少年マンガの感想・レビュー7875件<<174175176177178>>"夢"も"現実"もしっかり見つめて #1巻応援ボーダレスネーム 谷中分室sogor25広告代理店で働く31歳の女性・片山津亜生(かたやまづ あお)は、かつてはマンガ家になることを夢見ていたのですが、ある出来事からその夢を諦め、就職してキャリアを重ねるうちに、仕事を"上手くやる"ことを覚え、忙しくも平穏な日々を過ごしていました。 そんなある日、マンガ雑誌の50周年の広告の仕事を依頼されたことで、彼女が"マンガを描くこと"への思いを再燃させる、という物語です。 かつて諦めた夢を再び追い始めるという物語ではあるんですが、この作品は主人公の亜生が夢に一直線に邁進するのではなく、仕事を続けながら少しずつマンガを描き始めるという形で物語が進みます。 そのため、彼女が仕事に対して向き合っていく姿と諦めていたマンガに対して再び向き合おうとする姿、異なる2つの熱量の両方を1つの物語の中で描いている作品であり、今夢を追っている人、仕事を頑張っている人、どちらにも刺さる内容になっています。 この作品はどちらかといえば女性向けの作品として描かれてるように思うのですが、連載されているのが集英社のジャンプ+で、そういう意味ではジャンプ本誌のキーワードである「友情・努力・勝利」をそのまま引き継いで描いている作品のように感じました。 1巻まで読了歴史に残る藤本タツキ渾身の読切 #読切応援ルックバック(読切) 藤本タツキstarstarstarstarstar吉川きっちょむ(芸人)※ネタバレを含むクチコミです。旅路の果てストリートファイター 中平正彦サミアド中平先生のストリートファイター 3部作 完結編です。「ストリートファイターZERO2 さくらがんばる! 新装版」も好きですが、やはり最高傑作は「リュウ・ファイナル」だと思います。 時間軸はスト3でリュウも壮年、ベテラン格闘家になっていますが幼い頃の問い「真の格闘家とは何か?」を胸に旅を続けています。 画力は高く、豪鬼やゴウケンの描写は迫力があります。格ゲーの漫画ですが単純なバトル物ではなく哲学的?なストーリーで、最後にリュウは自分なりの答えを手にします。 ケンやサガットもリュウとは別の、自分だけの闘う理由を見つけます。 格ゲーに興味が無い方にもオススメ出来る良い漫画です! 画像はリュウの回想です。この漫画のサガットは異常にカッコいいです。この漫画以外のサガットは偽サガットなので御注意ください(暴論)。吉崎観音 初期の傑作(復刻希望)護衛神エイト 吉崎観音サミアド※ネタバレを含むクチコミです。 超豪華タッグによるアスリート自伝漫画B.LEAGUE 2020-21 MVP選手 金丸晃輔物語 古屋兎丸 中村尚儁名無し※ネタバレを含むクチコミです。小野不由美×加藤和恵! 死者の声を聴き修繕する『営繕屋』営繕かるかや怪異譚 小野不由美 加藤和恵名無し※ネタバレを含むクチコミです。より善く生きるってこういうことかも12色物語 坂口尚starstarstarstarstar_borderかしこきっと誰が読んでも心に響く話が必ず一つは見つかる短編集ですね。絵もストーリーも詩的ですがコミカルな話もあるのでぜひ気負わずに読んでみてもらいたいです。悲しい話もありますが誰一人として不幸になっていないのが坂口尚らしい。この人の作品を読むと「純粋」という単語が思い浮かびます。子供の頃は誰だってそうだったと思いますが、大人になっても純粋な心を持ち続けていようとするその気持ちが自分にあるかどうかを問われているような気がするのです。下巻に収録されている「夜の結晶」で、鉱石や隕石みたいな美しい結晶のように生きるにはどうしたらいいか主人公が問いかけていたのが印象に残りました。 フリスビー?違う、ディスクだ!アルティメットだ!! #1巻応援紅緋のアルティ 菅野ナオト兎来栄寿アルティメットはフライングディスクを使った7人対7人のスポーツで、ルール的にはアメフトに近いと言われています。2028年のオリンピック種目化も目指されているようです。 