少年マンガの感想・レビュー7876件<<222223224225226>>『のび太と竜の騎士』の思い出大長編ドラえもん 藤子・F・不二雄名無し地球空洞説ってめっちゃロマンありますよね。スネ夫が地底で恐竜を発見する見開きのシーンの衝撃とワクワク、よく覚えています。 地底世界がどうやって出来たのか判明するオチも大好きで、スケールの大きさにシビレました。 地底世界の「政治」にのび太たちが巻き込まれていくストーリーも緊張感がありますが、なんと言っても竜の騎士のバンホーがかっこいい! 本来相容れない立場ののび太たちに対する真摯な姿勢と、自分の属する地底世界への責任感、まさに騎士道を体現した芯の通ったキャラクターです。 個人的に本作で一番心に来るのが逃げ出したのび太たちが捕まったあと、バンホーに「きみたちはどれだけ迷惑をかければ気が済むんだ」みたいに詰められるシーン。 自分が怒られてるような気がしてマジでヘコんでしまった…。ピュアな愛情男子高校生を養いたいお姉さんの話 英貴名無し隣人に当たる男子高校生を見返りを求めたり、何か下心があって尽くそうとするのではなく、純粋に日々の生きる糧として年下の男性を養ってあげたいとする気持ちに、思わず惚れ惚れしてしまいました。現実世界だと、男性側としては、絶対裏があるんじゃないかと危険を察知しますが、そうした不安を感じさせず、ピュアな男女の展開が繰り広げられる点で好きな漫画です。サイコロ賭博で人生を賭けたゲームが始まった死神サイ殺ゲーム 大前貴史 門馬司 エイリゾ名無し※ネタバレを含むクチコミです。「なれの果ての僕ら」が気になったらこちらも骨が腐るまで 内海八重名無し※ネタバレを含むクチコミです。 いや好きになるから雑学好きの雑賀さん サクマ雑賀さん好きこれが無意識なら相当ですよ?まったくもう 絵にクセがなくて好きです。雑賀さんの再登場を心よりお待ちしております。もちろんもっと雑学知識が欲しいからですよ?ディストピアファンタジーがジャンプでスタート!約束のネバーランド 白井カイウ 出水ぽすか名無し※ネタバレを含むクチコミです。ねじ巻き都市冒険記…「種をまく者」に考えさせられる大長編ドラえもん 藤子・F・不二雄鬼五郎が連行されるシーンが好き※ネタバレを含むクチコミです。 こんな内容だったっけ?ゴッドサイダー 巻来功士starstarstarstarstar_borderマンガトリツカレ男小学生の時にジャンプで連載していて当時も読んでいたがジョジョとあんまり区別がついていなかったような気がする。クラッシュ・マリガンだけは覚えていたがひさしぶり読んでこんなに内容が難しかったっけと思った。 主人公の鬼哭霊気の血筋?守護神?十天闘神・毘廬遮那?バイローチャナ?五智如来?の設定がほとんど理解できないのと説明文の多さに迷いながら読み終わった。 大神魔王パズスのインパクトだけはすごかったがなんでこれを覚えていなかったんだろう... のび太と鉄人兵団大長編ドラえもん 藤子・F・不二雄なかやま私が初めて観たドラえもん映画、はじめて買ったドラえもんコミックス、新ドラに呼び戻してくれた作品、思い出いっぱいです。 大長編ドラえもんの中では、珍しいと思われる 「のび太たちの世界の直接の危機」 終始ミリタリー風味が感じられ、限られたリソースと鹵獲したザンダクロスでどのように鉄人兵団を迎え撃つか? ドラえもん作品と言うより、「ひとりぼっちの宇宙戦争」などのハードSF寄りな異色作では無いかと思っています。 敵である鉄人側にも彼らなりの正義で動いており、「ロボット奴隷を開放するために人間を労働力として使う、奴隷ロボットは幸せになれる」が、40年近くたっても刺さる内容です。 