら、二度と帰ってくるな」と告げた。しかし、その旅は苦難の連続。何年か後、仲間の兵士たちをピュトンに全滅させられたカドモスは、一人でその強大な敵に立ち向かう…(第1話)。●本巻の特徴/カドモスはその後、テーバイという都を築き、子や孫に恵まれるが、末裔・ペンテウスの代に至るまで、オリンポスの神々の卑劣な策略に翻弄される…。ギリシア悲劇(エウリピデスの『バッコスの信女たち』)を下敷きにした、巨匠が描く異色のギリシア神話。また、この他に中編「カイネウス」を収録。初出は「ペンテウス」1975年、「カイネウス」1978年。●その他のデータ/巻末に、川崎市市民ミュージアム漫画担当学芸員・細萱敦氏のエッセイ「白土三平の雌伏時代 -人間を、自然を、そして神を描く試み-」を収録。
表題作の「ハイエナ」と「処刑倶楽部」がお気にいり 「ハイエナ」はボクシングは強いが人気はなくむしろ嫌われているくらいの中年ボクサー「ハイエナ加尻」が主人公。対戦相手コーチにスピードはない、パワーはない、足は鈍足でスタミナとしつこさが取り柄と言われるくらい花がないが、試合の最中のシーンで独白の内容がよかった。試合相手の榊との対戦中に「榊 素質だけで勝てるなら・・・お、俺はとっくにボクサーやめてるよ」 この試合で引退する設定だったが、第二話があり復帰していたがそっちもよかった。 「処刑倶楽部」は原作なしなのかな。仕事として殺人を行う「処刑クラブ」の男が主人公。仕事としているため殺人が仕事の部門や掃除が専門の部署などに別れて仕事を遂行していく。秘密の仕事にわりには、表の仕事である新聞配達中にモデルガンを背負って配達のなかなか目立つことはしている。第一話より第二話の方が好きかな