マンガワンで「アルティメット」を描いた作品が始まった時は題材の珍しさに興味が募りました。そして、新人らしい荒削りな部分もありながらも、面白い作品に仕上がっていると感じました。 何より良いのが、ヒロインの峰村蘇芳(みねむらすおう)のキャラが立っているところです。元々は山の景色を撮るのが好きでそれをSNSに上げるカメラが趣味の少女ですが、同じ学校でアルティメットの有能選手である住吉に出会い彼の写真を撮るところから話が始まります。 そのままカメラマンとしてアルティメットに関わっていくのか、そのままでも面白そうだな、と思いきや自分も実際にアルティメットをプレイする側となっていきます。 山の写真を撮るのが好きで「石鎚山」や「宮之浦岳」、「旭岳」に登りたいというのは山好きにはグッとくるところ。何より冒頭から富士山に苦もなく単独登頂している様子が描かれます。外見こそ文化系ですが、これは凄まじい体力であることを暗に示しています。 極め付けに、筑波山から御成門まで80kmの道のりを登山道具を担ぎながら徒歩で歩いてきたというエピソードが序盤に描かれます。 『弱虫ペダル』の小野田坂道くんですら秋葉原までの往復90kmは自転車でした。それを、徒歩で徹夜でやった上でまだなお普通に活動できる主人公。完全にスタミナ無限大のフィジカルモンスターです。そこに、カメラマンならではの観察眼が加わることで、未知の競技であっても凄まじい素質を感じさせるプレイを見せていくのはワクワクします。 しかし、眼鏡を取ると普通に美少女。そのギャップもまた良いですね。 ミナスギUC(アルティメットクラブ)の上位プレイヤーたちなどサブキャラクターも魅力的で、今後彼女がどんな山の頂に登り詰めていくのか、楽しみです。たしかに究極トンチ読切だった神クソとんち伝説一休 〜オレの名は一休〜 ルノアール兄弟starstarstarstarstarマンガトリツカレ男ルノアール兄弟の一休さんを元にしたとんち読切。他の雑誌連載などに比べたら下品さは物足りないさもあるがツッコミのキレや展開も面白さはいつも以上だった。このまま連載して欲しいくらい。ルノアール兄弟のマンガはいつ読んでも最高だなつれづれなる青春つれづれダイアリー 草野ほうき名無し勉学に励んだりスポーツに打ち込んだり、 若いときにしか出来ない人生経験を積もうとしたり。 そういう青春を尊重し正しく美しいと評価する。 それは世間的には当たり前であり正論だと思う。 では、友達を作りたいと思い、そのために釣りを始める、 そういう青春を世間はどう評価するだろうか。 概ねで微笑ましくは見守ってくれるとは思うが、 「もう少しなにか」とか「もっと大事なものも」とか、 「遊んでばっかりだね」とか言われそうな気がする。 「釣りもスポーツですけれどねえ・・」とか。 しかしながら、むしろそっちのほうが普通の青春であり 普通の青春時代の過ごし方ではないかとも思うのだ。 童話のアリとキリギリスとかウサギとカメとかが説くところの 「真面目が正義」はある意味でまさに童話だ。 実際には人は日常生活の中で楽しそうなものや 興味を持ったものを優先する。 多感な時期ならなおさらに。 それが普通であり本能だと思う。 そう考えれば「つれづれダイアリー」の登場人物は 現実的で正直に素直に青春を謳歌している。 興味を持ったクラスメイトと仲良くなるために釣りをはじめ、 釣りの魅力にもハマっていく森野アリス、 普段は人と接しようとしないが、釣りを介すれば 饒舌にも親切にもなる橘音々子。 釣りに興味が無かった子と釣りしか興味がなかった子が 出会ってすこしづつ距離を近づけていくという ごく日常的な女子高校生生活漫画。 二人はこの出会いで学力やスポーツ能力を とくに高めるわけでもない。 だがこの漫画は、さして変わらぬ日常が 釣りと友達?というものにちょっと関わるだけで とても楽しくなるということ、 青春時代って、ちょっとしたことをとても楽しく 嬉しく感じることが出来る時代だということ、 そういうことをこの漫画は思いださせてくれた。 また、釣り知識とアルアル体験談、それと魚料理に関しては 楽しみながら勉強になる漫画でした(笑)。 