吃音の瀬川くんとアルビノの神代さんのお話。めちゃくちゃ胸にぶっ刺さりました…良作だった…。 お母さんに気持ちが伝わってよかったねえ…あのシーンは泣きそうになりました。神代さん以外にもあっくんや山田くんといった友達がいて、あったかいなぁ~素敵な人たちだ~と胸がじーんとなりました。 そして最後の神代さんのカット…!天才表現…全体通して本当に良かった読切作品でした。絵柄も綺麗で好きです。
年齢的にどうしても親とか先生の気持ちのほうに共鳴してしまうので、瀬川くんとお母さんの教室でのやり取りのあとの先生のリアクションが効きました… 先生も瀬川くんへの対応が正解なのかどうか分からず、ずっと悩んでいたのかな。
なんかこう、色んな感情でぐちゃぐちゃになって最終的に泣きそうになりました。 主人公清水は、芸人の道を諦めアイドルに金を注ぎ込んでいる男。清水のどうしようもなくて焦ってるとことか、周りとの差にイラついてたりしてるのが読んでてすごく伝わってきてしんどかった。そんでもって家田がいい奴すぎる~~。最後までいい奴だし、ジョージもいい奴だし、すみれちゃんも最後までアイドルだった。 芸人でもそうでなくても実際に清水のような人間はたくさんいるだろうし、今作はそんなひとりのあるかもしれない物語。良くするのも悪くするのも自分次第なんだなぁと、改めて思い知らされたし考えさせられた。自分の足だけで立っていられるようになるのって、すごく大変。読めて良かった読切でした。
最後のセリフで全てが腑に落ちました。 謎の設定で始まり、そのまま淡々と続いていくのだけれど、最後のセリフで全て氷解していく感覚になりました。 待ってること自体が生活ということなのかもしれないとか、当然来るだろうと思っているものけど実は来るのは当たり前じゃないかもしれないとか、来なくても来ると期待して待っている今が楽しいのかもしれないとか、来たら来たでうろたえるかもしれないとか、来ないもんだって割り切った方が楽かもしれないとか、そんなことを考えました。 面白かったです。
※ネタバレを含むクチコミです。
母親と別居しており、父からは母親に会わないようにと言いつけられている小学生の穂高は、どうしても「母の味」が知りたくて少しずつためたお小遣いを使って母親が惣菜担当をしているスーパーへ1人で向かいます。お弁当だけを買いお母さんには会わないと決めていたものの、やはり来たことはバレてしまいます。でも慌てて買ったお弁当の味は父親の料理の味と同じで…。 母親の味をスーパーのお弁当で味わうという現実とその発想がなんとも切ないのですが、この出来事をきっかけになぜ別居するに至ったかが明かされると、人には人の事情があるなというか全員が不幸にならないためにはこういう判断ができることって大事なことだなと思いました。いい話でした。
当たり前のように描き込まれた内容で、その土地の普通を知ることができるから、外国人漫画家の作品はストーリーと二重でおもしろいんだなあと、最近気づいた。 この方は中国でBL漫画を描いている若者の、結婚やら仕事やら、何気ない話を漫画で描いている――のだけど、端々から外国の物語である以上の何かをひしひし感じてしまう。 このまま続きが読めますようにと、思わず願わずにはいられない。 中国のあり得ないびっくりリアルタイムニュースに笑っていたのも今は昔。 今はあのようなことはなくなったのではなく、そういうことを気軽に発信できなくなっていたり、外国人記者が取材できなくなっているのだとか。 きっと作中で取り上げられたPixivにアクセスできなくなってしまったことも、そのうちの一つなんだろう。 ちなみに、「日本(外国)の月は丸く見える」は「隣の芝生は青く見える」の中国版らしい。 とても詩的な表現だ。
尊すぎでは!!!???阿久津さーーん!!!!!いやもう可愛すぎて叫ばずにはいられない。 推しに対して「ありがたい」「見とれてた」「いいんですか!?」みたいな秋原さんの言動がマジでオタクでわかる~~~~となった。というか秋原さん呼び良すぎ~~~~~!!? 最後の方が本当に良すぎて泣きそうになった。こんな尊くて可愛いお話を無料で読めてしまっていいんですか??たった20数ページでこんなにも幸せになれてしまっていいんですか??阿久津さん最高過ぎたので白川すみれ先生の他作品も今度読も…。
