ビッグコミックの感想・レビュー259件<<12345>>ジークンドーには興味が湧いたとなりの席のジークンドー 兎中信志名無しテーマは素晴らしかった!会社の隣の席の小柄な女性が、実はジークンドーという武術の使い手で、家でも家庭でも見下され鬱々とした気持ちを抱えていた主人公が、彼女にジークンドーを教えてもらうという展開。 ワンイチパンチという技を取得した主人公は、普段から目について「殴りてえ」と思っていた痴漢を撃退しようとします。 細かい事いうとところどころモヤッとしてしまった部分はありますが、ジークンドーにはとても興味がわきました。ゴルゴ13のスピンオフゴルゴ13スピンオフシリーズ さいとう・たかをstarstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男ゴルゴ13のスピンオフをやるとしたらまあデイブ・マッカートニーしかいないだろうな。全米で5指に入るガンスミス デイブ・マッカートニーはゴルゴ13が依頼を遂行するため、特殊な銃や弾丸を必要とした場合に登場する名キャラクターが主人公のスピンオフ。 デイブ一族の話/デイブのプロ意識などが詳細に説明されて面白かった。 ただ「オフィシャル・ブックTHEゴルゴ学」で「武器屋の長い午後」って話で デイブが主人公の話を見たことあるがあればなかったことになっているのかな 読むと指懸垂がしたくなる #1巻応援THE ALPINE CLIMBER 単独登攀者・山野井泰史の軌跡 よこみぞ邦彦 山地たくろう兎来栄寿登山家のアカデミー賞と言われるピオレドール賞の、ピオレドール生涯功労賞をアジア人として初めて受賞した登山家・山野井泰史さんの登山人生を描いた作品です。 登山マンガにハズレ無し。 近く、劇場版が放映される『神々の山嶺』を始め、『岳』や『孤高の人』など圧倒的な名作も枚挙に暇がありません。 同じ人間でありながら、極限の環境である山に挑む者たちのドラマにはいつも心が奮え、血が滾ります。 この作品がすごいのは、上記の作品のようなドラマが描かれるのですが、それが山野井さんが実際に経験したものであること。 中学生にして34箇所の打撲と裂傷を負い、親に命の危険があるからと反対されても「自分から登山を取ったら心が死ぬ」として頑として譲らず、「大人の登山クラブで基礎から学ぶ」ということを条件に、日本登攀クラブに入会してそのキャリアを始めていくという出だしです。 登山に命を賭ける人を見て、「なぜそんな危険に進んで身を晒すのか?」と理解できない人も一定数いると思います。しかし、本当に命を賭けても良いほど好きなものがある人にとっては、この気持も理解しやすいのではないでしょうか。 特に、登頂を完了した時に見える至高の景色と共に訪れる達成感は、その気持ちへの共感を掻き立ててくれます。常人の身体能力では無理なことは解っていますが、読むと自分でも指懸垂などで体を鍛えて岩壁に挑んでみたい、こんな景色を見てみたいという気持ちにさせられるくらい、読んでいて熱く掻き立ててくれる作品です。ヨーロッパ編完結BLUE GIANT SUPREME 石塚真一 NUMBER8名無し※ネタバレを含むクチコミです。 ラストニュースの感想 #推しを3行で推すラストニュース 弘兼憲史 猪瀬直樹starstarstarstarstarマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 連載当時読んでいたがその時は小学生だったのではわからなかったことがなんとなく理解できたな ・特に好きなところは? 令和ではあり得ないパワハラのオンパレードなところ... ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 今考えると、放送行政や「天下り」「報道の自由」のあり方について取り上げたりしていて面白い。人情回と報道とはなにか回が適度に混ざり合って良かったな。 「隊務スリップ」読んでみた隊務スリップ 新田たつおかしこ東京に核テロが起こった近未来、首都・熱海にある饅頭屋が経営危機を回避するために社員全員が軍隊に徴兵されることになった。