モーニング・ツーの感想・レビュー234件クインズシード #推しを3行で推すクインズシード Noise Noise名無し・よくあるマンガだと思ったけどセンスが良い ・フォルサーが良いキャラしてる知的で穏やかな笑い聖☆おにいさん 中村光starstarstarstarstarあいざっく聖書やブッダの伝説を元にしたキャラクターが多数出てくるので、それらをネタにしている点も面白いのですが、その上で、ブッダとイエスが立川のアパートに住んでたり、ブッダがオカンのようだったりという設定が面白いです。 イエス本人はネタにしてるけど、周りが笑えないブラックジョーク?もあったり笑 穏やかに笑える、知的なギャグ漫画という表現が適切な作品だと思いますジャンプ作品より遙かに上質なエンタメ刻刻 堀尾省太starstarstarstarstar_border線セーショナルこの漫画が他の作品と比べて、優れている決定的な点はサスペンスである。 サスペンス描写が圧倒的に上手い。世界観設定に対して、キャラクター同士の命のやり取りが行われる際の‘間’の使い方、駆け引きが適切なコマ数で描写されていく。サスペンスを急ぎすぎることも、もてあそぶことも無い適切なコマ数である。線による描写はガッチリと安定感のある線で止まった時の中を表現するには運動的な線よりも、こちらの方が良いのかもしれない。ただ、線は寄生獣の作者、岩明均と似ていてこの作家特有のものは感じられなかった。重くて暗い都合のいい果て 志水アキ 山田佳奈starstarstarstarstar_borderゆゆゆあらすじでなかなか重たそうな話と思って読んだら、想像以上に重たかった。そして暗い。 都会の高級そうなマンションに見えて、近所付き合いはとても密そうで、息苦しそうで。ご近所ガチャに外れたら、どこでもこんな感じになるんだろうか。 夫の無関心も怖いし、浮気相手の話し方も「あなたが居なくなったら自分が住むところ」のように語るのも怖い。 漫画だから女性用風俗で派遣されてくるのは見た目がいい人だけかと思えばそうでもなく、派遣されてくる人も心の闇がありそうで。 祥示しか働いていないなら、アンケート?も形骸化していそう。 ブラックというか、アングラな。 どうなればこの人たちは救われるんだ?と考えたけど、救われないタイプの漫画だろうか。 これは正真正銘のハッピーエンド先生の白い嘘 鳥飼茜かしこ※ネタバレを含むクチコミです。素敵な大人がたくさん出てくる、大人の漫画ザ・ゲームスターズ オノ・ナツメ干し芋3巻まで読了。 表情、佇まい、言葉少なに話す台詞、表の顔と裏の顔を持つ人物たち。 それぞれのキャラクターが重ねてきた年齢分、豊富な経験値を活かして、スマートに事を運ぶ感じが心地よい。 現在に至るまでの経緯が徐々に明かされていく様子を見守るのもこのマンガを堪能する醍醐味かも?! 画も、素敵💓医療×ファンタジー。どちらも本格派!高度に発達した医学は魔法と区別がつかない 瀧下信英 津田彷徨starstarstarstarstarナカタニエイト<ログライン> 異世界で本格的な医療を行う医者の話。 <ここがオススメ!> 医療とファンタジー、どちらも本格派をご所望ならば、間違いなくこの作品! 『高度に発達した医学は魔法と区別がつかない』通称『こいまほ』 原作が現役のお医者さんというのだから、医療が本格派になるのも頷けます。 作画も表紙の通り、めちゃくちゃ描き込まれており、とにかくファンタジーと医学の世界にダイブできます。 しかも、漫画家さんの演出がとても巧い。特に、一巻のラストは鳥肌モノ。 物語は王道ファンタジー感もあり、徐々に仲間が増えていく展開。 怪しげな組織やきな臭い事件、危険な派閥なども現れ、より深みを増していく。 それにしても、ファンタジー世界にいる種族毎に症例を考え、適応する医療を実行するの、余程の想像力。 <この作品が好きなら……> ・胚培養士ミズイロ https://manba.co.jp/boards/178398 ・植物病理学は明日の君を願う https://manba.co.jp/boards/168599 ・ブラックジャックによろしく https://manba.co.jp/boards/19887 リスタート!~34歳ゲームディレクターのつよくてニューゲーム~の感想 #推しを3行で推すリスタート!