neko1年以上前『マタギの爺さん』を主人公にカッコ良くて、 面白いアクションを描けるのは藤田先生ぐらいだと思います。 親子愛がテーマとなっており、主人公、鵜平の娘に対する 不器用さが微笑ましいし、協力者の軍人二人も良い味出しています。邪眼は月輪に飛ぶ藤田節炸裂6わかる
まさお1年以上前読んだ感想は文字が多い!! でも同じくらいに懐かしい気持ちになった。 37才の自分には、昔のCompusノートやオモチャみたいな筆箱は響くものがありました。何とも何とも懐かしい気持ちになる漫画です。最近は「文房具屋さん」をみなくなってきて、あの甘い消しゴムの匂いや、鉛筆の匂いが恋しくなりました。そんな気持ちになる漫画です。きまじめ姫と文房具王子そうだ、文房具屋さんに行こう1わかる
名無し1年以上前味わった料理を再現するとなると当然だが 味覚や料理知識・経験・技術がいずれもハイレベルで 備わっていないと出来ないわけで、 チェーン店のメニューから老舗名店の味まで そっくり再現してしまうトモくんチュウさんは とてつもなく凄い人だと思った。 きっちりと同じ原材料を使って作るわけではないので、 あくまでもそっくりな味にする、ということだろうけれど、 それでも凄いというか、むしろそれのほうが凄いかも。 それと自分がこの漫画を読んで好印象を強く感じた点が二点。 一つは、各有名店の味をあっさりと再現して見せながらも、 トモくんやチュウさんに、けして素になった料理を軽んじたり、 こんなのたいした料理じゃないから、みたいな 自惚れているとか奢っているとかの感じが全く無いこと。 それぞれの素メニューを尊重しつつ、 味の再現のチャレンジを真剣に楽しんでいる感じがイイです。 もう一つはSガキヤのラーメンの話。 漫画の中でチュウさんが 「中部・東海の中高生の誰もが青春を 共に過ごしたソウルフードよ!」 と言っていますが、私も東海地方出身なので まさに同感。 ただし、あくまでも青春時代の思い出補正があるから 美味しく感じる味であり、だれもが食べて絶賛するような 味では無いと思っています。 ところが名古屋飯が話題になったアタリからか、 Sガキヤのラーメンをやたらと絶賛する食レポとか 多いんですよね。 そういう絶賛食レポとか見るたびに、 なーんか違うんだよなーという想いを感じて いたんですよね。 この漫画のSガキヤ回は、そんな私の想いを ジャストミートした内容でした。 (残念ながら恋バナ的思い出はSガキヤには私はありませんが) 多分、作者の若林先生もそこまで考えて Sガキヤ回のオチを描いてはいないでしょうけれど、 自分としては、あーSガキヤのラーメンを美味いと思う 中部東海の中高生達の心理までもしっかり再現しているなあ、 と感じて嬉しくなってしまいました(笑)。怪盗レシピ作っちゃう凄い人たち3わかる
かしこ1年以上前舞台は幕末。アクションだし、ミステリーだし、とにかく想像以上のスケールの大きさで驚きました!しかも「杖術」って何?初めて知った!と戸惑いましたが、文字通り「杖」を使った武術で、宮本武蔵の二刀流を倒す為に編み出されたとのこと。ちなみに岡村星先生のお父様が杖術をされているそうです。 主人公の長岡津春は武士の家の子供だけど医学生なので、相手に致命傷を負わせない杖術をしているようですが、この理由からも分かるようにとても優しいんです。そんな彼が国家転覆の陰謀に立ち向かう!って大丈夫なのかと心配になりましたが、1巻ラストから早くも覚醒の予感があったので、私の心は完全に掴まれました。続きがめちゃくちゃ気になります。杖術が炸裂するところも見たいです!テンタクル一本の「杖」で国家転覆の陰謀に立ち向かう #1巻応援4わかる
かしこ1年以上前「ちゃぐりん」気になって調べました。一般の図書館でも置いているところは多々あるようです。お住いの近くにあれば貸出も出来ると思います。国立国会図書館の方を調べてみると、上野にある国際子ども図書館の児童研究資料室に収蔵されてました。難しい名前が付いていますが閲覧利用が出来るようです。自由広場意外なところに掲載されたマンガ情報まとめ2わかる
