Nano1年以上前このタイトルで70ページ越え!?いったいどんな話…?と思えば読後感良すぎ。めっちゃ好き。これデビュー作なのか!めでたい。応援したいな~。 冒頭で変人主人公のギャグ漫画だと思ったけど、人情味溢れる良い作品だった。主人公秋山も先生も杉並さんも、絡んできた二人も結構いい奴で読んでてストレスがない。というか名言が多い。かっこいい。ひたすらに作者さんのセンスがいいなと思う。「もう行かなきゃ。さよなら!」「さよなら秋山くん」の一連の流れがすごく好きです。次回作も期待!油性のいい話やんけ4わかる
djsouchou1年以上前実録旅行グルメマンガ…なのだが、原作者が『二次元の過剰摂取で脳が壊れてしまってる』ため、登場人物は原作者(ややツリ目気味の黒髪ロング美女)含め全て女性というトリッキーな作品。 だが、そうする事でフィクショナルな視座と共に原作者が作品を通じて伝えたい諸々がしっかり伝わって来る効果があり、この試みは少なくとも自分には刺さった。 また、物議を醸さない範疇で『中東紛争』『人種差別』『ニューノーマル』などのトピックに誠実に触れていて好感が持てた。 これからも追いかけて行きたい作品だ。 ちなみにアニメ化(しないだろうが)するとしたら、エンディング曲はTHE BASSONSの『最後の晩餐』を推したいと思います。 https://youtu.be/gPWzwF5eTOQ 台湾編のテーマ曲はFNCYの『FU-TSU-U(NEW NORMAL)』で。 https://youtu.be/G2aXL9UGHjc鍋に弾丸を受けながら食文化への敬意2わかる
djsouchou1年以上前本作は一口に云えば『ジュブナイルギャグファンタジー』といった所でしょうか。 ファンシーさをナンセンスやオヤジで希釈しにかかるスタイルに当時やられました。 個人的には本作に触れた事で現在の人間関係や、ひいては原作者主催のファンイベントでDJとして出演するなど、実人生に多大な影響を与えられたマスターピースでもあったりします。魔法陣グルグル実人生を変えられたマスターピース6わかる
さいろく1年以上前その2と言いつつ、ただ「珈琲」で括った連載だった様子。 その1というか始まりとして『ゴーグル』の方は「ゴーグル」というタイトルで連載し始めていたけど、登場人物の繋がりで1まとめになっていたもの。 珈琲時間(コーヒータイム)の方は珈琲繋がりでまとまっているが、こちらにも探偵山崎が出てきているのが豊田徹也センセイらしい。 物語はより90年代っぽさというか、そういう空気が強めな結末を迎える雰囲気ショートが多かったりするんだが、いずれもちゃんと起承転結で結ばれているので気持ちが良い。 豊田徹也作品は共通して、読了後に気持ちが良いのだ。 本作のキモは実はここで説明しているコーヒー豆の選別だったりするんじゃないか?と思わされる1ページ。珈琲時間豊田徹也の短編集その25わかる
さいろく1年以上前漫画家としてデビューし、成功するまでのハードルは高い。 というかタイミングだったりなんだったり色々とそれこそ運命のようだ。 豊田徹也センセイはアフタヌーンで本作の連載が始まるまでちょっと時間がかかったタイプだったようだ。当時ちょうどアフタヌーンを読んでたので(BLAME!!とか無限の住人、EDEN目当てで買ってた)懐かしい気持ちで電子の単行本を読み返した。 短編集。集まるとこういう意味があるんだ、やはり好きだ。 一気読みする気持ちよさは本作には結構あって、色々と豊田徹也の始まりらしい作品になっている。後の作品にも通ずるキャラや設定が出てきたりするのでぜひ読んでみてもらいたい。 私は「とんかつ」が好きでした。ゴーグル豊田徹也の始まり5わかる
まみこ1年以上前この漫画には構造的な問題があります。 それは、「描写される料理が美味しそうに全く見えない」です。 スリルとドラマ、根性とサスペンス!がテーマなのは分かるんですが、それに料理を絡めると、料理の美味しさの描写が(絶対的に)犠牲になります。 作者(せきやてつじ)も、食については、それなりに知識があるはずなのですが、こう、食をドラマの小道具のように扱う漫画を描く、と言う姿勢、心底軽蔑します。バンビ~ノ! SECONDO料理漫画のジレンマ2わかる
