あらすじ“吸血鬼”達の「女王」を捜し、彼らの催しに潜入したアシャフとギド! その一派である『血族(コングラード)』に正体がバレてしまうも、協力者であるダンウォードが決闘に勝利し、「女王」への手掛かりを持つ者(通称:「橋」)の居所を得る。しかし「女王」は“魔女”アンジェラにけしかけられ、ギド達を狙い既に動き始めていた…。
"魔女"を探して旅をしている2人組、獣の目をした美女ギドと棺を背負う男アシャフ。2人が魔女を探すのには、ギドの身に隠されたある"呪い"が関係していた。そして訪れる町で、2人は探し求める魔女の関係するしないに拘わらず奇妙な争い事に巻き込まれていく。 まるでこの世界が実在しそしてその目で見てきたものを描いているかのような完成された世界観、そしてそれを表現して余りある圧倒的な画力。各章ごとに盛り上がりの最大値を叩き出しつつ、少しずづだが着実に目的の"魔女"に近づいてゆくストーリーの構成力。今作が連載デビューとは全く思えない、間違いなく現行で連載されている中でトップクラスに完成度の高いファンタジー。 5巻まで読了。