あらすじ

「女王」を斃し、“吸血鬼”の世界から戻ったギドとアシャフ! 束の間の休息を得て、二人は魔道具の職人達が集う町へと向かう。永遠に回り続ける独楽、吹いても必ず戻ってくる玉など 様々な魔道具を楽しむギド達だったが、ふと立ち寄った骨董品屋で、“魔女の遺物”と呼ばれる人形を発見。アンジェラを捜す手掛かりを手に入れるべく、店主と交渉を始めるが…?
魔女と野獣 1巻

舞台は“魔女”が人々の崇拝を集める街――。そこに現れたのは、棺桶を背負う男と、獣の目をした少女。彼等の求める獲物は“魔女”、そのただ一つ。悪しき“魔女”と飢えた“野獣”が出会う時、華麗にして苛烈な戦いの幕が開く! 新進気鋭の才能が描く、未踏のピカレスク・ファンタジー!!

魔女と野獣 2巻

ハイデン市を脅かす、“魔女”による連続猟奇殺人――通称「魔女の戯れ事件」。繰り返される凶行を止めることができぬまま、ある日、苦闘する市警達を嘲笑うかのように警察署に殺人予告が届く。事件を解決しに訪れたギド達にとって、それは“魔女”からの宣戦布告だった! 残忍極まりない“魔女”の暴走を、『魔響教団』随一の無法者と魔術師は喰い止める事が出来るのか…!?

魔女と野獣 3巻

『魔響教団』から新たに“魔女事件”の解決を命じられたギドとアシャフ。遠く離れた第三大陸で起きたその事件では、“魔女”の手によるとおぼしき惨殺遺体が多数出ていた。久々に“魔女”と相対するチャンスだったが、そこにはギド達にとって最も厄介な存在である“魔女狩り”のエキスパート集団『聖騎士団』が訪れており‥‥!? 両者による苛烈な “魔女”の奪い合いが始まる!!

魔女と野獣(4)

“処刑人”に捕らわれたヘルガを救出しようとしたギド。しかし脱出寸前でヘルガが足を掴まれてしまい、あえなく失敗に終わる。辛うじて“魔剣”を奪い返し更なる反撃を図るも、アシャフは精霊魔法によって動きを封じられ、『聖騎士団』大隊長・クーガも部下による裏切りに遭い満身創痍。“魔剣”の力を解放しようとする“処刑人”の暴走を止める事は出来るのか‥‥!?

魔女と野獣(5)

ギドの目の前に姿を現した、宿怨の“魔女”アンジェラ!予期せぬ登場に驚きを隠せないギドだったが、自らに“呪い”を掛けた張本人が目の前に現れ、その怒りは頂点に達してしまい…!? 激しい衝突は再びギドを獣へと戻し、久々にその暴虐ぶりに直面したアシャフの口から、初めて二人の“過去”が明かされる――。

魔女と野獣(6)

ギドに呪いを掛けた“魔女”アンジェラの残した手掛かりを辿り、アシャフ達は異世界へと通じる穴、“階層世界”(フォール)へと向かう! その第4階層「オルエンシア・セット」に棲んでいるのは吸血鬼達。彼らの間には、破ることの許されない様々な「作法」(マナー)が存在していた。見知らぬ世界の道理に苦戦する二人だったが、そこに教団からの助っ人が登場。一筋縄ではいかないクセ者が、“吸血鬼”達の世界に波乱を巻き起こしていく――。

魔女と野獣(7)

“吸血鬼”達の「女王」を捜し、彼らの催しに潜入したアシャフとギド! その一派である『血族(コングラード)』に正体がバレてしまうも、協力者であるダンウォードが決闘に勝利し、「女王」への手掛かりを持つ者(通称:「橋」)の居所を得る。しかし「女王」は“魔女”アンジェラにけしかけられ、ギド達を狙い既に動き始めていた…。

魔女と野獣(8)

“吸血鬼”達の「女王」を捜し、彼らの催しに潜入したアシャフとギド! その一派である『血族(コングラード)』に正体がバレてしまうも、協力者であるダンウォードが決闘に勝利し、「女王」への手掛かりを持つ者(通称:「橋」)の居所を得る。しかし「女王」は“魔女”アンジェラにけしかけられ、ギド達を狙い既に動き始めていた…。

魔女と野獣 9巻

「女王」を斃し、“吸血鬼”の世界から戻ったギドとアシャフ! 束の間の休息を得て、二人は魔道具の職人達が集う町へと向かう。永遠に回り続ける独楽、吹いても必ず戻ってくる玉など 様々な魔道具を楽しむギド達だったが、ふと立ち寄った骨董品屋で、“魔女の遺物”と呼ばれる人形を発見。アンジェラを捜す手掛かりを手に入れるべく、店主と交渉を始めるが…?

魔女と野獣 10巻

『聖騎士団』の城を襲った、アンジェラと“魔女”達による“禁具”強奪事件から10日後――。「お前好みの厄介事だ」というアシャフの指令で、“禁具”の子を育てることになったギド。その“禁具”は、あらゆる魔力の特性を吸収し、学び、成長するというが…!? 一方、『聖騎士団』大隊長・クーガは、オクリーヴに誘われて『世界聖教会教団』の暗部・ “処刑人”の長の元を訪れる――。子供の姿をした“禁具”を巡り、強者達の思惑が交錯する! 超画力ダークファンタジー、第10巻!!