名無し1年以上前…となんか勝手に思っていたんだけど読み返してみたら意外とそうでもなかった…と思ったが読み進めてみるとやはり多いんじゃないか…!?青空にモノローグを投げていくオチが…!炎尾先生の手に余る事象が起きる回で使われがちな気がするな。もうちょっと検証してみます。 ちなみにこう思った理由は多分この「人気の出すぎってのも怖いもんだよナァ……」(1巻)がインパクト強すぎたせい。吼えろペン青空を見せて終わるオチが多い4わかる
名無し6ヶ月前マンバでお勧めされているのを見かけて読みました。 作品には、明確にADHDや自閉スペクトラム症の診断が出る子が登場していますが、診断出ないまでもそうした特性を大なり小なりもっていて、それが原因で学校に行けないいわるゆ不登校の子が増えていると聞きます。うちの子もそうです。 親の発する何気ない一言が、こどもを追い詰めている可能性を痛感させられ、胸が痛くなりました。親に限った話ではなく、学校の先生、習い事で関わる大人、親戚や近所の大人まで、こどもと接する人はみな、こどもの心情に寄り添う優しさを持ち合わせる必要があると感じました。 こどもの心という大いなる未知の領域があるということに理解が進むといいなと思います。その意味で、解説記事や文献もいいですが、知識としてだけでなく表情含めて具体的にイメージがもてるこうした作品は広く読まれるべきと思います。 ぜひ読んでもらいたいです。リエゾン ーこどものこころ診療所ー子供と接する人全員読んだほうがいい5わかる
nyae8ヶ月前こういうコールドスリープの使い方があったか…という感心がまず来ました。 自分が親だとして、まだ18歳の我が子が余命わずかとなった時にこういう選択肢があったらどうするだろうか。いずれにしても、決定権は親ではなく本人にあるべきだとは思う。だけど親も親で、コールドスリープしている時間は毎年1年もあるわけで、その間何も疑問に思わなかったんだろうか。妹が言うようにおかしくなっていたんだろうと思うけど。 読んだ直後はそんなに思わなかったけど、なんかだんだん親のエゴがあまりにもグロテスクすぎて気持ち悪くなってきた。六年目の浦島太郎何が正しいのかわからない6わかる
かしこ8ヶ月前余命3ヶ月の宣告を受けた18歳の主人公。母親の希望によりコールドスリープをすることになり、1年のうちに4日間だけ目覚め、18歳のまま15年間生きることになった。しかし目覚める度に普通に年を重ねている恋人や友人達とのズレを感じ始める…。 計143ページの大作ですがスルスルと最後まで読んでしまいました。面白かったです。あのままコールドスリープを続けてたら主人公も家族もみんな辛くなったと思うけど、それをやめる選択は本人にして欲しかった。あの2ヶ月後には死んじゃうんだと思うと何となくスッキリしないし、年下の妹が主人公と同じ年齢になって顔がそっくりになったのも変わりの人間がいるみたいだと思ってしまった。心理描写がたっぷりとあったので感情移入しすぎちゃったけど、これが50ページくらいの短さだったらまた違った印象になるかもしれない。六年目の浦島太郎143ページの大作だけど読みやすい3わかる
名無し6ヶ月前中途半端な希望と中途半端な覚悟は不幸しか生まねーな、といった感想 コールドスリープなんて技術が存在しなければ何も無かったし、一気に50年睡眠設定にしとけば少なくとも50年後の医療は受けられる でも50年後は両親生きてないし友人恋人だって68歳、そんなの死んでるのと一緒じゃん… 心の弱さからくる先延ばしなんて成功するはずも無いし、世の理を歪める事なんて誰にもできない どこか教訓めいた「猿の手」に似てる作品だなと思いました六年目の浦島太郎六年目の浦島太郎 #読切応援10わかる
名無し1年以上前『Ms. NOBOTAN』で第84回新人コミック大賞大賞を受賞した赤井千歳先生の新作読切。ETCとは「地球外文明(Extra Terrestrial Civilization)」の略で、宇宙人のオーバーテクノロジーによって引き起こされた事件に対処する警視庁の課を描いたお話。 すでに地球には宇宙人たちがたくさんやってきている…というレベルE的な話っていいですよね。 なにより今回対応する事件というのが「プロジェクション・マッピングで投影したような大量の光るAI生物の捕獲」というのが素敵でワクワクしました。 (しかもただ綺麗なだけじゃなくてほっとくと宇宙がヤバい…という設定も良かった) 後編で格ゲーのチャンピオンだという犬養班長の息子がどうやって事態を解決するのか楽しみ。ETC対策課のレポート宇宙人の事件を解決!3わかる
