あらすじ千人の子分達とともに自首した万吉は有罪となり特等少年院へ送られた。万吉の入れられた特少の六室を仕切っていたのは黒沢部屋長だった。黒沢を怒らせた万吉は、殺人リンチの餌食になってしまう。殺人リンチとは何日も万吉を寝させないというものだった。万吉は歯を食いしばって耐えようとするが、日に日に消耗していく。
週刊誌として後発のジャンプを一気に知名度の上がる作品に押し上げた作者といえば、やはり本宮先生の描く本作品に他ならない。 その影響は大きく「藍の時代」の中で、本宮先生との邂逅を描かれた車田正美氏はその衝撃について描いている。 ちなみに本宮先生は”戸川万吉”そのままの姿で登場し男を見せています。 その他にも、北斗の拳の武論尊、原哲夫両氏や、男塾の宮下あきら氏など多くの作者と作品に影響を与えた作品です。 ジャンプの熱気のある漫画を好む方には間違いなくオススメできる作品と言っていいでしょう。 ジャスト世代の50代はもとより、40代の方は独立UHF局の増設時期に従いアニメは見たが原作は未見という方も多いと思われます。 また若年層にはサラリーマン金太郎のファンの方など本宮エッセンスの詰まったバイブルとして本作品はオススメです。