mampuku2018/04/18なんやかや長々書いたがぶっちゃけ表紙の女の子が可愛いから買った 近所のツタヤで推されてたので手に取ってみた。ゲーム中に異世界へ飛ばされる話。流行りか。FPSの装備(銃とか)でファンタジー異世界に紛れ込んでしまい、魔力がないので他の冒険者たちにバカにされるが銃があるので結局無双できてしまう。女の子にちやほやもされる。 この手の作品に対して設定のオリジナリティのなさを残念がることは、現実の馬が空を飛べないことを嘆くぐらい意味のないことで、見るべき見どころは他にある。 作画の人が意外とベテランで、奥行きを感じる多彩な構図、昔のガンガンみたいなクールな空気感、キャラクターの息遣いが感じられるような仕草や日常芝居が素晴らしい。話の方も、モンハンよろしく斃した敵をナイフでさばいて魔石や毛皮などを文字通り剥ぎ取って見せる美少女ヒロインに主人公が面食らったりなどコミカルな描写で世界観を教えてくれるので、淡々とゲームのチュートリアルみたいな説明されるよりよほど楽しく読めた。 続きが気になって仕方がないというタイプの漫画ではないが、気持ちよく入り浸れるのでそういう意味で続きが読みたくなる。マヌケなFPSプレイヤーが異世界へ落ちた場合佐伯淳一 地雷原 UGUME
mampuku2018/04/17イルでドープな別冊マガジン新連載 「レペゼン・コミュ障」という個性的な自己紹介を引っ提げて、美少女×ラップというありそうでなさそうな漫画が始まりました。「川柳少女」のラップ版みたいな感じですね。イルでドープな萌え漫画です。 授業中にいきなりプチャヘンザ!とか言い出す隣の席のメガネ男子・十文字大輔くんもノリが良くて面白い。丹沢すだちが此処にイル!額縁あいこ
mampuku2018/04/12神仏や民話、オカルトをモチーフにした親しみやすいオムニバス アイデア勝負で突拍子もないところとか、なんか良い話っぽかった気がする!って話がたまに混じってるところとかすごく短編集してて好きです。あとこの作品に限らず、オムニバス作品って日本神話とか仏教ネタ多いですね。 絵も親しみやすく読みやすく、どの話どのキャラも最初の数コマですぐ好きになれるのであぁこれぞ短編オブ・プロフェッショナルだなあなど。 うどん職人の娘が地獄でうどんをこねる話とか、タヌキが猫に化けて猫カフェに再就職する話とか、そんな散々奇抜な話やった挙句、最後はピュアなロマンスで良い感じに〆。素晴らしすぎます。 奪衣婆が可愛すぎるのでみんな1巻読もう世界八番目の不思議宇島葉14わかる
mampuku2018/04/11白ニーハイとかほんとにニーハイ好きじゃないと履かせないと思うんだよな 姫カットの女子高生が制服着て銃火器や日本刀振り回してるだけで最高なんですけど、ほんと毎度のことながらロマンの塊みたいな漫画描きますねこの作者。そこはかとなく童○臭いサービスシーンも個人的には結構好きです。笑 基本的にはSF的な背景をベースにした異能バトルとサスペンスで、セクシャルでバイオレンスな内容も多分に含みます。前作「エデンの檻」の最終回があまりに衝撃的だったのでそこは少し警戒しましたが普通に良い感じに終わったので逆に拍子抜け。DEATHTOPIA山田恵庸2わかる
mampuku2018/04/10将棋を通して心を覗く、妖怪・歴史ファンタジー 読んで字のごとく将棋マンガなんですが、これは本当に将棋マンガなのか?なんかよくわからないけどめっちゃ面白い(笑) 京都の愛宕山に棲む妖怪「さとり」が、死の淵に立つかつての偉人たちの前に現れては将棋の勝負を仕掛ける。魂で殴り合うような対局の果てに彼らは心の奥底をさらけ出され、なんやかんやでハッピーエンドになる…と。 藤田和日郎先生のもとで長年アシスタントをしていたとのこと。絵を見れば一目瞭然レベルでいろいろ受け継がれてるなって感じ覚の駒内富拓地8わかる
