へうげもの TEA FOR UNIVERSE,TEA FOR LIFE. Hyouge Mono
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あらすじ
群雄割拠、下克上の戦国時代。立身出世を目指しながら、茶の湯と物欲に魂を奪われた男がいた。織田信長(おだのぶなが)の家臣・古田左介(ふるたさすけ)。天才・信長から壮大な世界性を、茶聖・千宗易(せんのそうえき=利休)から深遠な精神性を学び、「へうげもの」への道をひた走る。生か死か。武か数奇か。それが問題だ!!
山田芳裕の作家性ついては、幻にして伝説の未完作品『度胸星』のたったひとつだけで信用に足る漫画家だということが分かります。およそ漫画にかかわらず、ありとあらゆる作品と呼ばれうるもので、いくつもの世代を超えて読まれ続けているものには不思議と未完作品が多い。なぜ未完なのか、ということについては、作者の死と、それ以外の理由とにわけることができると思いますが、どちらにしても、あまりにも無謀で途方もない挑戦をしたがために完成が無限に遠ざかっていったということが言えると思います。その意味で『度胸星』は、ほんの一瞬でもその途方のない遥か遠方を垣間見させてくれたというだけで素晴らしい作品であることはまちがいない。しかも、山田芳裕はその果敢な挑戦を気合ひとつでやってのけたのです。 そう、山田芳裕のマンガはとにかく気合の入り方がちがう。問題の有無や大小にかかわらず、とにかく気合が入っている。なんだ気合か、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これが実はなかなか容易ではない。どうしても、ひとというのは、何らかの効果を狙った手段を投じることで、問題を問題解決に導こうとする習性があるように思われます。つまり、どうしても語りが二義的で説明的になってしまう。それにつき山田芳裕のマンガにはまず気合の入った顔面がある。「目は口ほどにものを言う」という言葉がありますが、何よりもあの顔面がすべてを物語ってしまっているんですね。何かの効果のある手段といった副次的な語りを追い越して何よりもまず、あの顔面が最前線ですべてを物語っている。 『へうげもの』に話をうつせば、私たちは安土桃山時代の数寄者ではないのですから茶のことはよくわからない。それでもとにかく古田織部の毎度のこと驚愕する顔面をみれば、何かヤバイことが起きているとすぐに察知することができるのです。そして何より、稀代の怪人、千利休を顔面として描き切ったことの素晴らしさよ。けっきょくのところ、何を考え、何を為したひとなのかがよくわからない千利休、何なら楳図かずおの『イアラ』のように何千年も生き続けていると言われたほうがしっくりくるあの千利休をありのままの顔面として描き切ったことは『度胸星』の挑戦にも並ぶチャレンジだったのではないでしょうか。
影絵が趣味
影絵が趣味
お茶にごす。
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あらすじ
「平和な心と生活を手に入れたい」と願い、茶道部に入部した最強の不良・デビルまークン!彼は暴力の連鎖から逃れ、優しさの道を極めることが出来るのか…?
「狩る側と狩られる側、キミはどっち」と聞かれれば、僕は当然狩られる側なわけです。生物は抑圧されることであらたな進化の可能性を得ると言われていますが、僕も中高生のころにヤンキーに対するステルス性能を獲得し、幸いなことにいままで絡まれたことはありません(かわりに、精神が不安定な人と野生動物にはよく絡まれます)。そんな僕ですから、ヤンキー漫画は好きではありません。ヤンキー漫画に描かれている友情は仲間内のものだけで、""それ以外”には向けられないからです。""それ以外”な僕がどうして感情移入できましょうか(いやできない)。  今回紹介する『お茶にごす。』はヤンキーが主人公のマンガです。でもヤンキー漫画ではありません。そこに描かれているのは「優しさとはなにか」に葛藤するひとりの青年です。  『お茶にごす。』の主人公・船橋雅矢は恐ろしい人相と人智を超えた強さで、近隣の不良から”悪魔まークン”と恐れられる男です。そんな彼の望みは『平和な生活を送りたい』ということ。しかし、その凶悪な人相に寄ってくるクズを返り討ちにしているうちに、いつのまにか修羅の道へと突き進んでしまったのです。  高校入学をきっかけにほのぼのスクールライフを送ろうと思ったまークンは、部活に入ろうと思うものの、彼の悪評は広まっており誰も目も合わせてくれません。そんなとき、茶道部の部長・姉崎さんが、誰もが恐れるまークンを勧誘したのです!公平に接してくれた姉崎さんに心打たれたまークンは茶道部に入部し、新たな最凶伝説を作っていくのです。  そんなまークンに「アンタの顔が怖いから」といつだってストレートにツッコミをいれる女の子が夏帆。ちょっとばかりガサツで活発な夏帆は、どうすれば優しさを表せられるのか、まークンと同じように悩み、同じように部長にあこがれています。  しかし、まークンが憧れる部長も、特別な人間ではありません。まークンを勧誘した時も膝が震えるほどビビっていたのです。彼女は、人に優しくすることに躊躇しないと決めただけの、普通の人間なのです。  普通なのに優しい部長に憧れた、普通になりたいまークンは、さまさまざな経験から段々と他人に優しくできるようなります。「もしかしたら、自分は人にやさしくできるかもしれない」そう思った時、同時にあることに気が付いてしまいます。それは「災いを呼びこむ自分は、いるだけで他人を傷つけてしまう」ということ。自分が他人に誤解されるのはかまわなくても、周囲の人にまで迷惑はかけられない。  部長を大事に思うからこそ、近づかないという選択をしたまークンを、夏帆は川へ蹴り落とします。そして、彼の人生を変える一言を発するのです。  以前紹介した『道士郎でござる』の道士郎とは違う、悩める最強の男の小さな一歩がとても心地よいのです。全然爽やかな風ではないのに、爽やかな気持ちになれる、不思議なマンガなのです。  それにしても、西森博之先生が描く人間のクズは本当に非道でドキドキしますね!
