青年マンガの感想・レビュー15389件<<247248249250251>>ヤンキー×異世界転生×悪役令嬢!? #1巻応援ヤンキー悪役令嬢 転生天下唯我独尊 赤信号わたるsogor25万を超える構成員を抱える伝説の暴走族「暗永遠熱斗(アントワネット)」の頭である岩馬竜二は、開始3コマ目でいきなりバイク事故により死んでしまいます。 そして気が付くと、かつて妹に読み聞かせしていた絵本に登場する悪役令嬢・エリザに転生してしまっていました。 竜二が転生した場面はちょうどエリザがお姫様であるマリアをスパイ容疑で陥れようとしている瞬間。 しかし竜二は喧嘩っ早いところはありますが元々は曲がったことが嫌いで他人想いな性格。 そんなわけでこの作品は、悪役令嬢・エリザに転生してしまった竜二が、エリザがやろうとしていた悪事を 自分の信念に基づきブッ潰していく様子を描いていく作品です。 作品のベースは竜二もといエリザがその男気のまま突っ走っていくコメディなんですが、悪事を正していく姿には一本芯の通ったものがあり、 また、竜二の妹にまつわる切ないエピソードも描かれていたりとただ笑えるだけではない、いろんな魅力のある作品になっています! 1巻まで読了帯の近藤よう子さんの言葉を見て購入。…大邱の夜、ソウルの夜 ソン アラム 吉良佳奈江ymzkrm帯の近藤よう子さんの言葉を見て購入。 共感する葛藤や呪いがたくさんあった。 1巻の続きが読みたいロッシとニコロのおかしな旅 深巳琳子starstarstarstarstarひさぴよ15世紀の歴史を舞台に、主人公の医師・ロッシと弟子のニコロの珍道中を描いた作品。1話完結のミステリー形式で、医学と迷信がぶつかり合う当時の歴史や文化を背景に、軽快な語り口で解決していく。サラっと読めるタイプの漫画ではないように思うので、時間をかけてじっくり歴史旅モノを読みたいときにおすすめ。ちなみに2017年に1巻が発売されてから、連載が止まっているのか続刊が出ていない状態のようで…。いつか再開して旅の続きをぜひとも描いてほしいところ。 三姉妹と看板建築 #1巻応援百木田家の古書暮らし 冬目景あうしぃ@カワイイマンガこの建物見たことある気がする……三姉妹の住む古書店兼住宅を見て思う。 しかし少しネットで探ってみても、同じ建物はヒットしない。……そう「看板建築」って言うんだったな。店舗部分だけ洋風にした家屋。ネットには良い感じの古建築の写真がいくつかあるが、同じ物は見つけられなかった。幻だったのだろうか……。 三省堂の店舗が建て替えになると聞いた。また少し変わる風景。思い出の中でうろ覚えになる街の姿。そんな場所で、慣れない古書店業に右往左往する次女、彼女を支える長女と三女の三姉妹。リアリティを感じられる範疇での三人の冒険譚は時にのんびり、時にスリリングで楽しい。古書店業の業務も興味深い。 隣の同業者の従業員と何か縁のある次女、昔の恋を忘れられない長女。そしてDV男と離れられない同級生が好きな三女の想いは、殊の外強烈だ。恋と古書店サバイバル、さらにお隣の秘めた思惑が不穏さを醸し、気持ちがざわつく第1巻。 そして古書の町である神保町は、出版社・カレー、そして古い建築のある場所。この作品には街並みがそのまま描かれて、雰囲気も良いし、行ったことのある人は盛り上がれる事請け合い。 私が知っている"ような気がする"建物で、三姉妹が生活している事を空想する。本の中に"変わらない"神保町とイキイキと動く「空想の」彼女達を封じ込めた、と考えると、虚実入り混じった記憶のバグを泳ぐ様な不思議な感覚があった。 「隊務スリップ」読んでみた隊務スリップ 新田たつおかしこ東京に核テロが起こった近未来、首都・熱海にある饅頭屋が経営危機を回避するために社員全員が軍隊に徴兵されることになった。主人公は饅頭屋の社員の中でも一番ひ弱だと周りから言われているが、実はあるすさまじい能力の持ち主で…という話。特にラスト2巻からの展開がよかった。大御所漫画家の力技を堪能できる(いい意味で)。 