映画のようなスケール感
ピカレスク 秋川星
見た目の地味さにコンプレックスがある女子高生のマコが、科学研究施設の被験者として、体の一部を提供する代わりに願いを叶えてもらい、理想の体と頭脳を手に入れるが、思いも寄らない代償があり… という、40ページに収まっているとは思えない1本の映画のようなスケールのお話でした。 話が進むに連れ、コマ割りや世界観が複雑になり、どこまで広がるんだこの話は!とおどろきます。 ありえないんだけど、ありえないとは言い切れないギリギリのところを攻めてる設定がお見事です。
理論ではなく心にくる漫画だと思いました!作者さんの想いというか、人生の軌跡?がセリフから感じられました。感動しました!科学研究施設やあの男の人がどういう人なのかをもうちょっと掘り下げたらもっといいと思いました。戦うもののようなものが大きくあったらいいと思いました。そういうインパクトのあるものにしたらもっといいと思います!
“変わりたい!”その先には──!?【第83回小学館新人コミック大賞青年部門入選】(月刊!スピリッツ2019年9月号)