名無し

思春期の焦燥感を冬眠明けの熊とリンクさせた面白い設定。
好きな子に対して湧き上がる性欲を悪だと感じ、必至に隠そうとする主人公。繰り返し流れるクマ出没の危険を知らせる注意報は、まるで女の子に危険が迫っているようなじわじわとした恐怖感があります。
抑えられない性欲に罪悪感を覚えて…というのはいろんな漫画で書かれているけど、これはまた今までにない表現だなと思いました。

ところでこれを読んで「そういえば中野でいちという漫画家いたなぁ」と思い出した。最近見ないなーと思って調べたらマンガParkで連載してました。素晴らしい。

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