mampuku2018/07/05「RAVE」「FAIRY TAIL」に続く真島ヒロ渾身の新連載 役者が違うというか、流石というか、素晴らしい1話からスタートしました。 「ハル」「ナツ」に続いて、主人公の名前は「シキ」。季節シリーズ集大成って位置づけでしょうか。今回もwkwkさせるファンタジーっぷりです。またファンタジーでありながら、高度な機械文明、機械と友情を結べるかというテーマ、SNSの存在など時代に沿った新しい風も入れつつ、少年少女の出会いから冒険へ旅立つという変わらない魅力も健在。 そして何より最高なのが、歴代の真島作品でぶっちぎりで壮大!「ハル」→「ナツ」→「シキ」と集大成を予感させるには十分な期待感です。ヒロインの胸も相変わらず壮d(ry 20世紀で言うところの「スペースオペラ」とはまた違った新しい冒険のスタンダードになるかもしれないと個人的には期待してしまいます。EDENS ZERO真島ヒロ1わかる
mampuku2018/07/05「トリアエズナマ」飲みたい…「トリアエズナマ」、飲みたいーーーーーーー!! 異世界人が「トリアエズナマ」を見て「冷えたエール」って表現してたけど、日本の居酒屋で出るのは冷えたラガーだよねw中世ヨーロッパが舞台のモデルならラガービールは無かったはずなので「こんなんビールじゃねぇ!」って言われてもおかしくはない気はする。 今となってはありふれてしまった「未開の異世界に文明を持ち込んでちやほやされる」ラノベだが、「のぶ」はグルメ方面では草分け的ですから十分偉大かな、とも。普段何気なく食べている日本食の素朴な魅力を再発見するにはいいマンガだ。 アフリカや南米に100均商品を見せびらかしに行くみっともない番組みたいにホルホルが先に立ってしまうと途端にシラケるので諸刃の剣感はあるけど…異世界居酒屋「のぶ」ヴァージニア二等兵 蝉川夏哉 転2わかる
mampuku2018/07/03オタク系少年漫画としては侮れない質を持つ電撃Next強くて不敵で殺しても死なないお姉さんが色々と活躍します。こういうダークでサディスティックなバトル漫画なかなか無いので掘り出し物でした。打ち切りっぽいとはいえ、切ないビターエンドもグッド。 猟奇的な方面にアブノーマルな性癖が爆発していて、BLEACHのマユリ様が大好きな変態の人は楽しめると思います。ショタもあるよ! 好かれやすい絵柄だと思うので、ゲームやラノベのコミカライズなどにも挑戦してみてほしいです。悪食王村下玖臓3わかる
mampuku2018/07/03イキリオタクの充足した日常序盤、都合の良いだけのイタいなろう小説なのかなと思いきや、異世界側のキャラが強烈で思ったより楽しく読めます。ただし設定はベタベタ。 ディテールの部分に作者の人間関係の経験の希薄さや歪さが目に付きます。一緒に異世界に召喚されたクラスメートのカズキくん。あんなに気のいいイケメンが、モテるからといって友達がいないというのは余りに不自然。「クラスの人気者」をリアルに想像できないのかなという感じです。学校一の美女の犬上先輩も、オタクという属性をつけることで無理やり「理解できる存在」に収めてるように見えます。 一方で、現実世界でぬぼーっとしてた主人公が異世界で努力に目覚めるというのは、すごくありうる話だなと思いました。やりたいこと、向いてる仕事と出会えた人間ってこういう風になるよなってのは某の経験談。治癒魔法の間違った使い方 ~戦場を駆ける回復要員~九我山レキ くろかた KEG KeG KeG1わかる
mampuku2018/06/29Asukaがまだ輝いていた時代これまだ完結してないんだよね…? ASUKAらしい美麗で厨2病な(Wikipediaで設定読むだけでキュンてなりますw)少女漫画というだけでなく、主人公2人とヒロイン姉妹の4角関係がとても可愛らしいラブコメでもありました。姉の梨紅はあの2chの最萌トーナメントで優勝したこともあるとか。「ツンデレ」という言葉が生まれる前でしたが、既にほぼ完成されたツンデレヒロインでした。D・N・ANGEL杉崎ゆきる1わかる
