長年連れ添った妻が離婚届を置いて出て行き、眠れない夜が続いていた主人公が、ある日の真夜中に捨て犬ならぬ、捨てバク?を拾います。その日から、悪夢を見て目を覚ますことがなくなり、もしかしてバクが…? 離婚理由もおそらく自業自得なんだけど、バクが悪夢を食べてくれたとするとちょっとイイ話。 味噌汁を毎日作れば許されると思ってるなら…甘いな。
変態遺伝子が覚醒すると、ヒトはサナギになって成虫になり、今までとは別人に生まれ変わる。 ある日サナギから美男子が孵化するところに遭遇した主人公の花井さんは、地味で何もない自分から生まれ変わるために、美男子の村崎さんの抜け殻を食べ続けると… 誰も予想できないオチが待っています。 主人公がこれでもかと地味に描かれているところも良いですし、なによりこの設定がよく思いついたな〜と感心する突飛さ。突飛なのにすんなりストーリーに馴染み、読者は置き去りにならない。 もうこの作家さんのファンになったので、次回作を首を長くして待っています!よろしくおねがいします!!
この漫画どうなんですかね・・・ こんなになんの心の動きもなく読み終わる漫画って事あるんですね・・ という印象です。 オチもウケを狙ってるという事なんでしょうか? 正直面白いとは思いませんでした。
※ネタバレを含むクチコミです。
僕の初掲載作品です! 頑張って描いたので是非読んでください! 明るい漫画なので、広く多くの人が楽しめると思います! 沢山の人に読んでもらいたいので、自画自賛しておきます! どうぞよろしくお願いします!
度が過ぎた心配性の青野くんが、クラスメイトの相田さんに恋をした!けど、その相田さんというのがまた変わった子で…。 この漫画の主人公は青野くんだけど、個人的には相田さんの変人ぶりに動揺を隠せない、目が離せない。一言でいうとヤバい子なんだけど、一言じゃ言い表せないほどヤバい子なんです。でもこういうヤバい子同士の恋って好きです。
前作「君の曖昧」がとても印象深かったので月スピに載ってるのを知って、おっ!と思い早速読んでみました。 読み終わって、意味深なタイトルだったのかなと、正直真意は読み取れなかったかもなと思いました。 あの人は持っているのに、自分には手に入らない。欲しいのに手に入らない。思い通りにならない。若いせいなのか、子供だからなのか。 どうしようもないことなのに、どうにかしたいという焦燥感がしんどいくらいに伝わる内容でした。 あの子はこれからも左手の薬指にとらわれて生きてゆくのか…。
あらゆるリスクを排除した近未来では、リスクだらけの自然妊娠も罪とされ、人工子宮がスタンダード。そんななか、大きなお腹をした女性がひとり、ヒッチハイクをしています。 自然妊娠がいかに身勝手で無責任であるかわかっていながらも、彼女が目指す場所とは。 現在からは考えられないifの物語、でももしこんな未来になったとしても、命の誕生に勝る尊さなんて無いんだということを忘れないようにしたい。
これまでの比較的にリアル志向の作品と比して、猫と呼ばれる化け物と戦う差別された人々を描いた、ある種、異世界的な作品。盲目的で集団が一体となる様は宗教のようで、真実を知っている主人公は致命的にそこで浮く。そんな彼女にも友達らしき子が二人いて......。 この物語がどのような着地をするのか、すごい気になる。
処女作から吹き出しとか台詞の置き方とかキレッキレで変態的。というか、途中からいきなりネームになるからめっちゃビビったわ!さらに未完とくるからフリースタイル極まれり。 話の中身についてはまぁUFOに関してなんだけど、作中の台詞が全てだったので引用したい。「情報が整理されないまま話がどんどん進んでいくぞ…」
絵も話も素晴らしいラブコメ読切! 有名私大を出たが教師という仕事に情熱はなくどうにもぼんやりしてしまってミスを多発する男性教師が、職員会議へ急ぐ途中女子生徒と衝突! 翌日、そのときの女生徒が右腕にギブスをはめて先生へ迫る。 生徒をケガさせたと教頭にバラサレたくなかったら責任を取れ、と。 そして、片手が使えないからとご飯を食べさせられたり靴紐結ばされたり・・。 一体どうなってしまうのか! というお話。 先生側の、これ以上ミスが発覚してもめんどくさいし言うこと聞いてどうにかやりきろうというという微妙にセコくて浅ましい気持ちと、この機会に好きないろいろ甘えちゃえーな女子生徒の気持ちがいい具合に合わさっていて見てて楽しい。 それが少しクセになったところに味変が入るあたりの演出もにくい。 気合いと熱が入った大ゴマもとても躍動感があっていいし、包帯とギブスってかっこいい! 少し逸れるけど幽遊白書の飛影だったり、エヴァンゲリオンの綾波だったり、包帯ってやっぱりかっこいいよねー。 そりゃみんな中二病の子は包帯しちゃうわけだ。 全体的にキャラ絵のデフォルメの場面とそうでない場面の使い分けもとてもよくて読みやすかった。 そしてラストの大ゴマもグッと来る。 前の読切も読めるようになってた。 比べて読んでみると前作より明らかにレベル高くなっててすごい。 『NYLON TWILL』 https://yawaspi.com/nylontwill/index.html
警察に中指立てるくらい気の強い女の子だけど相手はサイコパス。買い物から帰ってきたら家の中に殺人鬼がいて飼い猫を殺してた。女の子は目が見えないからそれに気づかずママと電話したり爆音で踊ったりする。読み手がはらはらしてると、気配を察した女の子と殺人鬼の死闘が始まる…!40Pの読み切りだけど恐ろしいくらい世界観が出来上がっててめっちゃ面白かった!!!!
