技巧貸与<スキル・レンダー>のとりかえし~トイチって最初に言ったよな?~
貸したスキルは"利息"付きで返してもらいます! #1巻応援
技巧貸与<スキル・レンダー>のとりかえし~トイチって最初に言ったよな?~ チーコ 黄波戸井ショウリ 小山ナオト
sogor25
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主人公は「神銀の剣」という名のS級パーティに所属するマージという男。 【技巧貸与(スキル・レンダー)】という固有スキルを持つ彼は、その能力を用いて自身の持つ他のスキルをパーティの仲間に貸与し、仲間がそのスキルを最大限に増幅させることで実力を上げていました。 しかし、スキルを貸すというその特性上、実際の戦闘では無能になってしまうマージ。 そのせいで彼は仲間から冷遇され、遂にはパーティから追い出されることになります。 そんな仲間に愛想を尽かし、これまで貸していたスキルの返却を求めるマージ。 スキルを返しても十分な経験値を重ねてきたため問題ないとあっさり返却に応じる仲間でしたが、 実はマージが貸していたスキルには、過去6年間で積み上げられた莫大な"利息"が付いていたのです。 こうして自身のスキルを利息という大きな見返りと共に"とりかえした"マージが、パーティを離れて自由の身となり新たな旅を始めるという物語です。 人生やり直しの物語であり俺TUEEE系の要素もあるため、自身のスキルを最大限に活用しながら活躍していくマージの姿が魅力の作品です。 また、マージにスキルを"返却"したあとのパーティの元仲間も今後と往生するようで、彼らの"その後"がどのような描かれ方をするかも気になる作品です、 1巻まで読了
理想のヒモ生活
いわゆる異世界転移の内政物
理想のヒモ生活 渡辺恒彦 日月ネコ 文倉十
名無し
主人公山井善治郎は昔異世界に駆け落ちした異世界の王族の子孫だが、そんなこと知らずに大卒後ブラック企業の残業でつかれた日々を送る毎日。 そして大戦で女性王族一人だけとなった大国の女王アウラは、その血に時空魔法の魔力を宿していて、血統魔法の為にも出産は絶対の義務とはいえ、男尊女卑傾向の強い文化から下手な婿候補を迎えると、戦争を終えて間もない国が更に荒廃することを憂い、最低限「国内貴族と関係の無い婿」理想を言えば「毎日後宮で女遊びに耽り政治に興味を持たない婿」、要はヒモ男を求めて駆け落ちした王族の子孫を異世界から召喚するのだが、 主人公は「ブラック企業で疲れて積極的に働く気無し」「女性の好みは巨乳の美人」「でも無駄飯ぐらいと言われない程度には仕事したい」そして「現代人レベルの男女同権思想」という 「時空魔法の血統」「現代人知識」が、おまけでしかないレベルの超優良物件で、電化製品をお供に婿入りして最高の夫婦となり国家運営の様々な困難を乗り越え、時には異世界の発想や知識から国の文化や発展に影響を及ぼしていくという物。 web版も書籍版も基本はこの流れで、途中からは大きく流れが異なるが漫画版は書籍版を基にしたストーリーを展開、取捨選択はされているが概ね忠実なストーリーであり、作画上の漫画版最大の特徴は「キャラデザにおける目の重要性」である。 書籍版の挿絵は「戦乱の最中における大国の舵取りを行い、勝者の席に付き、時には戦士たちに舐められない程度に鍛えている」女性としてはデザインは正解なのだが「現代人の若者が一目惚れして異世界で結婚しようとする」とするには目つきが厳しく、説得力が薄いというか、「女戦士」「女王」という部分が前面に出ていた物で、巻が進む毎に目から険が取れていったのだが、 この漫画版のデザインは、「国の為、時に厳しく処断を下すこともあるが、優秀で多くの部下や国民から敬愛される女王」という感じで、書籍版の挿絵と違い、最初から目が優しくなっていて「一目ぼれするほどの巨乳美人」という部分が前面に出ている。 このため小説と漫画という違い以上に物語にとっつきやすくなっている。 しかし当たり前だが小説で挿絵は限定的に使われるが、漫画ではそういうわけにもいかず、異文化の風景を描くのが大変なのが見て取れる。 南大陸と北大陸では南大陸は魔法中心国家という設定で、主人公が召喚されたのは南大陸だが、いわゆる我々の想像するヨーロッパ世界の風景に近いのは北大陸で、南大陸は科学が遅れている(ガラスが存在せず灯火も油皿中心等)ので背景や小物一つとってもそういう文化を意識した物を描かねばならず、苦労が察せられる。 描かれる内政で主人公の知識チート的な場面は有るには有るが、実際の所主人公もそこまで専門的知識は無いし、異なる世界からの視点や発想、社会人経験がブレイクスルーとなる場面の方が多く、長い目での確かな発展が感じられたり内政物としても中々見応えがある。