名無し
ちゃのゆのじかん
茶の湯のじかん
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あらすじ
【デジタル版限定!「ふんわりジャンプ」「ヤンジャン!」掲載時のカラーページを完全収録!!】人間関係のこじれから30歳にして転職し、契約社員として乾いた日々を過ごす茶々原水希。水希が暮らすシェアハウスに突然あらわれた、抹茶好きのフランス人・エマ。自らお茶を点てることもできる彼女の影響から、水希も少しずつ茶の世界に興味を持つようになっていく。実在のお店も多数登場! 深くて甘い、新感覚“茶の湯”コミック!! お茶と和菓子の魅力満載。
契約社員として日々無味乾燥な毎日を送っている主人公・ミズキは、心機一転シェアハウスに転居したことで抹茶好きのフランス人の学生・エマに出会うのですが、毎日2人で楽しそうに過ごしている姿は見ているこっちが思わずホッと和んでしまう優しさにあふれています。 2人で東京近辺(そして京都)の実在のお店やワークショップに出かけてお抹茶の世界を楽しむので、まるで自分も一緒にお出かけしているような気持ちになれます。まるで上品な街歩き番組を 見ているようなリアルさがたまりません。 自分は電子書籍で購入したのですが、何より素敵なのが白黒の紙面の中に毎話カラーのコマが挿入されていること…! いつもパッと鮮やかな和菓子や陶器が目に飛び込んで来くるので、次は何が来るのかなぁと、思わずワクワクしてしまいました。 また、もう1人の主人公エマはフランス人ですが、だからと言って「日本語お上手ですね」とか「外国人なのにすごいね」のような、外国人がよく言われるであろう鬱陶しいやり取りが一切ないところも、読んでいてすごく自然でスマートで読んでいて心地よかったです。外国人ではなく、あくまでエマという女の子を描いている感じがしてすごく好きです。 非常に残念なことに、第3巻は集英社から出版されないようで、昨年行われたクラウドファンディングも実行に至らなかったため、2巻の続きはアプリ「ヤンジャン!」のみでしか読むことができないようです…。コツコツ1話ずつ読んでいきたいと思います。 https://ynjn.jp/app/title/837
天沢聖司
天沢聖司
けっこうなおてまえで
けっこうなお点前で
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あらすじ
上里美潮は茶道を始めて3年の普通のOL。おとなしめの彼女だが、茶道教室の先生で、茶道のお家元の三男にひそかな想いを持っている。美潮を想う同僚の榎、先生を想う教室のライバルたち。美潮の想いは叶うのか!? 大乃元初奈が贈るラブコメ4コマ。
とうちゃだいみょうりきゅうしちてつ
闘茶大名 利休七哲
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あらすじ
織田信長、豊臣秀吉の茶頭を務め、茶の湯でもって戦国の世を戦い抜いた大茶人・千利休。利休に師事し、後世「利休七哲」と呼ばれる高弟達もまた、茶人として、そして武人として戦いを挑んでいく――。高山右近、蒲生氏郷、織田有楽、荒木村重ら「利休七哲」が生涯のすべてを捧げて歩んだ壮絶なる「茶の湯の道」とは!?戦乱の時代で「茶」に生き「茶」に死した男達の物語!!