mampuku2018/06/27表紙も良いけど中身も負けてないこの人の漫画は本当に、ちょっとレトロ感を滲ませつつもデジタルなのにめちゃめちゃ美麗で、とにかく色気がスゴイです。 修学旅行中に事故に遭ってサバイバルホラー突入するというありがちな話ではあるのですが、この人の絵でエログロ&ホラーが読めるというだけでお金を出す価値があります。 できることなら、電子だけでなく紙媒体でもリリースして欲しいです(紙派なので…)インゴシマ田中克樹 天下雌子2わかる
mampuku2018/06/25「DARKER THAN BLACK」スピンオフを手掛けた岩原裕二のオリジナル新技術により人類が無尽蔵の新エネルギーを手にした近未来の話。ドローンは普及しているもののバーチャルとかサーバーパンクって感じはそれほどなくて、戦闘も肉弾戦が多いです。 1巻表紙のヒロインが人間にしかみえないくらい高性能のアンドロイドなんですが、可愛いですね。ロマンでしかないです。To Heart2のイルファやネギまの絡繰茶々丸が大好きなので、当然「ディメンション W」のミラも大好物です。 アンドロイド嫌いの主人公から結構雑な扱い(物理)を受けるのですが、持ち前のタフネス(物理)とへこたれないポジティブさのおかげで見てて嫌じゃないというか、むしろ元気をもらえるキャラですね。ディメンション W岩原裕二2わかる
mampuku2018/06/22不健康な大人はこれを読んで反省しよう モーニングで始まった、「はたらく細胞」大人向けスピンオフ。 アルコール摂取するとき、自家発電するとき、喫煙するとき、体の中ではこんな大災害が起きていたとは、本当に申し訳ない気持ち…(フィクションです) 肝臓さんほんといつもありがとう。白血球さんセクシーで可愛すぎ問題(フィクションです)はたらく細胞BLACK原田重光 清水茜 初嘉屋一生2わかる
mampuku2018/06/22テレビドラマ放送自粛のニュースを見て違和感を持った件について 両親に虐待を受けた家出少女がストーカー男の部屋に匿われる話。少女にとってそれは偶然降ってわいた僥倖であり、壊れやすい薄氷の上に成り立つ「現実逃避」とわかっているから本音を隠して「お兄さん」に嫌われないように振舞う。お兄さんはそんな少女の気遣いを見て見ぬふりをする。二人の老成したやりとりを見て色々気づかされたり、癒されたりしながら、時々感動、時々ニヤニヤほっこりできる漫画だ。 「幸色のワンルーム」を読んでわりと好意的な感想を抱いた私としては、作品を批判して自粛に追い込んだ人たちはあらすじや作品紹介を一瞥しただけで反射的に批判しているのではないかと勘ぐってしまう。あるいは読解力の欠如によって「犯罪行為を肯定的に描いている」という作品の上っ面しか見えていないのではないか。そうだとしたらその人たちはフィクションを楽しむ才能がなく、不幸だと思う。 http://wezz-y.com/archives/55862 例えばこの記事では、誘拐された少女・幸を「これでもかというくらいにどこまでも哀れで孤独で無垢な美少女として設定されている」とした上で、二人のキャラクターを「性的搾取したい男性にとって都合のいいキャラクター」「孤独を抱える少女にとって都合のいいキャラクター」と切り捨てている。 だが、作者がどのような意図でキャラクター設定したのかはさておき、作品を読む限り彼女らは自らの意志と思考による判断によって動いているように見える。幸は決してお兄さんの言いなりではないし、彼女らは自分たちの身勝手を自覚している。誘拐したほうとされたほう、両者の心情や思考やコミュニケーションをぼかすことなく余すところなく一切の逃げを打たずに描写しているから、ただ単に変わったシチュエーションでの萌えるカップリング──吊り橋の上での恋愛を描きたいだけのポルノではないことはちゃんと読めば明らかだ。