青年マンガの感想・レビュー15389件<<245246247248249>>「エリアの騎士」コンビによるVR×サスペンス神さまの恋人 月山可也 伊賀大晃mampuku バーチャル空間「64 TOKYO」の管理者である主人公が、VRと現実とでリンクして起こった殺人事件に関わっていくという話です。 前作「エリアの騎士」では本筋のサッカー以上にヒロインの"セブン"が人気を博していましたが、かなりタイプは異なるものの今回は知的なクールビューティーって感じでこれまた良き感じです。今回も原作は樹林先生ですが、ベテランが近未来を舞台にどのような味を見せてくれるのか楽しみです。多様性かもしれない憤怒♡激昂エンジェル 西村たまじ野愛この人の作品はハズレがない。絶対面白い。 くだらないことばっか言ってるおじさんが天使でもいいよね、天使かもしれないって思うとくだらないことばっか言ってるおじさんも愛せるよね。これこそまじでガチの多様性じゃん。 そんなメッセージ性こめられてるかどうかはわからないけど、面白いのでなんだっていいよね。 西村たまじ先生のアンソロジーが今いちばん読みたい。欲しい。きっかけはなんであれシーバス釣りの鈴木さん 鈴木貴也野愛おっぱい関係なく鈴木さん可愛くて魅力的だしおっぱい設定いる?って思ったけど、おっぱいの大きい小さいは乱数なのでまあ気にしないでいきたい……と思ったけどセイゴ君最後までおっぱいおっぱいじゃねえか。 とは言いつつ、ものごとを好きになるきっかけって意外とこんなもんかもなあと思う。可愛い可愛い鈴木さんじゃない人に誘われていたら釣りに出会ってなかっただろうし。 鈴木さんもセイゴ君の名前が違ったら興味湧かなかったかもしれないし。 新たな楽しみに出会えるのは素晴らしいことなので、きっかけはくだらなかったり下世話なくらいがリアルだしちょうどいいかもしれない。 最初は鈴木さんのおっぱいに釣られたけど釣り楽しいね!って話を本人に言えるくらいの関係性にまでなれてたらいいなあと思いました。歪みの中で寄り添う二人 #1巻応援ワケあって社長令嬢に拾われました 灯あうしぃ@カワイイマンガ仕事も生活も上手くいかずに絶望したOLは、勤務先の社長令嬢である16歳の少女に飼われる形で一緒に暮らし始める……という甘さを連想させるあらすじに反して、1話から不穏。 OL側の事情が明らかになるにつれて、物語はおかしな方向へ向かう。たった1巻で状況は大きく変わり、私は展開にビックリしながら、少女の血縁を巡る物語を追わざるを得なくなる。 警護の男性二人組はウザい程の圧力でOLにつっかかり笑いをもたらす。OLは不器用で嘘をつく事も出来ない誠実さ。何かを隠しつつ隠しきれない?OLを、捻くれているようで意外と真っ当な少女は試すように翻弄する。 この二人の距離感と共に百合的なのは、少女と叔母の関係……というか、叔母が一方的に募らせるある想い。ここには酷く歪んだ「姉妹百合」がある。 様々ないびつな思惑が、お互いを大切に想い始める少女とOLを翻弄する。事態は二人の本意とは少し違って進んでゆく。今後どうするのか……手錠無しで添い寝できる日が来るのを願って。 無口で不器用な研究者と妻の話貝と真珠 浜田咲良名無し無口で不器用な研究者と妻の話。やっぱり浜田咲良先生の描く男女はいいですね。釣りの入門シーバス釣りの鈴木さん 鈴木貴也名無し釣りやったことないけどおもろかったですあたおか案件隣人X 楠本哲さいろくさっき刺されたはずの傷がなくなってる、とかそういう細かいことは置いといて、ある男の真っ直ぐな狂気が描かれていくだけの今作。 4巻まで来て新展開となったが果たしてコレどうするんでしょうか・・・ ダークで耽美なエロホラー蜘蛛女 まさかき名無し※ネタバレを含むクチコミです。歴史ミステリーは面白くはあったけど御手洗潔@星籠の海 赤名修 島田荘司名無しやりたかったのはそこであって、刑事事件が別件的に取って付けた程度なのが歯がゆかったです。作画は良いので、その辺がしっかりした他事件がコミカライズされるなら読みたいとは思いました。"ひと夏の冒険"が大きな事件へと変わるジュブナイルサスペンス #1巻応援ぼくたちの死体さがし 山崎峰水sogor25舞台となる町では3年前に小学5年生の女の子・平川彩乃さんが行方不明になる事件が起こっていました。 物語はその後、中学生になった彼女の同級生・乾イッシンが事件解決の手がかりとなる鉄塔の場所を特定したことで動き始めます。 イッシンは同級生2人とともに、"夏休みの冒険"のつもりでその鉄塔の場所まで向かおうとするのですが、 その行動が本人たちだけではなく、事件とは無関係なはずの同級生の女の子や事件を探っていたライターの女性、ひいては捜査を行っている警察までもを巻き込む大きな騒動へと発展していきます。 