集英社マンガの感想・レビュー4976件<<144145146147148>>ネタとしての方が有名SWORD BREAKER 梅澤春人starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男ジャンルで言うとロック・ファンタジーと言えばいいのかな。 迷宮に安置された「最強の剣」を盗み出したアバルが「無敵の楯」ソードブレイカーを携えた勇者ルルドとの戦いに敗れ去った。しかしアバルの呪いによって、ルルドは赤ん坊の姿にされた上に記憶を封じられ、異世界である現代日本へと飛ばされたが呼びかけに応じて元の世界に戻る。 これだけ読むとほとんどファンタジーだけどなぜロックか言うと 「殺人上等(コロシジョートー)ー!オレらは無敵の“未成年”様だぜ!!」 「死ね死ね死ね死ね〜!憎たらしい人間どもめ〜!」 「燃えろ燃えろー!!殺せ殺せ殺せー!!」などの名言が飛び交い、 『宇崎ちゃんは遊びたい!』にもネタとして登場した「魔城ガッデム」やファンタジーからちょっと離れた感じだったりする。 アバルの7剣邪のデザインも独特でいい感じだったし、7剣邪のうち6剣邪はあっという間にいなくなったり最終的には盾じゃ無くなったりしたけど俺は好きで単行本発売日に買ったな。蘇軾の人生と食東坡食譜 大河原遁名無し※ネタバレを含むクチコミです。今も続くキン肉マン 38巻〜キン肉マン ゆでたまご名無し80年代に大人気だったキン肉マンが2011年から再開されたものですが、次々と全盛期が更新されていく面白さで、新たに登場した敵キャラクターも大変魅力的です。旧作の必殺技もほとんどが改良を加えて登場しており、進化した絵柄と合わさって実に見ごたえがあります。『食』なくして筋肉なし!!マッチョグルメ 成田成哲名無し普段厳しい節制をしているハゲのマッチョが楽しそうにご飯を食べるのを楽しむだけのマンガ。注文するときはメニューを見ずに常連っぽく頼むみたいな謎のこだわりを持ってたり、普段厳しい表情なのにご飯を食べるときは美味しさで笑顔になるのが可愛い。あといい笑顔の時は頭が光る。 実在のお店が登場するんだけど、厳しいトレーニングの反動からか訪れる店は全体的にガッツリ系。いつか行ってみたい。 実在といえば、今回読み直して「(作中に登場する)マッチョ29のゴリラ小嵐ってコアラ小嵐のことじゃん…!!」と気づいて衝撃だった。 ※マッチョ29…「筋肉で日本を笑顔にする」エンターテイメントグループ。 以前の勤めていた会社で、夜勤明けの朝は必ずマッチョ好きの女性の先輩がマッチョ29の曲を流してたのを思い出します。その先輩の推しがコアラ小嵐でした。まさかこんなとこで彼を見かけるとは嬉しいおどろきでした。 https://youtu.be/26zZk_33Dek https://twitter.com/bisekai1/status/857211481598730240?s=20 部下ちゃんもっと押すんだお局さんとグイグイ部下ちゃん 寅尾あかまる名無し「私たちは恋を描けない」のあかまる先生が、名字をつけてグラジャンでオフィス百合…!他人にも自分にも厳しくてお局と呼ばれる立場になってしまった上司の蓮水さんに容赦なくグイグイくる新入社員の佐々木さんのコンビは読切だけではもったいない。蓮水さんが完全におちるところまで見届けないと気がすまない。なかなか結婚できなかったカップルが…うちのママが言うことには 岩館真理子名無しタイトルの割にママはそんなに登場しません。甘夏英太郎と北風けいとは結婚を約束したカップルですが、けいとの父親と4人の兄達に反対されています。どことなく頼りないというのです。英太郎の職業は編集者ですが、幼い頃に事故で両親が亡くしていて、まだ高校生の妹に仕送りもしている為、あまりお金もありません…。どうにか駆け落ち騒動までして結婚に至りましたが、英太郎がけいとの友達のはるかに惹かれ始めます。2人は生い立ちが似ているのです。