「静かなるドン」が1年で6億円も売れたと聞いたのがきっかけで今回初めて新田たつお作品を読みましたが、キャラもコマ割りも分かりやすいし、「なんで饅頭屋w」「いも虫スーツって何w」といちいちツッコミたくなるギャグが面白かったです。他の作品も読んでみたいと思いました。尊みの10秒チャージギャルの料理がおいしすぎて困る 森崎カナコ野愛かわいい!めちゃくちゃかわいい!短すぎるくらいに短いけどこんなんなんぼあってもいいやつです…! お昼ごはんを某10秒チャージのやつで済ませようとする生徒会長にお弁当を食べさせたいギャル。 天真爛漫で料理上手、頑張り屋さんの生徒会長を心配してレバーの甘辛煮を食べさせてニッコニコのギャル……尊い……! ご飯はしっかり食べた方がいいけど尊みは気軽に摂取したいものです。もちろんTシャツ買ったよね毒虫小僧 日野日出志マンガトリツカレ男これも地獄の子守唄と同じように、一部の人には大人気だけど、大部分の人には全く響きませんでしたね.... 作者の心の声が面白いつつがない生活 INAかしこ仕事を辞めて今はフリーランスで働く妻を手伝いながら生活している…という書き出しから始まりますが、作者さんはハードコアパンクバンドのギタリストでもあり、途中でアメリカにライブツアーに行ったりもするので、なかなか普通の人間が体験しないような非日常の場面も描かれています。なので「ガロみたいな貧乏話はゴメンだぜ!」と思っていたアナタはぜひ読んでみて下さい。 とはいえメインテーマは作者夫婦の話で、これからも何気ない幸せを共有できるようなつつがない生活を送りたいという気持ちが込められた作品なんだと思います。奥さんの気が強いところと、たまに作者が心の中で毒を吐いてるのが好きでした。新婚旅行のパリで記念撮影を依頼したカメラマンがやたらに映えを意識するのに毒づいてたのが最高だった。 ハードコアパンクバンドの名前が「MILK」なのはデビュー作と関係あるのだろうか?「牛乳配達DIARY」も読んでみようと思う。手乗りサイズの可愛い神様!ちびもの ~ちびのもののけ~ 東雲水生サミアド住人の物品を隠して喜ぶ『ないないの神様』と、神様が宿る家に引っ越してきた少女のコメディ漫画です。 隠した物は諦めた頃に返却仕様ですが、ポンコツ神様なので何処に隠したか解らなくなり涙する事も…というか毎回。 ないないの神様はシンプルに迷惑なので人間に嫌われるのが当然ですが、可愛い神様と可愛いモノ好きの少女は何故か意気投合。座敷わらしや猫又も登場して楽しく毎日を過ごします(物は無くなるけど)。 漫画の面白さは普通ですが、とにかく神様が可愛いです。語尾の「のシ」も可愛いし好物のマシュマロを「ま白麿(ましろまろ)」呼ばわりするのも可愛いです。座敷童子や猫又やペットの犬も可愛いのシ。俺の好きな榎本俊二が帰ってきた!!アンダー3 榎本俊二マンガトリツカレ男今の時代にあっていないとは思うがこういうマンガがどの雑誌にも一つは掲載されていて欲しい 内容は名作「えの素」を思い出させる下品さとスピード感だぜ しばらく続いて欲しい スペインの風を感じる!あかねさす柘榴の都 福浪優子名無し母親が亡くなってスペインにいる叔母に引き取られた少年ナツ。 始まり方はヘビーですがなんかスペインの描写が素敵! オレンジを持ちつつアイスを食べたり、出てくる女性も気が強くてなんか理想が詰め込まれてる気がします。 ハルタコミックスらしくタッチも細かい。 気にいる人多い漫画だと思います。 料理もその国のものが出てくるので漫画でスペインを旅した気分になりますね。人生とりあえず登るしかないもんね人生山あり谷口 谷口菜津子野愛生きるっていいことばっかりじゃなくて、めちゃくちゃ頑張って疲れてボロボロになってなんとかたどり着いた先にあるものがめちゃくちゃ素晴らしいとも限らない。でもまあよかったような気がするなあ楽しかったっちゃ楽しかったかなあ、みたいなことの連続だ。 それでも一度幸せを味わってしまうと、また味わいたいって思ってしまう。 