新潮社マンガの感想・レビュー531件<<12345>>幼なじみはつくれる今日から始める幼なじみ 帯屋ミドリ六文銭「私の幼なじみになってください」 と、愛の告白のごとく関係がはじまる、主人公・相田航平と転校生・柚木楓の2人。 席も隣、家も隣というおまけつき。 この距離は、もうよくある幼なじみフラグでしかないので、あくまで「幼なじみ」として関係を深めていきます。 朝起こしにいくとか、部屋の窓ごしに会話するとか。 だけど、朝起こしにいこうとするも航平の親御さんが気になるのでいけなかったり、また意外と家と家の間が微妙に離れていて思ってたのと違うことに戸惑い、失敗することも多々。 だけど、この「幼なじみとしてのテンプレ」をこなそうと頑張る2人がとにかく可愛くて・・・良いラブコメです。 幼なじみなら、間接キスも余裕だろとジュースを交換し飲もうとするも、2人して口をつけないで飲む様に自分はやられました(添付画像参照) 『からかい上手の高木さん』が完結してロスってましたが、本作で補充されている気分なので、高木さんが好きな人はハマると思います。(萌えポイントと関係性は違いますが) 世界で一番君が嫌い世界で一番君が嫌い 佐藤夏starstarstar_borderstar_borderstar_border寸々う〜ん、キャラクターが話を進めるためのセリフを強要されている感じがする…。 「謝られるとさ 許さない方が心狭い感じするよね」「でもね 同時に嫌うのって疲れちゃうんだなぁって思った」「うちのお母さんはね世の中に引け目があるの」「日常の小さな失敗から少しずつ自信を失って どんどん生活範囲も世界も狭めていくの」 小学生からこんなセリフ(に至る思考)が出るか…?せめて高校生くらいが主人公の方が説得力があった。『推しの肌が荒れた』感想推しの肌が荒れた ~もぐこん作品集~ もぐこん名無し※ネタバレを含むクチコミです。これが強い女性?JKハルは異世界で娼婦になった 山田J太 平鳥コウにゃむにゃむこの主人公が女性として尊敬できる強い人物との評価が他のレビュー等で見られましたが、私としてはその評価に対して正気かと思うものでした。 まず、男性を基本的に見下しています。 同性から見てもあだ名や同級生の初期の扱い。明らかに事件が起こりそうなことを誘発しておいての責任転嫁。 私たちは買われた?系の心理だと思います。 世の中クソだと浸るわりには後半に判明する能力は現状打破に大きく役立つにも関わらず、なにも行動に起こしません。 他のなろう作品となにも変わりません。 物語ではありません。好き汝の隣人をXせよ 中原たか穂名無し絵が好き。顔がいい。 再会の仕方もとてもいい。 戦争を止められなくても、一時的にでも停められるような明るくて愛のある人間になりたい。 一瞬ののちには誰かが撃たれてしまうのであろうラストがせつない。読切らしいスムーズな展開世界で一番君が嫌い 佐藤夏starstarstarstarstar_borderカイいつまでも無くならないイジメ問題が題材 複数の心理描写や場面転換があるのにどれもスーッ頭に入ってきて読みやすい オチと言うかラストも期待をさせる読切らしい終わり方で良い漫画馬鹿は死にかけても治らない世界で一番君が嫌い 佐藤夏starstarstarstarstarたか※ネタバレを含むクチコミです。悪食の食卓悪食の食卓 羊遊starstarstarstarstar_border寸々オムファタール。幸せに見える家庭を中から食い荒らすという意味ではパラサイトみがある。 これ卒制で描いたの!?暴力シーン&グロテスクなシーンが大量殺彼―サツカレ― 旭 大介starstarstarstar_borderstar_borderゆゆゆ話が進むと警告がド派手に大きくなるので、小さい文字で警告はダメねとなったんだろうか。 作者コメントで旭さんが「倫理観をバリバリに保ったままフィクション殺人鬼愛に溢れた漫画を描きたい。」と書かれているのだけど、倫理観とは。 