mampuku2018/04/09肉萌えな食リアクション漫画 グルメ漫画ブームも落ち着いてきた頃合いでしょうか。「肉女のススメ」は珍しい拘りのグルメとかそういうのではなく、仕事に疲れた女子がとにかく肉を美味しそうに食べるだけの漫画です。 動物の肉に含まれる必須脂肪酸には、向精神作用があるそうで、鬱の予防などにてきめんの効果があると言われています。 https://www.ebarafoods.com/sp/meat/health/c24.html そう、つまり仕事のストレスには肉!とくに脂ののった牛や豚!つまり人目を憚らず泣きながら肉をむさぼるこの人たちは生物的に圧倒的に正しいわけです。肉 is 人生!! そして余談ですが主人公こと表紙のお姉さん、三白眼なんですね。一見して何考えてるかよくわかんない感じの顔の記号ではあると思うんですけど(人相悪いですからね)それでいて逆に単純思考のキャラクターにも見えるというか、本能に忠実?「だがしかし」のほたるさんなんかも何考えてるかよくわからないですけどふたを開けてみたら駄菓子のこととか俗っぽいこと考えてたり…そんなギャップな魅力を感じます、「三白眼」。リアクション系の食マンガですから、やっぱりキャラの魅力・萌え度は大事です。 あと、「ハンチョウ」などは飯テロ漫画を自称してますが、こういうリアクション漫画こそが一番の飯テロなのではないかと最近思うのです。漫画って色も音声もないので、料理の絵や説明だけではパンチが弱いんですよね。肉女のススメ小鳩ねねこ1わかる
mampuku2018/04/08期待の新連載。「スポーツのマガジン」復活へ 近年の3大誌の読み切りでもトップクラスの面白さだった「キスアンドクライ」がついに連載開始! 羽生結弦選手の圧倒的人気や大ヒットアニメ「ユーリ!!! on ICE」などで男子フィギュア人気の高まっている今、大ヒットなるか。 ストーリーは勿論期待感はすごくあるもののまだまだここからって感じですが、絵の力やセリフの力は早くも読んでてビリビリくるものがあります。キスアンドクライ日笠希望
mampuku2018/04/05泣けるアフタヌーン アフタヌーンで「金のひつじ」を連載中の尾崎かおり先生による過去の傑作。大人には相談できない秘密を抱えて、誰にも内緒の初恋をした11歳の夏。強烈なノスタルジーに加え、逃避行のドキドキと背徳感、爽やかさと切なさが心地よい1冊です。 こんな象徴的な台詞がありました。 「どんな理由があっても…悪いことだとわかってても それしかできないときって」 「他にどうしたら──どうしたらよかったんだよ!?」 周りより大人びて見えていても少女はどうしようもなくまだ子供で、その「重荷」は小さな肩に背負うにはあまりにも大きくて、そんな彼女の力になりたいと願う少年もまた何もできない子供でしかなくて… 幼い彼らは大人の力を借りなければ生きていけないけれど、彼らの中にはたしかに守りたい世界があって、でもそれって紛れもない「愛」そのものなんですよね。愛という確かな意思によって突き動かされた物語であるからこそ、彼らの努力も涙も旅の結末も、儚くも美しく感動的なのではないでしょうか。それがたとえ子供故に浅はかで、拙い足取りだったとしても。 小学校高学年のこの時期ってなかなか自分の素直な気持ちが自覚できなかったり、思ってても言えなかったりしたものでした。けれど勇気をもって一歩踏み越えて行動した先にはまったく違う世界が広がっていて、そこから得られる高揚と不安それこそがまさしく冒険のワクワクに他ならないわけです。異世界ファンタジーでも得られないほどのドキドキで感情を揺さぶられる、少年少女たちが精いっぱいの冒険をする話がたまらなく大好きなのです。 「四月は君の嘘」とか好きな人にも薦めたいですね。神様がうそをつく。尾崎かおり2わかる
