青年マンガの感想・レビュー15413件<<525526527528529>>夏の前日、吉田基己導入におすすめしたい夏の前日 吉田基已名無し年上の着物美人と青春盛りの芸大生。そして同じ芸術大学の女の子もこの恋路に介入してきます。 エロティシズムと感情の揺らぎ、夏前のむせ返るような湿気、 雨が降っていたり、炎天下だったり読んでて全部伝わってきます。 匂いまで香ってきそうな漫画! ぜひ5巻まとめて読んで欲しい。 女性を描くタッチと男性の硬派な(もしくはウブな)表情が個人的に好きです。 読んだ後は名作邦画の映画一本見た感じと思ったんですけどどうでしょう!男のバイブルサンクチュアリ 池上遼一 史村翔名無し社会の光と闇の両面から日本を変えていくストーリー どこまでいっても2人の絆がカッコいい ウロボロスも似た設定で面白かったが、深みで大きな差が出ている。 まさに傑作イケメン画家×平凡学生の立場入れ替わりコメディ薔薇とチューリップ 東村アキコ名無し※ネタバレを含むクチコミです。美人部下に弄ばれるエリートサラリーマンのラブコメおあいにくさま! 近由子mampukuこれまたアブノーマルな漫画が始まりましたね。成長してエリートサラリーマンとなったかつての気弱な少年が、出向先でトラウマと再会します。 「…もうだめ がまんできない」「ひろって」からの急展開は絵的にもとても見応えがありました。 というか女性作家ですよね…??よくこれほどグッとくるドS女が描けますよね、感動しました。ちなみに自分はSMの趣味はあまりないのですがフェティシズム的な意味でこのお姉さんは非常に魅力的です。 ダンジョンで働く少年のたったひとつの願いダンジョンデリバリー 鈴木小波nyae※ネタバレを含むクチコミです。女の子が死ぬほど服が好きな男に出会う話ファッション・ヴィクティム 死ぬほど服が好き 長友健篩 片瀬平太ぴろり※ネタバレを含むクチコミです。40歳の新人小児外科医を描く読切!!不惑のノイエ 藤崎聖人 入江謙三 浮山越史ぴろり※ネタバレを含むクチコミです。 全然わからんから誰か解説してほしい誰がコマドリを殺したか?【特装版】 MASA NANOオスラッコ※ネタバレを含むクチコミです。地味に背筋が寒くなるホラーマガマガヤマ 小池ノクト名無し1巻読了。 昔話とかに近い感じのホラー ここに行ってはいけないよ、とか、この風習を続けよ、みたいな物を破ってしまった物が何か恐ろしい物に直面する。 禁忌を犯すとどうなる…みたいな人間の好奇心をくすぐるのでページをめくるのをやめられない…。男が強さを求めるのに理由なんているのかMASTERグレープ 土塚理弘 高橋アキラいい漫画読み最強を目指す少年少女の鍛錬って感じです。 槍術、剣道、剣術、薙刀。 素人目には違いがあんまりわからないんですけどバトルシーン(手合わせ)でのスピード感半端ない!かっこいい!! 緩急もあって全く飽きません。 正直主人公のさくら以外みんな最初っから最強です。 そこだけは現実的じゃない…かな。 最初の方の話、悪漢に絡まれて高校生と中学生で戦うシーン。 シチュエーションとしてはめちゃくちゃベターなのにすごい面白い! 武術を実践に持ち込むとこうなる、みたいな薀蓄好きなのでワクワクしました。 真剣だと人を殺してしまうから踏み込めない、竹刀だと全力で叩けるってのは面白い。 性格やばいけど剣術の桃山がイケメンで好きです。 孤高のヒーロー「バネ足ジャック」!黒博物館 スプリンガルド 藤田和日郎ANAGUMAスコットランドヤードの犯罪資料館「黒博物館(ブラック・ミュージアム)」に所蔵された「バネ足」にまつわる数奇な物語を回想形式で振り返る短編。 藤田マンガらしく回想と現在が繋がるクライマックスの快感はバツグンです。 