結局、不倫は未遂で終わりますが、けいとが泣きながら「かわいがられて幸せに育っちゃってわるかったわね」というシーンにはしょんぼりしちゃいました。どちらも子供っぽいカップルなのでドタバタ劇が面白かったのですが、まさか最後にちょっとシリアスな展開になるとは驚きでした。とはいえ英太郎が担当している女性小説家など変わったキャラもたくさんいるので読んでいて楽しいです。美男美女なのにサロンパスが似合うところが岩館真理子先生の作品の良さだな〜と思いました。いいペアだ白黒ヴァンペア しなぎれ名無しソウルイーターのマカとソウルに近いくらい好きな男女ペアかもしれん。 仕事じゃないときはそんなに仲良くない風でもいざというときはお互いが居なくちゃ成立しないような存在なのが好きなのかも。連載化してくれー!!! 飛ぶことと、守ることとソラモリ 村上もとか 千葉きよかず名無しかつて大ヒットした映画「トップガン」 迫力有る戦闘機の空中戦映像などに 主人公の成長譚がミックスされている名作。 だが映画公開当時に見てから、ずっと疑問に 思っていることはある。 米軍がソ連軍の戦闘機をアッサリと撃墜。 それでいいの?と思った。 娯楽映画なのだから、ヤボな感想だったかもしれないが。 「ソラモリ」もまた、主人公は戦闘機乗りに憧れて 自衛隊学校に入校し、努力し成長して行く話だが、 トップガンとは似て異なり、トップガンに感じた疑問点を 色々な角度から再検討させてくれる内容だった。 主人公は戦闘機乗りになりたい、 早く、速く、長く戦闘機に乗りたい、と 高校卒業と同時に空自の航空学生となる。 出世欲は皆無。 国防意識は、ある意味で普通。 だが祖父が元・特攻隊員。 父はそんな祖父に複雑な思いを抱いている。 母は自衛隊を軍隊と思い、危険な仕事と思っている。 そして主人公は航空学校から自衛隊へと 進んでいくなかで 家族以外にも色々な人との出会いや経験をして、 考え方も変わっていく。 空を飛ぶことの大変さや意義や責任を深く学び、 単なる憧れとしての「飛びたい」では無くなっていく。 国防として空を飛ぶ自衛隊を描きながら、 国防・防空についてを漫画で描きながら、 これは単なる自衛隊肯定でもなければ戦争批判でもなく 絵空事ではない話だと意識させてくる漫画だ。 美少女…ではなく主人公が最強の漫研ラブコメ!漫研に美少女 轍平天沢聖司※ネタバレを含むクチコミです。めちゃくちゃ面白いじゃん…忘却バッテリー みかわ絵子名無しいま二巻分よめるらしいので試しに読み始めました。 忘却バッテリーってそのまま忘れてるのに野球やる漫画ですが設定はさておき1話がうまい!いや、キャッチャーのキャラがいい!?最高でした、読み進めます 1話読んでみてくれ〜! 利休転生私は利休 連打一人 早川光 木村宗慎マンガトリツカレ男俺の好きな「江戸前鮨職人 きららの仕事」の原作者が書いているので気になったので読んだ。 あらすじにある通り、雪吹なつめが茶人・山上宗刻の茶道教室に田中芳郎を誘ったところから始まる。開始当時は意識はないが田中芳郎は利休が転生おり、物語が進むにつれ利休の意識ではじめ、また同じ時代に転生した利休の関係者なども登場していく 今の茶道に対して利休がどう考えるかなどの話もあり楽しめた。 至極のおっぱい漫画No.1すんどめ!!ミルキーウェイ ふなつ一輝名無し※ネタバレを含むクチコミです。一条ゆかり作品には珍しい天然ボケな主人公天使のツラノカワ 一条ゆかり名無し牧師さんの一人娘の美花ちゃんはとっても信心深かったけど、婚約者に浮気されたのと同じ日に空き巣に全財産を盗まれたことに絶望して「もう神様なんて信じない!」と生き方を変える決心をします。それからは生活が一転して交友関係も華やかになりますが、超天然…よく言えば天真爛漫な美花ちゃんに全員振り回されちゃうラブコメディーです。 この作品が掲載されたマンガ雑誌「コーラス」は一条ゆかり先生の為に創刊されたと聞いたことがあります。いわば看板作家ですよね。この作品を読みながら自分はストーリーよりも一条ゆかりを楽しんでいるんだということに気づきました。