コミックDAYSの感想・レビュー525件<<1819202122>>これは紛れもなく"愛の物語"── #1巻応援忍者と極道 近藤信輔名無し恋愛より重い愛。 何かに長けて、何かが欠けた者どもの 生首ブッ飛び殺し「愛」。 愛を識るなら辞書引くよりこれ読んだ方が早い。 ルビ芸が好きな人 プリキュ◯が好きな人 描き手の全力の「これが描きたい」圧に殴られたい人 外連味に飢えた人 には特に超絶ブッ刺さる。賭けてもいい。 そうでなくても全人類におすすめしたい気持ちと こんなド深ェものを気安く他人に勧めて その後その人の人生に与える影響に責任が持てるのか…?という気持ちがせめぎ合うほど本当(マジ)におすすめです。 誇張でなく一生分の愛と生首を摂取できること請け合い、むしろ請け愛。 ①巻発売にあたり以前とは違い直感的にレビューを書いたのですが、特に伝えたいのは巻末おまけページの圧に本気でゾッとしたということ。 私はなんてものを愛してしまったんだろう?これもまた愛。表1表4も愛。悲しいくらいに愛しかない。生首ブッ飛び、殺し愛。 愛はここにある。目が怖い。笑愛しています、キョーコさん。 藤村緋二 のざわたけし名無し※ネタバレを含むクチコミです。あの金田一少年が大人になって再登場金田一37歳の事件簿 天樹征丸 さとうふみや名無し当時アニメになったりドラマになったり、金田一の孫と言うことで様々な所で話題になった金田一少年が、再び帰ってきました。 それも37歳という年齢で、もはや年齢的にはオッサンです。 しかしその少年「らしさ」が失われていないのはさすがと言ったところ。 高校生時代と違い、推理とは離れていたらしいのですが、旧シリーズを踏襲して、何度も殺人事件が起き、金田一最初の活躍となったオペラ座館で、再び推理を再開します。 往年のファンも、見たことが無い人間も楽しめる内容になっており、まだまだ金田一は現役なのだなと思い知りました。住みたい!!ミスターズ~私の町のおじさんたち~ 飛田漱starstarstarstarstar干し芋住みたい町ナンバーワン楽古町(らっこちょう)!! 自営業の素敵なオジサマが沢山いらっしゃる♡ 私の推しは、佐渡さん。 ふわふわな感じなのに、感性は鋭く、テニス姿は超かっこいい。ゆるい感じが、大人の包容力を感じさせてくれます。 オジサマだと思っていたら、私もオジサマ方と同じくらいの年令になってて、これまたびっくり!! 現代社会で目標を見失っている方にお勧めゴミ清掃員の日常【電子版限定特典ゴミ清掃員のつぶやき170P超収録】 マシンガンズ滝沢秀一 滝沢友紀名無し普段の生活の中で、私自身も何気なくゴミ出しをしていますが、この作品を読むことで、考え方が変わりました。毎日毎日ゴミの処理に携わるゴミ清掃員の方の凄さがわかります。モノに溢れている現代社会において、やる気を見出だせない人が読むにはピッタリの作品だと思います。必死に目の前の事象に取り組むことの意味を端的に訴えているのが、ゴミ清掃員さんのお仕事であるような気がします。どんなに深刻な不況に見舞われても、ゴミ出しの仕事がなくなることはありません。作品を読んで身が引き締まる思いです。"愛する地獄"と"愛される地獄" #1巻応援この愛を終わらせてくれないか 筒井いつきsogor25高校2年生の八河柚には"神様"がいる。現役高校生の速水瞬、現役高校生女優である彼女は柚の唯一無二の存在である。実は2人はクラスメイトなのだが、柚がスクールカーストの最下層にいる一方、瞬は仕事の合間の限られた登校日にもカースト上位の世木幸子らとともに過ごしている。だから柚にとって瞬は"近くて遠い神様"。そんな柚が、瞬と最も仲良く接している幸子と最悪の邂逅を果たすところから物語が始まる。 柚は幸子に対し日頃から抱いていた怨嗟の念をぶつけるが、そんな柚に対し幸子"誰かに愛される地獄"を教えてやろうかと凄む。その後、幸子との邂逅を契機として柚は瞬との距離を近くするのだが、瞬を神様と半ば崇めるように想い、またそれに対応して自らを卑下するため、自身の瞬に対する感情に苦悩することになる。 柚の"愛する地獄"と幸子の"愛される地獄"、そして作中ではまだ明確にされていない瞬の感情。