小説家になろうマンガの感想・レビュー275件<<89101112>>イキリオタクの充足した日常治癒魔法の間違った使い方 ~戦場を駆ける回復要員~ 九我山レキ くろかた KEG KeG KeGmampuku序盤、都合の良いだけのイタいなろう小説なのかなと思いきや、異世界側のキャラが強烈で思ったより楽しく読めます。ただし設定はベタベタ。 ディテールの部分に作者の人間関係の経験の希薄さや歪さが目に付きます。一緒に異世界に召喚されたクラスメートのカズキくん。あんなに気のいいイケメンが、モテるからといって友達がいないというのは余りに不自然。「クラスの人気者」をリアルに想像できないのかなという感じです。学校一の美女の犬上先輩も、オタクという属性をつけることで無理やり「理解できる存在」に収めてるように見えます。 一方で、現実世界でぬぼーっとしてた主人公が異世界で努力に目覚めるというのは、すごくありうる話だなと思いました。やりたいこと、向いてる仕事と出会えた人間ってこういう風になるよなってのは某の経験談。タイトルでだいたい粗筋がわかるのはとても現代的でよい失格紋の最強賢者 ~世界最強の賢者が更に強くなるために転生しました~ 進行諸島 肝匠&馮昊(Friendly Land) 風花風花mampuku 転生俺TSUEEEのくだらな面白さが詰まった、肩の力を抜いて楽しめる漫画ですね。 現代からではなく、ファンタジー世界における古代(あるいは神代)から遠い未来に生まれ変わったら、剣も魔法も衰退していてうっかり簡単に最強になってしまったものの、前世では届かなかった強さを手に入れたいという野望からは遠ざかってしまった。という話。 「前世の自分が神としてあがめられてる…!?」みたいなところは「聖☆おにいさん」的な風情があって面白いです。 まともに評価されず冷遇を受けるが徐々に力を認めさせ最終的にはちやほやされる点、やべー強さの魔物が出てきて「さすがの俺もちょっとやばいかも」みたいなこと言いながら危なげなくやっつけてしまう点などは「魔法科高校の劣等生」に近い印象。 巻末のオマケで載ってる書き下ろしの小説は、小説というより5chのSSみたいな感じです。Kawaii Isekai無双私、能力は平均値でって言ったよね! ねこみんと FUNA 亜方逸樹mampukuキャッチーな表紙とタイトルに惹かれて手に取りました。可愛くて無敵でちょっぴり友情が切ないお話でした。 優秀過ぎて、嫉妬や羨望にも期待やプレッシャーにもうんざりしたので、「平均値」で平穏に暮らしたい…暮らしたかったのにままならない…幼女戦記のターニャ・デグレチャフと少しにているかも(笑)なんやかや長々書いたがぶっちゃけ表紙の女の子が可愛いから買ったマヌケなFPSプレイヤーが異世界へ落ちた場合 佐伯淳一 地雷原 UGUMEmampuku 近所のツタヤで推されてたので手に取ってみた。ゲーム中に異世界へ飛ばされる話。流行りか。FPSの装備(銃とか)でファンタジー異世界に紛れ込んでしまい、魔力がないので他の冒険者たちにバカにされるが銃があるので結局無双できてしまう。女の子にちやほやもされる。 この手の作品に対して設定のオリジナリティのなさを残念がることは、現実の馬が空を飛べないことを嘆くぐらい意味のないことで、見るべき見どころは他にある。 作画の人が意外とベテランで、奥行きを感じる多彩な構図、昔のガンガンみたいなクールな空気感、キャラクターの息遣いが感じられるような仕草や日常芝居が素晴らしい。話の方も、モンハンよろしく斃した敵をナイフでさばいて魔石や毛皮などを文字通り剥ぎ取って見せる美少女ヒロインに主人公が面食らったりなどコミカルな描写で世界観を教えてくれるので、淡々とゲームのチュートリアルみたいな説明されるよりよほど楽しく読めた。 続きが気になって仕方がないというタイプの漫画ではないが、気持ちよく入り浸れるのでそういう意味で続きが読みたくなる。厳選!読んでほしいこのマンガこちら葛飾区亀有公園前派出所著者:秋本治完結全201巻作品情報はこちら異世界行ったら本気だす。無職転生 ~異世界行ったら本気だす~ フジカワユカ 理不尽な孫の手 シロタカオレンジ絵がきれいでとてもおもしろい。