あらすじギドの目の前に姿を現した、宿怨の“魔女”アンジェラ!予期せぬ登場に驚きを隠せないギドだったが、自らに“呪い”を掛けた張本人が目の前に現れ、その怒りは頂点に達してしまい…!? 激しい衝突は再びギドを獣へと戻し、久々にその暴虐ぶりに直面したアシャフの口から、初めて二人の“過去”が明かされる――。
"魔女"を探して旅をしている2人組、獣の目をした美女ギドと棺を背負う男アシャフ。2人が魔女を探すのには、ギドの身に隠されたある"呪い"が関係していた。そして訪れる町で、2人は探し求める魔女の関係するしないに拘わらず奇妙な争い事に巻き込まれていく。 まるでこの世界が実在しそしてその目で見てきたものを描いているかのような完成された世界観、そしてそれを表現して余りある圧倒的な画力。各章ごとに盛り上がりの最大値を叩き出しつつ、少しずづだが着実に目的の"魔女"に近づいてゆくストーリーの構成力。今作が連載デビューとは全く思えない、間違いなく現行で連載されている中でトップクラスに完成度の高いファンタジー。 5巻まで読了。