そしてゲストキャラクタであるリルルとしずかちゃんの交流もまた刺さる 「やっぱりほっとけないわ・・・。」刺さる ラストについては、藤子・F・不二雄先生自身「納得がいっていない」と何処かのあとがきに書かれていたと思います。(ソースは忘れしまいましたが・・・) 私は、あのラストには結構納得しており「藤子先生でも、ああする意外のび太たちを勝たせる術がなかったのだ」と思っています。 また、これは意見が別れるかもですが、 この作品は「原作漫画」「旧映画」「新映画」の3つのタイプで楽しむことができます。私的にどれが一番かと言うと、圧倒的に「新映画」となります。 原作・旧映画で薄かった、のび太サイドがキレイに補完されいるのが、原作主義派だった私に「ドラえもんと言うコンテンツが、藤子先生の手を離れた今でも、まだ生きているコンテツ」だという事を実感させてくれました。 好きすぎて映画館に毎週行っていた 「新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜」超名作だから観てくれ・・・頼む・・・騎乗愛ライドンキング 馬場康誌名無しライドンキングは、とある国の大統領が銅像の下敷きになって、そこから異世界に迷い込み、いろんなものへの騎乗愛を楽しむというストーリーです。しかし異世界転生する主人公のプルチノフがどう見ても日本の北のほうにあるめちゃくちゃでかい国の大統領をモデルとしており、あらゆる格闘技を活かしてピンチを乗り越えていくというギャグ漫画でした。異世界転生ものでこういった趣向のものは見たことがないので新鮮でした。 雲の王国大長編ドラえもん 藤子・F・不二雄あほえもん雲の王国は本編を読んでから読むべし。いきなり自殺未遂している探偵と、つっこみが上手な女性刑事のミステリー自殺探偵~開幕式~ 晴十ナツメグ名無し自殺探偵という、どんな探偵なのか想像もつかないところに興味をひかれて読み始めました。 絵のタッチが繊細できれいで好きです。美人で警視庁でも屈指の推理力を持つけど周りからはうとまれている女性がとてもアクティブにストーリーをひっぱっていくのでさらっと読めるテンポの良さがあります。 自殺探偵は、出会った瞬間には首をつっているし、何かと自殺スポット認定したり、とにかく自殺にうるさい探偵で、見た目の不気味さもあいまって、相棒の警視庁の女性との今後の関係がとても気になります。 自殺か殺人かを判断し自殺に傾倒している探偵が独自の視点で事件を解くという、ミステリーとしてもとても魅力的な作品です。 もっと長編でもいいなと思ったんですが、続編があると知ったので読んでみようと思います。親しみやすい野球漫画ダイヤのA Ace of Diamond 寺嶋裕二名無しこの漫画は子供から大人まで、性別も問わずに読むことができる、とても親しみやすい野球漫画だと思います。 昔から少年漫画の野球漫画は色々あると思いますが、この作品は、絵のタッチがちょうどよく、文字数も多くないですし、しかもわかりやすいです。リアルで渋いタッチの絵と、可愛い系のちょうど間で、誰にでも愛されやすいキャラクターたちと読みやすさが、この漫画の一番いいところだと思います。そして、甲子園を目指す少年たちの姿に、すかっと爽やかな気持ちにさせてもらえるところも、この漫画の長所だと思います。 私は女性ですがスポーツが好きで、しかし漫画はあまり読まず、しかも野球はとても苦手なのですが、そんな私でもこの漫画なら楽しみながら野球に親しむことができました。 すべてリモートで挑む漢リモート番長 伊臣麿チャンピオンスキーコロナ時代を反映した実験的なギャグ読みきり作品。リモート合コンに番長キャラが参戦ッ! 果敢にアタックするという設定。リモートの良さを活かしたギャグにはキレがあり、遠隔のツッコミ方も新しい。