初期のサッカー人生を支えてくれた(今思えば)迷作超機動暴発蹴球野郎 リベロの武田 にわのまことhysysk連載開始は1991年、まだJリーグが発足する前で、当時サッカーはマイナースポーツだった。地域にはスポーツ少年団があり、小学生だった私は野球部に入りたかったのだが、親に「小さい頃から野球をすると肩を悪くするから駄目」と言われサッカー部に入れさせられた。 しかしやってみたらサッカーは楽しく、さらに割とうまい方だったので、結局その後高校までサッカーは続けることになった。この作品も最初から読んでいて、初期のサッカー人生を支えてくれたと言っても過言ではない。 が、あくまでギャグ漫画であり、まともなサッカーではない異能バトルである(風を操ってボールを弾き返す双子とかが出てくる)。今になってみれば分かるが、当時はインターネットもなく、放送もされず、故に読者に知識もなかったので、本格的な戦術をストーリーに反映するにはまだまだ時間が必要だった。 いまやリベロなんてポジションは存在せず、ブラジルは強いけどサッカー選手として成長する本場はヨーロッパで、日本のW杯出場は夢ではなくなり、スーパーゴールとは呼ばずゴラッソと呼ぶ時代。もはやこんな作品は思いつきすらしないだろうから、逆説的にサッカー界の進化を教えてくれている。 埼玉やカバディを知ったのもこの作品だし、「ニガくてなんぼのコーヒー豆」というギャグで爆笑していた頃が懐かしい。第1話のテンションは改めて読んでもすごい。美しすぎる百合ヴァンピアーズ アキリ野愛美少女吸血鬼×美少女、とにかく美しいです。ありがとうございます。 目の前に突然アリアが現れたら、一花でなくても一目惚れしてしまうでしょう。奔放で乱暴で強引で、怖いくらいにきれいでかわいい吸血鬼。全てが魅力的です。 初恋に全力でぶつかる一花もめちゃくちゃかわいいです。恥じらい戸惑うだけがリアルじゃない、14才の純情な乙女ゆえに止まれないリアルさ。素晴らしいです。 そしてなにより吸血シーンと恋愛シーンで攻守入れ替わるのが最高です。 あんなに強気で大胆なアリアが、一花にキスされ顔を赤らめるのがたまらなくかわいい!!血を吸うときはあんなにエロティックなのに!!かわいすぎる!! 奔放し奔放され心を通わせていく2人が尊いです。 殺されたい・死なせたくないが物語の主軸になってくるんだろうけど、アリアと一花どちらにも幸せになってほしいですね…。伝説のルアーで子ども心を鷲掴みにした釣りマンガグランダー武蔵 てしろぎたかしみど丸7つ集めると世界の海が手に入るという伝説のルアー「レジェンダー」探しが始まってからが好きでした。改めて書くとヤバすぎるルアーを作るな!ってなりますが、当時は「そんな昔からルアーってあるんだ、すげえな…」って思ってました。 伝説のルアーもそうですが、主人公の武蔵が闇のルアーで洗脳されて釣りの暗黒面に落ちかけたり、ルアーが不思議な力でパワーアップしたり、釣りに特化したサイボーグが登場したり、この辺のやりすぎ感とリアリティが絶妙で楽しめました。 ちなみに闇のルアー「スケルトン」はのちに浄化されて武蔵の頼れる相棒になるのがアツいです。そして酷使されたスケルトンが武蔵のスキルに耐えきれなくなり、涙ながらに新たな相棒「オルカイザー」を迎えるという”主役機交代イベント”まで用意されてます。ドラマの量がすごくないですか? 私は父親に頼んでちょっと釣り堀に行ったくらいで釣りにハマるまではいかなかったのですが、作中に出てくるルアーは実際に販売されてかなりヒットしたそうです。欲しくなりますよね、世界の海が手に入るルアー。自分の世代の方は「釣りと言ったらグランダー武蔵」…って人が結構いるんじゃないでしょうか。 最後に本作の影響を示すエピソードとして、釣り竿を振ってルアーを加速させるグランダーウェーブっていう技(技?)があるんですが、これを真似して釣り竿振り回したら釣り堀の人にマジで怒られたという私の思い出話でシメとさせてください。こういう思い出あるのも多分私だけじゃないはず。 漫画を愛する全てのひとに読んでほしいあーとかうーしか言えない 近藤笑真野愛めちゃくちゃ熱い漫画でした。