週刊ヤングマガジンの感想・レビュー228件<<678910>>しもべえのアプリインストール必至しもべえ(読切) 村田ひろゆき名無しピンチの時にはしもべのしもべえ(強面のオッサン)を呼びつけることができるアプリをインストールした女子高生が、事あるごとにしもべえに助けてもらうが、最後は予想外にほっこりする読切。 心の中で「しもべえ〜」と呼ぶだけでどこにいても駆けつけてくれるので、しもべえは妖精的な存在なのかも知れない。元彼が今カノと一緒に歩いてるところ見たくないって言って、しもべえがふたりの間に入って歩いたのは可愛かった。 ちなみにアプリは一度インストールするとアンインストールはできないそうです。何度読んでも光るものがある #読切応援Moon light for 幌山あき名無し※ネタバレを含むクチコミです。絶品としか言えないALL NUDE すぎむらしんいち(とりあえず)名無しこの短篇集は、奇跡のような一冊だ。 特に収録作の「スノウブラインド」は、90年代短篇漫画ベスト10が選ばれるとすれば、かなり高順位に入り得る名篇だと思う。 すぎむらしんいちの、シーンやエピソードを描く能力は、本当に卓越している。 陶酔してしまうほどに。 (シークエンスやストーリーを語る能力は、また別の話ではある) そういう意味で、谷口ジローのような才能だ。 どちらもとても画力に優れた漫画家だ。その方向性は随分と異なるけれど。 附記ですが…。 『ALL NUDE』は、短篇2本を追加収録し『スノウ・ブラインド』というタイトルで後に再刊されています。 しかし、電子書籍では『ALL NUDE』というタイトルで、『スノウ・ブラインド』と同内容のものが販売されています。少しややこしいですが、購入を検討する場合、そのあたりにご注意くださいませ。 あと、上記の短篇「スノウブラインド」は、電書の試し読みで読めてしまうの、ちょっともったいないと思いますです、ハイ。 (つまり、ここから今すぐ絶品の短篇がサクッと読めてしまうのですよ、ハイ。もったいない、もったいない)ありがとう…ORIGIN!ありがとう…Boichi先生!!ORIGIN 外伝 空に立つ者、地に立つ者 Boichistarstarstarstarstarひさぴよ構成から絵からもはや神の御業レベル。過去の傑作「Boichi作品集 HOTEL」に通じる部分はあるものの、根底にある人間賛歌は、今作の方がより色濃かったように思う。原作のORIGINを未読の人でも楽しめる読切だが、最高のエピローグを見たいのならば、原作ラストを読んでから手を出した方が絶対に良い。この読切がどうかORIGINの最終巻に収録されますように… くっ…面白いRe:ANIMAL JOE 藤沢とおる名無しカーチェイスしかけられてんのに全く気にも留めず女をいじる図おもしろすぎる アオリ運転してくる奴がこんな奴だったら笑っちゃうけど 真面目にハンドルを握れと言いたいところだけどもっとやれと思ってしまうなw圧倒的な構成と画力吐露 三ト和貴たか※ネタバレを含むクチコミです。強烈無比な大「失敗」作バイクメ~ン 望月峯太郎(とりあえず)名無し『バタ金』で世に現れて以来、望月峯太郎(ミネタロウ)は、ずっと「今、一番カッコイイ」へ向かって漫画を描いてくれている。 『バタアシ金魚』は文句なしの最先端で、当時の「ヤンマガ」力をまざまざと見せつけた青春ギャグだった。鮮やかな作風チェンジをした『座敷女』は現在でも頭抜けたサイコホラーの傑作たり得ているし、『ドラゴンヘッド』の始まりは、『AKIRA』以降の漫画に「新基準」設定を強いるほど強烈なインパクトを与えた。 一方で、そのあまりに「センス漲る」個性ゆえ、物語が長篇化すると、著者の希求する感覚と作品世界の拡がりに軋轢が生じ、収拾がつかなくなる傾向がある。 このキャリア初期の長篇作は、そんな「暴走」が初めて記録された、稀有な失敗作だ。 だが、それが失敗であるからこそ美しいものもあるのだ。 こんなに一途に己の感覚を追い込み、そして暴走しクラッシュしてしまう才能! しかし、望月峯太郎は、何度もボロボロになりながら、常に新たな可能性に向かって立ち上がる作家でもあるのです。 激アツ西部劇!!!RED 村枝賢一ANAGUMAウィシャ族(インディアン)の末裔レッドが自分の部族を滅ぼした米軍「ブルー小隊」に復讐を仕掛ける物語。 西南戦争から逃げ延びた相棒の日本人イエロー、娼婦のアンジー、元ブルー小隊のゴールド、巡回牧師のグレイなど社会のはみ出し者たちがレッドとともに命を燃やす…。 全キャラシブすぎてマジで泣けてきます。 人種問題というモチーフは重厚ですが村枝賢一作品らしく読み味は爽快です。 レッドの必殺武器、巨大リボルバー「ヘイトソング」は必見!!童貞の夢の結晶超・学校法人スタア學園 すぎむらしんいちカミヤ泣いて、笑って、愛しくて、抜けます。1994年、三四郎が帰ってきた。1・2の三四郎2 小林まこと名無し※ネタバレを含むクチコミです。 「高齢化とか長生き」がテーマ老人の町 アスノタカシ名無し※ネタバレを含むクチコミです。2010年代プロレス漫画における傑作プロレスメン ジェントルメン中村マンガトリツカレ男単純なギャグ漫画ではなくプロレスラーへの憧れ/プロレスの奥深さ/ギャグを煮詰めてある傑作。