「多分…小6やったかな。」 で始まる漫画なんて絶対面白いよこれぇ、で、やっぱり面白かったし期待を遥かに超えてくれてありがとうございました。 刺青に詳しい人や、谷崎潤一郎の「刺青」を読んだことがある人が読むとまた印象が違うのかな。びっくりしたのが、練習に豚バラブロックを使っていたこと。これってあるあるなんですかね。 あと最後におとなになった主人公が月刊IKKIのロゴが入ったTシャツ着てたのがウフッとなりました。
性と性をテーマにした青春漫画。 やたら絵が上手い新人だなと思い調べてみたら有名な方なんですね。 名義が変わっていて気づかなかったのですが、illustrationシリーズで拝見したことがある方でびっくりしました。 安定した画力があり読みやすかったです。 特に女の子の描写が素晴らしく、この年代特有のいじらしさや夏の湿度感がよく表現されていました。 個人で製作されている作品もすごく良かったので、もっとたくさん読みたいです。 落とし所も説教臭くならず、高校生の等身大な答えという感じがして好きでした。 個人的に最後のページが描写、テーマ性共に好きです。 大成して欲しい作家。
画力に関してはひとまず置いといて、素晴らしいテーマだと思いました。 ハゲたおっさんとドラマでよくあるシチュエーションを本気で再現する遊び…面白すぎるし羨ましい。そんな遊び絶対面白いよ! なので個人的にはそこをもっと引っ張ってほしかった!わりとあっさりおっさんとお別れしてしまったのが残念… でも最後は再会したし、もう一回想像シェアハウスすればいいと思う! あとおっさんの描き方が古典的な一本毛のハゲなのが地味に良かった。最近あんまりないよね。笑
実在する神社「安井金比羅宮」(別名、縁切り神社)で元恋人と縁を切ろうとする男のはなし。 しつこくつきまとう彼女から逃げ出したい一心で裏技を使い、願うだけでなく実際に「切って」もらおうとする…という、多分実際の安井金比羅宮にはない裏設定が面白い。 しかし同じ切ってほしい縁でも、そこに隠れる真意は人ぞれぞれだなあと。 はたして彼は無事に元恋人との縁を断ち切る事ができるのか。 京都が舞台でファンタジックなところが夜は短し歩けよ乙女っぽいです。 縁切りの案内役?のくるりさん、風貌から何から完全な変人だけど、最後はちょっと惚れたよ。
読んでくれ!ヤバいから https://shincomi.shogakukan.co.jp/viewer/82/04/301/
思春期の焦燥感を冬眠明けの熊とリンクさせた面白い設定。 好きな子に対して湧き上がる性欲を悪だと感じ、必至に隠そうとする主人公。繰り返し流れるクマ出没の危険を知らせる注意報は、まるで女の子に危険が迫っているようなじわじわとした恐怖感があります。 抑えられない性欲に罪悪感を覚えて…というのはいろんな漫画で書かれているけど、これはまた今までにない表現だなと思いました。 ところでこれを読んで「そういえば中野でいちという漫画家いたなぁ」と思い出した。最近見ないなーと思って調べたらマンガParkで連載してました。素晴らしい。 https://twitter.com/nakanodeichi/status/1178694581770055680
でもとっても良い話。 アイドルとストーカーの恋愛というよりかは、友情かな。これは御影が勘違いストーカー野郎だったからこそ成立する話。 なりたい自分になるために、上辺だけ取り繕うのは罪なのか。裏切りなのか。非難されるようなことなのか。 もしそうなら、素のままを磨くことこそが何よりも正しく美しいことなのか。 本当はそこに決まった善悪なんてないことを教えてくれた尊いマンガです。
遥か遠くの宇宙の話のようで、じつは舞台は氷河期により文明が滅んだ地球。 ベイマックス的な白くて丸い可愛らしいロボを相棒に、テツコは宇宙怪獣を仕留めて村人はそれを食料に暮らしていたが、ある時を境に怪獣がいなくなり、食糧難に陥ってついにはロボを解体することになるが…。 最後にびっくりの大逆転劇が起こります。迫力の見開きは必見。ハッピーエンドなので安心して読んでください。 怪獣とか生き物を描くのがめちゃめちゃ上手い。
長年連れ添った妻が離婚届を置いて出て行き、眠れない夜が続いていた主人公が、ある日の真夜中に捨て犬ならぬ、捨てバク?を拾います。その日から、悪夢を見て目を覚ますことがなくなり、もしかしてバクが…? 離婚理由もおそらく自業自得なんだけど、バクが悪夢を食べてくれたとするとちょっとイイ話。 味噌汁を毎日作れば許されると思ってるなら…甘いな。