出てくる殺人鬼キャラクターたち、見た目は良いのかもしれないけど、どいつもこいつもどこかおかしい。 主人公がおかしいと言ってるから、おかしいで間違えていないはず。 その真っ当そうに見えてくる主人公はDV男。勘違いしてはいけない。 一人称視点で読める風の、それぞれのお仕事(殺害)シーンもあったり、ドラマCDについての閑話もあったり。 ドラマCDまで作られたのは、見た目は良いキャラクターたちだからかなとか、ホラーやグロ表現が好きな人もいるよねとか、第一話冒頭の「エンターテイメントで描かれる暴力が楽しめるのは無関係だから」につながるのかなとか、いろいろ考えてしまった。手フェチにはたまらないだろう勢いで、手が描かれている。其れの手も借りるほど 壱弎ハルヒトstarstarstarstarstar_borderゆゆゆ※ネタバレを含むクチコミです。亡くなった恋人の手とそっくりな人に出会い…其れの手も借りるほど 壱弎ハルヒトnyae※ネタバレを含むクチコミです。「首くくりの町 ~篠宮神社シリーズ~」感想首くくりの町 ~篠宮神社シリーズ~ 武者辰虎 夜行列車ニーナええ…表紙を見た時から気づいてました。コレはヤベー話に違いない。そして案の定えげつなかった。しかも〈シリーズ〉って何!?…シリーズ化しちゃうんだ(笑) …っていうか、あまりに怨念パワーが壮大すぎて、逆に怖いのか何なのか分からなくなった(笑)。それにしても、怨霊がえげつないのは当然として、過去の村人たちの方がよっぽど鬼の所業に見えたよ。…続き、気になるなぁ。その人が自称吸血鬼?! この人がホラー作家?!ミスマッチタッグ 藍野りだこstarstarstarstarstarゆゆゆ※ネタバレを含むクチコミです。推しを殺したい推し殺す タカノンノstarstarstarstarstarゆゆゆ憧れすぎて、好きすぎて、これはもう嫌いなのかもしれない。 そんなセリフを言う恋愛漫画があったような気がする。 これはそれの漫画描き版といえばいいんだろうか。 自分がマンガ家・大森卓を超える存在になって、大森卓を殺したいという意味不明な発言をする大学1年生女・三秋縁。 人に作ったものを見られると快感を覚えるという性癖も意味がわからない。 普通なら見られることに抵抗を覚え、それに抗って人に見せ、批評を聞いて、プライドをずたずたにされながら強くなっていくはずなのに。 作品を見られて快感を覚えるせいか、配布するほど、見られることに躊躇がない。 作品に対する指摘はその場で直し始める。 この子、ものすごくできる子だ!! 対して主人公の小松くん。 若い時分に、ネットで好き勝手に作品を批評され、荒らされ、潰れかかっている所を担当らしき編集者はリアルでも批評してメンタルを潰してきて。 トラウマが深すぎるだろうに、小松のトラウマを横に置かせてしまう、三秋さんのマイペースさもなかなかすごい。 デコボコというか、デコデココンビだと思うのだけど、この二人によるボーイミーツガール&サクセスストーリーとなるのか。 今後の展開が楽しみ。スランプ作家の新担当は吸血鬼!?ミスマッチタッグ 藍野りだこ名無し※ネタバレを含むクチコミです。「安心」「安全」「安定」な結婚とは…恋する配偶者 アキヤマ香starstarstarstarstar_bordernyae※ネタバレを含むクチコミです。あぁ…この作者は…JKハルは異世界で娼婦になった 山田J太 平鳥コウピサ朗※ネタバレを含むクチコミです。超強力な怨念が「町」を全体攻撃…!「神仏vs悪霊」な町規模サバイバル!首くくりの町 ~篠宮神社シリーズ~ 武者辰虎 夜行列車starstarstarstarstarたか※ネタバレを含むクチコミです。昭和の少女漫画のソウルを感じるマリーの肖像 素馨皐starstarstarstarstarたか※ネタバレを含むクチコミです。現人神たるクレオパトラ #読切応援ケプリの冠 馬屋原路行starstarstarstarstarたか※ネタバレを含むクチコミです。