かしこ1年以上前「ちゃぐりん」初めて知りました!これまたマニアックなマンガ掲載情報ですね! 図書館に置いてたりしないものなのでしょうか…。もし見つけたらまた書き込みしますね。 http://www.ienohikari.net/press/chagurin/backnumber/001637.php自由広場意外なところに掲載されたマンガ情報まとめ1わかる
たか1年以上前ちゃぐりん懐かしくて涙が…。小学生の時連載されていた「ドキドキ!サバイバル分校 (吉川豊)」がメチャクチャ好きでした。 無人島での水の確保の仕方はこれで学びましたね。自由広場意外なところに掲載されたマンガ情報まとめ1わかる
漫画を読む女S1年以上前先輩の気持ちが変わることは止むを得ないんですよ、という装置が物語上設定されている。この要素のおかげで先輩をカスのクズの最低野郎だと言い切ることが難しい。でもこの先輩は顔がいいだけのカスのクズの最低野郎ですよね。もしかしたらかつて、いつか、そうじゃない部分があったかもね、でももう忘れてしまった。そういう話だったかな? 終盤、人騒がせなご夫婦の共闘は陳腐でしかないと思ったしセカイ系もいいところだ。 雰囲気はあるけど、雰囲気しかなかった。主人公、それらしいモノローグで語るけど、あんまり響いてないよね実のところ? ラスト、全てを捨てて遠くへ逃げた主人公は10年後、日雇いのバイトで知り合った女と一緒にカフェを開業、そして語ります、「毎日が楽しい。刺激がなくて、穏やかで、充実している。」と。先輩のことを「普通に考えてクズ」とのたまう。おまえもそれなりにクズだよ…。 不倫だからどうこうじゃなくて、なんかいろいろひどかった。思い込みの恋(悪いとは言ってない)ってこういうかんじだよね、それは生々しいと思った。 中盤、不倫の痛いところや不倫だからこそかなりドラマチックになる描写があっただけに、終着点はものすごく残念に感じました。 雨の描写はすごくいいと感じたし、地下と地上とか、設定は魅力的。一番好きだったのは、電車で北に向かう逃避行。車窓のカーテンをあけると、一面の雪景色。 主人公の弟は設定がいいのにイマイチ、先輩と同じ顔をしたメガネに関しては、何がしたかったの。 人の感想にまったく触れずここまで書いたので、これから人の感想を読みに行きます。傑作だったらどうしよう。あげくの果てのカノン変わる気持ちとクズ賛歌11わかる
野愛1年以上前100日後に打ち切られる漫画家を読んでから妙に感情移入してしまい、どんな作品を描いていたのかと思ったらケンタウロス競馬漫画。 ケンタウロス競馬漫画というパワーワードよ。どういうことなの? しかもJINBAの前にもケンタウロスギャグ漫画を描いていると知り、そのケンタウロスに対する執念にちょっとゾクゾクした。 100日後を先に読むか後に読むかで感想変わるかもしれない。 ケンタウロス競馬漫画というとてつもないインパクトに受け身が取りきれないまま割とちゃんとしたスポーツ青春ストーリーがはじまり、どこまでがギャグでどこまでがガチなのかわからないまま2巻まで読み終えた。 この漫画について教えてもらったときに読んだ「あっというまに掲載位置が下がっていた」というコメントや100日後のカエル先生の苦悩が頭を過り、救いを求めながら3巻を読んだ。 純粋に作品を批評する土俵に立たないまま、ハイテンションかつ猛スピードで展開されていくストーリーをただ追いかけた。 時代が追いついていなかったんだ。 良いとか悪いとかではなく、凄い作品に出会えたような気はしてます。いつか時代が追いついて、ケンタウロスが競馬に出る日が来たらこの漫画は歴史的な作品になるはず。 追いつける日を楽しみにしています。JINBA100年後にバズる漫画7わかる
