ビーグリーマンガの感想・レビュー190件<<45678>>芹香ちゃんに軽率に恋ゆめ色クッキング くりた陸野愛齢32歳にして、JKを尊敬し憧れてしまった…!! 料理が大得意で性格がよくて可愛くて人のことばっかり考えていて全然嫌味がなくて案外辛辣なことも言えたりしていつも明るくて…こんなもの凄いスペックなのになんかその辺に居そうだし友達になれる気がしちゃうのが芹香ちゃん。 2人の年上男性の間で揺れる心も描かれるけど、そりゃまあこんな女の子みんな好きになる。わたしも芹香ちゃん好き好き結婚したいし芹香ちゃんになりたい!! 若くして料理を志す子はみんないい子なんですかね、ソースは将太の寿司とこの作品だけだけど(ミスター味っ子もギリ) 一気に最終巻まで読んでからクチコミを書こうかなと思ったけど、芹香ちゃんの揺れる気持ちを味わいたくてゆっくりゆっくり読んでみている。こんな気持ちはじめて。 最終巻でわたしと結婚してくれないかな芹香ちゃん。好き。一緒にご飯つくりたい。ダブルワークのスーパーママママはスポーツドクター 新装版 芹沢直樹starstarstarstarstarひさぴよ昼は凄腕のスポーツドクターとしてアスリートを救い、夜はスナックのママとして客を癒やす…。(なんならスナックでも治療する) まぁ医者の不養生ではないけど、こんなに働き詰めで体は持つのだろうか?と、ついつい余計な心配してしまう。 腕が良いのでスポーツドクターだけでも食ってけると思うが…。 なぜ夜の仕事もしてるのかというと、漫画ゴラクの作品ということで読者サービスも考えての設定なのだろう。 とにもかくにも昼夜を問わず活躍する姿はカッコよくて頼もしかった。 1巻以降続きが出てないのが惜しまれる。やさしくなりたい東京都北区赤羽 清野とおる野愛赤羽に住みたい。アクセスいいし居酒屋たくさんあるし公園あるしユニクロあるし最近綺麗な団地できてるし住みたい。 という表面的な赤羽ではなく、より赤羽のディープでホットなところを目指して突き進んでいく清野先生が素敵です。 やべえ奴とかやべえスポットに出くわしたときに楽しめるのがまず凄い。さらに踏み込んで相手の懐に飛び込み、その人の人生や歴史を紐解いていく。凄い。 漫画家だから取材みたいな感じなのかな?とも思うけど、清野先生の人柄なんだろうな…そりゃ壇蜜も惚れるわ… ジョージさんや赤い老人はかっこいいし、ペイティさんは可愛い。ちからのご夫妻のエピソードはなんやかんやで愛に満ちている。 笑いながら読んだ後、心の中にやさしくなりたいが流れます。なんか妙にあったかい気持ちになるんだなあ。 ほんとはペイティさんの曲が流れるといいんだけど聴いたことないからな最近のグルメ漫画とはまた違う良さザ・シェフ 加藤唯史 剣名舞名無し読んでみたいなぁと思いつつ中々チャンスがなかったやつ。 1話目からもう面白かったです。この主人公・味沢の無愛想だけど悪い人じゃない感じってブラックジャックと同じ人種だな!!??!とすぐに思いました。 時事ネタ、野球などの話題が盛り沢山の忍者コメディおれは万太夫 川三番地starstarstarstarstarウマタロ川三番地のデビュー作「男ぞ!硬介」の次に描かれた1980年代の忍者ギャグ漫画。なぜ主人公を忍者にしたのかわからないほど無秩序でハチャメチャな学園ギャグとなっている。ダジャレの手数は非常に多いのだが、お世辞にもいずれのギャグも面白いとは言い難かった。(時代的な感覚の差もある…)決して「こいつら100%伝説」のような忍者コメディを期待しないように。 なので、ここではギャグ以外の部分で作品の魅力を伝えたいと思う。 (1巻)とにかく時事ネタが多い 80年代初頭に流行った商品や芸能人、スポーツ選手、CMネタなどが大量に使われてるので、時代の流行を感じることができた。