先生に名前を覚えられてなかったり、遠巻きにクスクス笑われたり周囲から「雑に接していい奴」「存在しない奴」扱いされて蔑ろにされてる学生の鬱屈した日常を描いたマンガ。

明確に悪意を持ってやるいじめてもクソですが、こういう悪未満の小さな不善って明確に攻撃してない分カス度高いし糾弾も難しいし最悪。

そんな環境でイライラがたまりきった主人公が、屋上で女の子と出会い紙飛行機『生徒の名前くらい憶えろ号』を作るという流れ。

日常を生きる人物のありのままの感情を描いた作品って繊細だったり親しみ易い画風なことが多いですが、こちらは白黒メリハリの効いた色使いや、バッキバキパースや大胆なコマ割りをしててかなり特徴的。しかもそれが不愉快な日常にすごくマッチしててものすごく迫力ある読み応えになってました。

面白い作風なのでぜひ他の作品も読んでみたいです!

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ついてない事が続き、イライラするという主人公の気持ちが伝わってきました。共感出来るシーンが多かったです!

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