あうしぃ@カワイイマンガ1年以上前この短編集は、オールカラーである……水彩タッチのとても淡く、優しい色彩と、繊細な描線。 「萌え」という言葉にある程度、揶揄が込められているとすれば、優先生の描く造形は、「萌え」に水彩的な「優しさ」を加えて、誰も揶揄する気になれない程にまで美しく、愛らしく突き詰めた芸術品だ……控えめに言って天才だ、と思っている。 『おおかみこどもの雨と雪』『五時間目の戦争』も美しかったが、優先生の本質はカラーにある……と私が思い込んでいるのは、私がはじめて触れた先生の作品が、この短編集『さよなら、またね。』の表題作だったからだろう。 『季刊GERATINE』というカラー漫画雑誌の2010年秋号に掲載されたこの作品。いつ単行本になるのか……と思っていたら、2017年まで待つことになる。 表題作を始めとして、優しい雰囲気の中に描かれるのは、残酷な状況が多い。もう取り戻せない物、気づいた時には失われている恋、否応ない別れ……余りにも切なくて、私は表題作でいつも手が止まってしまう。 この年、優先生は亡くなられ、もうこの様な作品達は生み出されない……という事情を差し引いても尚、この切ない天才の、決して色褪せない作品に、是非一度触れてみていただきたい。まずはこの短編集がいいだろう。そして『五時間目の戦争』を是非。 ①さよなら、またね。 七年ぶりに化けて出た元クラスメートは、生まれ変わるから挨拶に来た、と言う。 ②なくしたことば 自分を模したAIを載せたサイボーグが、眠りから覚めない……何の夢を見てる? ③はるのはな 遠く離れた兄と妹。レシーバーで偶々の交信。人の体でない兄が向かうのは……。 ④なつのいと 先生は私の名を間違える。私とよく似た、婚約者の名前と。 ⑤おかえりなさい 田舎に帰省する姉は、いつも明るい。俺が望んだのと、違う。 ⑥猫の日 飼い猫を助けてくれた級友に、つい暗い本音を話してしまう。彼の反応は……? ⑦きずあと 切りすぎた前髪を、男の子に見せに行く。彼のせいで、残った痕を、苦しい初恋を。さよなら、またね。優しくて切ない天才の短編集3わかる
名無し1年以上前こんな感じで3兄弟と個別にやりあうならば朱王はまたオリオンとかち合うかもな しかし次はその場での言動が行き過ぎてオリオンから怒りを買い喉簡単に裂かれて絶命される気がするわ銀牙伝説ノア“銀牙伝説” 新シリーズ『ノア』がスタート!!3わかる
きしめん1年以上前ホラーをテーマにした読み切りが収録されています。ものすごく怖い話はなかったですが、面白い短編が読みたい人にはとてもオススメです。以下は作品ごとの個人的な感想になります。 田村由美「死人の記 -紫陽花にゆれる-」 怖さでいえばダントツで怖い。死んだ人がすぐには成仏せずにゾンビとして存在する町が舞台になっている。恋愛関係のもつれが発端になってる話は他にもありましたが、恨みのレベルが半端なくてまさに怨念って感じでした。 鯖ななこ「メッセージ」 結婚も決まり幸せな日々を過ごしていたが、家の中で四つ葉のクローバーを拾ってから怪奇現象が起こるようになった…。ちなみにクローバーの裏花言葉は「復讐」。タイトルの「メッセージ」はそういう意味だったんだ…!と分かるような終わり方も含めて、ストーリーがとても上手いと思いました。絵柄がとても可愛いです。 桜和アスカ「幻 -GEN-」 妻が原因不明の火事で亡くなったので過去に戻って放火犯を捕まえたいという客が、時を戻せる妖怪が営む喫茶店にやってくる。ザ・因果応報。悪いことはしてはいけませんね。設定がちょっと似てるだけですが「廻り暦」を思い出しました。 柳秋紀「たからばこ」 ピクニックをしているカップル。今日は彼女が子供の頃に両親が連れてきてくれた場所にやってきた。実は彼氏は浮気をしていて…。このストーリーに「たからばこ」というタイトルをつけるセンスがすごくいいと思います。怖いです。 花木アツコ「やもめの湯」 妻を亡くした男が同じくヤモメの老人が営む銭湯で働くことになった。いつもは廃油で風呂を沸かすが、お盆の日は特別なお客さんが来るからどうしても薪じゃなきゃいけないらしい。このあらすじで大体分かったと思いますが怖くはないです。むしろ感動しました。個人的には一番好きな話です。 白壁たくみ「昔の男」 画家だった祖父が亡くなった。葬式の夜に白いスーツを着た若くて美しい男が式場を訪ねてきた。遠い昔に祖父の絵のモデルをしたことがある男だった。祖父と男の秘密の関係に孫娘だけが気づくという美しい話だった。絵とストーリーも合っていて雰囲気ごと好きです。 ノラ38「ばいばい」 義母にいじめられて途方に暮れていた女の子に男が「一緒に街を出よう」と優しく声をかける。この作品は描き下ろしらしい。もしかしたら紙版にしかないかも。こわいはなし 大人のための極上ホラーホラーをテーマにしたアンソロジーコミック1わかる