(自分は半分ほどしか判らなかったが…) (2巻)アーチストリーグの思い出話、そして野球試合が描かれる アーチストリーグとは、水島新司先生を中心とした漫画家とその関係者の草野球大会の事。作者はもちろん、ちばてつや先生のチーム「ホワイターズ」 に所属していたと思われる。ギャグを交えながらではあるが、試合形式の野球マンガとして描かれている。後の「4P田中くん」「Dreams」など、名作のルーツがここにある。 (3巻)最終話の俯瞰図 最終話では大勢のキャラが登場するのだが、1ページの俯瞰で描くシーンはさすがの一言。大師匠・ちばてつや先生の息吹を感じた場面だった。ちょいエロ超能力ギャグマンガなのかほんでもってESP 川三番地starstarstarstar_borderstar_borderマンガトリツカレ男表題作の「ほんでもってESP」と「ほんとにESP」が入っている 内容はちょいエロ超能力ギャグマンガだと思うのだが、色々話が飛んだり、各話の終わり方が急でよくわからない部分も多かった。 超能力対決野球と原始時代編は良かった。 古い作品なのに現代より大人びた恋愛翔んだカップル 柳沢きみお名無し古い作品だということもあり、絵柄が少し古臭く感じましたが、読んでみるとすぐに気にならなくなりました。いわゆるラブコメで、高校の同級生が同居することになるなどご都合主義なところはありますが、最初は反発しあっている二人が少しずつ惹かれていくところは恋愛の初々しさが楽しめます。ただ中盤以降はドロドロの展開が多いですし、純愛ではなくなったような感じがするので残念だと思います。青春時代の恋愛なので欲望に負けるというのも理解できますが、やはりラブコメなら一途なほうが良かったなと思いました。 岩登り漫画の元祖〜取り憑かれる子供達オンサイト! 尾瀬あきらあうしぃ@カワイイマンガオリンピックを目前にして、ボルダリング漫画が幾つか連載されているが、皆さんは、ボルダリングとフリークライミング、ごっちゃになっていないだろうか? まず、岩壁を登るものの総称として「ロッククライミング」がある。 ロッククライミングは、岩に器具を打ち込み、縄ばしごやロープを使って登る「人工登攀」と、最低限の安全確保のロープのみで、壁面に足場を見つけて身体能力で登る「フリークライミング」に分けられる。 フリークライミングの中でも、安全ロープすら使わず、3〜5メートルの低い壁を攻略するのが「ボルダリング」。10〜20メートルの高い壁を、安全ロープを持つ人と二人で挑む「ルートクライミング」より始めやすい。 (ルートクライミングの中でも難易度の高い種目が「リード」で、ボルダリング、リードに「スピード」を加えたのが、オリンピック競技のスポーツクライミング) 人工壁を登る大会の様子はTVで目にするが、あの選手達はしばしば、自然の岩壁にも挑戦する。決して安全ではない、人間を拒む険しい自然に、目を輝かせて挑戦してしまう彼らの初期衝動を描いたのが、この『オンサイト!』という作品だ。 ★★★★★ 増水した川から絶望した少女を助け出す為、少年は急な崖を、少女を背負って登る。命懸けの登攀に成功した少年は、その時から、岩登りに取り憑かれる。そして彼の背で、共に登った少女もまた……。 ★★★★★ 少年は二度、三度と同じ壁を登ろうとするが、上手くいかず、危険な目に遭う。自然の厳しさを知って尚、岩に惹かれる彼を、少女はフリークライミング講習に誘う。そこで面白さに嵌った二人は、のめり込んでいく。 体力では断然有利な少年だが、クライミングのセンスは少女の方が上で、互いは競うように日々、研鑽を積む。 彼らの前には両親の不和、在日韓国人の微妙な問題といった重苦しさが現れる。しかし彼らはそれを忘れるように、クライミングに打ち込む。