谷口先生の人生も登山もまさにそんな感じ。 辛いことが重なって眠れなくなって、でもなんでもない顔をしながら舐めすぎなくらいの軽装&無知で山に登る。 もう二度とやりたくない!って思ってもいいはずなのに、周囲の人を巻き込みながら知識を身につけながら再び山に登る。 なんでも面白く作品に昇華できちゃう谷口先生だからできることかもしれないけれど、登山って人生だなあなんて思ってしまった。 イラストらしくデフォルメされてるのに妙に生々しい自然、くだらない日常会話の中に見え隠れする人間讃歌、生きるとはなんと辛く馬鹿馬鹿しく幸せなことか。 共に山を登るメンツの豪華さも霞むくらいに人生とは何かが描かれています。でも霞まないくらい豪華です。 人生って面白いね。安馬の十蔵は実在の人物なのか?幕末紅連隊 本宮ひろ志starstarstarstar_borderstar_borderマンガトリツカレ男舞台は幕末で主人公の安馬の十蔵は以外の志士や渡世人などはいろんなところで見たことあるが安馬の十蔵は実在するのかが特に気になるところではある。 最終巻に短期集中連載され位単行本未収録だった「悪党」が掲載されているがよく理解できない状態で終わってしまった。 天真爛漫なお嬢様×ド真面目な執事が贈る心暖まる日常系作品ことり文書 天野実樹カワセミ㌠この作品は主人公である小鳥ちゃんがお嬢様の肩書きとは裏腹に執事やメイドを連れず一人で外出したり土まみれになる野球に興じる等おてんばな性格の持ち主で、その性格や行動の数々や1日1日の日常を堅物執事の白石やメイドご一考と共に過ごして行く日常系作品となっております そんな日常を描いた本作品ですがお嬢様の天真爛漫な性格から巻き起こるドラマがとにかく素晴らしく、特に第2話のメイドさん回 第3話のカフェ回 第5話のおめかし回が個人的に気に入り心暖まりましたね それに加えメイドや執事白石にもしっかりとスポットが当たる作品でもあり毎回飽きさせないストーリー構成や演出に楽しませてもらっていましたので早期発売する第2巻が待ち遠しい作品でもありましたね深すぎてワロタ月ヶ瀬八千詠名言集 まつたけうめ 栖上ヤタstarstarstarstarstar_borderNano本には人生をよりよくしてくれる名言が満ち溢れてる。 新人図書委員の星野と、委員長の月ヶ瀬。 月ヶ瀬は今日も図書室で本を読む星野に名言を言って聞かせていた。 しかし星野の脳内は「パンツ見えそう」という思考に支配されていた。 ちょっと変わった名言もの(?)ラブコメ。 星野くんのビジュアルが好きです。アホ毛が可愛い。 あと星野くんに名前呼び捨てで呼ばれて照れる八千詠ちゃんも可愛い。 きっと本が読みたくなる。そんな漫画。 ちなみにタイトルは八千詠ちゃんが名言に対して言い放った言葉です。 キレが良くて好き。"隠してる二人"のお料理百合 #1巻応援先輩、美味しいですか? みかん氏あうしぃ@カワイイマンガ本作の主人公は、美味しいご飯をガッツリ食べたい女子大生。そして食べたいものは自分で作ってしまう、料理上手でもあります。 そんな彼女が学内で人気の先輩と出会い、偽装恋愛しながら先輩に料理を教え、共に食するうちに距離が縮まり……という甘やかで楽しいお話はしかし、その中に若干の緊張感を孕みます。 主人公はコンプレックスが多い。ガツガツ食べるのが好きのも、恋愛に興味が無いのも人に隠している。一方の料理下手な先輩もミステリアス。物知りで恋愛経験も豊富?で、主人公を翻弄しその気にさせてゆくのに、何かを隠している。 距離を縮めるトキメキを追いながら、時に不安になり、その不安を解消したくて先を読むうちに、一冊をあっという間に読み終えて驚いてしまいました。コンプレックスを抱く主人公&何かしらの病みを飼う先輩に、優しい解決が訪れる事を願って、次巻を待ちます! すべて実話の心霊体験憑きそい 山森めぐみ名無し著者の方のご実家での心霊体験がブログにまとめられているんですが、これが怖くて… https://aneeejya.com/archives/10465890.html?ref=head_btn_st_prev&id=8185257 他にどんな体験をされているのか気になり著書を購入してみました。