妖怪マンガの感想・レビュー158件<<34567>>パライソさ行くだ妖怪ハンター 諸星大二郎華子今年、諸星大二郎展なる展覧会が催され、この漫画も注目度が上がったのではないでしょうか? 上条敦さんが稗田を描いたTシャツも販売されるなど、業界内でもファンの多い諸星大二郎さんの代表作です。 ジュリー主演や、阿部寛主演で映画化もされております。 民俗学者の稗田が、日本全国で起こる怪奇事件の解決に挑む本作は、ミステリー要素とホラー要素のどちらも持ち合わせた、読み応えのある作品で、東北の隠れキリシタンを描いた生命の木は、新世紀エバンゲリオン並みに聖書の出来事を見事に昇華しております。全てのキャラを愛してしまう!幽★遊★白書 冨樫義博まーしょん主人公の幽助、蔵馬、桑原、飛影はもちろんのこと、登場キャラすべての思い入れができてしまう。 何年後かに友達と話しても盛り上がれる。そんなマンガです。 特に、幽助と桑原の友情は群を抜いて美しい。メンドくさそうなフリしながら(実際にメンドくさいんだろう)大事な場面では助け合う。そんな仲間が男には理想なんじゃないでしょうか。 19巻で終わってしまいますが、僕らには一生生き続ける作品。アニメを見て犬夜叉 高橋留美子めあり父がアニメを見てススめてくれたおもしろい作品です。エロとノスタルジー地獄先生ぬ~べ~ 真倉翔 岡野剛starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)懐かしい気持ちで久々に手に取りました。 妖怪や幽霊、都市伝説、学校の七不思議、オカルトなどなどそっち方面のことは大体やってて、童守小学校5年3組の担任で、鬼の手を持つ日本唯一の霊能教師である「ぬ~べ~」が解決する、といった1話完結の話が主ですね。 僕がぬ~べ~を読んでいたのは小学校の頃でしょうか。 ジャンプを読んでいる顔してエロを覗き見れる貴重な合法エロでした。 とはいえ、僕は幼少期から水木しげるをはじめ、妖怪だったり幽霊の話だったりが大好物だったので、一石二鳥でした。 大体、生徒の誰かが妖怪に憑りつかれたり、問題行動を起こして憑りつかれたり、通りすがりに憑りつかれたりって感じの話で、教訓めいたものが多く、自分はこうなるまいと思っていろいろ自制していたので、教育的な面でも成功していたんじゃないでしょうか。 通りすがり系は、災害みたいなもんでたまったもんじゃないので普通に怖かったです。 意外と科学で戦う場面もあったりするんですよね。 アニメと違って漫画は普通にグロかったのでトラウマ回もわりとありました。 漫画好きな友人とどの回がトラウマになったかで結構盛り上がるのでオススメです。 A、赤いちゃんちゃんこ、ブキミちゃん、寄生虫、人面瘡、はたもんば、枕返し、 七人ミサキ、桜の木などなど・・。 どこからでも読めるので引っ越しの際に売らなきゃ良かったなと後悔してます。 最近ジャンプ展へ行ったときに原作の真倉翔先生のコメントで「ぬ~べ~は日本初(?)のネーム原作の漫画です」と書いてあったので、へーと驚きました。 連載開始が93年なので、それまでの原作付きの漫画はネームの形ではなかったんですね。 意外です。 御本人がおっしゃってるだけなので、未検証という意味でのクエスチョンマークでしょうけど、概ねそうなんでしょうね。 続編のNEOは読んでませんが、気が向いたらまたパラパラやってみたいものです。厳選!読んでほしいこのマンガいじめ探偵著者:榎屋克優阿部泰尚2巻まで刊行作品情報はこちら漫画読んで泣きたい人におすすめ妖怪ウォッチ コマさん レベルファイブ 柴本翔mampuku 妖怪ウォッチのアニメって、大人が見ても意外と面白くて(むしろ親世代にしかわからない小ネタ満載なところはキッズ向けのお約束みたいなものですが)なかでも大人や女性に大人気なキャラクターが狛犬の「コマさん」です。見てくれ、この愛くるしさを。丸くてもちもちしてて、のんびりしてて優しくて、国木田花丸みたいなしゃべり方するんですよ。めっちゃ飼いたくないですか そんなコマさんのスピンオフですが、しんみり泣けるお話です。 【1巻】 余命宣告を受けたある女性のもとに転がり込んだコマさんが、彼女のお願いを聞いてあげる話。メディアワークス文庫「君は月夜に光り輝く」のようなお話ですね。 