その様は切ないのだが、面倒な人間のドラマに立ち向かうのではなく、逃げるように別の事に夢中になることで、彼らは却って人として成長する。特に生気のなかった少女の前向きな変貌は、見ていて楽しい。 弱々しい子供がある時、何かに魅入られ、そこから一つ一つ積み上げるうちに、いつの間にか大きな世界を見据えるようになる。そんな成長譚として、震える物語だ。 『のぼる小寺さん』の10年前、2005年のこの作品は、フリークライミングの全体像と、競技に魅入られる選手のマインドに触れられる感動作。最近の「ボルダリング女子漫画」の原点として、比較してみても面白いかもしれない。これは気になる終末×ファンタジーあの日、世界が終わっても なかはら・ももた名無しマンバの新刊情報を見ていたら見つけた作品。アンリミで単話の第1話が読めたので読んでみたら意外と面白かった。 文明崩壊後の世界で、ミゲルが宇宙の力(スピリチュアルっぽい)を使って病気を治したりするんだけど、ただのファンタジーと受け取るかヤバいスピリチュアルものと受け止めるか難しい、絶妙な匙加減ですごく気になる。 【あらすじ】 >衝突した隕石が引き金となり、人類のほとんどが死滅した地球。終わってしまったはずの世界で、ディエゴとミゲルは旅をしている。あの日、多くの命が失われる中、それでも人は細々と生き残った。文明が破壊された世界で身を寄せ合いながら…。訪れた土地で出会う人々と交流を重ねながら、生きる意味を探す二人の旅の行く末は…? 何ものにも囚われない唯一無二の漫画ももきや 笠辺哲starstarstarstarstarnyaeこの著者の描くものは、設定から展開まで全て予想がつかない。間違いなく唯一無二の漫画。 古物雑貨屋ももきやの娘・桃子と、同級生・玉田くんらが巻き起こす予測不可能なドタバタ日常譚です。 桃子の祖父は太った三毛猫だし、玉田くんは店にあったお面をつけたらヤギ顔になるし、古代エジプトの兵士人形は玉田をアヌビス神と勘違いして覚醒するしで、更に例によって主人公は怪我して流血しがちです。 突飛な世界観なのに登場人物たちは金儲けしてやろうとか、モテまくろうとか、ヒーローになろうとかいう思考は微塵もなく、あくまでも日常を普通に生きているところもいい。 設定もさることながら、言葉選びのセンスも抜群。 はっきり言って名言の宝庫です。 ボクサー赤井英和の半生なのかなどついたるねん! 川三番地 赤井英和マンガトリツカレ男※ネタバレを含むクチコミです。荒んだ心に効くマンガペッパーミント物語 森雅之nyaeアイドル雑誌「Duet」で連載していた、2ページずつ青春の一コマを切り取った連作。読めば爽やかな風が吹き抜けて、あの頃にタイムスリップできます。 出てくる少女たちは当然、携帯電話なんて持っておらずコミュニケーションは手紙か電話か、直接話すだけ。年賀状をやり取りする描写がとても多いのも今となっては新鮮。 当時はそれが当たり前で不便だなんて思わなかっただろうけど、手段が少ない分、相手の気持ちを想像し思いやることも当たり前のように描かれているのが、荒んで薄汚れた心にじんわり沁みました。 30年前の連載とは思えないほど、今でいう「一周まわってオシャレ」な装丁。部屋に飾りたい。飲んでポア~ンと酔ってこそ、酒なのかものんdeぽ庵 イタバシマサヒロ なかはら・ももた名無し自分は酒好きではあるが、 酒の味が判っているという自信は無い。 利き酒で銘酒を飲み分けられる舌も持たないし、 そもそも銘酒を飲み比べた経験も乏しい。 かといって酔っ払って気分が良くなればいいからと、 安酒をチャンポンでガブ飲みする訳でもない。 一番好きな酒、一番美味いと思う酒をあげるなら、 汗をかいた後のビール。 そして気心の知れた居酒屋で適度に会話したり 店の雰囲気を味わいながら飲むビール。 