主人公は饅頭屋の社員の中でも一番ひ弱だと周りから言われているが、実はあるすさまじい能力の持ち主で…という話。特にラスト2巻からの展開がよかった。大御所漫画家の力技を堪能できる(いい意味で)。 「静かなるドン」が1年で6億円も売れたと聞いたのがきっかけで今回初めて新田たつお作品を読みましたが、キャラもコマ割りも分かりやすいし、「なんで饅頭屋w」「いも虫スーツって何w」といちいちツッコミたくなるギャグが面白かったです。他の作品も読んでみたいと思いました。まず一巻正直不動産 夏原武 大谷アキラ 水野光博名無しドラマ化が話題なので読んでみました。 正直不動産って最初っから正直な不動産屋の話かと思いきやそうじゃないんですね。 1巻目読み始めてから正直な不動産屋になるまでの流れが自然ですごい。 もう発想の勝利! 不動産業のイメージ(人を騙しそう)から真逆の真っ向な不動産の知識で結果的に客を満足させるさまが読んでいて気持ちがいいです。 「K2」のラストシーンがカッコいい!!岳人列伝 村上もとかかしこ古い作品ですが登山の厳しさ難しさは今も昔も変わらないですね。山ごとに登場人物が違うオムニバスになっているのでそれぞれの人間ドラマも見どころです。後半の作品になるとクライマックスシーンにかっこいいモノローグが入ってくるので「おぉ…!!」となります。私が一番好きなのは最後に収録されてる「K2」です。このラストシーンはまた読みたくなる格別のかっこよさでした。人生×芸術モディリアーニにお願い 相澤いくえPom 読んでいて、所々涙した。 美大に通う男子3人の友情物語かと思っていたのだが、人生随所に起こる葛藤が、濃く、心の奥深くまで学生3人と作品を通して描かれている。 長い人生、どうしたらいいのかわからなくなった時に読みたい漫画。 芸術と人生を上手いこと掛け合わせていて、分かりやすく、入り込みやすい、そしてセンスが良いと思った。 良い話だった。胸に染みました。 子育てしながらだからこそ描けたのかも家族の食卓 柴門ふみ名無し「パパと生きる」を読んだのでこちらも読んでみようと思いました。小学館漫画賞を受賞された作品だそうです。毎話何かしらの問題を抱えた家族が登場するオムニバス漫画になります。1巻の前半は8Pくらいの短編が多くて物足りなく思っていたのですが、後半から面白くなってきました(ちなみに一番好きなのは2巻かなぁ…)。どうやら足かけ9年連載されていたそうで、最終3巻の後書きには「娘が高校1年生になりました」とあり、まさに子育てをしながら描いたからこその実感がある作品になっていました。 サービス業の奥深さ。踏み込みすぎも。。北極百貨店のコンシェルジュさん 西村ツチカPom ほんわかした表紙に惹かれ、読みましたが百貨店でコンシェルジュとして働く秋乃さん。 だが、来るお客様は動物(絶滅危惧種とのことで、私は聞いたことない名前が多々) 奇想天外だなと思ったけど、読み進めると話がしっかり作り込まれてる感じが伝わるし、相手目線で常に動くサービス業についても知れて、さらりと良い言葉も出てきて良かった。面白い。 思わず、あ、いい言葉。とスクショしたとこもあるくらい、引き込まれた作品でした。故郷が“被災地”になってしまった人々のその後を描く #1巻応援星の輝き、月の影 じんのあいnyaeじぶんが生まれ育った場所や今暮らしている場所がある日突然“被災地”になって、長い期間、もしくは一生離れなければならなくなったら、自分ならどう思ってどうしていただろうとあらためて考えるきっかけになる一冊です。 2011年3月11日に起こった東日本大震災を描いているのでフラッシュバック等が心配される方にはお勧めできませんが、リアルな津波描写はなく、津波被害地域外にいて怪我もなく無事だった女性が主人公の物語です。しかし彼女は恋人が震災によって亡くなっている可能性が高いという設定です。 主に、東日本大震災によって故郷が被災地となってしまった人々のその後の生活や知られざる苦労、どうにかして再生しようともがく姿を描いています。 あれから11年経ちましたが、20年30年経っていようがこういう漫画の存在は必要だなと思います。