(そういう側面がないとは言わないし、それらもひっくるめて「都合がいい」と言われてしまえば何も言えないし、そういう人は都合の悪い話やノンフィクションばかり読んでいればいいと思う。エンタメは都合がいいから面白い。) もう一つ議論の争点としてあるのが、この作品が発表された時期的に実際に起こったある事件に寄せて描かれたテーマであることは容易に想像がつくということだ。発表された作品が作られた背景にどんな経緯やら思想やらがあったかによって作品自体が断罪されてしまうことの是非が問われている、と言い換えてもいい。ただ「幸色」が単なる当て擦りで描かれたと受け取るか問題提起と受け取るかは読者の印象次第なのではないかなと思わなくもないし、後者なら「犯罪者を肯定する都合のいいポルノ」という批判自体が的外れなものになる。 最後に、エンターテインメントか社会派かという一次元的なものの捉え方が私は嫌いなので、こういう可愛い絵柄の漫画が萌え漫画の文法を用いて重いテーマを扱っても全く問題ないと考えている。「もっと社会派っぽい漫画だったら自粛にはならなかった」という意見をネットで目にする中、確かにそれはそうかもしれないが、同時にとても残念なことだと思う。幸色のワンルームはくり9わかる
mampuku2018/06/2030過ぎのみんな、心の中の裏道お兄さんと仲良くな…📷 ずっと存在は気になっていたものの「ド違法だよ」騒動などもあり少し敬遠気味でした。いざ読んでみるといい意味で先入観が覆されて面白かったです。 「ニーチェ先生」みたいに斜に構えて偽悪的なこと言う説教漫画なのかなと勝手に想像していたのですが、「社会人の悲哀」とか「ダメ大人の自虐」を吐く死んだ目をしたお兄さんに、共感のような同情なようなものを得るという、ハジけた感じの表紙からは想像もできないようなある意味「オッサン向け漫画」でした。 自分で吐いた毒で自らが傷ついていく裏道お兄さんに涙を禁じえません…うらみちお兄さん久世岳16わかる
mampuku2018/06/19タイトルでだいたい粗筋がわかるのはとても現代的でよい 転生俺TSUEEEのくだらな面白さが詰まった、肩の力を抜いて楽しめる漫画ですね。 現代からではなく、ファンタジー世界における古代(あるいは神代)から遠い未来に生まれ変わったら、剣も魔法も衰退していてうっかり簡単に最強になってしまったものの、前世では届かなかった強さを手に入れたいという野望からは遠ざかってしまった。という話。 「前世の自分が神としてあがめられてる…!?」みたいなところは「聖☆おにいさん」的な風情があって面白いです。 まともに評価されず冷遇を受けるが徐々に力を認めさせ最終的にはちやほやされる点、やべー強さの魔物が出てきて「さすがの俺もちょっとやばいかも」みたいなこと言いながら危なげなくやっつけてしまう点などは「魔法科高校の劣等生」に近い印象。 巻末のオマケで載ってる書き下ろしの小説は、小説というより5chのSSみたいな感じです。失格紋の最強賢者 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~進行諸島 肝匠&馮昊(Friendly Land) 風花風花
mampuku2018/06/17ロードムービー読むならコレ的決定版 不朽の名作ラノベ「キノの旅」がコミカライズ。 小説が原作なので当たり前(最近そうでもないか)ですが、とても文学的な漫画です。 1話完結形式で時系列も独特なので、原作、コミック、アニメどれから手に取るかでも結構印象が違うかもしれませんが少なくともこのコミカライズは非常にクオリティが高く面白いです。原作やアニメでは物語の途中で明かされる、核爆弾級のエピソードから本コミックは始まります(笑) 「北北西に曇と往け」「少女終末旅行」など最近でも車輛と旅する漫画は人気ですが、やっぱりまずはキノ読んどけ感はありますwいいですよねロードムービー、アニメならサムライチャンプルーが好きです。キノの旅 the Beautiful Worldシオミヤイルカ 時雨沢恵一 黒星紅白1わかる
