青年マンガの感想・レビュー15394件<<308309310311312>>幽霊目線で描かれる、男子大学生の日常 #読切応援誰も知らない笑い声 沼井考名無し※ネタバレを含むクチコミです。第二の彼岸島みつけたったwwT-DRAGON 桜谷シュウ佐々木※ネタバレを含むクチコミです。いつか有害図書になったら素敵えれほん うめざわしゅん野愛こんなんあり得ないとは言い切れない絶妙なラインを突いてくるお話。 声の大きいもの順に相手してたらこういう世界になっちゃうだろうな、と他人事のように思いました。 どこからが正義でどこからが人間でどこからが侵害なのか考えるのなんて正直めんどくさい。 見える範囲のものだけ見て与えられた情報だけ信じて生きているのを否定できないので、わたしも実質PDバンドをつけているようなもんかもしれません。 とどのつまり「自分で考えなさい」「あなたが感じたようにしなさい」ということなんでしょうが、何も考えず何も感じないで生きるほうが楽な世界だよね的な皮肉も感じました。 いろいろ考えさせられました!ってとりあえず言って逃げたくなる短編集でした。面白かった。猫耳メイドのウラオモテコメディスモーキングメイドロマンス いずみせら名無しあらすじにロマンスって書いてあるからメイドのまいちゃんとバイトの下辺でロマンスが始まるんだとおもいますけど、ただメイドさんのオフの顔を描くだけでもけっこう面白いです! 休憩時間にタバコ吸ってたらにおいでバレるだろと思うんですが、その後のケアをしっかりしててよかった。そんな手間をかけてでもタバコが吸いたいんだね。笑 作者のいずみせらさん、名前知らなかったですけどたぶんかなり好きです。これから注目しておきます。 作者約20年ぶりの新作と聞いて読んでみたが..............虎の娘 (序)トラウマ 宮谷一彦名無し夏目房之介やいしかわじゅんが高く評価していて、大友克洋に影響を与えもし、 一時代を築いた伝説的な漫画家。 宮谷について知っていたことはこんなところだった。 検索して出てくる絵はどれも暑苦しく、執拗な描き込みに満ちていて、 劇画の時代を体現していて........さっき名前を挙げた二人の漫画評論なんか読むと、なかなか凄いっぽいのはわかるけど、いまいち どう凄いんだっていうのが伝わりづらい、まあいわば近寄り難い人ってイメージを 否めなかったのよね。 しかしそんな彼が久々に新作を描いたとあって、門外漢である自分もどんなものを描いたのか、ちょっくら確かめたく思い、ヤングキングアワーズを手に取ったのである。 結論から言うとそれほど面白くは感じなかった、かな。絵がどうしても古くて、やっぱりその、世代が違うっていうか、なんだろうね。カッコいい無骨な男が訳有りな少女を守り抜くという、王道といえば王道な話が、しかし絵の古さでグルーブできない。 (主人公の相棒が襲ってきた二人組にガソリンをぶっかけ、逃げていくところを あえて主人公が挑発して発砲に追い込み、たちまち火に包まれるシークエンスや、敵の組織の鉄砲玉に対し、丸腰にも関わらず自身が銃を持っていると思い込ませて、迫力だけで相手を逃亡に追いやったりするところはカッコ良かったです。) もっと調べてみると、実は新作でもなくて、80年代に創刊まもないスピリッツで短期間連載したシリーズの未発表の前日譚だったらしく。 だからなのか、長期間新作を描いてこなかった漫画家がある時その空白を破った時、何かとてつもない風景を目の当たりにできるのではないかという衝撃、それが全然なくて、正直がっかりしてしまった。なんだ再録かよー、的な とりあえず宮谷一彦をほとんど読んだことのないひとが読んだ人の率直な メモ程度として、書き残しておきます。 (宮谷作品は他にも色々あるのでまたチャレンジはしてみたい!) 第1部を知らない&初見でスターウォーズ方式で読んでも熱い!#完結応援BLUE GIANT SUPREME 石塚真一 NUMBER8たか※ネタバレを含むクチコミです。同期のキラキラ社員が実はエロ同人作家だった話別世界のキラキラ同期がエッチなイラストを描いている saku名無し※ネタバレを含むクチコミです。 豊田徹也「影踏み」は「アンダーカレント」のスピンオフ的な短編でありながら蟲師の世界観と見事に融合している #お買い得本蟲師 外譚集 漆原友紀 芦奈野ひとし 熊倉隆敏 吉田基已 豊田徹也 今井哲也starstarstarstarstarひさぴよ※ネタバレを含むクチコミです。