そしてビールにあう肴が食べられれば嬉しいと感じる。 それでも「のんdeぽ庵」は、読み始めるまでは 酒や酒肴を扱う漫画としては勝手に軽んじていた。 女性向け漫画らしいし、どうやら 女性が女性向けに経営している酒と食の店、 創作酒肴料理の店、オシャレな店、 そんな店を舞台にした感じの物語らしかったので。 もっとハッキリ言えば、 いかにお酒を明るく楽しくオシャレに味わうかを追求した 軽い内容の漫画なのだろうな、と想像していた。 実際に読んで、そう感じる面も一部にあったが(後述)、 意外に感じた点も多々あった。 ・思ったより日本酒、焼酎等に関する本格的な話が多いこと ・酒と肴自体の美味さも重視はしているが、飲食したうえでの 酔ってポワ~ンとなる感覚を重視していること ・疑問点もアルが、商売としての居酒屋、酒屋、酒蔵の経営に つっこんだ話題がわりとあること などだ。 そして意外なほどに自分の酒の飲み方と比較してみて 考えさせられる内容だった。 オシャレ感覚漫画どころか、寧ろ自分なんかよりも よっぽど酒と肴を味わっている漫画なのでは無いか? そう思わされた。 ただ美味しいだけ、なら色々な食べ物が世の中にある。 ポワ~ンと酔い気分になる美味しさがあり、 それを味わってこその酒食・酒席・飲み屋なのではないか、と。 自分はまだまだ本当の酒の味を、味わい方を、 最高のポワ~ンとなる気分を勿体無いことだが いままで味あうことはなかったかもなあ、と そう考えたりもしてしまった。 ただ、後述すると この漫画に出てくる料理は 「ホントに美味いのか?酒と合うのか?」 という疑問も感じた。 なんだか洋風傾向のオシャレな創作料理が中心で、 やたらと濃い味にしている感じの料理だったり、 ちょっと高級な食材だったり馴染みがない味付けを した料理が多い感じで、自分には 登場する料理の味が想像しがたかった。 別の意味で「ポワン」とした疑問も感じた(笑)。 そのへんは、やはり自分がオッサンなんだから なのかもしれないが。 世界観と見開きが唯一無二マザー・コスモス 杉山実なかやま現在はイラストレータとして活動している作者のデビュー作 出版は「青林工藝舎」でいかにも青林工藝舎っぽいファンタジーSFロボット漫画的な作品 世界観と画力がマッチしていて読んでいて引き込まれ、その世界観と設定がぶっ飛んでる 【拳銃】 火薬で弾を打ち出すのではなく、小型の母性愛機関によってメンタルなエネルギーを衝撃波として放出する。 母性愛機関?メンタルなエネルギー?なんぞ? このザラッと殺伐とした設定と細かい書き込み(特に見開き)が実にマッチしている。 正直、「絵が上手い」わけではないのが、読み進めていけば気にならなくなり 、すごい作品読んだな・・・ という気分になれる。 残念なのが、この雰囲気の作品が次の ガール・デバイス の2作で終わってしまっている事 いつかまた漫画を描いてもらいたい作者さんです ショートショート漫画といえばいいのか一万十秒物語 倉多江美starstarstarstarstarマンガトリツカレ男シリアスな話だったりギャグだったりといろんな種類のすごい短い短編がまとまっていてる作品集。正直よくわからない内容もあるけどまあこれはこれでいいなと思いながら読めて面白い。寝る前に読むのが最高だな 稲垣足穂の一千一秒物語がタイトルの元になっているのかな読むほどに沁みる下町群像劇月光橋はつこい銀座 イシデ電nyae人生で初めて読んだイシデ電作品であり、一番好きな作品です。 下町の、昭和の香り漂う商店街で乾物屋を営む竹田家を中心に、どこにでもいそうな人々の悲喜交々を描いた、読めば読むほど味が出て心に沁みる群像劇。 あとがきにも書いてありますが、志村貴子先生が作画のお手伝いをされてる箇所があるので必見です。 