mampuku2018/06/17W杯なのでサッカー漫画史上屈指の名作を キャプテン翼と双璧を成す少年誌サッカー漫画の金字塔『シュート!』シリーズの最終章です。 これまで久保嘉晴や田仲俊彦を中心とした静岡の掛川高校が高校サッカーの頂点を目指すストーリーが描かれてきたが、ここへきて掛川のライバルとして神奈川県の久里浜高校と、もう一人の主人公・伊東宏が登場する。 突然の主役交代に面食らった読者も多かったと思われます(当初は結構賛否両論だった気がします…)しかしながら少年誌らしい真似したくなるようなダイナミックな試合描写だけでなく、現在でいうポジショナルプレーにも似た戦術論、デュエルの重要性、インテンシティの高い試合、身体的ハンディキャップにたいする理解の先進性、などなど15年以上前の漫画とはいえ今なおトップクラスに面白いと思える名作であることは間違いありません。 現代サッカー漫画との大きな違いは、Jリーグ発足前から続くシリーズだから仕方ない面もあるかもしれませんが、クラブユースの存在が全く無視されている点でしょうか。(※ただしこれはシュート!に限らずDAYSやエリアの騎士でも同様の傾向が。マガジン?樹林?) 現在の日本代表の攻撃陣は、香川・武藤はクラブユース出身、乾・岡崎は高校サッカーですね。ユース内での競争を描いた「アオアシ」、高円宮杯でクラブチームとの死闘を演じる「BeBlues」、ACミランの下部組織から昇格を目指す「ファンタジスタ」、ジュニアユース時代のライバルと天皇杯で激突する「フットボールネーション」…今や10代のサッカーを描くのに避けては通れないクラブユースをちゃんと絡めて描いて、且つマガジンらしい熱いサッカー漫画が読んでみたいですね。シュート! ~新たなる伝説~大島司
mampuku2018/06/15半グレ、中国人、アニメイトの街、副都心・池袋 スピリッツ新連載。 普段は大学生活をこなしながら、奨学金の返済等に追われる貧しい未来を回避するため、裏社会でのバイトに勤しむ主人公を描く。サスペンスやアウトロー作品でよく登場するような「トバシ携帯」や「架空名義の口座」などを、ヤクザや半グレのような組織から注文を受けては調達して利益を得る。当然マトモじゃない輩相手に無茶の連続。 私は裏社会にあまり詳しくないのでどこまでリアルでどこまでフェイクなのかわからないが、なんの後ろ盾も持たない普通の大学生というところで親近感を得つつ、闇の社会のスリリングな綱渡りを楽しむことができ、ヤング誌らしい適度な下品さが親しみやすい。ハスリンボーイ本田優貴 草下シンヤ36わかる
mampuku2018/06/13確かにタイトルに間違いはないけれども 「けいおん!」あたりから流行りまくったひらがなタイトルで、女の子ばっかりのキャッキャウフフを描いた日常モノ……を装った、○○○゛&○○゛○○゛ル。「ニトロプラス」で気づくべきだった!それにある意味「学校」って○○○゛まんが的には定番っちゃ定番だよね…… これのアニメやってた頃書店でバイトしてたんですが、売れ方が半端無くて、キングダムとがっこうぐらし!は暫く品切れ重版待ちが続きました。なにしろ初回のインパクトが凄くて、あの衝撃は是非実際に読んで確かめてほしいです。がっこうぐらし!海法紀光(ニトロプラス) 千葉サドル1わかる
mampuku2018/06/08ヘンテコ自然現象をどうにかしたりしなかったりする仕事マンガ アフタヌーン6月号でスタートした、『蟲師』漆原友紀の最新作。 人の思念かあるいは自然発生か、街に発生した”バグ”にお役所仕事で対処する、不思議な日常の漫画です。 誰かの念で街が改変されちゃったりするあたり最近だと化物語とかふらいんぐうぃっちとかで似たような話を目にしましたが、『猫が西向きゃ』の独特なところは対処のユルさですかね(挙げた二つも十分緩いんですけどw) 「気の持ちよう」とか「考え方ひとつ」みたいなスタンスとても今っぽくて好きです。猫が西向きゃ漆原友紀5わかる