mampuku2018/04/0439歳主婦がスキだらけ!なショート 「天野めぐみはスキだらけ!」の大人版みたいな(?)隙だらけのアラフォーお姉さん(人妻)が無自覚に幸せを振りまく漫画。 必要以上に扇情的な絵にしていないのが素晴らしい、というかわかってますね。シチュエーション自体を楽しんだり想像する余地があり、ヤンマガの水球や先生などとは全く違う色気を感じることができます。 というかページ数の少なさが…切ない!美魔女の綾乃さん相原瑛人
mampuku2018/04/03「可愛さの音圧が高い」美術部ラブコメ まさにアニメを切り出して漫画にでもしたような高クオリティの作画で、作監でもつけてんのかってくらい異様に安定しています。表紙もアニメ塗りでなんかキービジュアルみたいです。あるいはラノベの表紙。10年前のアニメ好きな人が好きそうな絵柄ですよね、とらドラ!とか、ゼロ使とか、かんなぎとか。私も好きです。 この「可愛さが高い水準で安定している」というのが非常に素晴らしいのです。音楽に無理やり例えるなら、音圧が高くRMS値が高い状態です(音圧競争には賛否ありますがダンスミュージックなどでは大事な要素です)。私は以後これを『可愛さの音圧が高い』と呼び表したいと思います。 話は一話完結式で、落語みたいに丁寧で笑える話や人情系の話が多いですね。そして1巻の一話くらいの割合でたまにあるラブ濃度の高い話数はかなり尊みが深く、美麗な絵ばかりに目がいきがちですがラブコメとしてもかなり質が高いです。 作品内で頻繁に使われる「カメラを固定したまま時間の経過を数コマに渡って描く」やつ、ARIAやよつばとを読んだとき初めて「こんな素敵な技法が!」と感動したのですが、めちゃめちゃ上手くないとできないやつですよねこれ。他にも視覚的に飽きさせないカメラワークやつけPANみたいな動き(1巻で宇佐美さんが泣く前のページ)とか、映像的な演出が各所に盛り込まれています。 一方でコマをぶち抜いた立ち絵(さよなら絶望先生でよく見るやつ)とか可愛い描き文字など漫画的な表現もしっかりしていて、よくあるイラストだけ上手い人とは一線を画します。 基本的にマンガは話の面白さと同じかそれ以上に絵のうまさと完成度が大事だと考えているので、そういう意味で文句のつけどころがほとんどないなと感じました。欲をいえば、シリアス展開とか恋敵とか、好みが別れるような刺激的な展開があったほうがより私好みではあるんですが(笑)この美術部には問題がある!いみぎむる
mampuku2018/04/02ハルタとかアフタかと思ったらアオハルとは意外な… 30代前後のアニメオタクが好きそうな絵柄で少年と少女の不思議な交流を描いた短編集。しいて言えば「それ町」をSFやミステリーじゃなくて日本神話やらで味付けしたような作風です。作者も絶対ディープなオタク。 ヒロインの半分が眼鏡。好きなんでしょうね。私も好きです。表題の1話めみたいな傍若無人なメガネ女子ってなんでか一定の需要がありますね ■「ザンネン アンド ドラゴン」 小6同士の照れくさいやりとりが微笑ましいです。町に居ついた龍が世話のお礼に願いを叶えてくれるんですが、少年が下したが意外かつ素敵でした。 ■「Kampfgruppe Kinderheim 孤児院戦闘団」 大戦末期ドイツ、兵隊のおっさんと戦災孤児たちが戦車で珍道中。あとがきでとらちゃんって読んでるからティーガーですかね。戦争映画に詳しいほうが楽しめそう こぼれ話的なあとがき漫画も面白いです。正しくオタクですね作者。昔話のできるまで山田穣1わかる