けど、ちょっと窮屈そうにも感じてしまった。これは難しい。遠藤達哉と私と20年四方遊戯 遠藤達哉短編集 遠藤達哉六文銭遠藤達哉と私の出会いは忘れもしない20年前。 ジャンプの読み切りで掲載された『月華美刃』を読んでからだ。 その新人離れした画力と、スタイリッシュで魅力的なキャラクター、困難に立ち向かう主人公という王道な作風に圧倒され、新たなジャンプの夜明けを感じ、この作家の可能性に期待しまくりだったのです。 続く読み切り連載『WITCH CRAZE』も読み、その期待が確信にかわる。 この作家、絶対くるぞ! (2000年秋) ・・・こなかった。全然、こなかった。 その間、数本の読み切りと、ジャンプスクエアなどで『TISTA』や『月華美刃』(読み切りの連載版)の連載はあったが、お世辞にもヒットにつながらなかった。 悪く言えば、打ち切りだ。 自分の価値観と世間の価値観がズレることは多々ありますが、どこを切っても「嫌われない作風」なのに、この作家がヒットしないことで、自分の審美眼を疑うどころか、人格を否定されたような気持ちに打ち倒されました(言い過ぎ) その後、連載はおろか読み切りの発表スピードが遅れるたびに、作家生命の危機を感じていたが、昨年2019年『SPY×FAMILY』がジャンプ+で大ヒットした。 100万部突破、各賞受賞。 もうね、この大ヒットに、わたくし、膝から崩れ落ちましたよ。 俺は前から目をつけてたぜ~、なんてチープなことを言いたいのではないのです。 心の底から応援していた一人の作家が、長い年月をかけて大成したことが、ただ、ただ、嬉しいのです。 (消えていった人もたくさんいるので) 諦めなければ、いつか必ず報われるというのを魂レベルで理解できました。 20年…20年も続けられるもの、何かありますか?って話なんです。 そんな1作家ファンとして言いたいことは、どうか他の作品も知って欲しいということだけです。 この短編集は、その後続く作品たちの「魅力の原点」が詰まっております。 他の作品からこの作家を気に入った方はこちらを読んでも全く損はありません。 初期作の短編集ですが、ハイセンスな世界観、笑いあり、シリアスありの遠藤達哉ワールドをビンビンに感じる1冊です。金田一少年の事件簿のここが好きだ!金田一少年の事件簿 天樹征丸 金成陽三郎 さとうふみや 大下賢一郎けんたろう※ネタバレを含むクチコミです。 それぞれの道、それぞれの葛藤王様ランキング 十日草輔名無し権力と武力を持った王様が亡くなり、その息子2人の生き方を綴った物語。 出来ない長男・ボッジは周りや次男からも蔑まれるが、前向きに自分なりの強さを求めていく所が考えさせられる。 出来る次男・ダイダもいろいろな葛藤などと戦いながら成長していく。 兄弟で争いはなんだか切なくなるが、それぞれ違った強さを求めているようで、根本は同じ事を考えているような気がした。 気持ちにスッと入ってくる絵とセリフで、とても心打たれる作品だと思った。しょうたもさなちゃん…恋染紅葉 坂本次郎 ミウラタダヒロaicoしょうたもさなちゃんもゆいちゃんもみんなピュアでかわいいーー!!!!青春って感じの恋愛模様が大人になって読むととても甘酸っぱくて素敵だなって懐かしめます。手元にあるのが愛おしい一巻…魔界の主役は我々だ! 西修 津田沼篤 コネシマ名無し「入間くん」も「我々だ」も見ていたのでこの一巻はとても嬉しいです! 手元にこれがあるだけでニヤニヤしています。 絵柄は原作に近くあまり気にならないです。 内容は勿論面白く、おまけもありとても満足しています。 次巻も発行されれば購入する予定です! 古き良きドタバタラブコメ王道漫画ラブひな 赤松健名無し2000年代前半を代表する萌ラブコメ漫画の一つだと思います。 