【マンガ】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 公式コミックアンソロジー
『本好き』アンソロ参加者まとめ
【マンガ】本好きの下剋上~司書になるためには手段を選んでいられません~ 公式コミックアンソロジー 椎名優 アンソロジー 鈴華 香月美夜 波野涼
名無し
お布施のつもりで1巻発売時に購入しました。内容はそこまで…って感じだったので続刊は購入しなかったのですが、久しぶりにチェックしたらもう7巻も出てて驚き、どんな方が参加してるのか気になったので調べてまとめました。 2巻と4巻に宇仁田ゆみ先生がイラストを寄せてらっしゃるんですね。びっくりしました。 ▼1巻 【イラスト】鈴華 平尾リョウ 波野涼 さがら梨々 吉永裕ノ介 【漫画】もとなおこ 智 ささかまたろう SAA 延川祐子 渡空燕丸 天澤 明 蕗野冬 はやしね  あおなまさお 築山竜二 木虎こん アラタ 環望 イノ 鈴華 ▼2巻 【イラスト】波野涼 平尾リョウ 鈴華 環望 宇仁田ゆみ  【漫画】もとなおこ さがら梨々 となりける 八神あき 蕗野 冬 螢子 智 延川祐子 木虎こん はやしね 渡空燕丸 アラタ SAA あおなまさお 観城はるか 天澤 明 中島 鯛 イノ 波野涼 ▼3巻 【イラスト】鈴華 平尾リョウ 波野涼 戸部淑 もとなおこ 【漫画】 あおなまさお イノ カザマアヤミ 菊野郎 木虎こん 螢子 武川慎 環望 となりける 智 中島鯛 延川祐子 はやしね 蕗野冬 観城はるか 祐佑 渡空燕丸 ▼4巻 【イラスト】波野 涼 平尾リョウ 鈴華 烏羽雨 宇仁田ゆみ 【漫画】鈴城 芹 観城はるか 延川祐子 はやしね 渡空燕丸 ノブヨシ侍  北島あずま 武川慎 となりける あおなまさお モモチップス 石野人衣 高塔サチ 螢子 miyasumi 智 青井みと ▼5巻 【イラスト】鈴華 平尾リョウ 波野 涼 武川慎 阿倍野ちゃこ 【漫画】戸部 淑 延川祐子 渡空燕丸 miyasumi 智 オヤジ草 観城はるか となりける 高塔サチ 兎月あい あおなまさお ソラト 北島あずま 石野人衣 鳴原千 はやしね 螢子 モモチップス 鈴城芹 ▼6巻 【イラスト】波野 涼 平尾リョウ 和音 ヤトアキラ 碧風羽 【漫画】ノブヨシ侍 延川祐子 バラ子 あおなまさお モモチップス 渡空燕丸 七月ふう 智 久松ゆのみ ソラト 石野人衣 オヤジ草 螢子 はやしね 高塔サチ miyasumi 北島あずま 鈴城芹 ▼7巻 【イラスト】鈴華 平尾リョウ 松本規之 コウサク とよた瑣織 【漫画】ソラト 鈴城芹 矢上裕 唯乃 モモチップス 高塔サチ みさき樹里 智 渡空燕丸 延川祐子 夕木有 バラ子 七月ふう セキモリ こよいみつき 「TOブックス」 https://tobooks.shop-pro.jp/?pid=142436846
月が導く異世界道中
ちゃんと面白い異世界もの
月が導く異世界道中 木野コトラ あずみ圭
名無し
またよくある異世界ものでしょー、と思っていたらかなりの良作でした! 主人公の高校生男子が両親の契約で仕方なく異世界に連れていかれたら、とある理由からその世界の女神に嫌われて世界の果てに放置されて過酷な環境から這い上がっていく異世界ファンタジー! https://www.alphapolis.co.jp/manga/official/48000051 アニメ化棚にあってなんとなく手に取って読んでみると少しずつ、 「へぇー、意外に面白いじゃん」 「ほうほう、次どうなるんだ?」 「おいおい、ヤバイじゃん!どうなっちゃうんだ!?早く先を見せてくれ!」 と感想が変化していきました。 特に最新の8巻~9巻の展開は本当に先が読めなくて夢中になって読んでしまったほど! お約束のフィジカルや能力がチートな主人公ではあるのですが、女神によって酷い目にあったことや、現実の家族の身代わりとなって自ら嫌々やってきたことなどもあり、それくらいチートでもいいよなという気持ちにしてくれるのがよかったですね。 