地味で平凡な人生に時には悲観的になることもあるけど、登場人物みんな自分の仕事に誇りを持っている。長男タケも、普段はアホだけど家に対する誇りを一人前に持ってて逞しい。閑散期に父親が出稼ぎに行くという話で、タケのこの言葉に男らしさが滲み出てますね… ギャグの密度が濃いねえTHE MOMOTAROH にわのまことマウナケアこの作品を読むと、ひと昔前の少年漫画って本当にギャグの密度が濃いなあと思ってしまいますね。本作はおとぎ話をモチーフにしたキャラが闘うプロレス漫画なのですが、ギャグ作品なため登場レスラーはシャレの効いたキャラ揃い。モモタロウ永遠のライバル・キンタロウはイケメンなのに髪切りマッチで敗れて河童状態だし、あんまりなモジリの牛バカ丸や、酒呑童子ならぬシュテンドルフと、そのキャラの立ちっぷりやネーミングは抜群。そして彼らとモモタロウ対決の中で繰り広げられるギャグの応酬。これがまた半端じゃない。それこそひとコマごとに小ネタが入り、その合間に試合をしているようなもの。このネタ、ちゃんと押さえていくと普段の3倍くらい読むのに時間がかかるw。で、さんざん笑わせてかっこよくキメる、というのが小気味良い。気を楽にして読むことをおすすめします。また、オールド・プロレスファン向けのネタもあるのでそこも楽しんでもらえたら。ブラック・モモタロウの正体である影幻春架の元ネタとか、わかるかな?あらかじめ失われ 決して手に入らないもの栄光なき天才たち1 森田信吾名無し「あらかじめ失われ 決して手に入らないもの」が僕にはあまりにも多いのです。恋人だったり財産だったり、才能だったり…。もちろん栄光も、今後手に入らないことでしょう。どれか一つでもあれば他のものも手に入るのでは…そんなことも考えたりしますが、実際どうなのでしょうか。 『栄光なき天才たち』は、大きな才能をもちたゆまぬ努力をしたにもかかわらず、運命のイタズラや周囲の無理解によって報われない人々の物語です。 登場する人物の名前を、僕は殆ど知りませんでした。それは彼らが栄光を浴びることで歴史に名前を残すことができなかったからです。それをもって、彼らを敗者と断じていいのか?名前をしらないことが、そのまま彼らの業績を低さを現すのか?そうではなかった。名も知らない彼らには輝かしい実績があり、心震わす生き様があったのです。 破滅型の天才小説家・島田清次郎の狂死や、周囲の無責任な期待に追い詰められたマラソン選手の円谷幸吉やテニス選手・ブルドック佐藤の死に心震わされますが、私は特に川島雄三に強く惹かれました。 川島雄三は、とかく重いテーマの作品ばかりがもてはやされる戦後の映画界に喜劇作品を撮影していた映画監督です。物語は今村昌平が助監督として川島雄三組に参加するところからはじまります。毎晩、酒をのんでどんちゃん騒ぎ、会社に言うなりふざけた作品ばかりを作る川島雄三に今村昌平は失望します。しかし、日活に移ってからは、喜劇の名作を連発。そして代表作『幕末太陽傳』の撮影が始まります。 口先とノリでうまく世渡りをする男が、田舎者の親父に現実的に説教をくらい、どこまでもどこまでもマジメな世の中から逃げ続けていく、そんな作品をなぜ、川島は撮ろうとするのか…。周囲に誤解されてもどこまでも真剣にふざけようとする川島の鬼気迫る雰囲気に圧倒されていきます。そしてその結果は… 挫折や無理解のなかでも輝くような業績を残す人がいる、そんな感動がこの作品にはあります。 ところで、自分の事を語るようなメロドラマが大嫌い、どこかヒネている川島雄三の姿が爆笑問題の太田光にとても似ているように思えたのは僕だけでしょうか。松本次郎作品を読んだことがないのならお試しして欲しい善良なる異端の街 松本次郎猫あるくモラルの無い歪んだ世界に適応するのならば狂うしかない。 