(とりあえず)名無し1年以上前上に描いたオバQについては、このマンバの『オバケのQ太郎』ページ「1巻を試し読み」を見てみるだけで充分ですよ。 例えば、ド頭、第1話「Qちゃん誕生」のP1、1コマ目のQ太郎や正太の絵の硬さと、3コマ目の上からスルスル降りてくる忍者軍団の滑らかさの違い! それ以降も、ずっとモブ的キャラクターの柔らかで艶やかな「動き」が際立っているのが、一目瞭然です。 正に手塚治虫の後継として、若き石森章太郎の天才性が当時いかに同世代の「後の巨匠たち」を圧倒していたか、残酷なほどクリアに分かると思います。リュウの道 【石ノ森章太郎デジタル大全】身の毛もよだつ先進性3わかる
あうしぃ@カワイイマンガ1年以上前転入生の深田一花は、巨大魚の脅威と闘うヒロインだった!彼女は転入早々「私に近づくな!」と宣言する。しかし、隣の席の海月夏蔵は見てしまった。勇敢に巨大魚に立ち向かう一方で、闘いを恐れて泣いている一花の姿を……。 「彼女を守る!」と側にいようとする夏蔵と、彼にツンツンしながらも助けられる一花の、ドタバタバトル&ラブコメディ、面白カワイく進行中! ★★★★★ 「国家公安 対巨大海洋生物治安総局所属、サメガール!」と名乗りを上げて闘う一花は、一瞬、カッコいいのだが、それまでがどうも締まらない。 敵の巨大魚は、様々な魚種の性質が意外と面倒臭く、何処か抜けている一花は簡単に翻弄されてしまう。 それをサポートする夏蔵だが、特別な能力もない彼は、攻略法を見つけるまでに二人で翻弄されながら、いつもエッチなハプニングを起こしてしまう。 日常でもバトルでも、何とも締まらない二人が起こす笑いと、思春期的ドキドキ感が、可愛らしくて面白い! しかし要所で機転と漢気を見せる夏蔵と、それに応えて決める一花のコンビは、何となくいい感じ。そして馬鹿正直に、真っ直ぐに一花に接する夏蔵に、一花は困り、照れ、怒りながらも、彼を信頼し始め……。 このツンデレ、最高やで! 例えば『事情を知らない転校生がグイグイくる。』の川村拓先生や、山本崇一朗先生、または「ツイ4」に見られる様なラブコメを好まれる方には、「こういう先生方がバトル物を描かれたら、こんなかなぁ」という感じで是非読んでみていただきたい。 世界観的には、あらゐけいいち先生や、『不思議なゆうなぎ』の大庭直仁先生が好きな方にもおすすめ! サメのぬいぐるみを装着して繰り出す「サメパンチ」の決め絵が、凝ってて可愛くてすごくいい!サメガール強がり戦闘少女meets正直少年 #1巻応援4わかる
neko1年以上前幼少期の記憶に空白を持つ高校生、葉。 その前に現れた謎の男『R』。 葉の記憶、『R』が組み立てるロケットを巡り、 世界を股にかける冒険が始まる。 加藤先生らしい知的好奇心をくすぐる謎に スパイアクション。 またこういう作品を描いて欲しい。ロケットマンワクワクが止まらない3わかる
マンガトリツカレ男1年以上前なんとなくですけど「美味しんぼ」を花咲アキラではなく「野望の王国」で組んだ由起賢二だった場合、アクが強すぎて読者が受け入れられなかったんじゃないかなと思いました。 自由広場作画&原作、での名タッグと言えば?2わかる
名無し1年以上前なるほど! 「美味しんぼ」を読むまでは花咲アキラ先生を知りませんでしたが、 あの作品のよさは 「良質のダシが素材のアクの強さのカドを丸めている」 ということだったのかも。自由広場作画&原作、での名タッグと言えば?2わかる