子どもたちのひと夏の冒険の裏で様々な情報が提示されてゆき、物語が進むごとに謎がどんどん深まっていくジュブナイルサスペンスです。 1巻まで読了 中華風アウトローミステリアップサイド・ダウンタウン 青崎有吾 群青ピズ名無し連載途中の話を読んだのかと思ったくらい出来上がってる話だっった。主人公の「(物事が)ひっくり返るのが好き」というのはミステリ好きに共通の癖だよなと読んでて思った。中華風の治安の悪い街が舞台のミステリというのが新しくていい。やっぱり土方は格好いい#1巻応援燃えよ剣 小松エメル 司馬遼太郎 司馬遼太郎 奏ヨシキ六文銭昨年映画をみて、GWの長期休暇中に原作も再読したところに、このコミカライズと出会う・・・絶賛『燃えよ剣』に絡め取られております。 が、どのメディアでも土方は格好良くて、シビレてます。 内容については、原作が有名だし、新選組の副長「土方歳三」も有名だし、ある程度認知はあるかなと思うのですが・・・ あえて本作の魅力を上げるとすれば(1巻時点ですが)、『燃えよ剣』の土方歳三を忠実に再現していること。 原作ファンも十分楽しめる点だと思います。 私的に『燃えよ剣』の土方歳三の魅力は、怜悧冷徹な鬼の副長、戦術の鬼才としての名参謀的な面だけでなく、根っからの「喧嘩師」としての側面が魅力だと思っているんですよね。 駆け引きとかではなく、拳と拳、意地と意地。 身分制度から武士になれない、何ももたない人間だからこそ、戦って勝つことだけに自分を見出した喧嘩一本の生き様。 最初から最期まで、対人だけでなく、それこそ国に対しても喧嘩している感じ。 これが格好いいんすよね。 本作は、そんな土方の満たされない、腹に煮え切らない何かをもって泥臭く戦う様がありありと描かれていて、原作ファンとしてはたまらなかったです。 原作ファンも、土方ファンも、ぜひご一読してみてください。 余談ですが、降伏して明治政府の新体制で獅子奮迅の活躍をした人間よりも、降伏せず最期まで抵抗した土方歳三みたいな人間にロマンを感じるのは、不思議なものですね。 実際に、現場にいたら「めんどくせーやつだなー」とか言っちゃいそうなのに、歴史だと格好いい。 やはり人間は成したものと同じくらい生き様に惚れるのでしょうね。 つばめティップオフ!最新話の感想つばめティップオフ! ワタヌキヒロヤ名無し※ネタバレを含むクチコミです。 ヒロキ、念願の異世界へそんなヒロキも異世界へ(読切) 岡本健太郎 さがら梨々名無しブラック企業に勤めている青年・ヒロキが「異世界へ行きたい」と強く願ったら、行けた、という話。異世界は異世界で大変そうだけど、とりあえずヒロキが喜んでるみたいでよかった。読み切り1回きりなのがもったいない気がした。殺人事件に残る「赤い縄の結晶」の正体は…!RED Es 藤井あだし野名無し※ネタバレを含むクチコミです。センゴク権兵衛の感想 #推しを3行で推すセンゴク権兵衛 宮下英樹starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男・読んだ直後に思ったこと 沖田畷の戦いや戸次川の合戦や北条家などその後の話などあまり他では読めない内容だったので面白い。ただ戸次川の合戦あたりの仙石がなぜ戦をしようとしたのか心境の変化がよくわからなかった あと定期的に登場するピーターフォークの「刑事コロンボ」みたいなキャラがよかった。手の置き方とかもろコロンボっぽい ・特に好きなところは? 一旦戦が終わり五大老や五奉行との話がメインのあたりでまた戦をする際に周りが一様に「仙石」とは戦いたくないと意見が出ているところと仙石の成長の集大成が見えるあたり ・作品の応援や未読の方へオススメする一言! センゴク権兵衛を単体で読むでのはなくセンゴク、センゴク天正記、センゴク一統記を読んでから読むのがいいと思う 仲良しのお別れあいさつはオボエテロ!ぐるぐるクリーチャー ウエクサユミコサミアドTVゲーム雑誌『ドリームキャストマガジン』と後継誌『ドリマガ』で連載された箸休めマンガです。 作者はゲーム『神機世界エヴォリューション』のキャラデザを担当したウエクサユミコさん。 最初は1話1p。途中から2pになります。短っ。 軽いコントのような内容で独特の雰囲気を楽しむ漫画です。フルカラー。単行本企画で当選したサイン色紙は宝物です。 ぐるぐるメガネの中学生、ぐるぐる は『ぶくぞわ』好きのマッドサイエンティスト。自ら生み出したクリーチャー達とドタバタな毎日を過ごします。 ぷにすべ美少女メイシーさん、ツルテカ好きメカマニアあやせくん、オカマ美少女広島くん とは良き友人…友人かな…? まあ…… 友人です。 