mampuku2018/04/01こういうのがウケるのもまぁ解るんだが 小説家になろうで1位を取った作品が鳴り物入りでコミック化とのことで気になって読んでみましたが、これは、まさしくポルノですねwKTCがアンソロジーとかで出してるやつw 勇者のパーティで高慢な女たちに家畜の如く扱われてきた主人公が、ある拍子に一発逆転を可能にする超絶なスキルが発現させ、すべてを投げうって復讐へと向かう。タイトルからも察せられますが、よくあるMMORPG風世界をベースにしているのでオリジナリティは欠片もありませんが説明する手間が省けすんなり世界観が呑み込めます。 まぁしょうもないストーリーではあるんですけど、復讐のカタルシスと征服感を同時に与えてくれるので娯楽としてテッパンといえばテッパンと言えそうです。 ただ、ここまで(第6話現在)ひどい目に遭った→すごい能力手に入れた→復讐してスッキリしたったの骨組み以外の何も描かれていないので、このままですとポルノの域を出ないかな、と。意外なことに「深夜のダメ恋図鑑」を読んで抱いた感想とちょっと似てました。回復術士のやり直し羽賀ソウケン 月夜涙 しおこんぶ8わかる
mampuku2018/03/30ちんちんケモケモ!! なんか無性に声に出して読みたくなる良いタイトルじゃないですか?「ちんちんケモケモ」 ちんちんケモケモ!! 一体どんな意味なんでしょうか…? ちんちんケモケモ!! 内容は普通に可愛くて面白かったです。1巻の最後はちょっと驚愕の展開が…ちんちんケモケモ藤咲ユウ8わかる
mampuku2018/03/29バイタリティー溢れる反骨の次世代型クリエイター 「色んな出版社で没になった」「一年間ネーム描き続けてボツになった」などの恨み節とともにWEB各所で無料掲載され、最終的にマイクロマガジン社から書籍化された作品。さぞやヤバイ内容で社会派すぎて敬遠されたのかと思いましたが、読んでみるとそこまでキツい内容というわけではなくどちらかというと、きっと自〇党が嫌いで、社会に対していきにくさを感じてるんだろうなぁとか、滲み出るルサンチマン的なフレーバーがどぎついなと感じました。 そんな読み手を選ぶ漫画ではありますが、読んでみると独特の楽しさがあり、展開はやや荒唐無稽な印象を受けますがその分息をつかせず先の気になるシーンを次々ぶっこんでくるあたりはこれがWEB漫画の醍醐味かなどとも思ったり。あとなんといってもさすがはエロ同人誌でその名を轟かせた木星在住先生、絵が素晴らしく魅力的。JK!ロボ萌え!褐色ギャル風のメカ娘とかその発想はなかったわ! 現在はアダルトからは足を洗ってしまわれたそうで惜しい気もしますが、本が売れず絵が上手いだけでは生き残れない今の時代を戦っていく新しいクリエイターとしての在り方を模索する彼の生き様は、同じクリエイターとして学ぶべきところがあるなと感じます。 http://mokusei2.blog46.fc2.com/機械人形ナナミちゃん木星在住1わかる
mampuku2018/03/28「KEYMAN」作者の時代劇アクション📷「KEYMAN」作者の新連載。ウエスタンな雰囲気の前作とは打って変わって和風な感じですが高い画力も真っ黒な誌面も健在です。 主人公の「高坂甚内」は天下の大泥棒で金にも権力にもなびかず、恐ろしく強くてワイルドで好色家…と思いきや実は初心な童貞w最近あまり見かけない主人公像かも? ヒロインは前作の妖艶なロリババアからこちらもガラッと変わって真面目そうで「くっ殺」な雰囲気。可愛いです。 時代背景や人物の紹介だけでなく2回も切り結んでサービスカットも入れつつ最後に敵も登場する、上々な第1話かも。ZINGNIZEわらいなく4わかる
mampuku2018/03/25ネタバレものすごいポテンシャルを感じるジャンプの新人【第1話 微ネタバレ】ゴジラみたいな大怪獣が街中に現れ、軍隊でも太刀打ちできない中、偶然居合わせた幼なじみの少女が巻き込まれてしまい・・・ 主人公の少年は怪物らに対抗しうる「超常能力」を持つ者として謎の軍隊からスカウト受けていたが、この事件をきっかけに戦いに身を投じていくこととなるのか。チラッと登場した謎めいた少女の正体は? ジャンプにしては結構過激な導入でしたが、絵は新人離れした完成度でジャンプの血が濃い感じ。個々の展開は大人目線で見ると既視感の塊なんですが、よく言いかえれば王道か。謎めいた少女や紗綾とかいう戦闘員が結構可愛かったので人気出て続いてほしいです。ジガ -ZIGA-肥田野健太郎 佐野ロクロウ11わかる