名無し1年以上前漫画では結構に昔から作画家と原作者の分業は 行われていますよね。 それは掲載誌の発行ペースにあわせての スピードや効率を重視した分業だったり、 ストーリーを作るのは上手いけれど絵が描けない、 絵は上手いけれどもストーリー作りがイマイチ、 そんな2者を組み合わせて活かした、とか、 それぞれに色々な例があるでしょう。 また、ストーリーも作画もこなしていた漫画家の先生の二人が、 あえて?作画とストーリーを分業・合作した作品もありますし。 それらでも大ヒット作もあれば超駄作も生まれたでしょう。 そういった、 この作画と原作の組み合わせは最高!とか逆に、最低!とか、 意外にやってみたらあっていた、とかその逆とか、 定番だよねとかコレは無いわーとか、 作画と原作の妙とか味わいとかの感想はありますか? 私としては、 定番ですが、梶原一騎先生が多数の作家さんと組んで 名作を生み出したことが凄いと思いますし、 なかでも「あしたのジョー」は 原作の梶原先生と作画のちばてつや先生が がっぷり互角に組み合いながら更に偶然も作用して 生まれた奇跡の名作だと思っています。 武論尊先生&原哲夫先生の「北斗の拳」 大ヒット作で名作だと思います。 けれど個人的には平松伸二先生との 「ドーべルマン刑事」のほうが両先生の 持ち味が、余すところ無く発揮されている良作とも思っています。 小池一夫先生。 作画・池上遼一先生との作品が印象が強いのですが、 他のペンネームとかで多数の作品があるみたいですね。 作画の先生の側からしたら、面白いし作画しやすい先生だったのかな? 自由広場作画&原作、での名タッグと言えば?6わかる
名無し1年以上前 伊藤悠作品が好きで短編集買ったのですが放置していてようやっと読みました。 (紙で買うと積んでしまうのでダメですね) グレーとベタの比率とgペンのタッチが好きなのでやはり絵ではダントツで伊藤悠作品が好きです。 正直綺麗に全て細密に書くことが絵がうまいことだとは思いません。 難しい! >新線西武軌道 作者の「好き」が詰め込まれた感じがほんと良いなって思います。 メインは添乗員の女の子(武装済)なのですが実はちょっと太ってる社長が一番かっこいいというずるい話です。 題材的に無駄なことをズルズルと語りそうなのによくこんなかっこよくまとめ上げられているな、とほんと感嘆…。 私は短編のお決まり的なラストのセリフがすっごい嫌いなのですが、この話の「うちは社員随時募集中だからね」がすごいエモくて抜け感があってハマっています。うまく説明できませんが短編の〆の言葉なんてものはだいたい決まってくるのですよ。〆ようと思って構成しないと話なんてダラっとしたまま終わらないので。 でもこの話の〆も途中の盛り上がる話もどれもかっこよくハマっていると思うのです! >黒白 日比谷で欠け桜でクーデターを起こす、ロマンですね… もう色々細けぇことはどうでも良いんですよ、ただただかっこいい! 刃物を持った手を抑えたポースが花見の席の二人に重なるとか、悲しいけれども美しいじゃないですか…天才です。 >黒突 四人をベースに話が進みますが実はお里の存命をかけた戦いではなく恋愛ものだったりするところ、よくないですか? 蛾舞←孤雪 もう止められないし食い物になってしまっているけれどもそれでも想っている この要素が一番この話で重要ですね… 戦いの裏には必ず結ばれない恋愛や葛藤があって欲しい! >影猫 髪と血が美しい!日本画トリビュートな表現、好きです。 >影猫II やはり伊藤悠作品は血が美しいです… 短いながらも見せたい部分を最大限魅力的に書かれているなと思うんですよね どの話も好きでした。 やっぱり好きなものは変わらないな…紙で買ってよかったです。歌屑 伊藤悠初期短編集これはもう家宝にします2わかる
neko1年以上前面白かったのに、すぐに終わってしまった漫画を 教えてください。 まず、自分が推したいのは、屋宜知宏先生の 『アイアンナイト』です。 突如、文明が崩壊した世界で『ゴブリン』と呼ばれる 怪物に変貌しながらも、人の心を失わず、人を守る為に 戦う少年・鉄兵=アイアンナイトの物語。 敵のデザインがグロかったり、ストーリーが救いようなさ過ぎと 掲載誌を間違えた感がありますが、きちんと戦略を立てて、 敵と戦うリアリティがあるところや、オッサンキャラがカッコいいのが ツボでしたね。 もう少しストーリーを明るくして、ライバルキャラを出したり するなどの要素があったらなあと思います。自由広場勿体無いと思う短命・打ち切り漫画6わかる