『藤田和日郎短編集 暁の歌』に収録されている「空に羽が…」という作品にも世界を救う孤独な英雄の姿が描かれますが、 殺人鬼と疑われながらも譲れないもののためにひとり立ち上がる、今作の主人公ウォルターも紛れもなく藤田和日郎の描く漢…! 「バネ足ジャック」というヒーローが生まれる瞬間と、そのカッコよさをぜひ味わってほしいです。 後日談の「マザア・グウス」も本編とガラッと雰囲気が変わったボーイ・ミーツ・ガールで味わい深いですよ! あと物語のガイド役の「キュレーターさん」が鉄面皮美人にみえてめちゃくちゃ素直っていう最高のキャラ。 片目隠れカワイイ。「オレはただオレなんだ。それだけ……。名前は森田鉄雄 ー 背景はない……!」銀と金 福本伸行ヒロシ(漫学)「悪党」の生き様を描き切った福本マンガの出世作であり最高傑作。 キャラクター一人一人が己の哲学を持ち、言葉と行動が深いレベルで一致しているので、モブキャラであっても吐き出すセリフが魂に突き刺さる熱量を持っている。 「オレはただオレなんだ。それだけ……。名前は森田鉄雄 ー 背景はない……!」はいつか合コンで言ってみたい近代漫画史に残る名台詞。一方、なぜこの作品が「ピザッツ(成人向け月刊漫画雑誌)」で連載されていたのかは近代漫画史に残る大いなる謎。キングダムキングダム 原泰久名無しストーリーがとても面白く夢中になって読めるマンガです。人気があるのがわかりました。 田舎と幻想都市を行き来するSFファンタジー百合マンガリリィシステム 吉富昭仁nyae納屋にあった不思議な機械を装着すると、仮想現実へ行くことができることを知った幼馴染の奈々と瑞希。 その世界はは水没した街のような、とても美しい場所だった。 仮想世界の美しさに終始見とれながらも、奈々と瑞希の繊細で複雑な関係(2人は両思いかと思いきや微妙な距離感があったり、過去のとある出来事によってできたしこりが残っていたり、奈々が描いた小説に瑞希が抱いた感情が切ない、など)もストーリーの軸としてしっかり作用している。 表紙の絵を見ればわかると思いますが、各話の扉絵もすべて美麗です。 ちなみに、エロ描写はほぼないです。この作品を知らなかった自分を恥じた渡職人残侠伝 慶太の味 早川光 橋本孤蔵キンタマーニすごすぎるだろう…超テンションの高いラブコメすもももももも~地上最強のヨメ~ 大高忍時を駆けるアラサー漫画好き、実はこれ読んでたでしょ、って聞いてみたい漫画の一つ! テンション高くてちょっとハレンチだったりするので忙しい! ふざけているようなシーンのすぐ後にシリアスなシーンをブッ込んできます。 マギの前にこれ描いてらっしゃったんですよね… 作者小さい少年少女を描くのが得意な気がします。 一応十二支もの。 なかなかくっつかない主人公成長型のラブコメ好きな人にはおすすめしたい。 これはいい新連載がきた!ぽんこつポン子 矢寺圭太starstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)ちょっと未来のちょっと田舎の海辺に住む頑固おじいちゃん。 家族が心配して送ったのは、この仕事が終わったら廃棄が決定している30年動いているメイドロボ。 ガタがきてて首はすぐ落ちるし、包丁を持つとロボット三原則により人間を傷つけてはいけないから震えちゃうし、いろいろぽんこつだけど、とても愛らしくて構ってしまいたくなる。 しかし、500円玉のシーンほんとよかった。妙に説得力があって存在感と寂寥感が漂っててとてもシュールで最高の俯瞰の構図だった。 大ゴマの使い方がとても大胆で潔いので切れ味があって気持ちがいい。 そして、包丁の場面にしろ、イオンにしろ、500円玉にしろ、コマ割りが上手いので間が上手く表現されていてテンポがすごく気持ちいい。 