ロボットのような殺し屋の過去Mr.ロボット 神羊弱虫名無し殺し屋の太郎はロボットのように無感情で人を殺すので、育ての親であるボスからは仕事が完璧だと信頼されています。そんなある日ふとしたきっかけで本当の家族の記憶がよみがえってきました。彼の父親は発明家でしたが最高傑作のロボット「タロウ」のことしか頭になく、母親も完璧じゃない息子「太郎」のことを嫌っていました。こうした歪んだ環境の中で「このロボットさえいなければ…」という考えが浮かんだ太郎はタロウを粉々にしてしまいます。それを父親が目撃して…というところまでが前編です。 雑誌に掲載された神羊弱虫さんの作品は今のところ全部読んでると思いますが、より絵が洗練されてきて引き込まれるコマが増えたように感じます。最後の父親の真っ黒な目にゾッとしました…。これは後編でどうなるのか。太郎に人間らしい感情が戻ることはあるのか。気になるところです。 フランスの映画にもなった遥かな町へ 谷口ジロー地獄の田中48歳の男が14歳になったからこそ味わう若いってことの素晴らしさとか両親の心情だとかが丁寧に表現されてた。 映画になったとは知っていたけど、フランスの映画になっていたとは思わなかった。マホちゃんの初魔法魔法処女マホの魔法 原克玄名無し読む前から分かってたけど下ネタがすごい(笑)!魔法少女のマホちゃんが初めて人前で魔法を使うので照れながら一生懸命がんばってくれるのですが、魔法のステッキがどことなく卑猥な形をしていたり、魔法そのものが液体だったり…思ってた以上の下ネタだったなぁ〜。でも、くだらねー!と思いつつガッツリ楽しんじゃってる自分がいるね。やっぱり原氏の漫画は面白いなー!!谷口ジロー先生の自伝風漫画家マンガ冬の動物園 谷口ジローかしこタイトルの「冬の動物園」から冬の時期に読むのにぴったりな短編集をイメージしていたところ、まさかの漫画家マンガでした。しかも谷口ジロー先生ご自身の自伝風というそれはそれですごく興味がそそられる内容でとても面白かったです。 主人公は高校を卒業してから京都にある小さな織物問屋に就職しますが、着物の図案がやりたかったのに希望の仕事が出来ないこともあり、友人の紹介で上京し漫画家のアシスタントを始めます。冬の動物園が出てくるのが1話目の京都時代だけなので、もしかしたら最初は読切のつもりだったのかもしれません。2話目から漫画家マンガになっていきますが、大人しい性格の主人公なのでまんが道のような若き漫画家青年の苦悩というより、その時代の空気感が描かれているといった方がいいかもしれません。 しかし病気の少女と出会って彼女の為にデビュー作を描き上げようとするところから熱い展開になっていきます。普通ならベタすぎるシュチュエーションですが谷口ジロー先生の作品には誠実さがあるので感動せずにはいられません。 俺の中では落語マンガといえばこれなんだよな...寄席芸人伝 あべ善太 古谷三敏starstarstarstarstarマンガトリツカレ男小学生の頃実家にあったのでもう30年くらい繰り返し読んでいると思う。大体一話完結でシンプルな話、シンプルな絵でまったく飽きずに読めるしいい話もあり気分転換に読むのもいいし寝る前に読むのもいい。ごく稀にこのマンガを読んでいる人と話になるが「いいよね」という感想が出てこないのと、「これ実話なの?」という話になる。実話っぽく思えるが全話フィクションだそうです。 ちなみに俺は特に好きな話は全く誰も共感されないけど「開化の改作」三遊亭金朝の回。落語が古臭いということで人気が無くなって人気を戻すためにいろいろ噺を作っていく。当時は面白かったかもしれないが現代では何が面白いかわからないのような噺ばかりだがこの事がなかったら落語が存在するかわからないという流れになるが何回読んでも感動する これを楽しめるのは昭和の感性かなと思ったりすることもあるがまあとりあえず40年後ぐらいにも手軽に読める世の中であってほしいね倉科遼という人物を虜にした永井荷風という文豪の物語荷風になりたい~不良老人指南~ 倉科遼 ケン月影さいろく本作は一本の連続物語ではなく、これを読んでもわかるのは永井荷風の事ではなくそれに憧れたある漫画原作者の一途な想いである。 