ロボ娘ゆっきぃちゃんも可愛いです。 ぶくぞわクリーチャー達はイロモノが多く、謎の教師や最恐ママも準レギュラー。ヒロインの妻型クリーチャー『あおいちゃん』はぷにすべで超可愛いですが、お腹には別人格(オッサン)の人面瘡? 『あおいさん』も居るので、ぶくぞわ好きも安心! 各話は「オボエテロ」のセリフで締めるのがお約束。色んなキャラが色んなシチュエーションでオチをつけます。 可愛い世界観が好きな作品なので、復刊は無理でも電子書籍化して欲しいです。 オボエテロ!流石ギャルは何にでも合うな! #読切応援ギャルと殺し屋 寺田靖浩天沢聖司※ネタバレを含むクチコミです。鈴木さん(のおっぱい)に釣られてスズキを釣りに行くシーバス釣りの鈴木さん 鈴木貴也名無しふたりソロキャンプのイブニングだけあって女の子とアウトドア行く漫画の発掘に余念がない。普通に釣りシーンの説明が丁寧で面白かったから、とってつけたようなファンサービスおっぱいは要らないなと思った。 母と娘の歪な愛 #読切応援楽園、それから 山下かぼたか※ネタバレを含むクチコミです。百合営業アイドルはつらいよこの百合はフィクションです むちゃハム名無し普段BLも読むので、表向きは仲良しアイドルしてても実は裏ではバッチバチで、でも結局意識するうちに本当にカップルに…なんて展開が多いなか、これも似たような感じだろうかと思って読み始めたんですけど少なくとも1話ではそんな雰囲気は微塵も感じない、シビアな世界がそこにはありました。アイドルとしての成功の裏には必ず練りに練られた戦略があるのは当然。でもめっちゃ笑えます。とくにアイドルオタクしてる人に読んでほしい。思い当たるフシが山ほどあるから。これは先が楽しみな新連載だ。全て読み終えたら必ず周回して読むべしのろい屋しまい 新装版 ひらりんさいろく絵の上手さ、独特の世界観にテンポの良い(良すぎる?)展開と、キャラクターの可愛さも相まって大好きな作品。 ストーリーもシンプルなようで伏線が張られてたりして、時系列も途中で説明はあるものの"2周目"がとても面白い。 そして今知ったけど映画化されてた…「魔女っこ姉妹のヨヨとネネ」というタイトルのようです。 映画は円盤しかないようなのでちょっと悩むが… マンガの方は実にオススメです。うむ。 友達をつくりたくなった真夜中の訪問者 -ハトリアヤコ作品集- ハトリアヤコかしこ単行本のタイトルにもなってる「真夜中の訪問者」が一番好き。定期的に読み返したくなるくらい好き。買ってよかった! 会社のエリートとチームを組んで仕事をすることになったんだけど実はそいつとは幼馴染で、子供の頃はいつも一緒に遊んでたけど大人になっていくにつれて疎遠になってしまった仲だった。昔はお互いにあだ名で呼んでたけど今は名字にさん付け…それもそうだよな〜と思っていたら、毎晩あいつが生き霊になって自分の部屋に現れて??!という話。 終わり方がまたいい。大人になってから仲のいい友達ってなかなかできないなぁと思ってる人にオススメです。人それぞれのアイデンティティ怪獣になったゲイ ミナモトカズキさいろく大人になった今、振り返ると子供の頃は視野が狭かったことがわかる。 それは色んな生き方を知り、憧れや妄想、時には挫折なんかを味わい、知識を得て世界が広がってきたから今と比べたらそうだ、というだけなのだと思う。 LGBT(Q+)が今では自由として認める風潮があり、良いことであると思う反面、わからないものに対する人の態度までを制限するのは違うんじゃないかという気持ちもちょっとあるんだけど(強く思うわけでも議論したいわけでもないし、擁護したいわけでもないですが)これは自分がもう大人になってしまっているからに他ならない。 実際に"ノーマルではない"ことを苦にしている子たちは視野を広げる事が出来ない狭い世界に閉じ込められてしまっているのかもしれないと思うと、子供の頃の残酷な無邪気さは命に関わるぐらい大きな問題なのだろう。 最近は幸せなBLばかり読んできたんだなーと非常に強く感じる、心に刺さる作品だった。 添付は愚かな男の例としてわかりやすいシーン。最悪である。上の言い方でいうとこいつは視野が広がることも、広げる必要性も感じずに生きてきた大人になるのだろう。<<245246247248249>>
バーチャル空間「64 TOKYO」の管理者である主人公が、VRと現実とでリンクして起こった殺人事件に関わっていくという話です。 前作「エリアの騎士」では本筋のサッカー以上にヒロインの"セブン"が人気を博していましたが、かなりタイプは異なるものの今回は知的なクールビューティーって感じでこれまた良き感じです。今回も原作は樹林先生ですが、ベテランが近未来を舞台にどのような味を見せてくれるのか楽しみです。