ドッグトレーナー、それは犬と人との絆をつなぐ仕事。優柔不断な青年・佐村未祐は元カノから押し付けられた犬の散歩中に神業ドッグトレーナー・丹羽眞一郎と出会う。その偶然の出会いは未祐の人生を大きく変えていく!新米ドッグトレーナーの成長ストーリー!
警視庁桜町中央署エース刑事の蓮見光輔は、組織犯罪対策課、通称「マル暴」から飛ばされてきた刑事・架川英児とコンビを組むことになる。風貌も言動もまるで極道のような架川に困惑しつつも、ともに捜査を進めていたある日、蓮見は架川に重大な秘密を知られてしまう。
JK漱石
死後百年後の現代日本に再び生を受けた夏目漱石は、朝比奈凛音という女子高生として健やかに成長していた。今生ではなるべくストレスに悩まされず、健康を愛し、静かに生きよう――。そう願うも何かと目立つ漱石はひっそり生きるのも難しく…?個性豊かな女子高生たちと元文豪・夏目漱石が織り成す、ゆるっと知的な文豪コメディ!
同性愛者であることを隠して日々を過ごす男子高校生・安藤純。純はある日、同級生・三浦紗枝が書店でBL本を買うところを目撃してしまう。その偶然は二人の関係を変化させていき―――。異性を愛し、子を生したい。血の繋がった家族がほしい。「ふつう」の幸せを手に入れたい。―――だけど僕は女にちんぽこが勃たない。
剣術道場の跡取り息子として育てられる高校生・百沢俐人(ももさわりひと)は、日々を義父からの「厳しい指導」と病弱な母の介助に費やしていた。 ある日、俐人のクラスに、小夜啼叶鳴(さよなきかなる)が転校してくる。 人間離れした美しき容姿の小夜啼に、俐人はわけ知らず惹きつけられる。 放課後、家に帰らなければいけない。しかし帰りたくない。 そんな想いを燻らせ、下校できずにいた時、校庭から歌声が聴こえてきてーー。 何処へも行けない青年たちの葛藤を、大迫力かつ繊細な画面で織りなす、哀しきゴシックブロマンス。開幕
Netflix大人気ドラマ『SEX EDUCATION』を、たらちねジョンが公式コミック化! 高校生になれば、誰もが「ヤル」ことに興味を持ち始める。 冴えない男子高校生オーティス・ミルバーンは、 セックス・セラピストの母譲りの性教育知識を持ちながら、 性そのものに対しては奥手だった。 ある日、クラスメイトの悩みを偶然に解決したことを機に オーティスは"バッドガール"のメイヴと組んで 高校で秘密のセックス・クリニックを開くことに… セックス経験ゼロなのに、同級生のカウンセリングができるのか…?! 「性教育」をめぐり、心温まる青春物語が始まる!
社内不倫で弄ばれた傷心ダメОLの明智ウシロ。彼女の前に突然現れたのは、オネエゴースト・正子。自暴自棄になっているウシロに正子が出した提案とは? おかしな2人の、奇妙でイケイケな祟り生活が始まる!
天気予報が存在するたったひとつの意味、それは―――仕事はできるが難のある性格が災いして派遣先をクビになった雲田彩(ルビ:くもたあや)。彼女が新しい職場・気象庁気象研究所で出会ったイケメン研究官”雲王子”こと晴原勘九朗(ルビ・はるはらかんくろう)には、もう一つの顔があった。それは自然災害から人命を守るために活動する【SDM本部(特別防災対策本部)】の一員として災害発生現場の最前線で奮闘する姿で―――。集中豪雨、河川氾濫、台風……。命を守るために、出来ることは、やるべきことは……!?知恵と知識で気象災害から命を守れ! 気象災害に立ち向かう本格ドラマ! 出会いと誓いの第一巻!【著者プロフィール】著者:小沢かな漫画家。イラストレーター。青い空好きが高じて、自家用操縦士(上級滑空機)の資格を取得。空に関する作品を多く手がける。著書に『ブルーサーマル- 青凪大学体育会航空部-』(新潮社)、気象絵本『せきらんうんのいっしょう』(ジャムハウス/イラスト担当)など。講談社「ハツキス」にて『野々宮月子はいつも眠い』連載中。Twitter:@kana_ozawa_blueFacebook:@kana.ozawa.bluethermal監修:荒木健太郎雲研究者。気象庁気象研究所研究官。博士(学術)。専門は雲科学・気象学。防災・減災のために、災害をもたらす雲の仕組みを研究している。著書に『雲を愛する技術』(光文社)、『雲の中では何が起こっているのか』(ベレ出版)など。小沢かなとの共著に『せきらんうんのいっしょう』『ろっかのきせつ』(ジャムハウス)がある。Twitter:@arakencloudFacebook:@kentaro.araki.meteor
自分を封じ込めて生きてきた風間春太は、社会人になっても無気力に過ごしていた。そんな彼が友人に勧められた一人旅で心震わす出会いを経験し、自分の殻を破ることを決意。見知らぬ土地への転職を決めるのだが…。
その街にはモンスターが住んでいる。“ハダカザル”のムギと“ジンロウ”のペスのふたりを中心に、とある街に暮らす獣人たちの生活を描く群像劇。
最近登場したCOMIC BRIDGEというレーベルは大人の女性向けの作品を多数掲載しており、非常に面白いものが増えてきていると感じます。 去年の7月16日。雨が降り、例年なら蒸し暑くなっていそうなところ、例年より10度以上低い涼しい7月となっていたあの日。コミックブリッジで新作が公開されたということで読み始めました。 写実的なバナーから画力の高さは見て取れましたが、すぐにそれまでの作品と比べても異彩を放つその内容に圧倒されました。 そしてすぐさまTwitterでそのタイトルを呟きました。『マイ・ブロークン・マリコ』という名前の強烈な新連載が始まった、と。それは、Twitter上で2番目に呟かれた「マイ・ブロークン・マリコ」という文字列でした(1番になれなかったのが悔しいのはここだけの話)。すぐに数千人フォロワーのいる作家の友人に引用RTされ、そのコメントは単行本の帯にもなりました。その日の間に面白いマンガを求めるマンガ読みに伝播し、その次の日には更に広く拡散され瞬く間に大きな話題となっていきました。 Twitter上の有志がその年の面白かったマンガに投票する #俺マン2019 では、未刊行作品ながら18位という高順位に。その前の5年間の未刊行作品トップがどういった順位だったかと言えば以下の通りです。 2014年 ゴールデンカムイ 65位 2015年 猫工船 101位 2016年 猫工船 196位(BEASTARS、映像研には手を出すな! 227位) 2017年 二兆円と、1日と、猫 47位 2018年 王様ランキング 31位 今現在絶大な人気を誇っている作品群と比べても、『マイ・ブロークン・マリコ』がどれだけ圧倒的な支持を受けたかが解ります。2020年の各マンガ賞でも確実に上位で名前を見ることになるタイトルでしょう。最早、『マイ・ブロークン・マリコ』は事件であり現象と化しています。 目の前にあるものを灼き尽くさんばかりの激情、駆け出さずにはいられない疾走感、魂を抉り取るような哀切。 ラスト1ページを読み終えた時の言葉で表し切れない感情を、タイトルを改めて噛み締めてしまう名状し難き想いを味わってみませんか。 平庫ワカさんの今後の活躍が楽しみでなりません。