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カメラマンのバイトをすることになった山中は、ファッションタブロイド誌の編集部で身長155cm、骸骨のような顔立ちをした男・服丸と出会う。
ハイソなファッションブランド「レオーネ」を買収しようとしている長浜とコンタクトをとるため、山中は服丸に命じられて2週間長浜のスーツの首元だけ撮り続けることになる…というあらすじ。
ワイシャツとネクタイの知識がとても面白かった。フィギュアスケーターが着ているようなレオタード状のシャツは、昔は一般的だったのだと初めて知った。
全体的にはおもしろかったけど、気に入らなかったのが服丸の見た目。
服丸は食と住を節約し、青山のファストフード店で水と単品バーガーを頼んで「先週より男のパンツが太くなってきたな」と、ファッションの動きを観察するような「ファッション・ヴィクティム」なのに、全然オシャレじゃないし格好良く見えなかったところがつまらなかった。
服丸のファッションに対する膨大な知識で展開を切り開いていくところは面白かったので、ぜひ男性のスーツだけでなく、カジュアルやレディースファッション、時計・バッグ・アクセサリーなどをいろんなテーマを読んでみたい。
流行りも廃りも見方も着方も、服のことなら俺に聞け‼(グランドジャンプむちゃ2019年7月号)