あらすじ亡き仲間たちの冥福を祈るため全国の寺を回っていた戸川万吉と片目の銀次は、乗り合わせた船で万吉と銀次の名を騙る二人組と遭遇する。「万吉」と「銀次」の名を出すだけで、一目置かれる二人は調子に乗って港湾工事を請け負うのだが……。番外編(1)のほか、銀次とあや子の純愛物語、万吉が助け出すことを条件にした奇妙な誘拐事件など『男一匹ガキ大将』の番外編を収録。
週刊誌として後発のジャンプを一気に知名度の上がる作品に押し上げた作者といえば、やはり本宮先生の描く本作品に他ならない。 その影響は大きく「藍の時代」の中で、本宮先生との邂逅を描かれた車田正美氏はその衝撃について描いている。 ちなみに本宮先生は”戸川万吉”そのままの姿で登場し男を見せています。 その他にも、北斗の拳の武論尊、原哲夫両氏や、男塾の宮下あきら氏など多くの作者と作品に影響を与えた作品です。 ジャンプの熱気のある漫画を好む方には間違いなくオススメできる作品と言っていいでしょう。 ジャスト世代の50代はもとより、40代の方は独立UHF局の増設時期に従いアニメは見たが原作は未見という方も多いと思われます。 また若年層にはサラリーマン金太郎のファンの方など本宮エッセンスの詰まったバイブルとして本作品はオススメです。