あらすじ絶望を希望に変える、伴走マラソン漫画!! 交通事故で両眼を失った山崎は、ブラインドマラソンに出会い、希望を取り戻していく。伴走者として、ひかり、順平、そして事故の加害者・但馬(山崎自身はそのことを知らない)の三人に支えられることに。そして、10キロマラソンを初レースに選んだ山崎。ひかりの伴走で、ついに走り出す。
白黒の紙面に色が見えるマンガは初めてで胸が一杯になった。 5巻の表紙に惹かれて手にとったけど、純平と山崎が握ったロープが鮮やかな赤に見えた瞬間、これはすげえ作品を読んでるなと感じた。 山崎がブラインドマラソンに出会い、健常者だった頃と同じ風を切って走るという感覚を取り戻したように、読者も白黒の世界でランナー2人を繋ぐロープだけが色がついて見える体験は、簡単には得難い素晴らしい追体験だと思う。 そして単行本しか読んでない自分としては、正太郎の只者じゃないオーラがメチャクチャ気になる...! お前は一体何者なんだ〜!!