兎来栄寿10ヶ月前AI関連の議論を見ない日はないというほど、世間にAIが浸透している時代がやってきました。地続きの現実を生きていると実感が薄いですが、今や小学生でもAIを使って作文やデータ解析ができる時代です。自分の子供のころを思うと、『ドラえもん』で夢見たような未来の一端が実現されていると言えるでしょう。 ただ、テクノロジーの進歩が輝かしく照らす道の端には、その陰で失われていくものもあります。多くの職業がAIによって代替され消えていくのは必然で、人類の歴史上でも繰り返されてきた出来事です。 この物語は、余命1年を宣告された売れない小説家・菅井櫓を描く物語です。コールドスリープをした100年後の未来では、彼の作品が21世紀のベスト10に選ばれており国中が彼の新作を心待ちにしているという状態でした。 生成AIを利用して小説を書く「呪言師(ソーサラー)」の台頭により小説家を含む物書きがいなくなってしまってしまった世界を舞台に、創作の意義や様態にまつわる問いかけがなされていきます。 また、この物語を牽引するのはヒロインの更科結衣の存在です。自分の作品を処女作からすべて読んで愛し、生きる糧にしてくれていた女の子。櫓は、他の誰のためでもなく彼女のために小説を紡ごうとします。コールドスリープして100年経った世界には普通に考えれば結衣がいるはずはないのですが、直筆の手紙が届いたことで存命の可能性があると解り、彼女にまつわる謎と彼女との関係性という部分も本作のポイントとなっています。 小説がテーマになっている作品らしく、「経」と書いて「たていと」と読ませるタイトルから、作中で櫓が発するさまざまな言の葉まで文学的な表現に溢れているのも特徴的です。 「一流の文学者なんてのはもっと残酷な人種であるはずだ。彼らは、青春期の若者たちに一生彼らの心臓を掴んで離さない鮮烈なトラウマを、いかにして植え付けようかと苦慮するような人種であるはずだ。文学の持つ毒を、持てる限りの文才で、いかにも12月の針葉樹のように美しく飾り立てて…」 「インクの木になった果実でお腹を満たしたい」 といった表現は好きです。私も、電子の海に漂って生きながらも槙島聖護のように紙の本を愛し続けていくことでしょう。 ミケランジェロの言葉や『ソクラテスの弁明』を引用して、創作における芸術家の役割は実は本質的には変わっていないのではないか、と考える節など芸術の根幹に触れる部分は特に興味深く、AIが隆盛を極めていく時代にあって今一度向き合っていきたいテーマに歴史を俯瞰しながら正面からぶつかっています。その上で、AIには成し得ない、AIを超える創作をしようとする姿が堪りません。 純粋な小説家との仕事をする機会が失われた編集者ニールセン・叶エが、ノウハウもまったくない状態で初めての作家とのやり取りに苦慮するのも面白いです。AIによって現代よりも圧倒的に大量の物語が作られるようになった時代であるなら、その良し悪しもまた人間ではなくAIが判断するようになっているはずです。編集者という仕事は名前は同じでも仕事内容は大きく変わっていそうで、他の編集者がどのようなことを行っているのか気になります。 自動運転車は当然実用化されているとして、SF好きとしては端々に登場するであろう未来ガジェットの数々にも興味津々です。 小説の、創作の、創作者の未来に肉迫しようとする意欲作。物語を愛するひとりの人間として、目が離せない作品です。100年の経小説家がいなくなった未来で #1巻応援10わかる
名無し6ヶ月前西餅 僕はまだ野球を知らない 高校野球でセイバーメトリクスって正直あり得ないんだけど、それはそれ 漫画的には地味に面白かった まぁ、敢えなくすげー半端に打ち切られる事になるんだけど作者は未練たらたらで以降ネットをベースに作品発表するようになった(^-^;自由広場面白かったのに中途半端に終わってしまった漫画3わかる
マンガトリツカレ男6ヶ月前・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 昔になんとなく読んでいたが今回読み返した。 猿渡哲也版の「無法松の一生」とも読める内容だったな ・特に好きなところは? 色々謎が多いまま終わったところ ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 1話完結で他の作品よりもわかりやすいし、残酷描写も少ないので読みやすいとは思います 傷だらけの仁清傷だらけの仁清 #推しを3行で推す2わかる
あうしぃ@カワイイマンガ1年以上前〇〇×女子という作品は、ジャンルを緩く紹介するものを想像しがちですが、本作はそういう感じではありません。1巻を読み終わって、私自身の経験……FXでは無いけれども少しだけ相場(個別株)に触れていた時の事を思い出して、身体が強張りました。 主人公の女子大生は、過去に母親がFXで大損の末自殺に追い込まれたのを、自分の責任の様に感じている。 お金のためではなく、自分の戦いとして始めるFX。奨学金が貰える程の頭脳で、時間をかけてFXを学び、冷静さをもって始めたトレードでしたが、次第に泥沼にハマり冷静さを失ってゆく。危機に陥るたびに口当たりの良い言葉で自らをごまかし、気高い言葉で博打を正当化する主人公は見ていて辛い程。そこにゆるふわさはありません。 主人公を煽る投資仲間の存在も不穏。よく投資について助言したり情報を流す人はオンライン・オフライン問わず存在しますが、そういう人達が何を思っているのかを考えると、こういう人もいるのかもな……と、正直怖くなる。 カワイイ絵で描かれる表情の変化は次第に狂気を伴って、激しいチャートの浮き沈みに人が翻弄される様を残酷に描き出す。今まであった金融系漫画の泥臭さよりはむしろホラーに近い読み心地の、恐ろしい作品でした。FX戦士くるみちゃんJD×FX=ホラー #1巻応援6わかる