値段のわりに絵が荒いのが最初は気になりましたが、これが上手かったら怖すぎて読めないかも。 霊感がある人ほどそういうものを呼びやすいというか、この方も引越しのバイトをしてたら都合が変わって遺品整理の部署に移動になったり、何かあるなと思わずにはいられなかったです。 この著書に収録されてるエピソードでも、ご実家での体験がダントツで怖かったです。酷いアイアムアヒーロー 完全版 花沢健吾名無し完全版の265話が酷い、何も伏線回収していない。批判されすぎた作者がやけになって書いただけって感じ。 何も成長していない……こんな副流煙なら吸いたい喫煙は、あなたにとって(以下略) 広瀬べろせ野愛美人の先輩が手巻き煙草を吸うだけ。ただそれだけなのに、とてもいい。 彼女にフラれたコータ君の心もちょっと晴れるし、私たち読者の心もちょっと気持ちよくなる。フェティシズムに火がついちゃう。 ラッキースケベ的な漫画を読むといろいろ考えちゃうようになったけど、手巻き煙草エロいよねくらいは大声で言わせてほしい。 たったそれだけのことを丁寧に丁寧に描いているこの作品は素晴らしい。セクシーな副流煙なら喜んで吸う。 中高生に勧めたいラブコメ風エアプ教養キュレーション漫画月ヶ瀬八千詠名言集 まつたけうめ 栖上ヤタmampukuクールで賢そうに見える図書委員の先輩(美少女)が、ドヤ顔で「超訳ニーチェの言葉」や「ゲーテ格言集」からニーチェやゲーテの名言を孫引きして後輩くんに人生を説くのだが、多分後輩くんのほうが原著にも詳しくて、しかしその後輩くんはというと先輩のパンツが見えそうで見えないことに思考が占領されておりまったく先輩の言葉に集中てきていない。 絶妙なバランスで均衡の取れている不思議なラブコメである。 更に読書はこの作品をキュレーション漫画として活用することにより、超訳ニーチェの言葉をドヤ顔で孫引きする先輩の言葉をさらに曾孫引きしてクラスでドヤれるようになるのである。わかったようなわかんないような感じだった大と大 本宮ひろ志starstarstarstar_borderstar_borderマンガトリツカレ男政治家の息子として生まれ政治家になる運命にある西郷大と石焼きイモの屋台をひきながら世界をまわる沢村大が全く違う道を歩んでいくが途中から絡んでいく。おそらく実在の政治家がモデルの話や現実世界との問題と絡めながら物語が進むがなんとなくわかったようなわかんないような感じで終わった。作者の後書きが面白かったなろう異世界チーレムスローライフ小説が絵師ガチャSSRを引いた件 与えられたスキルを使って稼いで異世界美女達とイチャイチャしたい(コミック) 阿見阿弥 レンキしゅんえっちな名無しいやもうそれ以外何を言えと… 原作はタイトル通りというか、ノクターン連載の異世界転移でチート能力でハーレムなスローライフなご都合主義なイチャラブ物で大変にエロい作品なのだが… コミカライズに際してなんと絵師が、大変にやーらかそうでかわいいおにゃの子と、えっちなおひげ(歪曲的表現)に定評のある女流エロ漫画家、井ノ本リカ子先生という、大当たりを引き当てているのだ。 一応年齢制限はついてないため、女性のえっちなおひげ(歪曲的表現)は描かれていないし、この世界では貧乳の方が人気という設定なのでヒロインは巨乳美女ばかりで、井ノ本リカ子先生ならばスレンダー美少女でも大変にかわいいのがモブキャラでしかないというのは残念な所だが、なにせポプリクラブ休刊後は女性向けBLが多かった方なだけに、男性向け作品の連載というのは正に待ち望んでいた作品である。 しかも原作は結構な長編なので、どこまで描くかによるが長期的に描いてくれるという期待感も非常に大きい。 