声が小さいことがコンプレックスの小森さんと、いつも大声で話してしまう大林くん。性格は正反対ながらお互いのことが気になっているふたりのやり取りは、やっぱりちょっとズレていて……?すれ違ったりドキッとしたり、青春いっぱいのやきもきラブコメディ!第1話の裏側を描く、コミックスだけの描き下ろしエピソードも収録です。
日々の生活で心が疲れた人々が立ち寄る場所。街角のスナック「なすび」ゆっくりとした時間と、あたたかいごはんを求め今日も人が絶えない。気遣い上手のママが作る温かいごはんは、お客さんの心にじわっと染みわたる――。こころに沁みる思い出の味。日々のストレスを癒すあったかスナック飯!
「魔法があるなら、空を飛べるのに…」パレッティア王国の王女・アニスフィアは、幼少期にふとそう思ったのをきっかけに、前世の記憶を思い出した。時は流れ――。前世の知識を活用した独自の技術「魔学」を編み出したアニスフィアは、自らが開発した魔女箒のテスト飛行中、偶然にもあらゆる魔法を使いこなす天才令嬢・ユフィリアが公衆の面前で婚約破棄を受けている現場に遭遇してしまう。傷つき、涙を浮かべるユフィリアの姿に、アニスフィアは――。「さて行こうかユフィリア嬢、私が攫ってあげる!」
百合アンソロジー「エクレア」シリーズで連載された表題作「無職とJK」全話収録のほか、許されざる恋の形を描く「それがあの娘のほしいもの」、疑似姉妹の物語「花の命は短くても」などなど他社にて掲載された読み切り作品から同人誌作品、さらには本書のための「無職とJK」新規描き下ろしエピソードまでを収録する、缶乃ファン必携の百合恋愛短編集!!
ぜんぶきみの性
ある日突然、性転換症候群の影響で女の子になってしまった主人公・鷺宮了を中心とした、男女あやふやなキャラクターたちが織り成すクロッシングラブコメディ。“性転換症候群”という稀な体質の鷺宮了は、高校の学校見学で出会った水上凪沙に憧れを抱き、凪沙のいる天清学園へ入学することになった。2人が再会を果たしたのは凪沙が働くコスプレ喫茶で、さらに凪沙にはヒミツが――?★性転換症候群(トランスセクシャルシンドローム、通称“TSS”)→さまざまな状況の“ときめき”が本人に起こると、男女の性別が入れ替わってしまう体質。原因は不明だが、先天性の人もいれば後天性の人もいる。
病月
デカい、ストーキング、凶暴、変態、でも一途。『出会い系サイトで妹と出会う話』のもちオーレ(原作)×新鋭・箕田海道(作画)のタッグが放つ、悪役純愛物語。“タヤショ”こと田山祥子からの大量の手紙とメール、待ち伏せ等のつきまとい行為に迷惑していた高校二年の霧 花絵は、謎の少女・籠屋リョウと出会い――。独りの少女の歪んだ恋が暴走し、少女たちの狂おしい愛の戦いが始まる。コミックスでしか読めない“タヤショ”のラブレター執筆譚を描き下ろし収録!【『ハッピーシュガーライフ』鍵空とみやき氏推薦】「タヤショどうなってるんだ…!? 怖いのに何度も読んだら可愛く見えてきました。いややっぱり怖い。この子の過去が気になります」
防御力はゼロどころか、もはや-10,000!?? やらかし系自滅彼女が末恐ろし可愛いかよっ! チョロかわ墓穴女子×悪乗りドS男子の、くっっっそイチャコラ同棲ラブコメ!!
ちょっぴり自堕落な独身OL・新房詩乃。彼女は今日も“ガマン”を強いられていた! 食欲、アルコール、ガチャ課金、人間関係のストレス……大人には、気持ちを抑えて耐えなければいけない場面が多すぎる! 欲望やストレスに弱い新房さんは一体どう立ち向かうのか!? 現代人が直面する、日常生活の忍耐に向き合う“我慢”コメディ!
道産子の女の子への愛を語らせたら右に出るものがいない北竜あやは、すすきので逆ナンパしてきた謎めいた女・黒水鈴歌の提案にのり、彼女の愛車ロードスターで、北海道の女の子を口説く旅に出かけることに。苦境に喘ぐ夜の街を生きる女たちの、願いと情念。逃げても追ってくる女の罪――。行きずりの関係から始まった女2人が、真の絆を求め北の大地を駆ける!
「私は君を喰べに来ました。」突然現れた人魚の少女・汐莉は海辺の街に独り暮らす女子高生・比名子の手を取りそう優しく語りかける。妖怪を惹きつける特別に美味しい血肉を持つ比名子を求め現れた彼女は、成熟し、最高の状態を迎えるまで比名子を守り、そして、すべてを喰らい尽くす。遠からぬ未来の理不尽な死を突き付けられ、比名子の胸に渦巻く想いは――。「このひとなら私を――…」
TVアニメ化もされた電撃文庫の人気作『魔法科高校の劣等生』が、ドタバタ4コマになって登場! 原作以上のブラコンっぷりを爆発させる深雪をはじめ、おなじみのキャラがハイテンションに大暴れ!!
人類の9割が謎の感染症に感染・死亡した「あかいひ」から13年。壊滅前の世界を記憶していないアキは父親をさがすため、仲の良いハル、ナツキと共に村を抜け出す。外の世界は右を見ても左を見ても、ゾンビ、ゾンビ、ゾンビ!!途中で助けたユウ、サクラと共にホームセンターへ逃げ込んだ5人。態勢を立て直し……さあ反撃開始――!!『三ツ星カラーズ』『ひとりぼっちの○○生活』の著者カツヲが贈る最新作!
声の小さな女子と声の大きな男子の甘々両片想いコメディ。この作品の良さは、〜らしさの「テンプレ」を薄めている所にあると思います。 声の小さな小森さんですが、特にコミュ障とか、オドオドしている感じはありません。笑いもすれば、はっきり気持ちも伝える(声小さくて伝わらないけれど)。 一方、声の大きな大林くん。彼の描かれ方がとても好き。 何って、大きな声なのに、威圧的で無い。 声も体も大きな男って、少し怖かったりするのが現実だし、漫画ではそういう部分はよく「強さ」「ガサツさ」「おおらかさ」と表現されます。しかし大林くんは、声の大きさを自覚して一応気を遣ったり(それでもつい大きくなって驚かれるけれど)小森さんの話を聞く時は黙って耳を澄ましている。性格も優しくて可愛い物が好み。 声が大きいのにカワイイ男の子……割と新しくない? 今までの漫画の「声小さい女=オドオド」「声大きい男=ガサツ」みたいなテンプレが薄れたキャラクターの物語は、全体的に愛らしく、甘々だけれども穏やか。バトルしたりしないフツーの男女の恋物語として、楽しく楽しく読めてしまうのです! 声が小さくて伝わらない系女子と、声が大きくてだだ漏れ系男子。どっちも頑張れ。