子供の心。。色々考えさせられる。リエゾン ーこどものこころ診療所ー ヨンチャン 竹村優作Pom 自身も発達障害と診断された児童精神科医と子供達(家族)のお話。 発達障害=凸凹か。 心が締め付けられる所も多々あって。 普通って何なんだろうなぁ。。 色々考えさせられる。 6巻以降も読み続けたい。一般人が反社に就職 #1巻応援半グレ―六本木 摩天楼のレクイエム― 山本隆一郎 草下シンヤ六文銭いわゆる裏社会漫画。 50社以上うけてどこにも内定がもらえず、半グレ集団が経営する会社に就職してしまった主人公の話。 半グレ集団だけに社長も気合が入っており、会社の金を横領して秒で失踪。 半グレ集団のボスに、なぜか才能を見いだされた主人公は、代わりに社長にならないかと打診され・・・という展開。 こうやって一般人が、裏の世界にズブズブとハマっていく感じが、 同じく一般人である読者の自分は、ハラハラしますね。 特に、主人公は女手一つで育ててくれたという貧しい家庭環境も相まって、選択肢が狭まっていることも共感できます。 悪いとわかっていても、これしかできないのです。 半グレ集団というと、イカツイ人をイメージしてしまいますが、 半グレ集団のボス乙矢(おとや)は、シュッとしたイケメンで、インテリっぽさがが底知れない雰囲気を醸して良いです。 主人公とどういう関係になっていくのか。 また、この社会に後から入ってきた主人公がどう立ち居振る舞っていくのか。 今後が楽しみです。 ヒリつくような命のやり取りが描かれる86―エイティシックス― 吉原基貴 しらび 安里アサト I-IV名無しすごいもん読んだ気がしました。細かい世界観はあらすじを読んでいただくのが一番いいと思いますが簡単にまとめてみます。 ・レギオンという無人兵器群によって共和国は危機に陥っている ・共和国は被差別階級「エイティシックス」の市民を戦闘兵器に乗せてレギオンと戦わせている ・エイティシックスの部隊を率いる「ハンドラー」は安全な壁の中からリモートで指揮する 乱暴に過ぎますが『コードギアス』や『進撃の巨人』あたりをイメージしてもらうのがよいのかなと思います。(Wikipediaには『ミスト』と『スクリーマーズ』から影響を受けていると書いてありました) 押し寄せるレギオンの物量に対してエイティシックスの戦線ははっきり言ってジリ貧で、彼らの戦死率はべらぼうに高く、コスパも倫理観も最悪。エイティシックスが乗り込む「ジャガーノート」もカッコいいスーパーロボットでもなんでもない「棺桶」なんて呼ばれる仕上がりで全然性能よくないです(それで極限の戦闘をするのがハチャメチャかっこよいのだが……)。 それでもこの対症療法を取るしか無い、有効な打開策がないという点では、初期の『進撃』より救いがないかもしれない。それほどずっと絶望的な状況が続く…どころか話が進めば進むほど「詰んでいる」ことが次々発覚していくのが圧巻でした。 そんな状況でもスピアヘッドの隊員たちは決して戦うのをやめません。彼らが戦場に立つ動機が3巻でわかるのですがその瞬間、本当にゾクゾクしました。 エイティシックス最強とされるスピアヘッド隊の隊長シンと、彼らに歩み寄ろうとする指揮官レーナ。絶望的に離れた距離・異なる立場にいる主人公ふたりが価値観を少しずつ重ねていくのがメインのドラマとなりますが、互いへの共感と断絶が苛烈な戦場での出来事を通して多面的に描かれるのがズシンと響きます。 差別する側・される側の心情をステロタイプにまとめず、それぞれの人格・心からズブリと抜き出して目の前に出すかのような、キャラクターのセリフや表情が本当に迫力あるんですよ…。 設定は正直難解だなと思いました。飲み込むまでに少し時間かかる気がします。キャラも多いし。個人的にグッとハマったのも2巻からでした。 それでも一度入り込んでしまうと本当に戦場にいるかのようなヒリヒリした没入感が味わえると思います。読んでみてほしい…。久しぶりに読み返したうごかし屋 芳崎せいむstarstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男連載中に読んでいたが久しぶりに単行本で読み返した。改めて読み返すと同じ芳崎せいむ「テレキネシス 山手テレビキネマ室」に近く映画ではなく、本と物語が絡んで進む。