こういうのがウケるのもまぁ解るんだが回復術士のやり直し 羽賀ソウケン 月夜涙 しおこんぶmampuku 小説家になろうで1位を取った作品が鳴り物入りでコミック化とのことで気になって読んでみましたが、これは、まさしくポルノですねwKTCがアンソロジーとかで出してるやつw 勇者のパーティで高慢な女たちに家畜の如く扱われてきた主人公が、ある拍子に一発逆転を可能にする超絶なスキルが発現させ、すべてを投げうって復讐へと向かう。タイトルからも察せられますが、よくあるMMORPG風世界をベースにしているのでオリジナリティは欠片もありませんが説明する手間が省けすんなり世界観が呑み込めます。 まぁしょうもないストーリーではあるんですけど、復讐のカタルシスと征服感を同時に与えてくれるので娯楽としてテッパンといえばテッパンと言えそうです。 ただ、ここまで(第6話現在)ひどい目に遭った→すごい能力手に入れた→復讐してスッキリしたったの骨組み以外の何も描かれていないので、このままですとポルノの域を出ないかな、と。意外なことに「深夜のダメ恋図鑑」を読んで抱いた感想とちょっと似てました。ゲーム実況とも共通する部分がありそう異世界迷宮でハーレムを 氷樹一世 蘇我捨恥 四季童子mampuku ゲームの世界に迷い込んで、ゲームの要領で強くなってチヤホヤされたり、悪い輩の手に渡る前に奴隷を買い取ってみたり、聞いたことある「なろう」小説のテンプレみたいな話ではあるんですが、原作がトップクラスの人気だったたけあって漫画のクオリティも高く期待の高さが伺えます。というか涼宮ハルヒやSAOの初期と比べるとラノベのコミカライズも随分地位が向上したように思えますね。絵がもう雲泥。 ただこの手のオールドファッションなテンプレものは海外でのウケはよくなさそうですね(ポリコレ的な意味で)そういう枠から飛び出た、リゼロとかグリムガルみたいな万人に受けそうな人気作品が先にアニメ化され尽くして、異世界ハーレムみたいのは5chとかで白い目で見られがちですが頭空っぽにして読むには最適だと思いました。スカッとする公爵令嬢の嗜み 双葉はづき 梅宮スキ 澪亜やむちゃ最近転生ものが人気ですね!こちらは乙女ゲームのヒロインではなく悪役どころ。ヒロインのライバルに転生します。 物語はゲーム上悪役のヒロインが追放されるところから始まりますが、元銀行員のスキルを活かして領地の運営で無双するのが見どころです。 ゲームの真のヒロインの悪気のない毒がよく表現されていて、ほんとに憎くなってきます。視点を変えるとこんなにも違うのかと勉強になります。女子高生はでてこない蜘蛛ですが、なにか? かかし朝浩 輝竜司 馬場翁やむちゃはい、女子高生が転生した話なので萌え要素みたいのはない、と言っていいです。面白かったですー。ゲーム好きの方はきっと楽しめます。 主人公の女の子もゲーム好きでそこそこ知識があり、冷静に生き延びる道を考えて行動します。ダンジョン内では最弱に近いモブが少しずつ強くなっていくところが応援したくなります。 結末がどうなるのか気になりますね!夢オチじゃありませんように!アニメも気になるが異世界食堂 犬塚惇平 九月タカアキ エナミカツミmampuku 原作イラストのエナミカツミ氏が好きなので読んでみました。タイトルやあらすじから想像してたよりずっと面白くて、美味しそうだった。 読む前は「アフリカの奥地にスマホを見せびらかしに行くテレビ番組と何が違うのか…」と敬遠がちだったんですが、いざ読んでみたら結構ドラマがしっかりしていて、料理の絵もレベル高いし、グルメ漫画の重要な要素になりつつある「リアクション」もファンタジーという強みを活かした自由度の高さで飽きさせてくれない。 異世界ものとグルメものの良いとこどりに成功した良作でした。主人公がチート(ただしスライムなのでナメられる)転生したらスライムだった件 伏瀬 川上泰樹 みっつばーxiaomeAmazonで1巻が無料だったので読んでみた。 なろう -> 書籍化 -> コミカライズ の作品なのね。 マンガ版は1巻しかでてないけど、面白かったから小説版を買って読んでる。1巻はわりと面白い。<<89101112>>