mampuku2018/06/07華々しい「舞台」に上がれなかった男が絶望の淵から這い上がる "26歳"という年齢制限により将棋のプロ"四段"への夢を断たれた、元奨励会員の主人公。どうしても将棋への想いを捨てきれずにいた彼はアマチュアという新たな世界に出会うことで、目指すべき頂点へと再び歩み始めるのだった。 「1話でプロへの道が断たれてしまったなんて、これからどう物語にするっていうんだ」みたいな感想も耳にしました。でも実際には、将棋以外の道、アマチュアで頂点を目指す話、ハチワンダイバーみたいな話、など無限に可能性があったわけです。藤井聡太さんはマンガの主人公みたいだとよく喩えられますが、その道のスーパーホープが並みいる敵をバッタバッタ薙ぎ倒しながら王道を往くよりも、道なき道をゆく「リボーンの棋士」の冒険感のほうが個人的にはワクワクできます。 将棋の世界に関しては連日の藤井さんの報道や3月のライオン、ハチワンダイバーくらいでしか知らないド素人ですが、Tシャツにジーンズ姿で大量にフラッシュを浴びるこのカラーイラストが如何に型破りで掟破りなものであるかは分かります。でもだからこそ物語への期待が膨らむというものです。 私はどうしても、小説や漫画に限らず映画、アニメ、音楽など、楽しみ方を狭めるような消費の仕方をしたくありません。 例えば、これは何度も色んな人に申し上げていることなんですが 「『君の名は。』では二人がお互いに惹かれあう描写が希薄だったから駄目だ」 一昨年よく耳にした評でしたが、必要ないから描かれなかっただけです。スペクタクル、映像美、カタルシス、極上だった点を挙げればキリがない。 「『けいおん!』には中身がないからクソだ」なんて言う萌え豚は居ませんし 「本職のアーティストの方が上手いからキャラクターソングは無価値だ」なんていう二次元アイドルファンは居ませんし 「絵が雑だし休載ばっかり」なんてハンタヲタは百も承知なわけです。 私は絵が雑なマンガが苦手なのでハンタは読みませんが、別に否定はしません。読まないだけです。 話が逸れましたが「リボーンの棋士」には、藤井フィーバーに湧く我々素人には想像もつかなかったような"道"と"頂"を見せてほしいです。リボーンの棋士鍋倉夫5わかる
mampuku2018/06/06「可愛い」と「絶景」で2倍眼福なアウトドア漫画病弱だった美少女のヒロインが全快(?)して溢れんばかりの好奇心で探検しまくり、幼馴染の主人公(インドア派)がそれに付き合う話。 https://shonenjumpplus.com/episode/13932016480028980117 毎回探検しては見つける絶景ポイントでカラーになるあたりはWEB漫画ならではの演出かもしれません。ただし、コミックス版では白黒になっており、ジャンプ+で読めるような完全な形で楽しみたい人はKindkle版で読むのがよいかと思います。さぐりちゃん探検隊あきやま陽光
mampuku2018/06/05「マギ」作者による、武士の時代を舞台に描かれたバトルファンタジー1話でバトル展開までいき、ラスボスらしき者も登場し、熱くて少年漫画らしいスタート。(あんまりマガジンっぽくはないかもw) 敵を倒した技がクールかつ豪快で、昨今読んだ少年漫画では指折りのかっこよさだったと思う。 主人公2人の名前が「武蔵」と「小次郎」なので、いつか袂を分かって戦う日がきたりするのか…オリエント大高忍