美男美女のキャラクター、豪華な舞台、印象的なセリフ…これらは一条先生の美意識だけでなく、読者を喜ばせたいというサービス精神の賜物なんですね。やはり少女マンガ界にとって唯一無二の存在だなということを再認識しました。 キングダムの元ネタキングダム 原泰久コロ蚩尤(しゆう)の元ネタってあるのかな。イレギュラーな短編&読切3作を収録異次元商人 吉田ひろゆきstarstarstarstarstarひさぴよ「Y氏の隣人」連載中の平成2年〜5年までに発表された吉田ひろゆき氏の短編を一冊にまとめたもの。 (週刊ヤングジャンプ増刊、サーティ、ワーキングデビューなどの雑誌に掲載) 「異次元商人」は、Y氏とほぼ同じ世界観で、悩める青年たちの前に怪しげな行商人が現れ、Y氏の世界で流通しているような異次元の商品を与えては成功or破滅に導くというのがお決まりのパターンになってます。 ジャック・天野という商人が登場するのですが、その名の通り天の邪鬼のような性格で、人間たちの欲望をつついては楽しむ様子が実に悪魔的でした。 <読切「天職」「出世双六」> ページ数は短いですが人生の妙味が描かれていて面白いです。 吉田ひろゆき氏らしさに溢れた作品。 <読切「駄菓子屋」> 原案のヒロオクダという人は、本庄敬先生の「クジラの唄が聞こえるネイチャリン」原作をされていた方です。 これまでの吉田ひろゆき作品では異色と思えるほど、ストレートな作風で泣けるお話でした。 ジャック・天野↓マジで好きなんだけどあんまり信用されないトリコ モノクロ版 島袋光年starstarstarstarstarマンガトリツカレ男どのくらい好きかを聞かれたら「トリコ」と「こち亀」が終わったあたりでジャンプを買うのをやめてるし、おそらく単行本でも買っていた最後のジャンプコミックスかもしれないくらい好きなんだけど、人とマンガの話をするときにジャンプだとトリコが好きだったというとなんとなく「こいつマジでいってんのか?」みたいな感じになる事が多い 一見俺の日頃のマンガの趣味からかけ離れているように見えるのかと思うけど、俺としては昔のジャンプマンガの雰囲気を持ちつつ2000年代向けに綺麗に合わせている傑作だと思ってる。 具体的にどの辺が好きかというと、話はうまいものを食いたいだけとシンプルだし展開も早いし異常に読みやすいのとおまけにねじ込んだ感じでいい話を入ったりと飽きない。 まあインフレがひどいとかグルメとつけばなんでもいいとか、小松の泣き顔がムカつくとか、このマンガで一番うまい食材はゴッドじゃなくてトリコだろとか言われたりするけど俺がすごい好きだよ。最近全巻読み返してつくづく思った 奇をてらった漫画かと思いきや、ちゃんとしたテーマのある漫画にくをはぐ 遠田おと名無しにくをはぐのタイトルで「小川千秋は男だ」のモノローグ、女性がジビエを捌いてるコマで始まります。 まさかトランスジェンダーと漁師を一緒にするとは。 奇をてらっただけで中身はないのではないか。 そう思いつつ読むとそんなことは全くなく、ちゃんとテーマがあって唸らされるストーリー。 これジャンプ+なんですね〜 人の心と人生に肉薄した話、好きです。 読んで色々感想聞いてみたい漫画です。東村アキコの初期短編集ゑびす銀座天国 東村アキコ名無し「そういえば東村アキコの短編集って読んだことないな」と思い手にとったのがこれ。ひまわりっ ~健一レジェンド~や、ママはテンパリストより前の2004年に連載されていた作品ということで、絵の感じやストーリーの作り方がやっぱり今と違うなぁと新鮮でした。 現在東村先生が描かれる漫画は、基本的には「全体的には明るい雰囲気のコメディで、その中で少しだけシリアスパートがあり、そこで主人公が気持ちを吐露するなどしてその作品のテーマを主張する」という作りになっていると思います。 が、この『ゑびす銀座天国』には特にテーマなどはなく、ドライアイス屋で働くコオロギ(28歳・男性)と、彼を取り巻く3人の女性たちの様子をただ描いている…という感じでした。 