あと単純にかわいい。 ああいう丸い目が好き! 基本的にキャラクターのデザインとか背景の描きこみとか、絵のバランスがすごく良くて好みだ。 最初は、設定的にはベタで手垢がついてるようにも感じたが、いままでの全然上手く描けてなかったんじゃないかって思うくらいすごくよく描けてていいなと思った。 おじいちゃんも「アリスと蔵六」の頑固おじいちゃん的で気持ちがいい。 ドラえもんのような家に転がり込んで一緒に住むタイプになるとは思うけど、のび太君の面倒を保護者の観点から見るような昔のドラえもんとは立場が若干違って、介護という意味では面倒をみられるのはおじいちゃんでも、おじいちゃんの方がより大人だしぽん子の方がトラブル起こすことになりそうだから逆転しそうな気もする。 二人のいい関係性が構築されていきそうで楽しみ。 おじいちゃんのボケ防止になって賑やかで寂しくなくなればいいな。なぜか繰り返し読んでしまう寿司漫画音やん 中村博文starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男初期は師匠である「ちばてつや」の絵に似ているんだけど、だんだん違う感じ絵になっていった。 妙な人情ものだったけど進むにつれ料理バトルあり/いい話あり/料理の謎解明ありと色々盛りだくさんで、主人公の音やんの人間的な成長も含めて面白い 単行本で全20巻とあるけど、コンビニで発売していた『食の鉄人たち』シリーズで続編を連載していて単行本未収録エピソードがあるらしい 電子書籍で完全版「音やん」を発売して欲しいぜエロくて爽やかなヴィヴェスの胸キュンマンガ年上のひと 原正人 バスティアン・ヴィヴェスANAGUMAバスティアン・ヴィヴェスの線はとにかくなんかエロいです。 特別性的なビジュアルを志向している画風でもないのに(巨乳のキャラクターは多いけど)なぜかエロい。そして爽やかです。 エロいのに爽やか。 『年上のひと』はそんなヴィヴェスの「エロ線」の魅力がこれでもかと詰まった作品です。 自分より3つ年上のエレーヌに13歳の少年アントワーヌが抱く憧れ、友情、恋心、欲望…そのいずれとも完全に分けきれぬ複雑な心情を表現するのに彼の線以上にふさわしいものはないように思えます。フランスの10代のリアルみたいなのがすごい。 また、この作品が素晴らしいのはエロいだけじゃなくて、優しさも溢れていることです。 アントワーヌもエレーヌもそれぞれ孤独やさびしさを抱えています。 お互いがそっと寄り添うことで優しさを分かち合う、思春期のピュアさがじんわり沁みてくる…。 エロさあり、やさしさあり、妙なナマナマしさありでヴィヴェス史上最高の胸キュンマンガです! ほっこりしたい時はギャルと恐竜だギャルと恐竜 森もり子 トミムラコタ猫あるくヤングマガジンを読みながら、最初は「なんかゆるい漫画が始まったな〜」なんて思いながらふわ〜っと読んでいたのですが、気がついたらめちゃくちゃ楽しみになっていました。 登場人物がみんな優しくて癒されるし、人間社会に「恐竜」が紛れ込んで生活しているという異質な設定なのになぜかしっぽりと違和感なくハマっていて今までにない不思議な魅力がある漫画なのでめちゃくちゃおすすめです!めっちゃいい八雲さんは餌づけがしたい。 里見U名無し表紙帯の通り、未亡人が高校生にご飯を作って餌付けするというシンプルなストーリー。これは…料理好きなのに作る相手がいない私のような人間にとっては夢のような話ですね。男子、しかも高校球児というのがまたいい。量さえ足りてれば味に細かくなさそうだし、栄養バランスとか体調考えたりするのも必要だしでめっちゃやりがいありそう。 がっつりメニューが多いので育ち盛りの子供がいるお母さん達にも参考になるかなーと思います。