~34歳ゲームディレクターのつよくてニューゲーム~ 坂木原レムマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと ※一番大事!※ 昔一巻読んでまあいつも通り完結したら読もうと思っていたがいつの間にか完結していたので読んだ。2巻あたりまでゲーム開発を中心とした人間関係の話は好き。色々な伏線を回収していくあたりはちょっと複雑だったな ・特に好きなところは? 伏線回収とナーシャ・ジベリが元ネタと思われるネタ ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! 全3巻なんでサクッと読めて読後感もいいのでおすすめです 遺伝子とAIに支配された世界iメンター すべては遺伝子に支配された 小出もと貴六文銭自分の遺伝子に応じて、適職や配偶者までも 「iメンター」 と呼ばれるAIツールのようなものが判断してくれる世界。 しかも精度が高いからほぼ合っているという感じで、人類は無駄な努力というものがなく(例えば、野球選手になれる特性がなければ野球をしないとか)、効率的に人生を送れるというもの。 近未来では、わりとこうなりそうな感じで読んでてワクワクした。 しかも、1話完結のオムニバス形式ですが、徐々につながっていく感じはゾクゾクしました。 余談ですが、昔何かの本で、 パンドラの箱の中身にあった、すべての災いの正体は「自分の未来」 という解釈をした本があって、それを思い出しました。 つまり、将来自分がどうなって、いつ何で死ぬかを知ること以上の絶望はないという解釈だったのですが、確かに、どうなるかわからないから可能性にかけて頑張れるというのありますよね。 だから本作のように、生まれながらにして将来が決まってしまう世界は、絶望しないのかな?とか考えてしまった。 登場人物、意外と穏便に過ごしているので。 いずれにせよ、SFジャンルとして考えさせられる作品で、3巻完結なのも読みやすくて良い作品でした。「座席」議論に加わっている人に読んで欲しい #1巻応援大きくなったら女の子 御厨稔兎来栄寿数日前から、新幹線の自由席で横に乗ってきた異性の話を巡ってネット上で大激論が巻き起こっています。 「男性は〜」「女性は〜」という主語で意見を述べている人に1度この作品を読んで欲しいなと思います。 本作は、人間が皆″男性″として生まれてきて、その中の1割が14〜20歳ごろを境に性転換して″女性″になり、声が低くなり乳房が大きくなり子宮が発達し男性器が縮小し筋肉・脂肪が増加していくという世界を描いています。社会は″女性″が主導していくもので、″男性″はそれを支える存在。 ただ、少しややこしいのですがこの作中での″男性″は現実世界の女性的な外見をしており、″女性″は男性的な外見で発達した乳房を持っています。 最後にあとがきで明示されているように、単なる男女の反転ではなくマーブルな状態を描いているのが特徴です。 この作品の中で、それぞれのキャラクターが語る性別ごとの役割の話や、「″女性″は」「″男性″は」という話や異性に対する態度は、読み手に応じてさまざまな感情を引き起こしてくれるであろうと思います。現実世界に照応してある人にとっては何も引っ掛からず、ある人にとってはこの上ないもやもやが生じるであろうことをつぶさに描いています。 男性だから、女性だから、″女性″だから、″男性″だから有利なこともあれば、不都合なこともある。ときにはそれに対して、過去から長い時間大量に蓄積したものも含めた不平不満を述べたくなることもあるのは否定し得ません。 ただ、筆者の御厨さんが ″性別や属性で人の中身ややるべきことをひとくくりにするのは、個人の理解をなまけたいがための単なる省エネモードのおこないだと思っています。 何かを集団でくくって語るとき、「今の自分は省エネモードになっている」という自覚はしていたいと思います″ と述べたあとがきにあるように、より本質的には個々人に依拠するものに対して意識せずに大きい主語で語ってしまいがちな状況はあると思います。 どういったものに対して自分の心はどういった動き方をするのか。その形を改めて把捉しておくのに、この作品はとても優れています。 