ピサ朗1年以上前少年ガンガン初期の看板漫画であり、FCⅢの世界を元にストーリーを練り上げたドラゴンクエスト漫画。 同じくドラクエを元にしつつも設定を借りたオリジナル漫画の様相が強いダイの大冒険に比べると、陰鬱で重いがゲームに登場する武器や防具を公式ガイドブックのデザインでしっかり登場させ、ゲームだからこそな部分を漫画に落とし込んでいるがのは同様だが作風はかなり違う。 しかし俗に「ダイ大はドラクエである前にジャンプ漫画」「ロト紋は少年漫画である前にドラクエ漫画」と称されていたように、その作風の違いはそれぞれ別の魅力として昇華されている。 まず冒頭から勇者の子孫にして王国の王子である主人公が、魔王軍に「なまえ」を巡る陰謀を仕掛けられているのが面白い。 ドラクエにおける最初のイベントは色々思い浮かぶのだが、この作品では「なまえ」を付ける部分を、聖なる名前アルスと邪悪な名前ジャガンを巡る壮大な序章として位置付け物語がスタートしている。 結局王国は魔王軍により陥落し、落ち延びた主人公は家臣と共に逞しく成長して旅立つ、いわゆる貴種流離譚である。 その後も幾つも苦難が襲い掛かるのだが、船を手に入れてから海の冒険を大きく扱っているのもドラクエ的で、一気に行動範囲が広がり過ぎて、海のモンスターなどをそのまま漫画に落とし込むのは難しそうな部分を「海王は本来中立」「魔王軍の陰謀で勇者と戦う」「事態を解決した勇者たちに海の魔物は協力を誓う」としてストーリーに取り込んでいる。 そうしてこの作品の一大イベントである「アリアハン決戦」に至って、民衆の逆恨みと再起、伝説に語られていた仲間たちの結集、初期から居た仲間の死と、立て続けに起こる名場面の連続で少年漫画としてのこの作品のピークを迎えている。 しかしその後、間もなく起きた呪われた勇者ジャガンとの決闘、ココがもう容赦ない位に主人公アルスと読者の心をへし折りにかかっている。 なんせやっと仲間が揃って激闘を潜り抜け主人公たちの成長を感じた矢先だというのに、剣も呪文もまったく通じないし、邪悪な存在なのにロトの剣術を受け継ぎ、ゲームだと主人公しか装備できない、特別の証である筈のロトの装備を装備してこちらを殺しにかかってくるのだ。 最早強制敗北イベントにしか思えないのだが、仲間たちが3人がかりでどうにか勝利…しそうになったら勇者にしか無いだろう聖なる守りで逆転されてしまい、主人公は死亡…。 そこからの再起や王者の剣に対する伝説の武器を探す冒険や空飛ぶ乗り物等は面白いが、ココの重くるっしさは後々まで後を引いていて、その後の魔王軍相手の戦いは相手が搦め手を使ったり諸々の事情で、アリアハン編程のテンションは無く、青年漫画寄りの作風になっている。 そしてこの漫画が少年漫画である前にドラクエ漫画と称される理由の一つがラスボス「異魔神」である。 当初この異魔神は世界征服を目的としていたが、実は世界を無にすることを目的としていたという事が明かされる。 この作品が発表された当時、スクウェアとエニックスはまだ別会社で、合併前だったのだが、当時ドラクエと並び称されていたRPGファイナルファンタジーに登場するラスボスで多かったのが「無の力」「世界を滅ぼそうとする」という物であり、封印が解けてから主人公たちに繰り出すのが流星を落とす、いわゆるファイナルファンタジーの最強魔法「メテオ」を想起させる攻撃だったのである。 このため異魔神対勇者とはFF対DQのメタファーなのではないかと、まことしやかに囁かれた物である。 最終決戦はそれまで巨大だった異魔神が小さくなっての戦いだが、漫画としては小さくなってくれないとアクションを描けない事情は分かるが、やはり強そうなのは巨大な方で、苦戦の果てに大団円を迎えるが旧版は正直ややあっけなさが感じられる。 コレはページの都合も有ったらしく、完全版で書き下ろされたエンディング部分は少ないながらも雑誌版に比べて良い余韻も残る終わりとなっていてようやく完結したのだなと感慨深い。 ドラクエのエッセンスを漫画に落とし込むという点で様々なアプローチを試み、見事に完結に導かれた名作。ドラゴンクエスト列伝 ロトの紋章 完全版ドラクエ漫画の巨頭5わかる