連載時は怪力の女の子がもっと活躍していた気がするがそうでももなかった。一番心に残った話は、本を収集している男性が病気をして本の置き場などで揉めて最終的には寄贈するが男性は最後のページで本屋に向かうというちょっと俺の未来っぽいなと思わせる良い内容だった。部屋に本が大量にあるので売りに行ったが、売った本と同じ数ぐらい買って帰ることがある俺には他人事ではない 白虎隊っていうか幕末会津藩史白虎隊 小島剛夕 杉山義法starstarstarstarstar_borderたか白虎隊と聞いて思い出すのは小学校の修学旅行。日新館に行って「ならぬものはならぬものです」の教えを聞いたり、白虎隊が鶴ヶ城を望み自刃したという飯盛山に登ってお土産買ったりしたな〜ぐらいの知識で読んだ(八重の桜は観てない)。歴史を学んだ今読むと会津藩の最後ってこんな壮絶で悲劇的だったんだな…そら愛されるわと納得。 15、6歳の少年を投じ、女子供は辞世の句を詠み、何千もの砲弾を浴びながら鶴ヶ城に籠城し降伏……。 ずっと徳川家に忠実に仕えてきた会津藩が朝敵となり、それでも最後まで抗い続けた姿はなんとも言えない切なさ美しさがありますね。 ただ1人生き残った白虎隊隊士・飯沼貞吉が昭和6年まで生きていたと知りメチャクチャ驚きました。すげえな。 あとプロイセン人の武器商人を軍事顧問に雇ってたっていうのも19世紀の欧州と福島にそんな形で繋がりがあったなんて…と衝撃。 白虎隊ってタイトルだけど実際は幕末会津藩史だったので、もし本当に白虎隊にフォーカスしたマンガがあるなら読んでみたい。 原作も読了しましたが・・・ケーキの切れない非行少年たち 鈴木マサカズ 宮口幸治六文銭新書で出ていた原作も読みましたが、漫画として絵になるとグッとリアリティがでますね。 漫画家さんも「「子供を殺してください」という親たち」といった、 ノンフィクション系を描くのが巧みな方なので、より強く印象に残りますね。 原作でもそうでしたが、非行少年というと、どうしてもヤンキー系のオラオラした少年をイメージしがちだったのですが、 本作では、 「そもそも悪い行為だと理解できない」 「悪いとわかっていても他に方法が思いつかない」 といった軽度な知的障害に分類される少年たちが、犯罪にそめる様を描いおり、これが衝撃的でした。 それを端的に「ケーキのきれない」(円を3等分にできない)と表現するのは、キャッチーでありながら、深くに心に訴えかけます。 初等教育からつまずき、徐々についていけなくなって、 最後はこぼれ落ちていく少年たちの焦燥感や孤独感を丁寧に描いており、 だからこそ読んでいて苦しくなることも多いです。 が、これが現実なのだと思うと、教育について色々考えさせられます。 非交少年の問題を知る上で、とてもタメになる作品だと思います。エロかわいすぎて合掌してしまう #1巻応援咲ちゃんは淫魔の子(合掌) ほとむらANAGUMAえっちだってだいじょうぶっ教!!(挨拶) 母親が淫魔の咲ちゃんは大好きな六原君(お寺の息子)の夢に破廉恥な姿で現れてしまい距離を置かれてしまっているのだ。その手のマンガだったら鉄板の設定ですが本作は全年齢向けなのでどうにか大丈夫です。だいじょうぶっ教です。 咲ちゃんも六原君もピュアゆえに毎回すれ違っちゃうのがかわいくて、エロ要素もカラッとした感じなので万人に刺さるんじゃないでしょうか(でもちゃんとエロいぞ) やたらエロいフランスからの帰国子女サキュバスライバルが出てきたり、話もサクサク進みますしギャグのテンポも小気味いい。特に咲ちゃんの友達の女の子コンビがいい味を出しています。「うおっ!エロだ!」と構えて手に取るよりもフフッと笑いたいときとなんかカワイイもん見てえな…っていうときに読むのがよいのではないでしょうか。2巻も合掌して待ってます。連載化するとは婚活バトルフィールド37 猪熊ことり名無しこの婚活漫画、コミックバンチに掲載された読切がわりと好きだったんですが正直連載化するとは思ってなかったのでびっくりです。おめでとうございます! 絵もめちゃくちゃ上手くなってて内容も進化してて面白かったです。おかっぱメガネの青島さんが東京タラレバ娘 シーズン2の森田さんにしか見えないけど笑 凄まじい作品。必読ハコヅメ~交番女子の逆襲~ 別章 アンボックス 泰三子狐優曇華本編であるハコヅメで超活躍してるカナが主人公ですけど、まずハコヅメを全部読んでから読むと良いと思います。 