あえてドラマチックで面白いストーリーの起伏を避けて描いているような、淡々とした感じがすごく意外でした。 とは言え、ギャグパートのノリや畳み掛けるようなセリフ回しは今と同じ。これこそが東村先生作品に共通する一本通った筋なんだなと良い発見をすることができました。大人のオンナか集まると大変だ。オンナ37歳 たやすくないのよ、人生は みなみなつみPom 同窓会の通知から再び出会った女5人それぞれの物語。 みんな色んな問題抱えてるんだけども、茜のお節介がすぎている。。 友達の人生に介入しすぎている。。 しかし、茜が世話を焼くにも理由があるのでそこは後半で判明。 とにかく茜以外の4人の友人が離れないのは彼女と一緒にいることによって真っ直ぐな茜に励まされたり勇気づけられたりするからなのかな。 何にせよ、大人になってあんなに本音で言い合える関係性を作れてるってことは素晴らしいなって思いました。 小説家に締め切りを守らせようとする編集者の話真っ赤な嘘と真っ白な紙 麻生周一名無し※ネタバレを含むクチコミです。叔父vs姪の熱い格ゲードラマGood Game!! 栗原和明名無し人間ドラマがちゃんとあって漫画としてよく出来てるなぁと思った。ちゃんと熱さが伝わってきた。 英理の「ソニックカリキュレーション」とかいう脳で高速演算して先を読むという設定だけ妙に厨二で読んでて恥ずかしかった。 それさえなければ真面目な熱いeスポーツ物語になって良いのに…と思ったけど、多分こういう強い癖がないと何のインパクトもない平凡な話になってしまうんだろうな。 他の話も読んでみたい。 【あらすじ】 勉強でいい点をとり勝つことだけが目的で、勝負の面白さを知らない姪の英理に、格闘ゲームの面白さを教えた叔父のササキ。腕に限界がきていたササキは、中学生の英理と決勝で争い敗北したことを機に引退する。 5年後、世界大会5連覇を成し遂げた英理は、ササキの言う「良い勝負」を求めて待ち続けることに飽き引退を決意する。ササキは英理のような天才を辞めさせるわけにはいかないと、再びコントローラーを握る。爆裂しちゃだめだろ!謎尾解美の爆裂推理!!(読切) おぎぬまX名前のクセが強すぎる※ネタバレを含むクチコミです。 ただのモテない男のひとり語りと思いきや…ZY ON MOBILE 大石浩二名無し終始、主人公であるとにかくモテない男のモノローグだけで話が進むので「なんだこれは?」という気持ちが増してきます。 しかし、いつかは非モテを脱したすごい秘密が判明するに違いない…!と信じて読み進めると結局「出会い系」でしたというオチ。ただそこで諦めずに最後まで読むと、まさかの結末が待っています!JK2人で化物とクールに対峙する君が肉になっても とこみちさいろく1巻完結、潔い。 そしてこの2人のJKの愛が深い。(みだらなシーンは一切ございません) なんというかこの後半は既視感があるが、流れとノリが軽いようで重く、真剣に受け止めればすごく強い主人公だなと思えてとても尊いのでおすすめ。<<144145146147148>>
ジャンルで言うとロック・ファンタジーと言えばいいのかな。 迷宮に安置された「最強の剣」を盗み出したアバルが「無敵の楯」ソードブレイカーを携えた勇者ルルドとの戦いに敗れ去った。しかしアバルの呪いによって、ルルドは赤ん坊の姿にされた上に記憶を封じられ、異世界である現代日本へと飛ばされたが呼びかけに応じて元の世界に戻る。 これだけ読むとほとんどファンタジーだけどなぜロックか言うと 「殺人上等(コロシジョートー)ー!オレらは無敵の“未成年”様だぜ!!」 「死ね死ね死ね死ね〜!憎たらしい人間どもめ〜!」 「燃えろ燃えろー!!殺せ殺せ殺せー!!」などの名言が飛び交い、 『宇崎ちゃんは遊びたい!』にもネタとして登場した「魔城ガッデム」やファンタジーからちょっと離れた感じだったりする。 アバルの7剣邪のデザインも独特でいい感じだったし、7剣邪のうち6剣邪はあっという間にいなくなったり最終的には盾じゃ無くなったりしたけど俺は好きで単行本発売日に買ったな。