名無し1年以上前・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 毎回大爆笑!! これ今よく予告編を見かけるホラー映画のAI人形ミ〇ガンの先行ってるんじゃね?!のんちゃん+アカリ=ミ〇ガン ・特に好きなところは? のんちゃんのツンデレぶりが良い。アカリのぶっ飛びぶりも。 ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 今さらだけど、もっと話題になってもいいと思う。 たぶん無理だろうけどアニメ化したら面白いだろうなー。のんちゃんとアカリのんちゃんとアカリの感想 #めちゃくちゃおもしれー もっと人気出てほしいな2わかる
カワセミ㌠1年以上前「派手な発破や重機をガチガチに使った珍しいお仕事系作品」 「あるあるネタからトレンドや風刺ネタに加え異世界ネタまでありとあらゆる引き出しが用意された圧倒的ボリューム」 「稀に一冊辺り5~11円で買える破格の大セールを仕掛けてくるメチャクチャな作品」 etc……… 調べれば調べる程気になって来る情報しかない上に丁度11円セールが始まっていたので既巻100巻を購入し、最近は解体屋ゲンばかり読み進んでおりましたが上記の情報に偽り無しと強く実感した神作品でしたね そんな神作品をざっくり説明しますと日本では珍しい爆薬を使った発破解体等を生業とする主人公:朝倉巌【通称解体屋ゲン】が様々な建築物や大自然はたまた黒い噂のある大企業等々を相手に奮闘するお仕事系作品になりますが、どの物語も練りに練られた内容に仕上がっており ・同僚や仲間との成長やすれ違いや恋愛事情からなるエピソード ・主人公ゲンの過去や知識力から生まれた奥深いエピソード ・財政や地方特有+人には言えない程の事情を抱えた問題絡みのエピソード ・談合や違法な取引等を汚職まみれの企業を相手に死闘を繰り広げるエピソード ・この仕事をしていて良かったと思わせる涙無しには語れない心暖まるエピソードetc… 読めば読む程お仕事系のお手本と言わんばかりのエピソードが盛りだくさんとなっておりますので少しでも気になった方は大セール期間問わずご購入されてはいかがでしょうか?解体屋ゲンこれぞ、お仕事系のお手本と言っても過言ではない知る人ぞ知る神作品13わかる
mampuku1年以上前こういうのを待ってたんだよ〜! 新連載は女子校が舞台で男の担任教員が主人公、とくればマガジンラブコメ飽和気味なのにまたか〜〜??と思わさてからの日常系コメディだった! 可愛いが萌えではない。コメディだがラブコメではない。こういうのでいいんだよ。今週も空気が美味い。兎山女子高校2年1組!!空気が美味い8わかる
名無し1年以上前舞台は錬金術と呼ばれる技術が行使される世界。 錬金術とは金属や自然界の化学物質、物体等を自分の使いたいように自由な形にできる技術。 例えば壊れたラジオを直したり、そこら中の石を集めて巨大な石造のロボを作る、空気中の酸素量を変化させて意図してるところを燃やすことも可能です。 逆に、銅から金を生み出したり、火から水を生み出す等、無から有を生み出すことは出来ず、あくまで元ある物質を変化させることができます。 さて、この漫画の物語は主人公とその弟が失った母親を錬金術で取り戻そうとすることから始まります。 大人一人分の構成成分「水35L,炭素20kg,アンモニア4L,石灰1.5kg,リン800g,塩分250g,硝石100g,イオウ80g,フッ素7.5g,鉄5g,ケイ素3g,少量の15の元素」を揃えてもなかなか母親を作り出すことは出来ません。 こういった背景や情報から愛の大事さ。また無から有は生み出せないことによる金<愛の構図と、現実社会におけるお金と愛のギャップを感じさせてくれます。 さすが荒川さんといったところでしょうか。鋼の錬金術師情報社会になった今、若者に読んでほしい1冊2わかる