他人の価値観や死に向き合う非常に良い読切でした。 ある朝、拾って11年ものあいだ生活を共にした愛猫・シビが死んだ。 タカオはパートへ、マキは仕事を休んでシビのことはやっとくと言うので任せることに。 傷心のまま働き帰ってみるとシビは冷凍庫で冷たく凍っていて、剝製にするとマキは言い出す。 シビを埋葬しようと考えるタカオと剝製にしたいマキの気持ちはすれ違い…。 https://comic-days.com/episode/3270296674423092399 心を揺さぶられたし、単純に話運びも面白かったし、同時に考えさせられた。 いかにも一般常識側の「普通」っぽく振舞うタカオだが、他人からしたら異常性を感じる部分もあって自らを省みることになる。 「共感できないからって人の気持ちを否定していいわけないですよね」 他人に気持ちを否定されたことで、初めて自分も色眼鏡でマキを見てしまっていたことに気づくシーンがよかった。 二人は互いの気持ちの開示とコミュニケーションが足りていなかったのだ。 これを機会に二人の関係ももう一歩進んだようで読んでいて嬉しかった。 死の受け入れ方は人それぞれだ。 「シビ」って、フランスで猫によくつけられる名前だっけと思って調べたらそっちは「シピ(Chipie)」だった。
結婚する主人公・沙也那のもとに母と離婚してしばらく会っていない父からご祝儀が届きます。受け取っていいものか逡巡するなか、今父はどうしているのかを知るための「観察」が始まります。 アルコール依存によって母に暴力を振るった父、自分のピアノ演奏会をめぐる出来事など、さまざまな過去の出来事を思い出しながら、現在の父の仕事のようすなどを盗み見ることで、少しずつ父に対しての感情が大きくなっていく演出がよかったです。父のご祝儀をどうするのかによって父とどう向き合うかが展開のクライマックスとして用意されているのもわかりやすいし興味を持ってクライマックスまでぐんぐん読めました。 最後にお母さんも一芝居打ってるのがわかってよかったです。優しい作品でした。
I'sの寺谷みたいな顔した主人公が、モテ期みたいな設定で、3人の美女に言い寄られるという吐き気がする漫画です。 こういう漫画読むと、本当に羨ましいと心の底から思う僕はけつの穴が小さい男ですか? 最後に登場してくるシュノーケルつけた女の子とかもすごく可愛い
読んだら、なぜか洗面所に行って綿棒を手にしていました。 子供の耳掃除をする事があるけど、綺麗になった時に達成感を感じる。 なのでこの漫画の主人公の気持ちが少しわかります。 ものすごくでかい耳くそが取れた時に、GAMEをクリアした感じあるのだよね。 自分の耳の中が今、どうなっているのか? 見てもらいたい・・・・
交通事故をきっかけに、人格が入れ替わる物語です。 怒りという感情の中にでも小さな愛情を感じる事ができます。 復讐劇からの擬似親子愛が描かれた温かい漫画だと思います。 体は赤ちゃん、頭は17歳という名探偵コナンを感じさせる設定もGOODでした。
冒頭、かないさんは絶対やばい奴だと思いました。 読み進めていくうちに、かないさんの事めちゃくちゃ気になるし、目めちゃいい人!!!! 婚約者の彼女に赤ちゃんできて速攻禁煙しているのも素敵だし、なのに彼女も赤ちゃんも急にいなくなってしまって可哀そうでした。 応援したくなります。
大好きなペットの猫が死んだらどうする? 火葬する?それとも剥製にする?? この二択の議論で、カップル2人が大喧嘩。 結局どうなる?? 僕はペットを飼ったことがないのでよくわかりませんが、大切な家族が亡くなるとこの漫画のような気持ちになるのだろうね。 この漫画で教えてくれた事は、共感できないからって人の気持ちを否定してはいけないという事。
飼い猫が、しかも11年も一緒にいたらそりゃショックだわ。 剥製にするのはびっくりだけど、気持ちもわかる気がする。 私はペットを飼っていないけど、この漫画でめちゃくちゃ感情移入して、シビが亡くなった事が悲しいです。 死との向き合い方とか周りの反応とか、たかがペットって思われても自分にとっては大事な家族で、大事な命だから少し考えさせられました。
辛い時に寄りに行ける場所があるって良いな! 何も話さなくても久々に会って顔合わせただけでに何があったか察して、話やすい空間を作ってくれる叔父さん。 「好きがどうして悲しい気持ちになるんだろう」ってユーマがふと思うシーン、切なくなった。 好きが悲しいに変わっても、好きだったこと幸せだった事は忘れないでほしい、悲しいきもちになったのは幸せだったからって思って欲しい。 楽しいことも幸せだったことも忘れないで生きていきたいなって思いました。 叔父さんが論文を受け取らない理由が最後に分かってほっこり(^^)
吃音の瀬川くんとアルビノの神代さんのお話。めちゃくちゃ胸にぶっ刺さりました…良作だった…。 お母さんに気持ちが伝わってよかったねえ…あのシーンは泣きそうになりました。神代さん以外にもあっくんや山田くんといった友達がいて、あったかいなぁ~素敵な人たちだ~と胸がじーんとなりました。 そして最後の神代さんのカット…!天才表現…全体通して本当に良かった読切作品でした。絵柄も綺麗で好きです。