mampuku2018/06/04クレイジーサイコバイセクシャル美少女とイカれた仲間たち スクエニらしい、初回から2段3段構えのバッチリすぎる掴み。このサービス精神は素晴らしいといつも感じます。 クレイジーサイコバイセクシャルな主人公が幼い女の子を自室(?)に囲う話。「私の少年」と同じ未成年の略取と誘拐ですね。聡子もさとちゃんも優しいお姉さんではあるのですが、さとちゃんの方は「愛する人」との生活を脅かす外敵を排するためには脅迫やその他の犯罪をも厭わない、というかなり病んだ且つスリリングな作風となっています。 そういうことなので、表紙の表情はこんなですが、決して虐待して監禁……というような話ではないです(今後そのようにエスカレートしていく可能性も否定はできませんが……それに甘やかしまくりとはいえ児童を軟禁状態なわけですからこの時点で虐待ともあるいは言えそうです)いずれにしても愛が重すぎるのはホラーですけど、これほどの人心掌握の鬼が相手だとあっさりやられてしまいそうですwハッピーシュガーライフ鍵空とみやき
mampuku2018/06/01勇者ってなんだろうね馬鹿馬鹿しいけど癖になる面白さ。ファンタジーだけどどこか生活感があって、強いけど人間臭くて弱メンタル。 最近の風潮として勇者とか魔王が一般名詞化しててあんまりちゃんとした説明がないので、ドラクエとかやったことない人にはピンとこない部分もあるいかも?メメシス柳生卓哉
mampuku2018/05/31華やかさの裏にはストイック!読み応え抜群のバレエ漫画 掲載誌がマイナー過ぎるのか、何で埋もれてるのかわからない面白さ、奥深さ、クオリティ三拍子揃った漫画です。 華麗で絢爛なバレエの世界に魅了された少女がプロの大舞台を目指して成長していくストーリー。「類まれな観察眼で物凄いスピードで吸収して駆けあがっていく」というありがちなタイプの主人公ではありますが、持ち前のひたむきさと明るさでライバルたちと友情を育んでいく姿が非常に好感。 また内容も青年コミックだけあって本格的で、技術的な難しさだけでなくレッスンや衣装、留学などにかかる金銭的な負担、プロとして生きていくことの難しさなども描かれており、よりディープな世界を味わうことができます。(自分の足でスポンサー集めをする「ベイビーステップ」やキャンプ用品を買うためにバイトに励む「ゆるキャン△」など、地に足着いた感じがリアリティにつながっているのが面白いですね) 音楽や舞踊に限らず、芸事の世界は華やかさの陰には物凄いストイックさが表裏一体となっているものですが、この「絢爛たるグランドセーヌ」は比較的ストイックさのほうに重心を置いたある意味スポ根にも近い感じですね。クラシック音楽の「四月は君の嘘」「のだめカンタービレ」、演劇の「かげきしょうじょ!」、ロック音楽の「BECK」「風夏」などどれも比較的センシティブとかクリエイティブってイメージが強く、「グランドセーヌ」みたいな血のにじむ努力を全面に押し出してるのは珍しいのではないでしょうか。 余談ですが、序盤めっちゃ嫌な感じのラスボス風に登場したライバルの栗栖さくらちゃんがだんだん打ち解けてツンデレ化していくのがとても愛しいです。作中で一番好きです彼女。絢爛たるグランドセーヌCuvie7わかる
mampuku2018/05/30"夢に出そうな"謎の男を追え📷 『BLOODY MONDAY』とも『ACMA:GAME』とも原作者が異なる、恵広史の完全新作。 都市伝説「This Man」をモチーフとしたサスペンス。「This Man」と同じ顔をした連続殺人鬼と、その背後に潜む巨大な陰謀に「似顔絵捜査官」天野 斗(あまのはかる)が立ち向かう。 ただでさえ不気味な「顔」が、漫画のなかで動いているのを見るとなおさら恐ろしい……。今のところ元ネタの都市伝説とのつながりは「顔」だけ?これは考察がはかどるやつかもThis Man その顔を見た者には死を恵広史 花林ソラ
mampuku2018/05/29Kawaii Isekai無双キャッチーな表紙とタイトルに惹かれて手に取りました。可愛くて無敵でちょっぴり友情が切ないお話でした。 優秀過ぎて、嫉妬や羨望にも期待やプレッシャーにもうんざりしたので、「平均値」で平穏に暮らしたい…暮らしたかったのにままならない…幼女戦記のターニャ・デグレチャフと少しにているかも(笑)私、能力は平均値でって言ったよね!ねこみんと FUNA 亜方逸樹1わかる