【2巻】 トトロみたいな昭和の田舎で、都会から引っ越してきて独りぼっちの少女と友達になる話。子どもらしい視点で描かれた、ピュアで切なくて、気持ちよく泣けるストーリーでした。 …というかこれを出先で読んでえらい目に遭いました。(主に目と鼻が)これは是非映画化などしてほしいズラねぇ人間兵器見参!!妖怪番長の続編かカイテンワン 柴田ヨクサル名無し※ネタバレを含むクチコミです。改めて見直すと序盤の緊張感パナいGANTZ 奥浩哉名無し 説明不要のSFマンガ GANTZ 死んだと思ったら黒い球体のある部屋に飛ばされて説明も無しに謎の宇宙人らしき生物と戦わされる、なんとも、はた迷惑な話ですが 何故戦わなければならないのか?などの説明など一切ないにも関わらず、登場人物たちと同調するように恐る恐る読み進めてしまう切迫した空気が漂う序盤は見ものです。 主人公の玄野が覚醒した後はバトル漫画として面白いですが、その前の次何が来るの…もうやめて…という緊張感が味わえるホラーSFな序盤の方がおススメです。 あばれんぼう星人・おこりんぼう星人編は、読後に寺に行くのが怖くなるくらい衝撃的でした。 幼き頃の思い出幽★遊★白書 冨樫義博※※クラブ当時、小学生でしたが、ドハマりしていました。レイガンや黒竜波などの必殺技がカッコよく男心をくすぐられていたんだと思います。当時は、あまりないタイプの対戦ゲームもでていて、よくやっていました。 大人になってから読み返しても面白く、特に仙水編の面白さは大人になってからやっとわかった感じです。ハンターハンターももちろん好きですが、念能力の基礎は仙水編のテリトリーからきていると考えられます。 DVDボックス用に新作のアニメが作られるみたいですが、とても気になります。癒される。。。バスルームのペペン 川西ノブヒロ名古屋ちゃんぽんカッパなのかペンギンなのかよくわからない生き物が人間生活に溶け込もうとしているところに癒されます。 ギャグの具合がちょうどいい感じで、ヤンジャンでキングダムなどのシリアスな漫画を読んだ後だと、いい具合にほっこりできます。 いつの間にか、箸休めに読んでいたものが、もはや次の話を欲してしまっています。 ペペンが太る話は1週で元の体型に戻ると思っていたのに、ずっと太ってるんだが、いつまで太ってるんだろう・・・一目でわかるジャンプの絵BLACK TORCH タカキツヨシmampuku 画力高いし、粗削りでところどころ背景白いけどメリハリもあってすっきり読みやすい画面、ストーリーも1巻かけてじっくり導入って感じで月刊少年誌らしさが良い。意外性はないけど、逆に首を捻りたくなるような箇所もなしw なによりヒロインの鬼子母神一華ちゃんがめっちゃツボ。見た目も中身も気が強くて、戦う理由を背負っていて、戦闘服も説得力と女の子らしさのバランスが絶妙、そんでそれなりに強い。 掲載順ぱっとしないけどどうか続いてくれ・・・ありがとう水木先生!のんのんばあとオレ 水木しげるトニオこの作品を読むと純粋だった小学生の頃に戻れる気がしてくる。 妖怪も見えていたんじゃないか、そんなワクワクしたあの頃を思い出せるような最高の漫画です。泣ける。とら最高うしおととら 藤田和日郎しん藤田和日郎先生の傑作!『カイテンワン』の秀逸な雑誌柱コメントカイテンワン 柴田ヨクサル名無し※ネタバレを含むクチコミです。そして極上のケモミミ漫画でもある恨み来、恋、恨み恋。 秋タカmampuku猫耳美少女があざといポップな表紙とは裏腹に、熱くて手に汗握る展開が魅力のバトルアクションです。 「恨み」とか「好意」とかの感情を軸にした話だけに、どんな場面でも心情描写が丁寧なのが良いですね。戦闘態勢で緊張が走ったり、照れ隠しで目が泳いだり、セリフがキまってるときの顔など、キャラクターの芝居がいいのでどの人も自然と好きになれます。 ごく個人的には丑ちゃんがとても好みで、「~しやがらねーんです」みたいな、アウトレイジに無理やりですます調つけた感じ(グラブルで例えるならクムユとかユイシスみたいな)のがなんだか可愛いですwメモ妖逆門 藤田和日郎 田村光久KO MUTOメモサンデーの衝撃作品妖逆門 藤田和日郎 田村光久ちからくんなんと、新連載初回でアニメ化が決定するなど、とんでもないスタートダッシュを決めた作品! 