Jドール
「Jドール」――銃声の響きわたる闇世界に生きる者だけが知るその名前。男は本名も国籍も失い、日本政府の敵を消すため日替わりの標的を仕留め、一夜限りの女を抱いて世界中を飛び回る。外務省の役人・青柳にフィアンセと娘を奪われた男は、いつか祖国の土を踏み、愛する娘をその腕で抱きしめる日が来るのを夢見ている。男気とロマン溢れる孤高のガンマン・Jドールを描いたハードボイルド・アクション!!
アイアンホース
巨匠・望月三起也の短編集!シズオカ王国の姫をさらいながら、母親を探して旅をしている鉄馬(テツマ)。それは、鉄馬が母親と別れたのが3歳の時で、姫が顔を知っているという理由だった。騎士たちに追われ、追い詰められた鉄馬が入った所は、魔物の住み家だった……!?
学園シャンプー
主人公・白河総司(しらかわそうじ)、14歳。少々セコイところもあるが、明るくさわやかで、シャンプーと呼ばれている男の子だ。総司は古代ミュー大陸人の子孫で、超能力者だが、その腕はまだまだ未熟。ある日、電車の中で不良にからまれてしまい、総司は超能力を使うが……?
続 新ワイルド7
ワイルド7の飛葉大陸は、暗殺者に狙われて、命の恩人の船長の見舞いにも行くことができずにいた。その頃、巷を騒がせていた「人類の数を減らせ」と訴える、謎の“世紀末教団”。大爆発と共に消えた船長の娘の絵衣子……。一見、無関係に見えたすべての事柄が、意外な事件の真相へとワイルド7を導いていく!!
夜明けのマッキー
人気グラビア・カメラマンという栄光を捨て、麻樹(マッキー)は人生の夜明けを求め、内戦で火花を散らすアフリカに赴き、勇猛果敢と謳われた外人部隊“牙”に身を投じた。命の限界ギリギリに身をおけば、真実の生き方を見つけることができるのではないか――?殺戮に明け暮れる戦場で、麻樹のヒューマニズムは熱くたぎり、「この現実を世界に告発してやる」と叫ぶのだった!!
Superサブ
抜群のサッカーセンスを持つ、九州出身の小サブ。東京のハッタリサッカー小僧・中サブ。地元沿線をシメる総番長で、怪力の持ち主の大サブ。3人のサブを運命の糸がたぐりよせる!名門塔京学園高サッカー部に、念願の入部かなった中サブは、レギュラーに抜てきされた小サブを尻目に、先輩からシゴかれるが……。漫画界のサッカー狂・望月三起也が描く、青春サッカー漫画前編!!
タイガー陸戦隊
日本軍部が開発した秘密兵器――。それは身の毛もよだつ恐ろしい兵器だった!?慎吾率いるタイガー陸戦隊と、秘密兵器を中国に輸送した海軍中佐・関建男は、残忍な秘密兵器をいくら敵とはいえ、同じ人間に対して使うことは許されないと、自身の手で処理しようと判断する。しかし、道中ゲリラに奪われてしまった!秘密兵器をこの世から消すため、タイガー陸戦隊は戦い続ける……!!
超人日記
A児はテレキネシスという念じることでものを動かすことができる超能力者(エスパー)。彼の友人達もまた、彼と同様に超能力を持ったエスパーたち。ただし、それぞれの持つ超能力は異なるもの。そんなエスパーたちをめぐるドタバタ劇を山本貴嗣が独創的な観点で綴ったSFコメディ。
RPG「METALMAX」シリーズのキャラクターデザインを担当したのがきっかけで、山本貴嗣が独自のキャラクターとストーリーで描き上げた表題作『METALMAXMOMO』をはじめ、『セイバーキャッツ』の布石となった読切作品『サンダーボーイ』などを収録した珠玉の短編集。
Oh!刑事パイ
三丁目警察署に赴任してきた女刑事、盃珠(さかずきたま)は、美人でボインの、これぞ憧れの『Oh!刑事(デカ)パイ』!?ちょっと変わり者で破天荒、クールで地道な刑事とは程遠いけど、ホットなハートと抜群のプロポーションで、今日もフル回転!!
紅にほふ
「ヘタクソ」だけど「出たとこ勝負」の気風は、今でもわたしに引き継がれています――。多くの日本人が新天地を求めて満州(現在の中国北東部)に渡った、大正末期。芸者の置屋では、女将に引き取られた幼いふたりの少女がいた。芸妓として育てられる咲子、家事をこなす梅子、そして、のちに生まれた置屋の娘・初子――血のつながりのない三姉妹は、時代に翻弄されながらも三者三様に激動の時代を生き抜いていく。収録作品:第1話/第2話/第3話/第4話/第5話/第6話
シロベ
奥羽山脈のマタギの里・阿仁に、遅い春が到来。長い冬の間、眠り続けていた熊が目覚め、熊狩りの季節の開幕である。米俵のようなコブが肩にあることから、コブダワラと呼ばれる大熊も冬眠から目覚め、マタギたちが追いつめるが、マタギ犬がボロ切れ同然に殺されてしまう…。その翌朝、コブダワラを追い続ける老マタギ・源じいが山の様子を見に行くと、コブダワラと睨み合う身重のマタギ犬・姫の姿が!?
20年くらい前に古本屋で見かけた時はプレミアがついていて買えなかったがkindle unlimitedで読めるのを知って読んだ。マタギ犬の子として生まれたシロベが狸育てられて最終的に仇である熊のコブダワラを倒す。これ単体で読むよりも矢口高雄の「マタギ」とかを読んでから読むとより楽しめると思う