「『頑張りました』っていう話にしているだけ」人気漫画原作者が語る、パラドラマを“感動ポルノにさせない”方法(松尾奈々絵(マンガナイト))
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単行本の帯に「“感動ポルノ”と一線画す」という目を引くキャッチコピーが使われたスポーツ漫画がある。NHKでもコラボアニメ化が話題になった『ましろ日』。上野樹里主演でテレビドラマ化もされた『監察医 朝顔』(作画:木村直巳、監修:佐藤喜宣/実業之
「加瀬ひかり(27)。安芸信用金庫・広島支店、営業。」「田所順平(16)。高校2年。部活、合唱部。」「若山正太郎(16)。中卒。職業、病院清掃。」同じ町に住む3人は、いまだお互いを知らない。だが、彼らには共通点がある。そして、やがて彼らは出合うだろう。ひとつの言葉の下に、ひとつのつながりの下に、そして、ひとつの覚悟の下に――。現代の広島を舞台に、苦難を抱える人々の絶望と奮闘、希望を描く 骨太ヒューマンドラマが、いま始まる。