東大合格を目指して勉強する主人公が、ひょんなことから女子寮の管理人となり、そこに住む女の子たちとドタバタを繰り広げるラブコメです。ギャグと恋愛のバランスがテンポ良く展開されるので読みやすいです。 主人公は子供のころに女の子と交わした約束がきっかけで東大を目指す浪人生という設定ですが、良い意味で馬鹿なのが面白いです。その女の子が誰なのか、誰と結ばれるのかなど最後まで見どころが沢山あります。熱い医療漫画、生活の役にも立つ!ゴッドハンド輝 山本航暉名無しゴッドハンド輝は医療漫画として有名ですが、ただの漫画としてでなく、顔に傷を負ってしまった際に傷跡を残さずきれいに治療するにはどうすればよいか?といった一般の日常でも起こりうる出来事に対しての疑問などにも漫画で解説してくれていて、役立つ知識が満載です。医療漫画としてだけでなく、そういった視点で楽しむのもお勧め!地上最強で終わりじゃない。全時代最強は誰だ?刃牙道 板垣恵介名無しシリーズ第一作目の「グラップラー刃牙」で主人公・範馬刃牙の目的、父親・範馬勇次郎を超えるまでの物語は前作「範馬刃牙」で結末を向かえた。これまでの作品の中で多くのファイターが登場し、闘いを繰り広げてきた。その集大成が刃牙vs勇次郎だった。ではその勝者が最強なのかといわれると答えられないのが正直な感想だ。その時点ではあるいは地上最強かも知れない。しかし、歴代最強なのかはわからない。事実「範馬刃牙」の中で古代から蘇った男ピクルと勇次郎の決着が着いておらず、遡った時代の中にはまだ見ぬ強者が存在することを示唆しているように思われる。その問題に対して描かれた物語が本作「刃牙道」ではないだろうか。 本作では日本人の多くが「最強」という言葉で頭に浮かぶ人物が参戦する。その人物は宮本武蔵。勇次郎の敗北がイメージできないが宮本武蔵に勝利するイメージも沸かない。序盤は独歩のかませ犬っぷりが炸裂したり、その後は武蔵が警官を大量虐殺をしたりとシリーズの中でも異色であると言える。どのような決着となるのか。目が離せない。 鎌倉末期から室町初期を俯瞰できます太平記 横山まさみち名無し源平合戦や戦国時代・明治維新などと比較すると『太平記』の時代は馴染みの薄い方が多いのではないかと思います。『太平記』では鎌倉末期~室町時代初期の歴史を俯瞰できます。歴史の教科書に記述されている「建武の新政」がどのようなものだったのか、なぜ失敗したのか等、詳細が書かれていて勉強になりました。足利尊氏兄弟や新田義貞・楠木正成など、名前は知っていても具体的なイメージがわきにくい人物についても、こちらの漫画でイメージがわくようになりました。合戦シーンの前には地図も描かれるため、具体的な場所が分かり良かったです。ヤクザの子供たちが代理戦争を繰り広げる学園コメディ!!任侠学園 代理戦争 植松七志たか※ネタバレを含むクチコミです。<<222223224225226>>
地球空洞説ってめっちゃロマンありますよね。スネ夫が地底で恐竜を発見する見開きのシーンの衝撃とワクワク、よく覚えています。 地底世界がどうやって出来たのか判明するオチも大好きで、スケールの大きさにシビレました。 地底世界の「政治」にのび太たちが巻き込まれていくストーリーも緊張感がありますが、なんと言っても竜の騎士のバンホーがかっこいい! 本来相容れない立場ののび太たちに対する真摯な姿勢と、自分の属する地底世界への責任感、まさに騎士道を体現した芯の通ったキャラクターです。 個人的に本作で一番心に来るのが逃げ出したのび太たちが捕まったあと、バンホーに「きみたちはどれだけ迷惑をかければ気が済むんだ」みたいに詰められるシーン。 自分が怒られてるような気がしてマジでヘコんでしまった…。