3人の想いが複雑に混じり合って起こる化学反応、その先にあるのは幸子の言うように"地獄"なのだろうか。 最初この作品を読んだ時、公式でも"ラブストーリー"と銘打たれているにも拘らず、描かれているものが恋愛感情とは微妙に違うんじゃないかという感覚を覚えた。これに似た感覚は「アタシのセンパイ【電子版特典付】」を読んだ時にも感じたが、もしかしたらこの物語も同じようなベクトルに収束していくのではないかと思うと黒い期待が膨らんでしまう、そんな作品。 1巻まで読了可愛い話かと思ったら…愛しています、キョーコさん。 藤村緋二 のざわたけし名無し全然可愛い話じゃない!むしろ怖い! でも続きが気になる 全おじさん好き必携の神マンガミスターズ~私の町のおじさんたち~ 飛田漱兎来栄寿「カワイイは最強なんです。カッコイイの場合、カッコ悪いところを見ると幻滅するかもしれない。でもカワイイの場合は何をしてもカワイイ!カワイイの前では服従。全面降伏なんです!」 『逃げるは恥だが役に立つ』のみくりはそう言いました。 然るに、この『ミスターズ 〜私の町のおじさんたち〜』はあまりにもカワイイおじさんたちに満ち満ち過ぎています。一人だけでも全面降伏というのに、これはもう未来永劫絶対服従レベル。 いわゆるイケオジも登場しますが、そうではない、外見は冴えるとは言い難くてもその持ち前の気質や年齢からくる経験に裏打ちされた魅力が溢れるおじさんも複数登場して楽しませてくれます。 そして、単体でもカワイイおじさんとカワイイおじさん同士がたくさんたくさん絡むわけです。カワイさの多重奏極まれり。ここはまごうことなきおじさん好きにとってのパラダイス。 おじさんが好き、だけどまだ『ミスターズ』を読んだことがない。そんな幸せな方は、何をおいてもすぐ読むことをお薦めします。シロさんがかわいくて…ワンコそばにいる 路田行aicoシロさんがかわいくてきゅーん。 アラサーOL独り身一人暮らしだったら、こういうのリアルに求めちゃうだろうな。大変だなあ娘の友達 萩原あさ美大トロ美也ちゃんがとにかくかわいいです。美也ちゃんと三崎くんの恋をずっと応援したいです。 お父さんときぃちゃんは、まだそんなに悪いことしてないのに勝手に罪悪感に酔っててキモいです。でもこういう人いっぱいいますよね。 めちゃくちゃリアルなマンガワンコそばにいる 路田行じゃこはじめにお試しで1話を読み始めた時はシュールギャグなのかな?肌に合わないかもな? と思ったけど、 どっこい!! 1話の最後にどんでん返し。 引きが気になって単行本を買った! そして読み終わったら読む前と印象が全然変わった。 ツイッターマンガ風に内容を説明すると 「独り身OL(咲山さん)が仕事から帰ると見た目は人間、中身は犬のシロさん(住田君大学生)がガラスをブチ破って不法侵入していた話」 っとまあ突飛で大ウソぶっこいた設定なんですが人物描写に全然ウソがないんですよね。 まず上の様な状態なのにもしかしたら人間と見間違えてるだけで本当は犬なのかもしれないと何度も信じそうになるし、さらにはそんなヤツをそのまま家に泊める!というなんともぼんやりした人、もとい頭のネジが飛んでいるOLの咲山さんのモノローグが2話のあたまにあるんですが、 そこで彼女は自分自身の事を「満足の上手い人間」と評してるんですよね。 物事への関心がふわふわと薄く、自分で何かを決める事が苦手で、恋人がいない事を同僚に陰口を言われてるのを聞くまで何とも思っていなかったような性格を「満足の上手い人間」と表しているんですけど、確かに周りからはぼんやりしてるようでも自分の頭ではちゃんと考えてるよなと。 確かにこんな人間っているよなって思ったんですよね。 住田君もよく言えばフットワークが軽く、溺れてる犬を助けようとするような良い子。悪く言えば何も考えていない薄っぺらいな、だけどどこか憎めない子なんですけどこんな大学生いるよな〜って。 キャラクターが記号として存在してるじゃなくてちゃんと生きてるんですよね。 それぞれがどこか抜けていたり、悩みを持っていたりと本当リアルなマンガだなと感じました。 まあそんな事は抜きにしてもめちゃくちゃ面白いんですけどね!! 咲山さんヤバいし!