内容は本当にすごいので、本編ファンは必読。本編ファンじゃなくてもまずこれから読むと本編全部読む羽目になる。感動しました。女神さまの就活ああっ就活の女神さまっ 藤島康介 よしづきくみち 青木U平名無しベルダンディーが家計の為に就活をする。 面接もあの格好で行くんだ…。面白いウチは別れて暮らしてる カワハラ恋名無し全然なんの前情報もなしになんとなく読んだんだけど面白い。別れた妻に久しぶりに再開したら、自分との間にできた6歳の娘がいたという話。 どうやら主人公の武文はより戻したいまではいかないまでも、また関わりを持ちたいみたいな気でいるらしい。 個人的には血縁上の父という立場で子育てに関わるくらいで、元妻と再び男女の中にはなってほしくないな(その方が面白いので) https://twitter.com/kawahara_info/status/1384884642428252163 魚が走る漫画ギョ 伊藤潤二nyae※ネタバレを含むクチコミです。またこっちの系統を書いて欲しいロックアップ 猿渡哲也マンガトリツカレ男最近ネタ漫画家扱いされるけど猿渡哲也の描くギャグと義理人情がメインの漫画は好きなんだよね。「傷だらけの仁清」とか。 貧乏インディ団体の社長、サムソン高木が主人公。長年のレスラー生活で満身創痍、ついでに末期ガンという状態で自分のことを置いてでも人を助けていくという話が続く。ラストも含めていいマンガだった謎が謎のままで終わったのかたそかれの夢 巻来功士マンガトリツカレ男それともオレの理解力がないので謎のままなのかがわからないまま最後まで読んだ。ゴッドサイダーと違い日本の妖怪をベースにした能力とキャラクターとちょっとメタルKを思い出させる描写があったり、後半になればなるほど巻来功士っぽさ出てきてた タイトルで判断しないほうがいいヤンデレ彼女に眠らせてもらえない話 くすのき六文銭ヤンデレ属性って、嫌いじゃないんですよ。 病的なまでの恋愛感情が、一周回って魅力的にすら感じるんです。 んで、本作のタイトル 「ヤンデレ彼女に眠らせてもらえない話」 あーなるほど、ヤンデレ彼女から深夜でも連絡がとまらず、 眠れないって話ね。 なるほど、、、、、 いいじゃないの! と脳内シナリオを完成させて、読んでみました。 内容は、交通事故にあって亡くなった主人公が、彼女(ヤンデレ)の能力によって、クマのぬいぐるみに憑依させられたという話。 そう、彼女はヤンデレだけでなく「いたこ」でもあったのだ。 ・・・ちょっと何いっているかわからないかもしれませんが、自分も初見のときはびっくりしました。 あ、霊だから? 霊だから眠れないって、そういうこと? みたいな。 ただ、全体的にヤンデレ要素はちゃんとあって、 クマのぬいぐるみであっても、主人公への狂愛はかわらず、結界をはって動けなくしたり、または生前の付き合いまで根堀葉掘りとチェックしていくなど進んでいきます。 全体的に、コメディタッチで明るい部類のヤンデレだと思います。 物理的といよりは、霊的?な話ので驚きましたが、まぁ、これはこれでアリかなと読みすすめていましたが、 最後の最後で、また、 え? ってなりました。 1巻完結なようで、これで終わりってマジか・・・となってます。 色々、想像の斜め上をいってくれる作品でした。1990年代後半に読んでいたらより楽しめそうだった百年の祭り たかもちげんstarstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男宗教マンガの「祝福王」、代打マンガ「代打屋トーゴー」を描いたたかもちげんの政治マンガ。 児島が尊敬してやまないが政治家の倉塚が総裁まであと一歩と迫りながらも、政敵との争いに敗れ、志半ばで病に倒れこの世を去るあと責任を感じた児島が政界に殴り込みをかけていく話で、多分1990年代の政界をもとに新党ブームや自民党分裂を絡みながら話が進んでいく。最初の方は「百年の祭り」や「アジア主義」などフレーズが登場して新しい政治思想などが登場するが最後は、義理/人情/金/過去を駆使してどうやって権力を握るをやっていくのがメインになっていった。13巻の最後にたかもちげんの長文のコラムがあるがiPhoneで読んでいたので文字が細かすぎて途中で断念してしまった... <<308309310311312>>
※ネタバレを含むクチコミです。