読めば読むほど引き込まれ、読み終えた今は漫画への感謝の気持ちでいっぱいです。 コミュニケーション能力に難あり、言葉を発するのに時間がかかるのでタイトル通りあーとかうーしか言えない天才エロ漫画家・戸田セーコ。 身ひとつで上京した戸田と同居することとなる担当編集者・タナカカツミ。 この2人の交流を中心に、ライバル漫画家との対決やコミケ参戦、新人漫画家の発掘などたくさんのドラマが描かれています。 天才・戸田が周囲に影響を与えるのはもちろんですが、戸田自身もさまざまな経験を通して成長していきます。 友達のように家族のように戸田を支え、彼女に新しい視点をもたらすタナカの成長物語でもあります。 ひとりの天才漫画家が無双するお話ではなく、漫画を愛する人々の情熱を描いた素晴らしい作品です。 漫画好きなら絶対に心震える作品だと思います。メモ)読み直したいマル勇 九ノ島さん 木佐貫卓チャンピオンスキーチャンピオンで読んでた時はあまり解ってなかったのだが、作中で時間操作や世界改変とかの胸熱な設定が盛り込まれていたんだよな。最終巻、クライマックスの辺りは今一度読み直してみたい徳弘正也の妖怪譚水のともだちカッパーマン 徳弘正也名無し世は少年漫画の格好いいを極めた呪術廻戦の時代に90年代に描かれたハーフ河童が人間社会で母を探す物語を読むのは趣深い。1巻の1ページ目から全力で徳弘正也で好き。 ヒロインの舞ちゃんが黒髪ロングで大人っぽい、さっぱりした女の子で超タイプ。 そしてキャイーンの物真似が出てきたとこにすごい時代感じた。 幕間のおまけ漫画で「アシスタント時代の尾田栄一郎が鳥山先生と握手しながら写真撮った」というエピソードが載ってて面白かった。レジェンドと首脳会談みたいな構図で写真撮る新人大物すぎる…。 少し昔の押切蓮介の良さが帰ってきた感じがするおののけ! くわいだん部 押切蓮介さいろく内容は相変わらずチープなのだがそこがいい。 怪談にこだわりを持ったかわいい女子部長と、怪談はスキだけど部長を怖がらせることがなかなか出来ない情けないオーラの男子部員2人が今日も怪談を考察する… みたいな感じだけど、案の定他校の怪談部とのバトルに発展、次巻ではそれが大いに展開されるのであろう。 「くわいだん部」とつくのがどう転ぶのか…気になるところである。 男子部員の顔が第一話の頃のブサイクから普通のちょい恋愛対象っぽい感じに見せられなくもないツッコミ役に適した顔に変化してきているのも面白い。そんなアホな・・・と思ったBLEACHの設定BLEACH モノクロ版 久保帯人ラッキーセブン万太郎大紅蓮氷輪丸が完成すると「少しふける」浮気をめぐる、ある狂気の記録。トライアンヘル 平田将名無し※ネタバレを含むクチコミです。 ラノベ然としたラブコメひげを剃る。そして女子高生を拾う。 ぶーた しめさば 足立いまる六文銭文字通り、家出中の女子高生を夜中に拾い、 同居することになったサラリーマンの話。 主人公は女子校生に対して、文字通り何もしないし、むしろそういうことに嫌悪感があるタイプで、家事をする以外無条件で寝泊まりさせてやっている。 今までの男たちと異なるその様に女子高生はグッときて、どうやら惚れている様子。 一方主人公は、上司の女性に惚れているが「彼氏がいる」と言われ、フラれてしまう。 が、それは実は嘘で、「時期がダメ」とかワケわからん理由で上記の嘘をついたらしく、実際は主人公に好意を寄せている。 また、会社の後輩ちゃんからも矢印をむけられている。 もう、なんすかねコレ(憤怒) ラノベ系主人公の図式 「手をださない」→「安易に体の関係を求めない=やさしい」 「恋愛だけ鈍感」→「女子たちをやきもきさせる」 きれいにおさまってます。 手を出さなければ優しいんですかね? 優しいというか、都合が良いだけなような気がしますが。 そこは、まぁ、大人として処理するしかないです。(何を?) でもこれがいいんです。 時々、こういう無条件に好かれるハーレム系を読みたくなるんですよね。 なんというか、気楽な気分になれるんです。 