mampuku2018/03/23ブラック可愛い📷月はワ○ミも裸足で逃げ出すレベルのブラック労働環境だった!? 「月ではみんなあま~い樹液を吸っていたが、自分は下っ端だったので木の皮をかじっていた」 「睡眠15分交代制で餅をついていた」 などメルヘンで可愛いオブラートにまったく包み切れてないヤバさ。にも拘わらずそれに疑問を持つどころ地球の社畜がドン引きするほどのブラック労働を押し売りしていく。可愛いやら可哀相やら、アホな動物がのたうち回る動画を見て癒される感覚? あざとい可愛いけどどこか"ブラック"ジョークの効いた味わい深い漫画。ウサギ目社畜科藤沢カミヤ
mampuku2018/03/22BONES期待の新作 キャラクター原案・鳴子ハナハル、キャラクターデザイン・石野聡(「No.6」「デート・ア・ライブ」「キャプテンアース」など)という俺得なアニメがNetflixで始まったのですが加入してないので未だ観られず、とりあえずコミック版を読んでみることにしました。 事故で重傷を負った際、治療で全身人造人間にされた少女が逃走して病院に追われたり政府に追われたりしていました。仮面○イダーかな?導入なんでまだなんともですが、本格的なバイオSFだということはわかりました。 絵や演出、コマ割りなどの構成はあまり上手いとは感じないものの、女の子が可愛いので無問題ですね。作中で「ライブスーツ」と呼ばれる特殊スーツのデザインがツボで、戦隊モノみたいな全身タイツではなく程よく機械化していて、かといってゴテゴテせず(シ○フォギアみたいのはあまり好きくない)身体のラインが損なわれず。エヴァ破でアスカが着ていたプラグスーツなんかもイイですね!「露出」や「ぴっちり」だけがすべてじゃない。詫びさびがあります。A.I.C.O. IncarnationBONES 道明宏明2わかる
mampuku2018/03/21漫画読んで泣きたい人におすすめ 妖怪ウォッチのアニメって、大人が見ても意外と面白くて(むしろ親世代にしかわからない小ネタ満載なところはキッズ向けのお約束みたいなものですが)なかでも大人や女性に大人気なキャラクターが狛犬の「コマさん」です。見てくれ、この愛くるしさを。丸くてもちもちしてて、のんびりしてて優しくて、国木田花丸みたいなしゃべり方するんですよ。めっちゃ飼いたくないですか そんなコマさんのスピンオフですが、しんみり泣けるお話です。 【1巻】 余命宣告を受けたある女性のもとに転がり込んだコマさんが、彼女のお願いを聞いてあげる話。メディアワークス文庫「君は月夜に光り輝く」のようなお話ですね。 【2巻】 トトロみたいな昭和の田舎で、都会から引っ越してきて独りぼっちの少女と友達になる話。子どもらしい視点で描かれた、ピュアで切なくて、気持ちよく泣けるストーリーでした。 …というかこれを出先で読んでえらい目に遭いました。(主に目と鼻が)これは是非映画化などしてほしいズラねぇ妖怪ウォッチ コマさんレベルファイブ 柴本翔10わかる
mampuku2018/03/20年二回お世話になってます 懐かしのコミックラッシュ。となグラのアニメとか好きでした。すごくゼロ年代っぽいです。 絵がとても素敵で大好きな同人誌サークルの中の人ですが「モントリヒト」の当時はまだまだ荒削りで、その後「けんぷファー」がアニメ化されたときもまだ癖が強い印象だったんですけど、知らん間にめちゃめちゃ上手くなっててグラブルの薄い本表紙買いしたら橘由宇先生だったという、運命の再開(笑) 「モントリヒト」はダークでエロティックなバトルファンタジー。表紙の感じがなんかもうレトロ00年代って感じでアガります。モントリヒト~月の翼~橘由宇 和智正喜