何も個人としての意見を表出するなという気はまったくありませんが、省エネモードで雑な結論に結びつけて誰も幸せになれない不毛なやり取りに発展する前に、今一度立ち止まって一呼吸を置いて本作を読んでから、改めて熟考した後に言葉を紡いで発しても遅くはないでしょう。 恋愛できない猫好きふたりと保護猫2匹の新生活 #1巻応援ただ大きな猫になりたい 多喜れい 筒井テツ兎来栄寿恋愛関係でない男女の描き方と、愛を持って描かれる猫にまつわる諸々がとても良いなと感じさせてくれる作品です。 男性からの恋愛や性愛に応えられないという悩みを持ち、両親が残してくれた一軒家に女友達のみおと二人暮らししていたものの、そのみおも3年で彼氏ができて出ていき独りになってしまった公務員の黒木里香。 彼女が保護猫をお迎えしようとするもの、譲渡会で単身者で一緒に世話できる家族も近くにおらず、自分の仕事が大変なときや体調を崩したときに責任が持てないようでは厳しいと断られてしまうところから始まる物語です。 猫が好きだからこそ、ペットショップで買うのは嫌で不幸な子をひとりでも減らしたいという里香の気持ち、同じように保護犬を迎えた身としてとても好感が持てます。しかし、ボランティアの言うことも至極もっとも。命に対して責任を負うということはそれだけ重いものですから。しかし、その後に譲渡会で出会った男性と共に助けた猫を育てていくこととなります。 恋愛関係ではなく一緒に暮らし始める男女の関係を描いた作品としても秀逸です。 互いに異性として恋慕することはできない。でも、日常の些細なことを共にして共感したり、「おかえり」「ただいま」と言える相手がいると安心できるという気持ちは確かに存在する。何より、互いのライフスタイルによって猫のサポートを補い合える。 そうした利害の一致から始まる共同生活の様子もいいです。理想的な部分だけでなく、赤の他人と一つ屋根の下で暮らすことの大変さもしっかり描かれます。それでも、猫たちの存在が潤滑油となり新生活が少しずつ回っていく様子を見ていると、世の中にはこういう形があっても良いと思わせてくれます。 私自身、結婚はするまで微塵も考えていませんでしたが、最近骨折した際にはとても助けられて独り身のままだったら相当大変だっただろうなと思いました。保護犬を迎える際も夫婦であるからと安心された部分もありました。何だかんだで共同生活は助かる部分が多いというのは身に沁みます。 また、猫の育て方や猫との暮らし、保護猫への解像度の高さも本作の美点です。原作者の筒井テツさんは実際にボランティア活動をしているそうで、幕間では保護猫をお迎えしたいと思っている担当編集のFさんとの実録保護猫マンガも描かれます。 作中で保護される要介くんと要美ちゃんはそれぞれの個性と共にとてもかわいく描かれ、このまま何事もなく元気で成長してほしいと願うばかりです。ヒラエスは旅路の果てヒラエスは旅路の果て 鎌谷悠希starstarstarstar_borderstar_border寸々死んでしまった友達との再会を夢見て自らも死を目指す少女・不老不死の男・陽気な神様の3人が黄泉比良坂まで一緒に旅をするロードトリップ…的な1巻での期待値を超えてくることが無かった。日々野とハニの関係性ってそうだったんだ、とか。 自由な絵は魅力的。ノラと雑草ノラと雑草 真造圭伍starstarstarstarstar_border寸々お互いに傷を抱えた少女と中年刑事の共依存。ハラハラの逃避行シーンが好き。 登場するキャラ全員が善悪で割り切れないのは良かった…が、最後にルポライターを出してひとつのルポルタージュ風に仕立て上げ、「事件は善と悪で分けられるものなのだろうか?」と言葉にしてしまった瞬間に小さくまとまってしまった感。 今まで読んだことのなかった作風の真造作品ということで価値がある。 月と太陽の17歳月と太陽の17歳 米代恭starstarstarstarstar寸々米代先生の新作百合読み切り(みなみちゃんの恋)を読んだらこちらも読み返したくなったので。 自分のことを依存される側だと認識していた女が、その依存の実態は自分本位に偏ったものだったことに気付く瞬間の表情が好き。依存関係を錯覚している女ほど好きなものない。こどもどろぼうこどもどろぼう 山吹starstarstar_borderstar_borderstar_border寸々「ネギのゆくえ」でスマッシュヒットした山吹の連載。