推しが辞めた

推しが辞めて、それからどうする?!

推しが辞めた オガワサラ
ゆゆゆ
ゆゆゆ

推しが辞めた。 生活はすべて推しを推すために生きていたのに、推しがいなければあれもこれもそれも不要…。 きらめいていた毎日が、一夜にして無に変わる。 「推しが辞めた」の一文のあとに起こる展開が怒涛。 主人公のみやびが見つけた推し活のかわりは、辞めた真相を追うこと。 自分にはそこまでして追いかける熱意のあるものがないから、読んでいて、人生そんなに景色が変わって見えるのかと衝撃を受けた。 ストーリーは予想外の展開が続き、彼女たちの推しが出ているのに漫画を読んでいるほうは心休まらず、推しが出てくるとまた不穏な展開かと気になってしまい‥。 推しが出ているのに癒やされない不思議な状況が生まれる。 漫画としてはおもしろいと思う。 ただ、本作では推し活仲間たちも、お昼の仕事だけでは推しを推しきれないレベルまで推そうとしているせいで、「明日、私は誰かのカノジョ」の推し活版みたいに思えてくる。 推し活がすごくリアルだったから、極振りした人たちだけでなく、もう少し普通に推している人たち(&去っていく人たち)の漫画も読んでみたいなあとも思った。 あと、三次元だけでなく、二次元も!

R15+じゃダメですか?

何故か卑猥な文字列に見えてしまうタイトル

R15+じゃダメですか? 岸谷轟 裏谷なぎ
さいろく
さいろく

R15+ってついてるせいで一回手に取るのをためらってしまい3巻が出るまで読まずにいたのを後悔したのです。。。 ビリー先生のシネマこんぷれっくす!が終わってしまってぽっかり空いていた穴をこんな形で埋めてくれる作品が出てくるとは。 そう、これは映画ファン感涙の映画紹介マンガ。 とはいえ私は映画ファンとしてはニワカなので紹介される作品(毎回主題が1作品ずつあってコミカルな絵柄で紹介されている)は半分もわからないのだけど、たまに挟まれている小ネタは普通に「いいね」したくなる。 (シネマこんぷれっくす!は小ネタメインで終始イジりまくるタイプなのでそれはそれで最高なので是非どうぞ) 本作のいいところはただの映画紹介マンガなわけじゃなく、ちゃんと映研が部活動している高校生活が描かれているところにもある。ストーリーも序盤は割と強引だったが、急にそれっぽいじゃん!っていう話が出てきたり。 それに伴い主人公のあもーちゃん&冬峰くんらが、ビジュアルだけで誤魔化したりせず一人一人しっかり魅力的に描かれていくのでヒジョーに可愛い作品になっている。 かなこ先輩が一番人気ありそうな気がするけど冬峰くんが一番モテそうでもある!えなちゃんについてはネタバレなしで語れないのでスルー! 4巻はなんと主人公のあもーちゃんがほとんど出てこない!もしや主人公は冬峰くんだったのか…! …つまり、続きを待っています!