mampuku2018/03/16あらすじ詐欺とかいうジャンプの伝統芸 「化物語」スタート記念カキコミ。 今や講談社ノベルズのレジェンドでありキラーコンテンツの西尾維新作品ですが、当の本人はデビュー作「戯言シリーズ」作中からずっと「ジョジョ」などをはじめとするジャンプ漫画の大ファンであることを公言していて、「ジャンプで連載」という長年の夢を叶えた瞬間がこの作品でした。 「化物語」大ヒットの只中にババ~ンとジャンプに降臨し、新人ながら妙にエロティックな存在感のある絵柄で(調べたらMAJORなどの男性向け同人誌などで有名な方だったようです)話題をさらい、掲載順こそ後ろの方でしたが、2度のアニメ化という輝かしい実績を残しました。 球磨川禊や安心院なじみなどの強烈な人気のサブキャラが数多く生み出された一方、主人公のめだかちゃんや狂言回しの善吉はあくまで「主人公キャラ」を貫くことを是とし、完全無欠の無敵キャラっぽく登場しためだかちゃんでしたが難敵に苦戦を強いられたりボコられたり正しくバトルヒロインでした。「ジャンプらしさ」「らしくなさ」をメタ的に弄り倒す西尾イズムは、敢えて斜に構えて見せることで読者に自らを他の凡百の読者よりも賢くなったと錯覚させ、めだかボックスの良さがわかる俺という優越感を与えてくれました。スピンオフが作られるほど球磨川が人気になったのもその辺が理由じゃないですか。見てて気持ちいいんですよね球磨川。 まあでも自分は断然めだかちゃん推しですけどね可愛いからめだかボックス西尾維新 暁月あきら1わかる
mampuku2018/03/15マガジン始まったな!!「西尾維新×大暮維人」 ラノベ界、アニメ界の巨人とマガジン屈指のビッグネームがタッグ! 表紙からしてオーラがハンパない。「化物語」をコミカライズするにあたって多分彼以上の適役はいないに違いない。読んでて小気味良さも原作に遜色なし。 大暮先生には、間違いなく得意分野であろうところの「傷物語」までは少なくともコミカライズしていただき、このシリーズが成功を収めた暁にはいずれ是非とも「戯言シリーズ」の漫画化にもチャレンジしていただきたい化物語大暮維人 西尾維新1わかる
mampuku2018/03/13アニメ化するって言うけど… 「本当にアニメ化するのか?」と疑ってしまうくらいには過激でバイオレンスな内容です。放送ほとんど黒塗りになるのでは…? 読んでタイトルの如くゴブリン(小鬼)をぶっ○しまくる漫画です。ただそのゴブリンというのがとんでもなく凶悪なやつらで途中かなり胸糞注意なんですが、ゴブリンとあらばか弱い子供にいたるまで無慈悲に根絶やしにしていくゴブリンスレイヤー(主人公)はまるで「憎しみの連鎖を止めるには皆殺しにするしかない」とでも言わんばかりで、「カタルシス」の一言では片づけられない不思議な感覚に包まれます。 話はすごく面白いんですが、可愛いキャラが出てくるたびに今後の無事を祈らなければならないのが難点ですねゴブリンスレイヤー黒瀬浩介 蝸牛くも 神奈月昇
mampuku2018/03/12販売部が本気出せば「すごい」とか取れそうな作家さんだなと思うんだけど 少年コミック界で、万人受けはしないけど好きな人には滅茶苦茶刺さる漫画家の代表格がこの人じゃないでしょうか高木ユーナ。「不死身ラヴァーズ」も全3巻とあまり長く続かなかったもののあまりに強烈なインパクトだったので未だに忘れることができません。 「出会う」たびに何度も「同じ人」に恋をして、それはまるで賽の河原のようであり蜃気楼のようでもあり、ループもののように歓喜と絶望の繰り返し。はじめはあまりに唐突なバッドエンドに呆然とさせられ、しだいに回数を重ねるごとに諦観と切なさに支配されていく……かと思いきや!主人公・甲野のタフネス溢れる不屈の「ラヴ」の力!!そして終盤の怒涛に理不尽かつ予想外な展開の連続も、最後には「愛の力ってすげぇなぁ…」と圧倒される。 人に薦めたいけど保証はしかねる(笑)そんなサブカル心をくすぐる作品&作者です。不死身ラヴァーズ高木ユーナ