一巻の圧倒力半端ない雪女ちゃんかわいい妖怪マッサージ 押切蓮介 忌木一郎大トロ妖怪?マッサージ?と思いつつ、押切蓮介のファンなので読んでみました。 押切先生がネームを描いて、愛弟子が作画しているようです。 タイトルそのまんま妖怪をただマッサージする話なんですが、作画の忌木先生がエロい絵得意らしいのでエロく仕上がってます。 ちょっとマッサージの勉強にもなっていいです。4巻で第一部完結!うらたろう 中山敦支名無し旅に出たばかりの頃はどうなるんだろうって思っていたんだけど、最近はうらたろうの態度もかなり軟化して、4巻ではどんどん人らしい感情が出てきて、さらにはちよも元気になって、さぁクライマックスだ!というところでまさかのどんでん返し。 こんなに早く完結するわけはないとは思ったけど、意外すぎる第一部の終わり方に言葉もないほど驚いた。 アクションは相変わらず派手でテンポも良く、程よくダークな感じはあるけど胸糞悪くはならないので、ちょうど区切りもいいし一気に読みたい人は4巻はいいタイミングかも。小学生時代のお楽しみ地獄先生ぬ~べ~ 真倉翔 岡野剛アジフライに醤油最近ぬ~べ~NEOが連載されたりしていますが、元祖は私が小学校時代にジャンプで連載していました。これを密かに楽しみにしていました。なぜ、楽しみにしていたかと言うと、、、たまにエロいからです!!たまに、いや結構頻繁にエロい回があって、小学生の私は、ジャンプを読んでいる体でエロ本を読んでいる感覚でした。平成の作品なんですが、なんというか昭和の香りのする昔ながらのエロでいいんですよね、、、。 エロ要素ばかり書いてしまいましたが、妖怪退治のシーンがカッコよかったり、感動できる話もあって盛りだくさんです。 今思えば、私の巨乳好きって、ぬ~べ~の影響がデカい気がします。。。戦国乱世を舞台にした妖怪バトルファンタジー戦国妖狐 水上悟志名無し戦国の乱世(だいたい室町の後期)を舞台にして初めは人間に悪さをする妖怪を懲らしめる妖狐・たまと仙道・迅火の旅という感じの話だったが、だんだんストーリーが次元をまたぐほど大きくなっていく。 1部・2部とあるんだが、どちらの主人公も別の仕方で人の道から外れてしまっていて、それが妖怪や道しるべとなる人との出会いで成長していくところや、妖怪や妖怪の力を得た人間との戦いも激しくてとても良い。 水上悟志のマンガの中ではバトル要素が多いと思うがかっこいいので、いわゆる少年漫画好きにはおすすめ。完結、ということで読了したのだけれどもクダンノゴトシ 渡辺潤名無しさん※ネタバレを含むクチコミです。平氏が勝利したパラレル鎌倉時代の妖バトル漫画うらたろう 中山敦支地獄の田中源平合戦で平氏が勝ったパラレルワールドの鎌倉時代を舞台にしている。(鎌倉時代とすら言えないが) 不治の呪いに犯された平家の姫さまが不死身の体を手に入れるため不死身の鬼神?うらたろうと旅をする。 展開の速さといい、見開き大ゴマの使い方といい、キャラクターの立ち方といい、勧善懲悪的なストーリーといい、少年漫画らしい少年漫画でスカッと読めて楽しい(ヤンジャン連載だけど) カルム王子とかいうパーフェクト王子砂漠のハレム 夢木みつるmampukuカルム王子とかいうパーフェクト王子がとにかくカッコイイんですが、何より面白いのが一国の王子とは思えない程ぶっ飛んだ行動力。 女装して後宮に忍び込む、下水に落ちた側妻を泳いで助ける、ライバルの結婚式から花嫁を強奪する、馬車で攫われた妻を馬で追いかける・・・etc ミーシェはラブコメヒロインとしてはちょっと古臭い感じがするけど表情豊かでかわいい。 あとマウントの取り合いみたいなストレスフル要素があまり無いところが好き。仲良く喧嘩しな的な圧倒的速度で話が進んでいく、妖怪を倒す番長の漫画妖怪番長 柴田ヨクサルハルマゲ丼さすが柴田ヨクサルとでもいうのか、話の速度が異常に早い。敵味方分かれている漫画って敵キャラも魅力的にするために、そっちの話を膨らませることが多いけど、妖怪番長はそういうのがない。 バトルが多いというか、敵を倒して移動してまた敵を倒すくらいのテンポ感で話がサクサク進む。ただ、展開は唐突なんだけど、不快感は全くなくて激しいバトルシーンがめまぐるしくて楽しい。イブニングでは完結したからあと1巻か2巻くらいで終わると思う。<<34567>>