巨匠・永井豪先生の「ロボットまんが道」激マン!マジンガーZ編 永井豪 ダイナミックプロ名無し漫画家の先生の自伝的作品としては 藤子不二雄A先生の名作「まんが道」がある。 その「まんが道」とは時代も状況もかなり異なるが 同じ漫画家の自伝的作品でも、 こういう「まんが道」もあるんだな、 と思わせてくれる作品。 それが永井豪ならぬナガイ激が主人公で、 巨大ロボット漫画・アニメの原点となった 「マジンガーZ」の製作裏話を綴った 「激マン!マジンガーZ編」だ。 藤子先生のまんが道は、少年が漫画家として 自立するまでを自伝的に描いた青春物語だ。 一方、永井豪先生の「激マン!」は、 デビュー数年にして超売れっ子漫画家になっていた プロ漫画家が更に新境地に挑む業界物語だ。 なので漫画家漫画によくあるような とにかくデビューしてなんとか連載を持って、 というような地味な努力の展開とはかけ離れいている。 当事に存在した少年週刊漫画誌5誌の全てに 同時に連載漫画を持つような超売れっ子漫画家なのだから。 いままでにないロボット漫画を描くために、 どこの雑誌の連載を打ち切るか、と悩むとか、 ダイナミック・プロのスタッフとともに アニメ製作会社やスポンサー筋と交渉するなど、 ただ部屋に篭って机に向かってペンを走らせるだけ、という 普通の人が思い描いているような漫画家生活とは かなりレベルも内容も違う、ナガイ激先生の 常識外の漫画家生活が描かれている。 多分、永井豪先生が特殊な存在なのだろうけれど、 「藤子先生のまんが道とはえらい違うな」とか 「ナガイ先生のバイタリティ凄いな」とか ひたすらに驚かされる。 また、この漫画は週刊漫画ゴラクに連載されていたが、 ナガイ激先生がマジンガーZの構想を思いついてから 漫画化、アニメ化されるまでのドキュメンタリー的な ストーリーの合間に、舞台を現代に移した 「リメイク版的マジンガーZ」の新作を 挿入する形で、二つの物語の同時進行で掲載されていた。 このマジンガーもいかにも永井豪的な内容で面白かった。 もはや芸術明日ちゃんのセーラー服 博Juno圧倒的画力と質感で描かれるフェチズム。女子中学生と制服の魅力の全てが詰まってる。幽霊との出会いで、お化け女子の人生が変わるルームロンダリング 羽生生純 片桐健滋 梅本竜矢nyae自殺や殺人などが起きた部屋は、次の入居者に事故物件であることを説明する義務がある。そのために新しい入居が決まらないことがあるので、本作の主人公の御子(ミコ)は、いったん入居することで、事故物件履歴を通常に更新するという仕事をしている。 部屋に居着いているパンクロッカーの幽霊と関わったり、未解決殺人事件が起きた部屋に住んだり、隣人の男と親しくなるなか、幼い頃に母親が失踪したせいで「お化け」と呼ばれ、人との関わりを避けていた御子の心にも変化が起きる。 御子自身の成長も作品の見所だが、話が進むに連れて幽霊と自分、更には叔父の悟郎、隣人の虹川、そして母親や周辺の人間関係が絡み合って展開されていくのが面白い。事故死した場所でうごめくだけの幽霊にも、想像もできない背景がある。 映像化先行の作品だったので、御子は池田エライザに見えちゃうかなと思っていたが、絵が強すぎてそんなことはなかった。<<525526527528529>>
年上の着物美人と青春盛りの芸大生。そして同じ芸術大学の女の子もこの恋路に介入してきます。 エロティシズムと感情の揺らぎ、夏前のむせ返るような湿気、 雨が降っていたり、炎天下だったり読んでて全部伝わってきます。 匂いまで香ってきそうな漫画! ぜひ5巻まとめて読んで欲しい。 女性を描くタッチと男性の硬派な(もしくはウブな)表情が個人的に好きです。 読んだ後は名作邦画の映画一本見た感じと思ったんですけどどうでしょう!