シロさんも住田君もかわいいし!お隣さん不憫だし!吹き出し外のローマ字ツッコミおもしろいし! 私はただ生きてるだけで人生の楽しみを探そうともせず灰色な毎日を過ごしていたのにドタバタラブコメに巻き込まれしまう良い人なお隣さんの瀬野さんに感情移入しまくってるので 瀬野さんが幸せになってくれるといいなと願ってます!!実写化しましたね! …ホームルーム 千代aico実写化しましたね! キャラが壊れすぎてて怖いのにおもしろく読める話。度が過ぎるとキモいはウケるに変わるのかとwオカンオカンDAYS 上野りゅうじんむリアルにこういう人いるのか?と思ってしまいます。 でも憎めないオカン…最後泣きます; こんな世界で自分らしく生きるために一日三食絶対食べたい 久野田ショウせのおです( ˘ω˘ )※ネタバレを含むクチコミです。これからが楽しみ♪片喰と黄金 北野詠一名無しアメリアのパワーに圧倒されます。 そして、忠実なコナーとの関係性。 二人でいればどんな状況でも立ち向かえるはず。 カリフォルニアに到着するには、まだまだ困難に見舞われると思いますが、何事にも全力で立ち向かう二人なら大丈夫! ずっと、応援したい♪ 絶望の中に描かれる果てしない希望片喰と黄金 北野詠一sogor25ゴールドラッシュ期のアメリカという混沌とした時代設定で、かつかなり絶望的な背景が見えるのに、登場人物たちがとにかく活き活きとしている。困難しか待ってないはずなのにこの2人の行く末が楽しみで仕方ない。 アイルランドからカリフォルニアを目指す冒険譚でもあり、その過程で出会いと別れを繰り返していくのだけど、そのどれもが1回限りの登場にするには勿体無いくらいにキャラが立っている。ある意味でこの時代で生きていく"厳しさ"すら感じられる展開。 ストーリー自体も勿論面白いんだけど、キャラの魅力が作品の魅力に直結するというのを実感させられる作品。 2巻まで読了。 なんとも言えない終わり方だった。臨終の要塞 吉田薫霧兵衛よかった点 ・第一話見ただけだど胸糞悪いマンガとしか思えないけど、最後まで見ると面白い 総評 ・最近高齢者を題材にしたマンガが多いがこれはサクッと読めて良い無料で1巻読んだ水曜日のシネマ 野原多央やむちゃ「シネマ」という響きが好きで、無料だったので読みました。 なんか…思ってたよりキュンとするラブストーリーで、すごく良かったですねぇ…。これは絶対に完結まで買って読んじゃうやつ…。 女子大生と中年男性っていう年の差も、あんまりなさそうでいて世の中的には溢れてるカップルだと思うんですよね。あと「店長」っていう肩書はやっぱりいいんですよ。惹きつけるものがあるんです。というわけで実はかなりリアリティのある話で、でも甘酸っぱさは適度にあって、男女ともに読んでほしい漫画です。話題の娘の友達 萩原あさ美mampuku話題になっていたので読みました。 まず第一に、これに目くじら立てて喚いてる自称フェミニストたちは読解力が低く、了見も狭く、想像力が乏しいと言わざるを得ない。 オジサンの悲しい性(さが)や、強固と思われた理性の壁にいともたやすく浸潤してくる「娘の友達」の魔性の迫力がよく描かれていると感じる。女性の作者らしいですね。いやーすげー怖いw 同じおっさんと少女の話でも、ピュアな30歳児が主人公のロッタレインとは真逆ですね 映画は人生を豊かにしてくれるものらしい。水曜日のシネマ 野原多央Pom 奈緒の自分の思いに正直で真っ直ぐなところが可愛くて応援したくなります。 一緒に映画見て感想などを話す中でお互いを知っていくのも素敵で奥田店長おすすめ映画見てみたいです。 そして奈緒の先輩林子さんが煮えきらない奥田店長に放った一言が格好良かったです!天才小説家・野崎まどが放つ極上の絶望バビロン 野崎まど 瀧下信英mampuku 伊藤計劃や虚淵玄、冲方丁らに比肩しうる「天才」野崎まどが放った"読む劇薬"こと超問題作『バビロン』シリーズ。原作小説は現在3巻までリリースされています。極めて理性的な論理展開によって人類・社会に「問い」を投げかけ、しかしその裏では巧みな伏線や布石によって読者の感情を手玉に取りやがて絶望と恍惚へと引きずり込んでいく。 地獄のような物語を書く、悪魔のような作家です。 