巻末特別付録やあとがきも含めて全ていい 超絶技巧で八百長を実現する異色のサッカー漫画ピッチディーラー ‐蹴球賭場師‐ 昌子春 外本健生名無しJリーグの強豪チームで活躍する主力選手たちの本当のシノギはサッカー賭博の胴元の指示を受けて最高の演出をしながら点差までコントロールしながら狙った勝敗で試合を終わらせること。 潜んでいるのが主人公新堂龍司のGKと、FW・MF・CBの計4人。彼らが、巧みに試合を操るだけでなく、試合の外でも心理戦を駆使して試合を操る様は見事。 新堂龍司の目的は裏の組織に近づくことで、そっちのストーリーもどうなるのかなかなか楽しみ。ギャンブルとか心理戦の漫画が好きなら多分好きになると思う。今後も楽しみ。 ヤンマガ新連載のクライムサスペンス殺さざる者、生くべからず 中丸洋介名無し※ネタバレを含むクチコミです。さいこー!らくがきぼいす 樋野貴浩名無しマジで作者変態すぎるw 変態界のキング👑 最高です! ぜひみなさんも読んでみてください!ヤンマガで新連載、江戸時代目利き漫画本阿弥ストラット 玉井雪雄名無し※ネタバレを含むクチコミです。 ヤングマガジン2017年No. 52らくがきぼいす 樋野貴浩マンバ運営【掲載誌】 ヤングマガジン2017年No. 52(2017年11月27日発売)に掲載 【受賞歴】 『ぱらぽねら』第429回(1月期) 月間新人漫画賞 奨励賞+TOP賞 受賞 【公式ページなど】 WEBヤンマガ http://yanmaga.jp/weekly/backnumber/2017/2017-52.html元祖ストーカーマンガ!!座敷女 望月峯太郎starstarstarstarstarマンガトリツカレ男これストーカーって言葉が流行る前にやってたよね。 得体の知れない女に、理不尽につきまとわれる心理的ホラーの名作 打ち切りも納得殺さざる者、生くべからず 中丸洋介名無しこれ、クソつまんなかった。 面白いトリックでも有るのかと思ったら なにもなかった。 心底安心出来る作品バカ姉弟 安達哲桂川発起丸作者がダークサイドを突き抜けると、ここまであったかい話になるモノかと。 『さくらの唄』やら『お天気お姉さん』やら、少年のトラウマになりやすいような、ある意味名作と呼べる話から一転、同じ作者が描いたとは思えないような良い意味での名作。 投稿者は、実社会で立ち直れない程の大きなダメージを負った時によく読みます。セクシーに始まりセクシーに終わるユビキタス大和 セクシーDANSU☆GAI ルノアール兄弟霧兵衛良かった点 ハイテンションなギャグと早い展開で一気に読めた セクシーコップ/カナエとマリが登場する回は良かった 気になった点 後半の感じがちょっと苦手 総評 好きな系統のハイテンションギャグ漫画で読んで良かった。コイヘルペス山田の名前といい、山田の絡むシーンは不気味すぎて良い 八戸流星はスピンオフマンガになったりと人気キャラだったんだな高齢者が8割の社会で若者が老人を襲う老人の町 アスノタカシコロラドさん月マガ連載中のマンガ。65歳以上の高齢者が8割を超えた超々高齢化社会が舞台に、老人たちを襲う若者たちを描いている。しかし、若者VS老人という単なる二項対立ではなく、もう一つでかいホラー要素が入り込んできて、話をかき混ぜている。 主人公の忍が、ある日老人を襲い金を強奪するグループと遭遇してしまい、老人ごと襲われたため、正当防衛を兼ねて撃退。しかし次の日学校へ行くと昨日襲ってきた奴らが…という第一巻。 2巻では「アイツ」がどういう風に話を動かして行くのか楽しみ。 将来有望な精神科医とテロ組織のリーダーの運命がクロスする第1巻殺さざる者、生くべからず 中丸洋介名無しヤングマガジンで連載中のクライムサスペンスだが、1巻を読み終わる頃には少し違った印象になっていると思う。 主人公は顔もよければ将来有望な精神科医の桜井。国会議事堂自爆テロを皮切りに続く爆破テロの首謀者ユキオの精神鑑定を請け負ったことから、大変な事件に巻き込まれていく。 1巻の後半で「え?なんで?」ってなる超展開が待っている。それまではクライムサスペンスとして普通に面白いなって感じだったけど、そこからが色々な謎がどんどん深まっていったり、状況がどんどん悪くなっていってもっと面白くなる。ハロルド作石らしさの詰まった本格格闘青春コメディ漫画バカイチ ハロルド作石地獄の田中謎の新任教師、関根に導かれ格闘技の世界に主人公の大場が足を踏み入れていく話。格闘技の試合はかっこいいし、ギャグも面白いし、恋愛もさっぱりしていて面白い。スポーツ漫画ということでストッパー毒島とテイストが似ているかなと思った。 終盤になるまでは、大場をなんとか格闘技の世界に引き込もうとする関根の頑張りと修行の話が多い。最後、試合になったと思ったらいきなり大舞台で一気に駆け抜けて終わる。間延び感はないし、いきなりの大舞台といえど飛躍感もない。 あと、バカイチを読んで確信したのはハロルド作石の描く恋愛はいいなってこと。<<678910>>
ピンチの時にはしもべのしもべえ(強面のオッサン)を呼びつけることができるアプリをインストールした女子高生が、事あるごとにしもべえに助けてもらうが、最後は予想外にほっこりする読切。 心の中で「しもべえ〜」と呼ぶだけでどこにいても駆けつけてくれるので、しもべえは妖精的な存在なのかも知れない。元彼が今カノと一緒に歩いてるところ見たくないって言って、しもべえがふたりの間に入って歩いたのは可愛かった。 ちなみにアプリは一度インストールするとアンインストールはできないそうです。