わたしはりきゅう
私は利休
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あらすじ
平凡な日常に不満を抱きながら過ごすOL雪吹なつめは、どこにでもいる普通の女子。ある日、偶然出逢ったイケメン茶人・山上宗刻に導かれて茶道教室を覗くことに。冴えない同僚田中芳郎(黒ピー)を誘った彼女。そこに待っていた驚きの“世界”とは…!!?
よくばりなおさほういじわるなてほどき
欲張りなお作法 イジワルな手ほどき
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あらすじ
ある日突然、降って湧いた姉・詩織の縁談。嫌がる姉を心配し、その許嫁で茶道家の跡継ぎ・碧衣(あおい)を偵察しようと、お屋敷に忍び込んだ詩子(うたこ)。ところが、なぜかそこで碧衣から行儀見習いをするハメに!? 着物なんて着たことないし、正座なんてしたことないし、お辞儀の仕方に、畳の歩き方って……? しかも「間違えるたびにキス」ってどーゆーコト!?!? 初めて知る彼とのキス。初めて知る彼の腕のぬくもり。ダメなのに…… 好きになっちゃダメなのに、イジワルでゴーインな彼に翻弄されて…? ドS茶道家シリーズ、待望の第1巻!
やまとなでしこびより
ヤマトナデシコ日和
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あらすじ
華道に茶道に歌舞伎に陶芸。鵜飼いに書道に盆踊り…!? なんて素敵なディスカバー・ジャパン!! お稽古ごとは、いと楽し!! 『千利休』が好評重版中の清原なつのサンがあらゆる趣味を体験レポート! 清原サンが飛び込んだ、日本の芸道、伝統の世界。その奥深さ、美しさ、おもしろさがギュギュッと満載。歴史上の偉人も、多数登場! 楽しくて、種類が豊富でしかも、ためになる。よくばりなあなたに読んでほしい!! 読めばやってみたくなる、清原流お稽古エッセイコミック 登場です!!
ケッコーなお手前です。
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あらすじ
留学生ユージーンは日本文化に興味しんしん。剣道、柔道、みたいなものだと勘違いし、茶道部を体験することに。最初はたいしたことないと思っていたけど、家元の息子・樹の点てたお茶を飲むと何かが違う…。青春+お茶マンガ、第1巻です♪
部員一人の廃れた茶道部に、米国留学生男子と茶道の家元の息子が共に訪れることから始まる、高校茶道部の活動物語。茶道という日本伝統文化の楽しみ方について、色々教えられる作品です。 日本文化を格闘術としか認識していなかった留学生。家元の息子の手前に触れ、何かを感じるものの、その心を理解するのには、幾らか時間がかかります。 喧騒を離れ、客に寛いで欲しいという茶の湯の心を理解するのに、邪魔になるのは「無駄を省く」欧米流ビジネス的な効率主義。そこから離れ、茶道の楽しみを覚えた留学生を苦しめることになるのは、一流ビジネスマンの父親という悲しみ。 一方、家元の息子は、茶道は一流だが人と和することが苦手。こちらも父親と、仲は悪くないが微妙な距離感。グイッと距離を詰めて来る留学生や、部員達との交流で彼は、茶の湯と父との、新たな向き合い方を見つけられるか。 茶道というと作法や道具に目が行きますが、本作ではそこよりも、茶席の回し方や設えの意味、意外な場面での茶道部の活躍など、多面的に茶道の「実践」が示されています。ノスタルジーや儀礼ではない、現代においても変わらない茶道の有効性が、ここにはあります。 日々の生活にゆとりを取り戻すために、誰かに茶席に招待されたいな……と、思わず考えてしまいました。
あうしぃ@カワイイマンガ
あうしぃ@カワイイマンガ
茶の涙~Larmes de the~
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あらすじ
フランス、パリ――。日本茶の輸入を突然禁止したフランス政府との交渉に同行した農水省新米女性職員。一方、日本茶を求めパリ市内を彷徨う一人の青年。ひょんな事から出会った二人が、横暴なフランス漁労相の心を解きほぐすために立ち向かう――!!ワインと同じくらい奥が深く、そして我が国が誇れる文化・日本茶。その深遠なる世界へとあなたを導く、業界初の本格日本茶コミック!
ちゃばしらくらぶ
茶柱倶楽部
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あらすじ
召しませ、旨し茶!なじみある日本茶を「五感で」味わう贅沢…あなたの知らないお茶がここにある。茶の申し子、鈴が煎れる極上の一杯をご堪能あれ。香り立つ本格派日本茶コミック、待望の第1巻!
ぴかぴかのおちゃがしら
ピカピカのお茶頭
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あらすじ
短気で身勝手な殿様に茶道指南役を紹介する事になった宝賀。しかし、座敷に現れたのは小さな子ども。子どもを茶人と紹介するやいなや殿は無礼者と怒り出すのであった。