「女帝」を始めとした夜のマンガの原作では帝王と言っても過言ではない、倉科遼が、自身の思い出や体験、思い返す瞬間などから自身が憧れ、成りたいと思っていた文豪・永井荷風に重ねて想いを寄せるというどこか走馬灯のような作品。 時代も大きく影響しているし、銀座のクラブ通いも大人過ぎてわからない、という色んな意味で別世界すぎる話なのだが、人間が憧れの人間に陶酔し、自身を重ね、弱さや脆さ、かっこ悪いところも含めて深く掘りながら夢中になっている様はとてもおもしろい。 ましてやそれが倉科遼という夜の帝王(ちょっと語弊があるけど)なので興味深いもので、実際倉科先生という人物も読者から見たら憧れられてもおかしくない存在だな、と本作を読めば更に印象づくのではないかと思います。永井豪が手塚治虫と過ごしたアメリカ旅(’80)を振り返るコミックエッセイ!豪TOトラベル 手塚先生とのアメリカ旅 永井豪 ダイナミックプロ名無し※ネタバレを含むクチコミです。 ビッグコミック向けに抑えたマイルドな浄土。幸せ幼稚園 浄土るる名無し※ネタバレを含むクチコミです。元祖ハッカーマンガ?無力の王 能條純一starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男連載中に読んでいたが久しぶり読み返した。記憶の通りハッカーマンガだった。 スーパーハッカーの主人公が企業や銀行のセキュリティシステムを突破してモニターに「無力の王来たり 御座は何処に」を表示するマンガ。ハッキングやら主人公の職業やら色々不思議の思うところはありまくるが「月下の棋士」や「哭きの竜」の雰囲気でキーボードに向かうので俺があれこれ言うことではないなという結論に至った 嫌いじゃないけど。粘菌人間ヒトモジ 間瀬元朗めるろはすじゅにあ人が粘菌化するという、かなりトリッキーなお話をリアルっぽく展開していく。 粘菌ccの人たちがちょいちょいヒトモジに逃げられてしまうのも、予定調和だと思えば楽しめる。ヒトモジは逃げてこその存在なのだ。 後半は結構壮大なストーリーになっていき、どう収拾するのか不安になった。 で、大きな話にした割りに、主人公のパーソナルな部分がクローズアップされ、話の構成のバランスがいびつになってしまった感は否めない。 話のアイデアは良かっただけに、もう少し構成が練られていれば、もっと面白くできたと思う。惜しい。 絶対に最後まで読んで!漆黒のカイザー 神羊弱虫名無しタイトルと内容にいい意味でギャップがあって面白かった。不思議な力を持った少年が漆黒のカイザーとして人助けをする訳ですが、ただの中二っぽい漫画だと思って序盤だけ読んでスルーしちゃうのはもったいない。ぜひオチで黒猫のクロこと漆黒のルシファーが真相を語るところまで読んでほしい。実は「100万回生きたねこ」みたいな話なんですよ。作者さんは作品を読むたびに漫画が上手くなってる気がする。次回作も楽しみにしています!久しぶりに読み返したゲゲゲの家計簿 水木しげるstarstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男水木しげるの戦後から貸本漫画家時代から人気作家になるまでを家計簿と共に進んでいく自伝マンガ。「コミック昭和史」や他の自伝マンガで読んでいる内容も多かったが2010年以降に描かれているせいかかなり表現がマイルドになっている気がする。水木しげるの自伝マンガを読むをかなりの確率で見合いの時に奥様の「布枝」さんの顔が長い話が出てくる気がしている <<12345>>
テーマは素晴らしかった!会社の隣の席の小柄な女性が、実はジークンドーという武術の使い手で、家でも家庭でも見下され鬱々とした気持ちを抱えていた主人公が、彼女にジークンドーを教えてもらうという展開。 ワンイチパンチという技を取得した主人公は、普段から目について「殴りてえ」と思っていた痴漢を撃退しようとします。 細かい事いうとところどころモヤッとしてしまった部分はありますが、ジークンドーにはとても興味がわきました。