色んな人間関係が少しずつわかってきましたが、コミック6巻までは女子高生の家出の理由はまだ明確にでてきておらず、ここらへんが気になりますね。家の都合か、友人関係かな? また、主人公を中心にむいている矢印をどう処理していくのか、 この手のハーレム系の醍醐味はむしろこっちなので、楽しみだったりします。 美しく恐ろしいゴシックホラーリリィマン 中村すすむ名無し神父様のもとで暮らす難民たちが消えて行くその理由は……という話。まつ毛バサバサの耽美作画でキリスト教的な要素の入ったダークでホラーでグロテスクな展開が描かれるのがたまらん……!ジャンプ+っていうよりアフタヌーンて感じ。 この作者何者と思って調べたらまさかのピカタの爪先の人で衝撃だった。ギャグじゃないどシリアスな話も書けるんだ……すげえ。ビッグコミックに原氏が初登場!夜患い 原克玄名無し残暑の夜とあるスナックにいざなわれた悩める若きサラリーマン。そこにはクラゲで身体を洗っている美女がいて…という、いつもの原克玄よりビッグコミック寄りの大人な雰囲気ただようギャグ漫画でしたね。江里子ママのキャラがすごくいい。訳わかんない行動ばっかりしてるけど、こりゃ虜になっちゃうよ。次号もビッグコミックに原氏(あおり文で原氏呼びされてるの面白かった)の読切が載るらしいので楽しみ! 鳥山明が一番好きな作品らしいCOWA! 鳥山明hysyskそれも分かる。彼らしいギャグ、ファンタジー、バトル、冒険、すべてが詰め込まれているから(『SAND LAND』でも同じようなことを書いた気がする…)。 風邪が流行って村が大変なことになるというストーリーは、どうしても今の状況と重ねて読んでしまうが、皆で協力して困難に立ち向かおうという気持ちにさせてくれる。序盤の日常ぽいところだけでももっと読みたいし、アニメ化されてもいいくらい魅力的な設定。夜と昼、善と悪が逆転してるところも好き。おじさんが主人公だけど少年漫画らしい骨太な読切! #読切応援フリーダム 大鳥雄介名無し少年漫画らしい夢と自由と渋さに溢れた王道作品! 奴隷剣闘士たちによる命がけの闘いが宇宙で大人気の見世物になっていて、そこで勝ち続けているチャンピオンと、自由を夢見る新人剣闘士が出会い、互いに少しずつ影響されていく。 https://shonenjumpplus.com/red/content/SHSA_JP02PLUS00020565_57 シンプルに面白かったし、ロマンがありました。 ラストの闘いのシーンと、その結果もよかったです。 この作者さんがジャンプルーキーに投稿してる『トムの就活』もすごく面白いのでぜひ読んでみてください!! ファンタジー世界で冒険者ギルドに就活に行くも何度も落とされる男の話ですが、思ってもみなかった展開になります。 https://rookie.shonenjump.com/series/X1vJnKZD1EU/X1vJnKZD1Eg<<174175176177178>>
広告代理店で働く31歳の女性・片山津亜生(かたやまづ あお)は、かつてはマンガ家になることを夢見ていたのですが、ある出来事からその夢を諦め、就職してキャリアを重ねるうちに、仕事を"上手くやる"ことを覚え、忙しくも平穏な日々を過ごしていました。 そんなある日、マンガ雑誌の50周年の広告の仕事を依頼されたことで、彼女が"マンガを描くこと"への思いを再燃させる、という物語です。 かつて諦めた夢を再び追い始めるという物語ではあるんですが、この作品は主人公の亜生が夢に一直線に邁進するのではなく、仕事を続けながら少しずつマンガを描き始めるという形で物語が進みます。 そのため、彼女が仕事に対して向き合っていく姿と諦めていたマンガに対して再び向き合おうとする姿、異なる2つの熱量の両方を1つの物語の中で描いている作品であり、今夢を追っている人、仕事を頑張っている人、どちらにも刺さる内容になっています。 この作品はどちらかといえば女性向けの作品として描かれてるように思うのですが、連載されているのが集英社のジャンプ+で、そういう意味ではジャンプ本誌のキーワードである「友情・努力・勝利」をそのまま引き継いで描いている作品のように感じました。 1巻まで読了