強さの理由も裏付けがあってとてもいいです。 コミカルなノリと堅実な話運び、お約束のハーレム(?)と、それでも手を出さない理由もしっかりしてますし、「勇者になる」「魔王を倒す」わけではない珍道中も面白いですね。 さらに言えば、主人公が巻き込まれ体質ながら、ちゃんと自分自分と自己中な動きをせずに周囲を助けたり、そのための共同体運営や隠れ蓑と運営資金のための商人としての活動など複合的に面白くなっていきます。 原作としての話の面白さもありますが、アクションシーンや和風な衣装や設定など視覚的にも面白いのでいい漫画化ですね。 主人子の心の起伏も黒い部分もちゃんと出ていたり、清廉潔白超人じゃないのが人間らしくていいです。 なんでもあり、俺TUEEEにならず、見た目や言葉の問題についても上手く処理してる印象があります。 ただ序盤の話で、主人公の見た目が悪くて美男美女ばかりの弓道部で浮いてるとか、そういった見た目のいじりがきつく感じたのは、ここ数年の時代の流れでしょうね。 原作が書かれたときは全然OKだったと思うのでしょうがないのかなと。 気になってアニメ1話確認してみると、女神のひどさを強調する意味で言われる「ブサイク」という言葉以外は大部分カットされていて見やすくなっていたのでナイス判断だなと思いました。 それでも、ファンタジー世界に入ってからはこの顔がブサイクというより亜人よりの顔として言われたり、そっちの設定としての言い方になっている感じがあるのでマイルドに感じて、ストーリー的な部分だから全然問題なく感じました。 総合的にはとても面白く、思わず「アルファポリス」のアプリを落として単行本未収録の最新話まで追ってしまいました。
異世界支配のスキルテイカー ゼロから始める奴隷ハーレム
最早笑うしかない、内容が無いようwww
異世界支配のスキルテイカー ゼロから始める奴隷ハーレム 柑橘ゆすら 笠原巴 蔓木鋼音
えっちな名無し
いやこれはすさまじい…一言でいうと異世界転移のエッチハーレムバトルという、なろうらしいなろうな開き直った作品なのだが、ある意味奇跡の様なバランスで成り立っている。 絵柄がコロコロやボンボンとかの児童誌に近く、かなり過激なお色気描写なのに、それなりに年いってるともうエロさより懐かしさを覚える可愛さと若さ。 ストーリーはザ・なろうというか、「どこにでもいる普通の」等と宣いながら、転移前から実はあらゆる武術を学んでいたスーパー男子高校生で、転移の際に身に付いたチート能力は倒した相手のスキルを奪うという、どう考えてもぶっ壊れ能力で欲望のままに快楽を極めようとする俗物の極みで、乾いた笑いが止まらない。 しかし凄いのはそれをここまで徹底した上で、作画が楽しんで描いてるのが伝わる程ノリノリで裸体が乱れ舞う画面の華やかさとシュールさである。 内容はとにかくムカつく奴をぶっ飛ばして惚れられ惚れさせて、ハーレムと能力強化だけなのだが、ある意味よくここまで思いつくなと出てくる能力は意外と豊富(エロ以外で有効活用しているとは思えないが)で、敵もカタログスペックだけなら高そうなのに主人公が強すぎて全く緊張感がないし、出てくる女の子は一名除いて大体主人公に惚れるし、もう何というか脂ぎった健康や栄養バランスなど一切考えていない肉料理の様相。 ここで先に言った、児童誌よりの絵柄というのが意外なほど嫌味を軽減しているというか、小学校低学年のお色気漫画を極限まで突き詰めたような展開と、出てくる敵に絶対やられないだろうという安心感、端的に言うとそれらの繰り返しがスピーディーに行われているだけで変な読みやすさを生んでいる。 黒髪黒目がモテる要素だったり、最初から最強すぎてどこがゼロからやねんというか、ツッコミどころを上げたらキリがないのだが、そんなもん目を瞑って女の子とパンツとおっぱい、あとバトルを楽しむための作品だろう。 しかし年齢指定が付いていないでこの絵柄とこのエロさ、そして微妙にマイナーで知ってる人が少ない事から、きっと購入の恥ずかしさを誤魔化せる言い訳が欲しい男子小学生にとっては今の時代、救世主のような作品かもしれない…。 下手に面白いとあっという間にバズって、メジャー誌のお色気漫画は認知度が高くなるだけに、この大人には乾いた笑いしか出ないつまらなさと、マイナーさでバズる心配はないのにかなり高いエロさと言うのは、意外とインターネット普及前のお色気漫画に近いポジションなのかもしれない。