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ふーん。なんかの歴史モノかな?となんとなく読んだら最高のやつでした…!『エネアド』(一時期広告が出まくってたち名作エジプト神BL)のお陰で多少神々の知識もあり楽しめました。
意地悪な姉に虐められたクレオパトラが家出し貧しい市井の人間たちに混じり墓荒らしに加担、自らの知識を活かし盗掘に貢献するというお話。
墓を荒らすということは現地のエジプト人にとって罰当たりな行為なのはもちろんのこと、クレオパトラ自身にとっては先祖の墓を暴くという罪深い行為。しかし、生き延びるために彼らと過ごすなかで、「神とは何か」「自分自身が現人神であるとは何か」を見つめ直し答えを見つけ、人々を勇気づけ導くファラオに成長していく姿がメチャクチャ熱かったです!
馬屋原路行先生…覚えました。ぜひもっと作品を読みたい!!
父の跡を継ぎ、当然ファラオになる事だと思っていたクレオパトラ。彼女が王宮を追い出される日は、突然やってきた…。