豊胸031年以上前この作品こそ正真正銘のラブコメ、まごうことなき俺のバイブルです。 なんといっても音無響子というヒロインがとにかく素晴らしい。 響子さんはわがままで嫉妬深く、人の話を聞かない、超めんどくさい女性です。 でもそれが「未亡人」という設定一つで全て魅力に変わります。 主人公になかなかなびかないのも、そのくせにバッチリキープするのも、付き合ってもないのに超束縛するのも、死んだ旦那さん想い続けていて、次に踏み出すことができないから。 死人にはどうやったって勝てませんからね、この設定は高橋留美子先生の発明です! 携帯なんてない時代ならでわのすれ違い、愉快な一刻館の住人たち、一話一話のテンポの良さ、今読んでも最高の作品です!めぞん一刻 〔新装版〕音無響子という最高のヒロイン8わかる
兎来栄寿1年以上前日本人にはあまり馴染みがないですが、中国ではコオロギ同士を戦わせる「闘蟋」は唐の時代から大人気で、現代でも夢中になっている人が多くいる歴史あるものだそうです。 映画『ラストエンペラー』でも、闘蟋の戦士であるコオロギがラストシーンで紫禁城の玉座から印象的に登場していました。 本作は、まさかのそんな「闘蟋」をテーマにしたマンガ! 改めてマンガの「何でもあり」な懐の深さを感じる作品です。『少年の名は』ではイギリスの寄宿学校を、『ギャラクシートラベラーズ』では宇宙の旅を描いた渡邉紗代さんがどうして「闘蟋」に行き着いたのか興味も尽きませんが…… ともあれ、やはり全然知らない世界のお話というのはそれだけで興味深いものです。「闘蟋」という競技に生活や命を賭けている者たち、強いコオロギの見分け方、それを育てて管理する者、実際の蟋蟀同士の迫力溢れる闘いの様子など、この作品でしか見られないシーンが目白押しです。 また、主人公である青年・バービーの悪漢ぶりも本作の特色。バービーには蟋蟀に対するリスペクトなど一切なく金蔓としか思っておらず、「クソ虫」と罵り惨殺します。また、虫だけでなく人間に対しても私利私欲を満たすための道具として利用するだけ利用します。酒と女と金が大好きでありながら、女の子から好意でもらったアイスクリームを悪びれず道に捨てるなどサイコパス的言動のオンパレード。しかしそんな一貫したクズっぷりが不思議と魅力的でもあります。 バービー以外のサブキャラクターたちも魅力的で、香港という都市の猥雑な空気感も見事に表現されている一作です。B/W君はコオロギの闘いを観戦したことがあるか4わかる
やじまけんじ1年以上前三つ目がとおる、というタイトルは作中で「三つ目」をもつ主人公写楽を揶揄するときに同級生がはやし立てるフレーズだ。 この三つ目をもつ主人公、普段はばんそうこうで封じられた第三の目が解放されると超人的な頭脳と念力のような超能力を使えるようになる。。。 ========== 個人的に最高なのは、実在する歴史の遺物や、遺跡などの名所を舞台にして新たな解釈をしているところだ。 たとえばピラミッドは宇宙からのエネルギーを集める装置だったのではないか、とか、酒船石は危険な薬を調合する台だったのではないか、などオカルト的な解釈を写楽が見つけていく。 この伝奇的な新解釈や仮説は歴史自体の壮絶なパロディと言えそうだ。 内容もオカルト好きにはたまらないけれど、さらに主人公写楽と相棒の和登さんの関係がたまらない。 普段は幼稚園児のような知性の写楽の見守り役の和登さんが、第三の目が解放された危険な男になった写楽に惚れていて、関係がスイッチする。 オカルト的な事件の中での怪しい二人の関係、いつまでもみていたい。三つ目がとおる壮大なパロディとスイッチするバディを楽しむマンガ。5わかる