とりわけバビロンのヒロインにして悪役(ヴィラン)である「曲世」は、これまで出会ったことのあるあらゆる悪役の中でもとびきり極上の絶望でした。 「だれでもいいから、早くこの化け物を撃ち殺してくれ」と願わずにはいられない。 【上巻読了時点の感想】 コミカライズ版もよくできてはいるけどもともと上下巻に収まるようなスケールの話ではないので結果的にはやはり超駆け足です。 原作小説を読み、賞賛し、胸糞悪くなり、反芻し、後悔し、やがてまた身体が「バビロン」を求めだすのでそうした頃にコミック版を手に取るのをおすすめします。 ※追記 ↑やっぱりおすすめしません。下に続きます全6巻で完結らしいんだけどデガウザー 渡辺潤さいろくテスラ・ファイルに記された超科学兵器(たぶん科学の方…)がデガウザー。 現代の日本でそれを巡る代紋Take2よりエゲツない残虐な争いがーーって渡辺先生ほんとにドンドンエグいシーンが増えてく気が… 今作はダブル主人公みたいなものかな?ヒロイン(女)はヒロインと言えるほど出番多くない これも原作者いるのかなーと思ったんだけどどうやらいないっぽい?? クダンみたいに少し短めの作品もピシッと締めてくれると思うので次の最終巻に期待して待つ。 原作と似たテンポ寄生獣リバーシ 岩明均 太田モアレさいろくというか岩明均作品はだいたいテンポが独特で、スピンオフだけどそこが似てて不思議と不満もあんまり無く読めてる。 ifの世界、パラレルワールドだと思って読んでれば全然面白く読めるし、普通に続きが気になって仕方ない…ということで原作『寄生獣』が好きな人は期待していいやつだと思う!読者の倫理観に答えのない問いを投げかける物語黒白を弁ぜず 窪谷純一sogor25「黒白(こくびゃく)を弁ぜず」 意味: 物事の正邪・善悪・是非の区別ができない。 ― デジタル大辞泉(小学館)より引用 犯罪心理学を学びながら自らも7人もの人間を殺害した連続殺人犯・黒枝生。彼を捜査に参加させる上でもしもの時に"彼を撃つことができる"という理由で彼の護衛を任された捜査一課の刑事・白葉大地。かつてなく歪な組み合わせの2人によるバディサスペンス。 絶対に理解り合わない2人が対峙するのは数々の猟奇的な連続殺人、そして決して混じり合わないはずの善悪の価値観。 それを根底からを揺るがすことで読者の倫理観の奥底に訴えかけてくる、答えのないメッセージが強い作品。 また、ストーリーもさることながら、マンガとしての画面作りの"白さ"も強烈に印象に残る。会話劇が中心のために絵の情報量を少なくしようという意図なのか、背景を極端に省略したコマを多用していることも理由の1つなのだが、それよりも黒枝と白葉、2人のコントラストとしての白さが目につく。 名前およびキャラの背景に反するように、黒枝は白髪の青年として描かれ、服装は勿論、影の描写すらも黒塗りを最小限に留めている。それに対して白葉は黒髪かつ服装もスーツなので黒なのだが、まるで照明に照らされているかのように髪や服装の大部分が白く塗られる形で描かれることが多い。言い方を変えれば黒の部分が白色に"侵食"されているようにも見えるのだが、果たしてこの表現には何か意図があるのだろうか…。 1巻まで読了<<1819202122>>
恋愛より重い愛。 何かに長けて、何かが欠けた者どもの 生首ブッ飛び殺し「愛」。 愛を識るなら辞書引くよりこれ読んだ方が早い。 ルビ芸が好きな人 プリキュ◯が好きな人 描き手の全力の「これが描きたい」圧に殴られたい人 外連味に飢えた人 には特に超絶ブッ刺さる。賭けてもいい。 そうでなくても全人類におすすめしたい気持ちと こんなド深ェものを気安く他人に勧めて その後その人の人生に与える影響に責任が持てるのか…?という気持ちがせめぎ合うほど本当(マジ)におすすめです。 誇張でなく一生分の愛と生首を摂取できること請け合い、むしろ請け愛。 ①巻発売にあたり以前とは違い直感的にレビューを書いたのですが、特に伝えたいのは巻末おまけページの圧に本気でゾッとしたということ。 私はなんてものを愛してしまったんだろう?これもまた愛。表1表4も愛。悲しいくらいに愛しかない。生首ブッ飛び、殺し愛。 愛はここにある。