結局人は冗談と本気の間で生きてるんじゃないではと思わされる。 リアリティの無いリアル楽しめました。 この人の本は最後まで飽きさせない、ジワリと染み入ってくる。 川みつばちとロボコップ好きなら読んで損はない ニッポンのロボコップ THE 鈴木くん 川三番地starstarstarstarstarウマタロ1980年代後半に映画ロボコップが一世を風靡した時代があった…のだけど、それに思いっきり便乗したギャグ作品。 主人公は子持ちのロボコップ(死後、脳も機械化して復活)という設定。知能が高いのか低いのかよくわからない振る舞いが多く、とにかく任務優先で、息子の面倒をロクに見れないロボコップを、小学校の島津先生(独身女性)が何とか父親らしい事をさせようと奮闘する、というストーリーである。 1話目などは完全にこち亀の作風をインスパイアしていて何とも言えない気持ちに…。正直、川みつばち作品のギャグ自体にそこまで面白味はないのだけど、やはり独特のリアクション芸を楽しめてこそ、というのはある。コマ枠いっぱいの引き笑いの表情とかね。あと、ちばてつや直伝の背景シーンも見どころの一つ。 後半は人情っぽい話になってきて、島津先生とイイ感じにくっつきそう…というところで終わってるのがちょいと残念。全2巻なんでサクッとよめる犯罪捜査物ハイリコ 坂本光陽 箸井地図マンガトリツカレ男主人公はコンビニ店員で店先にいる女の子を興味をしめすがその女の子は探偵事務所の調査員。特殊能力のハイパーリコグナイザ(超絶記憶認識能力)を使って犯人を見つけ出す。 実際主人公はなんでいるんだろうと途中まで思っていたが話が進むにつれ展開に必要な人物というのはわかる。 1巻の方が雰囲気はすきかな。 マトリ漫画エンドレス・ドラッグ・ウォーズ リスク 笠原倫マンガトリツカレ男今連載中のマトリズムと同じ麻薬取締官の漫画。マトリズムに比べて薬物の描写がかなりきつくハッピーエンドの要素がほとんどない。ヤンマ組組長の鬼山丈はこの漫画の一服の清涼剤だな 主人公のフラッシュバック対策がサックスを吹くというがなんとも言えん面白さがあるな 一度はJIN-GI 御免! 所十三のーりー 人生一度は読むべき。 仲間、生き方、台詞、男が男である理由が分かる。漢の教科書! ゆとりも団塊も関係ねぇ! これを読めば答えがある!! 昭和リアルワンピース!赤羽マニアックディープタウン東京都北区赤羽 清野とおる猫あるく街のおかしなもの、気になることって誰しもあるんだろうけど、面倒くさかったり怪しさにビビったりして普通はスルーするのがあたりまえ。しかし清野先生はそれを日常の一部にして楽しめる才能に溢れています。 文句なしに面白い赤羽の魅力満載ガイドブック! ちょっとした探究心が日常を楽しくしてくれるって事を教えてくれる一冊です!<<45678>>
齢32歳にして、JKを尊敬し憧れてしまった…!! 料理が大得意で性格がよくて可愛くて人のことばっかり考えていて全然嫌味がなくて案外辛辣なことも言えたりしていつも明るくて…こんなもの凄いスペックなのになんかその辺に居そうだし友達になれる気がしちゃうのが芹香ちゃん。 2人の年上男性の間で揺れる心も描かれるけど、そりゃまあこんな女の子みんな好きになる。わたしも芹香ちゃん好き好き結婚したいし芹香ちゃんになりたい!! 若くして料理を志す子はみんないい子なんですかね、ソースは将太の寿司とこの作品だけだけど(ミスター味っ子もギリ) 一気に最終巻まで読んでからクチコミを書こうかなと思ったけど、芹香ちゃんの揺れる気持ちを味わいたくてゆっくりゆっくり読んでみている。こんな気持ちはじめて。 最終巻でわたしと結婚してくれないかな芹香ちゃん。好き。一緒にご飯つくりたい。