一軍女子が陰キャの図書委員クンと…象の恥、鶴はおどる 金子こねるstarstarstarstarstar_bordernyae※ネタバレを含むクチコミです。韓流アイドルの卵たちの熾烈な戦いガールクラッシュ タヤマ碧starstarstarstarstar_borderママ子面白い!! ドキュメンタリーとかで最近やっていたりするけど、KPOP好きにはたまらない感じなのかな? 地味だけどの才能あふれるライバルと美人だけど努力で勝ち取る秀才タイプの主人公。 華やかなステージの世界で個性をぶつけあって、もがいて抗ってキラキラ輝いている。技術もメンタルも一皮むけてステップアップしていくんだよね。 目標に向かって頑張っている姿はカッコいい!!後期つげ義春は一味違う義男の青春・別離(新潮文庫) つげ義春名無し引退に至るまでの後期のつげ義春の短編を集めていて、暗い中にもどこかコーンと抜けた明るさがあった同時期の無能の人シリーズやみんな大好き紅い花、ねじ式の雰囲気を求めるとちょっとその地味さに面くらうかもしれない。作品集の後半に向かうにつれて、地味さの増していく傾向があるように思った。まあ、ややマニア向けの渋い作品集と言えよう。 シュール系では「コマツ岬の生活」がほのぼのしていてお気に入り。 「必殺するめ固め」には初期の吉田戦車の不条理ギャグってここから来たのかなーと思わせる計算され尽くしたテキトーぶりがあって楽しい。このノリでもし先生が200ページぐらいの長編が描けていたらと想像すると・・・。 「海へ」「やもり」の2作はつげ先生自身の幼少期に材をとったと思しき自伝的な作品。夜、家から締め出された正助が自分に親切にしてくれた呉服屋の夫婦を植え込みの陰から眺めるシーンがたまらなく切なかった。子供の頃の淋しさをここまで形にし得た漫画を俺は他に知らない。 そして・・・引退作となった「別離」については自分の目で確かめてほしい。暗さが突き抜けて、なにかヤバい領域に入りかけたところで、引き返したような、そういう重さがたまらない問題作だ。ちゃんと怖くてキモいニクバミホネギシミ パレゴリックstarstarstarstarstar_borderNanoあらすじを軽く読んで「オカルト系かな!?面白そう!」ってワクワクで読み始めたらがっつりホラー系だった!いやオカルトなんだけども、しっかり怖い。私はオカルトもノストラダムスの大予言も詳しくなく、流行ったんだよ~という過去の出来事として人から聞いてなんとなく知ってた人間なんですが、これめっちゃ続き気になる。 1話2ページ目からもう画が強い。そこからしれっと1999年のオカルトブーム時代の話になり、実際に放送してたようなテレビやオカルトライターの環境が垣間見えたり…この時点でこの時代を体験していない自分にとってはとても興味深い。そして私も知っているような鏡の話、いわく、怪談。極めつけに冒頭に繋がる1話ラスト…ぞくぞくしました。マジで犬吠埼ちゃんがどうしてああなったのか気になりすぎるよ…。寒くなってきた今だからこそ、オススメしたい作品。<<12345>>
「私の幼なじみになってください」 と、愛の告白のごとく関係がはじまる、主人公・相田航平と転校生・柚木楓の2人。 席も隣、家も隣というおまけつき。 この距離は、もうよくある幼なじみフラグでしかないので、あくまで「幼なじみ」として関係を深めていきます。 朝起こしにいくとか、部屋の窓ごしに会話するとか。 だけど、朝起こしにいこうとするも航平の親御さんが気になるのでいけなかったり、また意外と家と家の間が微妙に離れていて思ってたのと違うことに戸惑い、失敗することも多々。 だけど、この「幼なじみとしてのテンプレ」をこなそうと頑張る2人がとにかく可愛くて・・・良いラブコメです。 幼なじみなら、間接キスも余裕だろとジュースを交換し飲もうとするも、2人して口をつけないで飲む様に自分はやられました(添付画像参照) 『からかい上手の高木さん』が完結してロスってましたが、本作で補充されている気分なので、高木さんが好きな人はハマると思います。(萌えポイントと関係性は違いますが)