内容自体は割とノクターンノベルズではよくあるチーレム物というか、異世界に転移してチート能力で稼いでスローライフしつつ、美女を身請けしたり慕われてのハーレム物で、世界観やエッチ描写は原作の文章に比べるとやや淡泊にも感じるが、青年漫画であればやむ無しだろうし、この絵であればそんな淡泊さなんて全く気にならない。 失礼ながら原作小説のコミカライズという部分より、井ノ本リカ子先生の男性向け連載作品という部分が自分の中で非常にウェイトが多いのだが、激しいバトルや陰謀などの要素も薄く、安心して異世界スローライフを楽しむ日常エロ物語として十分におススメできる内容、どうか長期連載して欲しい。 4月お薦めの解像度高め短編集 #マンバ読書会真夜中の訪問者 -ハトリアヤコ作品集- ハトリアヤコ兎来栄寿注目の新鋭、ハトリアヤコさんが近年に『アフタヌーン』、『ビーム』やWeb等で発表された作品を集めた短編集です。 家賃1万円の部屋に移住したら幼馴染の生霊が現れるようになった「真夜中の訪問者」は、切れる縁の一方で、繋がる縁もあるということにしみじみと思いを馳せさせてくれます。 絶妙な距離感の高校生の日常が描かれる「根部くん干垣くん」は、自然体が気持ち良くスッと入ってくる掌編。8人しかいない野球部の試合を休んで、本初子午線を見に行くというシチュエーションが好きです。 小学校の同窓会に行くコンビニバイトの女性を描く「カタツムリ溶かす」に宿る若気の至りや歪んだ感情は、人によっては強く共感し刺さるところでしょう。 学校内カーストでは下の方でありながら、とても仲の良い友達との悲喜交交の日常が切り取って呈される「鈴木と山田。」は、それぞれのワンシーンの解像度の高さが光ります。同じクラスの退学したヤンキーの彼は今どうしているのかな……。 田舎の女子大生に生じる微妙な感情が紡がれる「花のつぼみ」には、言語化し難いところを上手く掬った『ちーちゃんはちょっと足りない』を髣髴とさせる部分もあります。 「ミモザより」は読んだ後に心が軽くなり、そしてもう一度最初から読み返してしまう物語。私も3月にミモザを買ってドライフラワーで家に飾ってあります。 「日常ポリッジストーリー」は一番最近の作品ですが、今だと「タコ○○(ピー)」を思い出さざるを得ない宇宙からの来訪者が登場するお話。読了後の爽快感がとても素敵で、更なるマンガ力の高まりも感じられる作品です。 帯には幸村誠さんの「この方の描く漫画には、人の心をかきみだす何かがある!」というコメントが寄せられていますが、良感情・悪感情どちらのベクトルにも引っ張ってくれる確かな力量があり、今後のご活躍もますます楽しみです。毎月楽しみにしていました。鈴木さんのたてがみ 真右衛門ナベテツライオンの鈴木さんがリストラされ、そこから始まる尊厳を失いながら描く家族のワイルドライフ。 文明と自然を少しシニカルに描く4コマですが、このテンポが大好きでした。 掲載時、毎月楽しみに読んでおり、単行本化を待っていたのですが、紙で出版されず、電子書籍で読めて嬉しいタイトルでした。 笑える4コマを探している方は是非。 #マンバ読者会<<247248249250251>>
万を超える構成員を抱える伝説の暴走族「暗永遠熱斗(アントワネット)」の頭である岩馬竜二は、開始3コマ目でいきなりバイク事故により死んでしまいます。 そして気が付くと、かつて妹に読み聞かせしていた絵本に登場する悪役令嬢・エリザに転生してしまっていました。 竜二が転生した場面はちょうどエリザがお姫様であるマリアをスパイ容疑で陥れようとしている瞬間。 しかし竜二は喧嘩っ早いところはありますが元々は曲がったことが嫌いで他人想いな性格。 そんなわけでこの作品は、悪役令嬢・エリザに転生してしまった竜二が、エリザがやろうとしていた悪事を 自分の信念に基づきブッ潰していく様子を描いていく作品です。 作品のベースは竜二もといエリザがその男気のまま突っ走っていくコメディなんですが、悪事を正していく姿には一本芯の通ったものがあり、 また、竜二の妹にまつわる切ないエピソードも描かれていたりとただ笑えるだけではない、いろんな魅力のある作品になっています! 1巻まで読了