免疫系の病気を持っている麦巻さとこ。週4回のパート暮らし。お医者さんから「婚活でも」と勧められたけれど、さとこが決めたのは家賃の安い団地への引っ越し! 面倒見の良すぎる大家・鈴さんとその息子・司との交流や、団地ののどかな時間に心身ともに癒やされて…。
バツイチ子持ちで、誰かを信じることに疲れ切っていたある日、同じバツイチの男と運命的な恋に落ちた。でも、そう思っていたのは私だけだった?40歳を過ぎての恋、反抗期の息子、産婦人科に通う友人…平凡な物語はやがて、予想を覆す結末へ。他人を信じるとは、信じた人に裏切られるとは何か。「人を信じること」の意味を問いかける、最後の1コマまで先の読めない衝撃のセミフィクション。全ページフルカラーで描く、やまもとりえ渾身作。【あらすじ】海野サチ、42歳、先日シングルマザーになった。42年間まじめにコツコツ誰にも迷惑かけずに生きてきたのに、手元に残ったのは親身になってくれぬ友人と、反抗期の息子と、その息子を養うための仕事だけ。そんなある日、サチは仕事の集まりで同じくバツイチ子持ちの男と出会い意気投合する。何年ぶりだろう、男の人の手に触れたいと思ったのは。初めてかもしれない、男の人の匂いをかぎたいと思ったのは。男とメールをするうちに恋に落ちていくサチ。しかし男は仕事と育児を理由に会おうとせず、サチはSNSなどで調べ始めるのだが…。【「シリーズ 立ち行かないわたしたち」について】「シリーズ 立ち行かないわたしたち」は、KADOKAWAコミックエッセイ編集部による、コミックエッセイとセミフィクションのシリーズです。本シリーズでは、思いもよらない出来事を経験したり、困難に直面したりと、ままならない日々を生きる人物の姿を、他人事ではなく「わたしたちの物語」として想像できるような作品を刊行します。見知らぬ誰かの日常であると同時に、いつか自分にも起こるかもしれない日常の物語を、ぜひお楽しみください。
300円で、おなかいっぱい幸せになれる! 安くて旬な食材をたっぷり使った食堂レシピコミック!!! 子どもに恵まれなかった主婦・あかりが自宅で食堂をオープン! 週に一度開かれる「すいよう食堂」は300円でおいしいごはんが食べられる。そこへは夕食を一人で食べなくてはならない事情がある人たちが集い…!? 子どもも大人も、みんなで一緒にごはんを食べればきっと笑顔になれるはず! 読むとおなかがすく大人気シリーズ第1巻!!
生まれて間もない新興住宅地――。真っ直ぐ伸びる道路、迷いようもない住居表示。けれど、この整然とした町に住む人々の心の内は、ときに――。悩み、苦しみ、傷つき、悲しみ……、幸せを探しあぐねて、ふと迷い道。毎日同じように繰り返されていく平凡な暮らしの中で、突然、心の迷路に入り込んだとき、行くべき道はどこにあるのか……? 明日へ踏み出し、歩き続けるための“しるべ”探しの物語。