若い作者なのかと思ってたけど、なんかノリが古いな… サスペンスフルにならないでほのぼの気味に寄せてるのは面白いと思うがあまり続きが気になる感じではない。イケイケボディの作り方!はたらく細胞マッスル 清水茜 前田悠starstarstarstarstarたか※ネタバレを含むクチコミです。 テンポ良い近未来SFオムニバスiメンター すべては遺伝子に支配された 小出もと貴starstarstarstarstar_borderカイAIが情報分析して確率を計算、良い方向に行動(未来)を管理される物語 アイリウムと同じくシリアスなストーリー展開 これも勢いよくサクッと読めて良い漫画 さすが、「不穏系ほのぼの」コメディーこどもどろぼう 山吹starstarstarstarstar_borderゆゆゆ読んでいて、ほのぼの平和な気持ちになった直後に、いたたまれなくなってくる。 人は見た目ではないというけれど、少女が禿げたおじさんになってしまったら、いろいろ大変そう。 おじさんが若い奥さんと手を繋いで寝たり、奥さんと砂場で泥遊びをしていたり…。 発言も幼い。 存在しないおじさんなら、まだ旦那さんの心も穏やかだろうに、彼は存在する上に空き巣だったから心穏やかになれない。 娘に空き巣のおじさんが入っているのだから、なおさら心は穏やかでない。 母は、おじさん化してしまった娘のことを心配していつも通り接するけど、人知れずはらりと涙もこぼれる。 みのりがご機嫌のときはほのぼのしているのだけど、ふとした瞬間、読んでいる方も我に返る。 不穏な展開を感じて、その思いは一層強くなる。 早く戻って! へんな仮面が悪かったの? 早く戻ってーー!! あらすじを読んでも意味がわからず読み始めたのだけど、あらすじに書かれていた「不穏系ほのぼのコメディー」の表現はだてじゃない。 ほのぼのなのに、ほのぼのできない不思議な世界観。あなたもご堪能ください。フワフワした繊細なタッチの絵が好感持てる🎵砂の都 町田洋干し芋再生と消滅。 住んでいない家は、壊れていく。 人の記憶が建造物を作る。 人生を描いているのかなぁ。 儚さ、浮遊感、その中の力強さを感じた作品。 出てくる動物がかわいい(笑) 異世界法曹漫画法の番人は守る世界を選べない 師走トオル 三ツ矢彰starstarstarstarstar_borderゆゆゆ表紙を見て、あれこの漫画を描かれている方はあの方?と思わず確認してしまいました。 三ツ矢彰先生の他の作品を見るに、わざとなんでしょうね。 表紙とタイトルで作品のイメージが湧いたので、絵の力はすごいなと思いました。 司法権やら裁判やらの制度が生まれたばかりの異世界で、ろくでもない目にあった、正義感の強い転生者が運用の手助けをすることになります。 つまるところ、お勉強にもなる漫画です。 お金について学べる『ハイパーインフレーション』は、お金ドゥクドゥク独特な漫画でしたが、こちらは第2話まででは、そんな気配はありません。 異世界で、被告人がドラゴンで、主人公は転生者ということ以外は、ふつうの法曹漫画です。 被告人のドラゴンが、とてもまっとうそうなドラゴンで、なんとか助からないかなと思ってしまいます。 ちなみに、神様の主張がとても法治主義すぎて、ふふっとなってしまいました。 神様っぽいです。どういう気持ちで読めばいいんだ値段をいう女の子の話 蜷津直名無し※ネタバレを含むクチコミです。ナッツマンは「復讐」がしたいナッツマン タバタグランドキャニオン名無し※ネタバレを含むクチコミです。 ゾンビに恋は難しい恋情リビングデッド 阿瀬悠人名無し一度は死んだけど、好きな人からの愛の告白で心臓が動き出し、ゾンビとして生き続けられている主人公。しかし生きるには心臓をドキドキさせてパワーをチャージする必要があり、おまけに怖いもの(ポメラニアン含む)が全くだめなカレシにはゾンビであることは絶対に知られてはならない。障害だらけの恋である。 チャージが出来なくなったり、ゾンビだとバレたときのことを考えるとちょっと悲しくなるけど今が楽しければいいのかな。構成が天才喪服のサイズが変わる前に 竹内佐千子starstarstarstarstarnyae※ネタバレを含むクチコミです。<<12345>>
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